妊娠・出産・育児

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私の体験です。 ひーちゃん  -- 2002/11/01 ..
こんにちは。最近こちらに来させていただいております。
33歳ですが、不妊治療歴長くて、「高齢出産になるかもしれない」と思い、色々勉強させていただいてます。
ここを読み、私よりも先輩の方たちが前向きに頑張っていることを知るうちに、たくさんの元気をいただき、毎日励まされています。そして、悲しい体験をされた方の記述を読みながら、涙を流すこともしばしばです。
私には不妊治療の過程で妊娠し、そして流産した経験があります。昨年のことです。
Hmg-Hcgの排卵誘発の治療で妊娠しました。反応があったときはうれしくて、涙が出ました。
そして、心拍がようやく確認できたときに、三つ子ちゃんを妊娠していることがわかりました。「まさか」という気持ちで、一瞬頭の中は真っ白でした。誘発による多胎のリスクは承知していましたが、無責任にも自分は大丈夫だと思っていたのです。その後、多胎妊娠について、勉強しました。育てることの大変さ(物理的な意味での)、そして妊娠出産のリスクなどを考えるうちに、二人を残して減胎することを決めました。処置は針を使って行う簡単なもので、体外受精で採卵するときと似たような方法のようです。実際、採卵室で処置されました。
決断するまでに、一生分考え悩みました。しかし悩んでいたときに担当の医師に「やってやれないことはないけど、三つ子ちゃんは、お母さんも赤ちゃんも危険です。減胎は母体と残りの二人を助けるためにすることです。多胎は医療行為の弊害だから、罪の意識を感じる必要はありません。決して後悔しないように」と言われ、決心しました。
そして、その4週間後に残りの二人を流産してしまったのです。おそらく処置をした際に針を使ったので、その傷からの感染だと思われ、そのリスクも覚悟していたとはいえ、身も心もぼろぼろになりました。
1年半たった今、減胎したことを後悔し、自分が恐ろしくなる時があります。5つ子ちゃんを育てている方のドキュメントなどを見ると、尊敬とうらやましい気持ちと共に、どういう気持ちの経緯を経て出産を決意されたのか、聞いてみたい気持ちに駆られるのです。
それと同時に「やっぱり3人は産めなかった」と思うこともあり、再び多胎妊娠することを非常に恐れているのです。自分でも自分の本心がわかりません。
今も不妊治療中ですが、もしこのまま一生出産できなかったら、私は自分のしたこととどう向き合えばよいのか?きっと年をとればとるほど後悔の気持ちが強くなり、3人とも産めばよかったと心から思うのかもしれません。
これを読まれて、何をいまさらと不快に感じられる方もいらっしゃるでしょう。申し訳ありません。
夫と両親以外に、たった一人の親友にしか話せなかったこの経験を、毎日考えない日々はなく、でも誰とも今話し合うことも出来ず、ただただどなたかに聞いていただきたかったのです。
最後まで読んでいただいた方、本当にありがとうございました。


みなさん ありがとうございます。   ひーちゃん
自分を責めないでね。   もみじ
五つ子ちゃんのお父さんの言葉   リー
妊娠出産は個人の責任   一人の夫
ごまさん、そしてみなさん、ありがとう   ひーちゃん
ありがとうございました。その2   ひーちゃん
ありがとうございました   ひーちゃん
私も・・・   ごま
まちがっていないと思います。   静子
頑張って!   ひろ
   こだま
こんどこそ   kodama




 

   >>> みなさん ありがとうございます。 ひーちゃん   -- 2002/11/01..
 
一人の夫さんへ。
書き込みありがとうございます。本当にそうですね。
何があっても、ちゃんと育てていけると安心出来る社会だったらどんなに良いか。私を含め、悲しい体験をした方ならきっとうなずくと思います。私は、社会が悪いから減胎したわけではありませんし、社会のせいにするつもりは毛頭ありません。自分で選んだことへの結果です。が、これからもし、再び妊娠できて出産するとしたら、また新たな別の様々な不安材料に恐れおののくのかもしれません。

リーさんへ。
その五つ子ちゃんのお父様の言葉、胸に染みます。私も最初はそう思ったんです。そして、結局どちらも選ばずに2人を残しました。
五つ子ちゃんのドキュメントなどは、とても微笑ましくて、楽しく賑やかに描かれますよね。昔は私もそう思いながら、楽しく見ていたんです。でも、今は、そこへ到るまでに、きっとたくさん悩み、考えただろうなと思ってしまうのです。もちろん、迷いも無く全員出産されるご夫婦も大勢いらっしゃると思いますが。

もみじさんへ。
優しい励ましをありがとうございます。とても元気にしていただきました。
私は時々、「不妊治療なんて出来なければ良いのに」と治療のストレスが溜まってくると考えてしまいます。私は、減胎をしたことへの罪悪感と共に、再度の多胎妊娠を非常に恐れていて、そのため治療効果もあまり上がっていません。どうしても子供が欲しいと熱望している気持ちがありながら、また同じことになってしまうのが怖い。でも、これからは、もっと前向きにまた頑張っていこうと思います。もちろん、悩んだり考えたりしながら少しずつだと思いますが。本当にありがとうございました!
 





   >>> 自分を責めないでね。 もみじ   -- 2002/10/31..
 
私も、あなたの決断を間違っているとは思いません。まわりがとやかく言うよりも、あなたが一番悩んで考えて決めたことです。悲しい結果になってしまったけれども、それでもあなたの決断が間違っていたわけではないと思うのです。子供が欲しいから治療を、そこで何人も授かったからって全員産まなきゃいけない・・・なんてことは経済状況も、現状もわかっていない者が決めれるわけないじゃないですか。どんな経験でもけして自分の人生にマイナスに働くことはないです。例え辛くても必ずプラスに活かせる時が来ます。
自分を責めることなく。また元気になって頑張って下さいね。
みんな、いろんなこと胸に抱えて生きています。その思いにこれは正しく、これは間違っているなんてことは決めれることなんて出来ないですもの。ここで打ちあけたことで、少しでも心が落ち着くことできたら、これからはまた前向いて頑張ろうよ、ねっ!
 





   >>> 五つ子ちゃんのお父さんの言葉 リー   -- 2002/10/30..
 
以前、ドキュメンタリーでの五つ子ちゃんのお父さんの言葉が印象に残っています。お父さんはすべてのこすか、無にするか、すべてを選択した。といっておられました。
 





   >>> 妊娠出産は個人の責任 一人の夫   -- 2002/10/29..
 
 色んな理由で悲しい選択をする方々
でも、このことって、個人が引き受けなければならないのでしょうか?
 羊水検査によるダウン症の発見による堕胎これは百パーセント国の障害者福祉の遅れによるものだと思います。
 個人が引き受ける苦しみではないと思います。優生思想が蔓延る限りどんな選択をも個人を苦しめます。
 高齢の者は出産しちゃ行けないなんて世界はおかしい。高齢でもどんどん子供を産んで優生思想を吹き飛ばせと思います。
 





   >>> ごまさん、そしてみなさん、ありがとう ひーちゃん   -- 2002/10/28..
 
ごまさんへ。
私の為に、ご自分の辛い経験をお話してくださり、感謝しています。私は減胎を悩んだときに、すごく誰かに(夫以外の人に)相談したかった。経験のある人や、減胎を迷ったことのある人、多胎妊娠について悩んでいる人などに、考えや気持ちを聞いたりしたかったのです。聞いてどうなるわけではないのですが。でも、私が誰にも言えないように、私の周りに話し合える人はいませんでした。
初めて「経験したことがあります」という方の、私へのメッセージを読み、涙があふれました。本当にありがとうございました。
私は、13週で感染により破水してしまい、医師は食い止めようとあらゆる手を尽くしてくれましたが、心拍が停止してしまいました。「とても残念だけど・・・」と3人の医師に囲まれて、そう診断をされた時のことを思い出すと、今でも涙が出てしまいます。
「私のせいだ」と、最初に失った子にも、あとの二人の子にも申し訳なく、気が狂いそうでした。でもせめてこの気持ちは、出来れば一生抱えていきたいような気がします。
ごまさんは、辛いことを乗り越え、無事出産されたのですね。きっと、優しい素敵なお母さんなんでしょうね。
私は、今後どうなっていくのかわかりませんが、ごまさんのメッセージを大切にして、前向きに頑張っていこうと思います。

ここへ、前回の投稿をするかどうかすごく悩みました。そして、投稿したあと、「やっぱり人に話すようなことではなかった」と少し後悔しました。
でも、たくさんの批判を受けると思っていましたのに、逆にたくさん励ましていただいて、皆さんに感謝しています。
皆さんにいただいた全ての言葉をよくかみしめ、また希望をもって頑張っていくつもりです。
本当にありがとうございました。

 





   >>> ありがとうございました。その2 ひーちゃん   -- 2002/10/28..
 
ひろさん、励ましの言葉ありがとうございました。
私はここの場で、羊水検査についての議論がなされるたびに、いつも複雑な気持ちで読ませていただいていました。「命の選別」という言葉を見ると、自分でしたことを考えずにはいられません。
結果を待ちながら、赤ちゃんの胎動を感じられている気持ち、どんなに辛いだろうとお察しします。私自身、このような経験をした状況にありながら、自分ならどうするのか?答を出すことが出来ません。私は羊水検査を受けない、と言い切ることは出来ないです。
ひろさんに、良い結果が出ること、そして、可愛い赤ちゃんが安産で生まれますよう、祈っています。頑張ってくださいね。

静子さんへ。
励ましのお言葉、ありがとうございます。
私は、時々もし無事に残りの2人を出産していたら、今はどんな気持ちでいるのだろうか?とふと考えます。私のせいで、この世に生まれることの出来なかったあの子のことを、じっくりと考えることはあっただろうか?と。答えはYesでありたいと思いますが、わからないです。減胎を決めたときに、医師に「罪悪感を持たないこと。そして決して後悔しないこと。残りの二人をちゃんと育てていくこと」と念を押されましたが、残念ながらどれも守れませんでした。今も、悩み後悔し、そしてまた納得している自分がいます。
静子さんは、治療中なのですね。出来れば、減胎は誰にも経験してほしくありません。でも、リスクを減らすと妊娠の確率が低くなってしまいます。本当に難しいです。静子さん、不妊治療は本当に長くて、辛いですが、頑張ってくださいね。私もまだまだ頑張ります。静子さんが早く可愛い赤ちゃんに出会えますように、祈っています。
 





   >>> ありがとうございました ひーちゃん   -- 2002/10/28..
 
たくさんのご返信をいただき、心から感謝します。
あのような、長くて不愉快な記述を読んで頂き、ご意見や励ましまでいただいて、本当にありがとうございます。

kodamaさん、私はkodamaさんが心からうらやましいです。4つ子が出来たらと思っていらっしゃるなんて。私は二度と減胎は出来ないと思っていますが、二度と多胎妊娠はしたくないと思っているのが本音なのです。そのことは、医師も理解してくれていますので、細心の注意を払って不妊治療をしているのが現状です。kodamaさんも治療中なのでしょうか?早く可愛い赤ちゃんを抱っこできることを、私からも応援いたします。

こだまさん、とても辛い体験をお話いただいて、ありがとうございます。私の記述をどんな気持ちで読まれたのかを想像すると、申し訳なさと恥ずかしさでいっぱいです。妹さんも、周囲の方もどんな気持ちで3年間を過ごされたのかを想像すると、涙が出ます。そして、自分で自分が情けない。一生分考えて悩んで出した結論だと申しましたが、それでも尚私は後悔したり、納得したりの繰り返しです。命の重さを考え無かったわけではありません。が、私のしたことは結局は命を軽んじたということなのだと思われても仕方が無いです。
私はこれからも迷い、悩み恐れながら不妊治療を続けていくと思います。でも、もっともっと命の重みを考え、希望を持って頑張っていきたいと思います。
最後に、大切な妹さんが遺された、大切なお子様達のこれからの幸福を祈っています。
 





   >>> 私も・・・ ごま   -- 2002/10/27..
 
ひーちゃんさん、はじめまして。私も減胎経験者です。
私は減胎することがいけないこととは思いません。どうか、苦しまないでください。不妊治療してようやく授かった命、どれだけ大事だったか、どれだけつらい決断をしたか、わたしにはよくわかります。不妊のつらさもそうだけど、減胎も経験しないと気持ちはわからないと思います。
ご夫婦で決められたことに、周りがとやかく言う筋合いはないとおもいます。
まだまだお若いんだから、あまり考えこまずに前向きになってくださいね!応援してますよ。
 





   >>> まちがっていないと思います。 静子   -- 2002/10/27..
 
ひーちゃん、こんにちわ。
結果的に悲しいことになってしまい、つらいお気持ちお察しします。でも、わたしはひーちゃんの判断がまちがっていたとは思えません。考えて考えて、考え抜いた末の、苦しい決断だったと思います。
わたしの場合ですが、IVFで5つ受精卵ができて、全部お腹に戻してもらいました。そのとき医師から「もし、3つ以上着床したら、減胎することになりますよ。3つ以上だと、1つ1つが十分に育っていくのが難しいし、母体にとっても、たいへん危険だからです。」と説明がありました。悲しいことに1つも着床しなかったので、わたしには悩む機会さえありませんでした。
でも医師がこのようにあらかじめ言うということは、やはりかなりの危険がつき物だということだと思います。
もちろん三つ子以上を妊娠して、出産まで無事にたどり着けた方も大勢いらっしゃるとは思いますが、必ずしも「ほとんどの場合大丈夫」というほど安全な状況ではないと思います。かなりのリスクと背中合わせではないでしょうか。
自分ではどうすることもできない、けいりゅう流産などと違って、自分で決断して、自分で選んでしまったことが、結果的に悲しいことになってしまい、ひーちゃんを苦しめているのだと思います。でも、そのときにできた、最善の判断だったと思いますよ。どうか、自分を責めないでくださいね。

 





   >>> 頑張って! ひろ   -- 2002/10/26..
 
毎日このサイトを読んでいます。私は先日羊水検査をして
結果まちです。形は違いますが、尊い命を選別しようとおもっているのは同じだと思いました。神様からいただいた命を私達の一存で決めてはいけないと毎日おもいながらも検査をした自分にも腹が立ち・・おなかでは元気なのに・・と教えてくれているような赤ちゃんの胎動、辛いです。私はあなたを責める資格はありません。でも
前向きに頑張ってくださいご夫婦で乗り越えてくださいね

 





   >>> こだま   -- 2002/10/25..
 
貴方は子供が欲しくて不妊治療をなさっているんですよね?命を授かる為にご自分の希望で治療を受けられ、多胎妊娠だったために減胎、というのは、一生分悩まれての辛い決断の結果、とはいえ正直いってエゴを感じてしまいます。
「命の大切さ」をもっと考えてから不妊治療されていただきたかった。子供を育てる事は色々な意味で大変ですが、貴方に託された命なのですよ。
私の妹は昨年三人の子供を残し乳癌で他界しました。三人目の妊娠とほぼ同時に乳癌がわかり、医師の反対を押しきっての出産でした。自分の命と引き換えにしてでも授かった新しい命を大切にしたい、その思いだけで妹は戦いました。もって1年、と言われたにもかかわらず、気力で3年頑張りました。
残り少ない自分の命を知りながら、死の直前、3人の幼子を枕元に呼ぶまでの3年間、どんな気持ちで妊娠、出産を向かえ、子供達と向かい合って生きてきたのか。
話しが私事になってしまいましたが、とにかく命の大切さ、重さをもっと考えていただきたいのです。
もしまた多胎妊娠されることがあったとしても、どうか減胎など考えずに産んであげて下さい。なにものにもかえ難い喜びと希望を子供が貴方に与えてくれるはずです。
最後になりましたが、これからの人生、頑張って前向きに生きて下さい。
 





   >>> こんどこそ kodama   -- 2002/10/25..
 
とても辛い気持ち、お察しいたします。今度3つ子ちゃんができたら、絶対に減胎しないでね。勇気をもって、多胎妊娠を恐れないで、またがんばって!!私は4つ子が生れたらいいな〜と思ってるくらいです。応援してます。