子どものからだと病気 子どものからだと病気について
初めての病気(0〜1才)

「おなかの風邪」で、長引くことの多い症状です。

嘔吐は比較的早く治まっても、食事をすることによっていつまでも下痢が止まらないということはよくあります。「出るんだから与えなきゃ」と考える方がいますが、おなかを休めないと下痢はいつまでも続くんです。嘔吐下痢がひどいときの治療は点滴して絶食絶飲入院なのです。

下痢がひどいときは、湯冷ましやお茶などの水分補給のみ。おっぱいはもちろん大丈夫。イオン飲料は子ども用のものがいいでしょう。ミルクは下痢がひどいときは1/2くらいに薄めにしてあげてください。

元気になってくると食欲がでてくるので食べたがるのですが、ここは慎重になったほうがいいでしょう。うんちの状態を見ながら、食ベ物はおなかに負担のかからないものを少しずつはじめます。果汁はりんごならOK、柑橘系のものはやめましょう。色が変だなと思うときは、オムツ持参で受診しましょう。お尻がただれやすいので、なるべくお湯で洗ってあげるといいと思います。

夢中で看病して子どもがよくなったのに、ほっとした途端にお母さんがダウンということはよくありますので、お母さんも気をつけてくださいね。

 発熱

 咳、鼻水

 ゼイゼイ(喘鳴)

 嘔吐

 下痢



babycom おすすめ記事
babycom Site

地球上で起きているさまざまな環境危機は、子どもたちの生活や健康にどのような影響を及ぼすのでしょうか?
誰もが直面している環境問題と温暖化時代のライフスタイルについて考える。

◯「感染症から子どもを守るために」
TOP▲