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こんな産院あんな病院

三宅医院

院長:三宅馨
岡山県岡山市大福
産婦人科、内科、小児科、リハビリテーション科
癒しのフロア「リフレ」(隣接の岡山大福クリニック内)

ホームページ http://www.miyakeclinic.com/

取材/きくちさかえ 2001.4月掲載 2006.4月更新

岡山駅から西へ車で20分ほど。県道のかたわらにヨーロピアン風の建物郡が見えてくる。ひときわ目を引くこの建物が、岡山では知られた産婦人科クリニック、三宅医院だ。

建物の前にはゆったりとしたロータリーが広がり、正面の本館が産婦人科。本館の右側には歯科と美容院、ショップが入った建物。左側には内科、リハビリテーション科、鍼灸やアロマテラピーを行なっている癒しのフロア「リフレ」などが入っている岡山大福クリニックがある。
三宅医院は単なる産婦人科ではなくて、いくつもの診療科や美容院、癒しのサロンを抱えたまさにワンダーランド。妊娠前から妊娠、出産、産後、子育て期間まで、長くおつきあいできる頼もしい存在だ。 本館を入ると受付をはさんで産婦人科と小児科がある。小児科の待ち合い室は、子どもを飽きさせないためのおもちゃの広場になっている。2階は分娩室と入院室。



分娩室はLDR 方式のゆったりとしたつくり。手術室のような硬い雰囲気ではなく、家庭的な雰囲気で産婦や家族がリラックスできるように心配りされている。もちろんトイレ付き。
フローリングの床、家具も木製で、その中に医療器具などがおさめられている。このゆったりとした空間で自然なお産が繰り広げられ、希望があれば水中出産も可能だ。

入院室は個室が多く、入院中は豪華なフランス料理やお祝い膳も用意されている。快適な環境で産後の入院生活が過ごせるように、館内のアメニティは抜群だ。


また、産婦人科と同じ建物だけれど、もうひとつ別の入り口と受付がある。そこは、不妊外来だ。実は三宅医院は岡山でも有数の不妊治療の施設でもあるのだ。待ち合い室で妊婦ととなり合わせにならないように、別の入り口を設け、家族にも配慮したつくり。そこで、体外受精、顕微受精など先端的な治療が行なわれている。
さて、隣接の岡山大福クリニックの建物の1階には内科があり、その上が癒しのフロア「リフレ」。ここでは、アロテラピーをはじめ、鍼灸、マッサージなどが行なわれている。一般の人ももちろんだけれど、やはり産婦人科、妊婦への治療の一環として積極的に専門家がリフレクソロジ—やアロマテラピーを行なっている。また、鍼灸やマッサージは、助産婦でもある専門家が行なっている。

妊娠中には、腰痛やむくみなど不快な症状がよくある。そうしたとき、薬を飲んで治すより、こうした自然な療法が効くことも多い。とはいっても、一般の治療院やサロンでは妊婦は敬遠されがちだし、妊婦を診慣れていない治療院では心配。そんなとき、産婦人科に隣接したサロンならとても心強い。マッサージやアロマテラピーは、症状の治療だけでなく予防にもなるし、安産へ向けての効果的な準備にも最適。

三宅医院の多方面への積極的な取り組みからは、三宅馨医院長はじめ、スタッフの意欲が感じられる。 「いかに幸せに赤ちゃんを迎えることができるかが、その後に続く育児に反映されていくと思います。私たちはその幸せなスタートづくりのお手伝いをしたいと思っているのです。」 三宅医院のスタッフの気持ちを反映している言葉だ。


取材/きくちさかえ 2001.4月掲載 2006.4月更新


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監修/医学博士・産婦人科医師(故)進 純郎先生(監修当時)葛飾赤十字産院院長




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