子どものからだと病気 子どものからだと病気について
夏の心配事、夏の事故
一人歩きもできず、川遊びや海遊びが一人でできない赤ちゃんが溺れるということはないように思うかもしれません。
もちろん、年長児ほどは多くはないのですが、家の中での溺水事故というのは、やはりあります。お風呂などの汲み水で、身体が小さく自分で身体をコントロールしきれない赤ちゃんは20〜30センチの深さでも溺れます。
お風呂に水を溜めているお家は、赤ちゃんが出入りできないように工夫しましょう。
先程おすすめした水浴びなども目を離さないことです。


「溺れる」ということで怖いなあと思った記事.....
子育て関連の雑誌にあった記事です。
ベビースイミングを実施している施設へアンケート調査を行った報告によると、プールに入る前後で赤ちゃんの体重を測って、プールの水を飲んでしまったかどうか量をきちんと調べていない施設が一割以上ある、というのです。

大量に水を飲んでしまった場合、それが胃から体内に吸収されると、体液が薄まり電解質の異常がおこります。普段、体液は常に一定 の電解質を保っているのですが、赤ちゃんの身体の処理能力を超える量の真水が急激に体内に入ると、負荷がかかってしまいます。これは、水中毒と言われています。検査をすると低ナトリウム血症がおこっています。症状は、水から上がって30分くらいで、元気がなくなったり、吐いたり、ひきつけたりします。

体重測定をしない施設は、同時に「水中毒」そのものを知らないという返答でした。とても、こわいことだと思います。これは、軽い淡水の溺水と同じことです。
ベビースイミングは、赤ちゃんとお母さんのスキンシップ、遊び、ということが目的です。相性のよい子どもの心と身体を良く知っている指導者のもとで、母子ともに楽しく、そして赤ちゃんにとって安全なベビースイミングでありますように。


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