不妊体験・不妊治療レポート
不妊を考える「ウノトリはやってくる?」
東洋医学の観点から不妊を考える寺子屋お産塾
●寺子屋お産塾 ・下半身浴
・お灸
・月経血の観察
・基礎体温を計ることを見直す
・エクササイズ
・食べ物
・からだに対する考え方
自分のからだと向き合うことから
ホームページ「寺子屋お産塾」では、現代西洋医学による不妊治療だけが唯一の方法だろうか、と不妊治療のあり方に疑問を投げかけています。事実、不妊の問題はほとんど西洋医学の中で語られています。しかも治療法はどんどん先端的になり、医療費も治療に費やす時間も増えていき、それを負担に感じている人も少なくない現状です。妊娠、出産を考えるときにも、いろいろなアプローチがあるように、不妊にもさまざまな視点があっていいはず。そうした中で注目されているのが、鍼灸や漢方といった東洋医学的なアプローチです。
東洋医学は2000年ほどの歴史をもち、そこには不妊に関する智恵が多く含まれています。現在、多くの人が婦人科で不妊治療を受けていますが、この治療院を訪れる人の中には、長年治療を続けるうちにからだの精気を失い、精神的にも辛い思いをされている方もたくさんいるといいます。自分でできるもうひとつの治療法
「からだというのは、ちょっとした工夫で思う以上に変わるものです。思考によっても大きく影響されます。病気を医学的に治療するということが必要な場合もありますが、からだにはもっと高度な能力が備わっているのです。もともとからだがもっている機能を本来に戻す、あるいは弱いところを少し応援してあげることで、自ら治癒する能力がよみがえってきます。自分で自分の状態を、いい感じやなあとか、最近疲れているなあ、と感じる感覚を大事にしてほしい。自分のからだの信号を聞き、感じるということです。それが、自分のからだに対する信頼感につながっていきます」・からだのバランスを整えるという意味で、冷えを解消する。→下半身浴や温泉。
・排卵の状態を整え、授精能力の高い卵をつくる。→お灸や鍼。
・からだと向き合う。→月経血の観察
・ストレスフルなことを避ける。→基礎体温を計ること、生活のリズムを見直す。
・気持ちいいことをする。→散歩、太極拳や気功、マッサージなど。
・からだの基本をつくる。→食べるものにも気をつける。
・気持ちのもちようを変える。→からだに対する考え方の再構築。
コウノトリVOICEバックナンバー
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