妊娠・出産・育児

バックナンバー1〜2005年8月

2003年3月〜2005年8月の投稿バックナンバー



ここ数ヶ月の間におきた事 ヒロ  -- 2004/11/23 ..
初めて書き込みをさせて頂きます。夫婦共々34歳で、私は夫です。結婚後3年経っても子宝に恵まれないため、妻は夏頃から婦人科医院に通い始めました。医師の勧めでタイミング法を行うことになりましたが、最初のフーナーテストの結果、精子が全滅しており二回目も同じ、医師によれば自然の状態での妊娠はほとんど望めないし、人工授精という手もあるけど、あまり過度の期待はしないように言われました。

子供なんて結婚すれば自然に出来るものだと思っていた私にとって、「子供が出来ないかも知れない」という診断は、とにかく寝耳に水というか…
「はぁ?なにそれ?人工授精?!」という感じで、少なくとも私にはまったく実感なんてありませんでした。
ところが日が経つにつれ妻の様子がおかしくなってきて、やたらとつっけんどんな態度を取ったり、二階に洗濯物取りに行ったきり戻ってこなかったり(多分泣いてる)、急に無口になって塞ぎ込むような事も多くなりました。
私は普段からデリカシーの無い発言で、嫁を怒らせる名人?なので
、当たらず触らず…なるべく治療の事には触れないようにし、努めて平静を装っていました。(あとから思えばこの態度がかえって悪かった)夫婦仲というか雰囲気?は結婚以来最悪の状態。
私自身も、気が付けば同じ所を意味も無くグルグル回っていたり、夕方になると急に頭が重くなってきたりと、「あれ?俺も結構ヤバい?」というような状況に…さすがにこのままでは…と思い始めた頃、妻がポツリと「私、病院なんて行くんじゃなかった…」

それからその晩は、診察以来始めて本格的に話し合いました。
自分としては夫婦で幸せに暮らしていければ、この先子供が出来ないとしてもかまわないと思っている事や、治療は大変だと思うが、自分としても全面的に協力するつもりである事。(男はたいした事は出来ないが…)ただし、ダメだった時につらいから精神的にあまり入れ込んで欲しくない事などを、しどろもどろになって伝えました。そうしたら今まで見た事も無いくらい大泣きして、実は最初の診断を聞いた時に目の前が真っ暗になっていた(私には落ち着いて見えた)今までの検査だって痛いし恥ずかしいし大変だったのに、これからずっと耐えられるのか不安、それなのに旦那はお気楽で能天気に見えた(…)など、溜まっていた思いを一片に吐き出してくれました。たった数ヶ月の間にこんなにもすれ違っていた事に驚き、全然分かってやれてなかった自分に腹が立ちもしました。

それからは妻も少しは気が晴れたようで、最近では「治療三か条」なるものも制定し、良く話し合いながら可能性がある限りは頑張ってみようと考えています。

もっと厳しい条件の中、治療に頑張っている方もいらっしゃるのに、始めからこんなんで恥ずかしいのですが、色々なサイトや掲示板等で勉強させてもらっている間、あまり夫の意見を見掛けなかった事もあり、自分でも書き込んでみようと思い立ちました。一例として少しでも参考?になれば幸いです。

長文、駄文で大変失礼致しました。


うちのダンナも能天気に見えました。   としび〜
ヒロさんへ   なるみ
眠り猫さんへ   ヒロ
旦那様の気遣いってうれしいです   眠り猫




 

   >>> うちのダンナも能天気に見えました。 としび〜   -- 2004/11/23..
 
ヒロさん。
私も不妊治療で色々悩んでいるときに、
何でうちのダンナはこんなに能天気なの〜と一人で切れたことがありました。実際はヒロさんと同じように精神的に私を追い詰めたくないがために明るく振舞っていたと、話し合って初めてわかり
一人で切れていたことを反省しました。
そんなダンナの"子供まだ”攻撃の対処法は、
何時も"最後にそれを聞かれてからきっかり一年後に作ろうと思っていたのに、また聞かれちゃったから今日から一年は作れないよ〜。あんたのせいだからね〜”と。たまには冗談ぽく、”あーあ、後3ヶ月で最後に聞かれてから一年だったのに、また振り出しだ〜”と、これでかわしていました。
冗談だとしても、聞いたほうもちょっとぎょっとして考えてしまうようで、それからはあまり口にしなくなり、なかなか効果がありましたよ。

 





   >>> ヒロさんへ なるみ   -- 2004/11/23..
 
はじめまして。私は32歳の主婦です。
私たちのところも男性不妊でした。主人の精子が全くない状態のため、TESE-ICSIしかないと言われました。私も最初聞いたときは絶望に近い思いをしたことを記憶しています。その場に主人がいなかった(仕事のため)ので、主人に結果を伝えなければならず、辛かったです。
うちの場合は、主人に持病があるため、それが原因であることも否定はできない(主治医はそうとは言いませんでしたが。)ため、逆に私が不安になったり、自暴自棄になっては主人に申し訳ないと思い、気持ちを押し殺して治療してきました。治療に失敗するたび、泣きたくても主人の前で泣いては悪い・・・と思って、平静を装っていました。
ですから、奥様と話し合う機会をもてた事、ホントに良いことだと思います。私も、そういう機会が持てていたなら、自分にストレスを溜めることはなかったかも知れません。

今、治療の甲斐あり、妊娠し現在5ヶ月を迎えました。
妊娠がわかったときの主人はとても喜んでくれたので、彼なりにいろいろ心配していたのだということはわかりましたが・・。

これから、奥様を支えていってあげてくださいね。。
長文、失礼いたしました。
 





   >>> 眠り猫さんへ ヒロ   -- 2004/11/22..
 
眠り猫さん初めまして。お返事ありがとうございます。
本当にそうですね。何も出来ない分、せめて防波堤にくらいはなってあげたいです。(家庭内ではサンドバック?)
ただ外野からの「子供はまだ?」攻撃も、なまじ悪意が無いだけに対処が難しいですね。特に最近は周囲がベビーブームで、親戚が集まればどうしても赤ちゃんの話題になります。周囲の意識を変えるのは難しいので、自分達が精神的に一回り成長していく必要があるのかもしれません。

眠り猫さんの旦那さんこそ優しい方ですね。私はケーキ買って帰った事なんてありません。見習おう…
 





   >>> 旦那様の気遣いってうれしいです 眠り猫   -- 2004/11/19..
 
ヒロさんって不器用だけど優しい方ですね。
同じく不妊治療中の私も応援したくなります。
不妊治療の場合、ほとんど妻が痛い思いをしたり、恥ずかしい思いをするので、夫がねぎらってくれないと到底続けられないです。
あと、外野から色々言われてるときも防波堤になってくれるとうれしいです。特に義両親からの期待は重いです。治療のことも打ち明けられず凹みます。奥様が「子供はまだ」攻撃を受けていたら、守ってあげてください。私の場合は単純なので、たまにケーキを買ってきてくれたりするだけで浮上しますけど。
奥様とたくさんお話して、たまには気晴らしして、楽しい家庭を築いてくださいね。