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高齢出産データ&ガイド-2

データでみる高齢出産_2

帝王切開になる率

流産率



 ◯データで見る高齢出産_1
  ..........35歳以上で出産する人は全体の1割
  ..........重症の妊娠中毒症になる率

 ◯データで見る高齢出産_3
  ..........母乳育児の達成率
  ..........ダウン症の割合は35才から急上昇


帝王切開になる率

ここでは、4つの研究報告で、「高齢初産(高齢出産のうち初産のみを指す)」は帝王切開が増えることを示しています。しかし、それは、「高齢だから」という不安から、医師も産む人も強気になれず、早めに医療介入をおこなうためかもしれません。鉗子分娩も、吸引分娩も多くなっています。
一般に「高齢初産婦は産道が硬いので難産」と言われてきましたが、それには大差がないことが最近はわかっています。現場の声では、産道の硬さは、年齢差もあるが、個人差がかなり大きいということです。

★帝王切開をなるべく避けたいなら、体づくりと、自然出産志向の産院を選ぶことがポイント。

鉗子・吸引分娩、帝王切開分娩の頻度
報告者母体年齢(歳)鉗子・吸引(%)帝王切開(%)
賛育会病院
合阪先生他
≦2912.110.1
30〜3415.322.4
35≦19.728.2
徳島大学
森下先生他
20〜2412.92.0
25〜2922.24.0
30〜3430.49.7
35≦30.037.5
京都大学
樋口先生
24〜2611.67.1
24〜2922.24.0
自治医大
佐藤先生
≦2911.46.6
30〜3411.611.1
35≦20.335.3
三井記念病院
本田先生
≦304.95.4
30<10.414.7
(文献3より)


流産率

30才前半まであまり変化が見られない流産率は、35〜40才以上のグループで急に上昇しています。流産してしまう大きな原因のひとつは赤ちゃんの異常です。それが高齢化と共に増えることが、流産率の増加につながっています。

★流産は悲しいことですが、予防策はあまりありません。自然の厳しい一面であり、若い人も10人にひとりは経験することです。


母体の年齢別流産率(1989〜94、名古屋市大)
母体年齢流産率 (流産数/妊娠数)
〜2411.2  (28/250)
25〜2912.2  (160/1,314)
30〜3413.3  (152/1,143)
35〜3920.5  (70/342)
40〜22.6  (21/93)
合計13. 7  (431/3,142)



Data&Guide データで見る高齢出産 案内役:河合 蘭(出産医療ライター) 

協力:メディカ出版
参考文献
1.「高齢初産婦に置ける産科的問題点」芹沢麻里子・宇津正二・前田一雄 ペリネイタル・ケア 1996年第15巻1号
2.「高齢出産における卵子異常」岡田節男・I.Yuni・鈴森薫・八神喜昭 掲載紙は同上

引用文献
3)合阪幸三、吉田浩介:母体の高齢化に伴う産科学的トラブル、周産期医学、17;63-751987。
 佐藤邦夫、中山 寛、本山光博ほか:高齢初産婦の取り扱い、産婦の世界、42;907-912、1990。
 樋口寿弘、伴 千秋、林 研ほか:高年初産婦の取り扱いに関する考察、周産期医学、19;103-107、 1989。


..........母乳育児の達成率
..........ダウン症の割合は35才から急上昇


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