妊娠・出産・育児

バックナンバー2:〜2006年8月

2005年8月〜2006年8月の投稿バックナンバー


不妊コウノトリ〜2011年11月P

babycom不妊・不妊治療 TOP

不妊コウノトリVOICE バックナンバー一覧

ワードで検索!ワードを含んだ投稿リストが表示されます



Day3のFSH、E2とIVFについて Scruffy  -- 2005/06/15 ..
今まで、2回ほど妊娠の経験はありますが残念ながら出産にいたったことはありません。年齢もありIVFをしたいと思っております。

先日、Day3に婦人科でFSHとE2を計ってもらたところ、FSHが18、E2が28という数字がでてしまいました。今まで、不妊治療の経験がなくどのような薬がこのような症状に効くのかわかりません。

1.FSHを下げ、E2を上げるにはなんという薬を処方してもらったらいいのですか?そんなことは不妊治療に行った先の医者に聞けばいいのでしょうが、病院に行く前に少し知識を得たいと思います。

2.こちらでよく出てくるKLCに行こうと思い電話したところ、次の生理の3日目に来てくださいと言われました。そのとき、再度FSHやE2などのホルモン値を計るものと思われますが、数字が悪かったら、何か薬を処方され、その周期のIVFは見送られるのでしょうか?それとも、数字が悪かろうと、良かろうとクロミッドを処方されIVFのプロセスが始まるのでしょうか?

正直、KLCに行くことは少しためらっています。こちらで皆さんの意見を読む限り、きっと採卵・移植などの技術は高いのだろうけれど、一人一人の不妊の問題をふまえての治療というのではなく、とにかくやってみましょう、皆同じ手順でというふうにも見受けられます。ご意見、お聞かせ下さい。


ありがとうございます   Scruffy
分かる範囲で・・・   プリマ




 

   >>> ありがとうございます Scruffy   -- 2005/06/15..
 
プリマさん、くわしく説明していただいてありがとうございました。

カウフマン療法というのは、聞いたことはあったのですが、効果がある人とない人がいるのですね。

KLCでは、生理3日めにFSHは計らないのですね。FSHが高ければ、原始卵胞が少ないということで、良い卵は取れないのではないかと私は、思っているのですが、KLCではあまり気にしていないのですね。遠方から行くことになるので、良い卵をとる可能性があまり無いのなら、KLCに行っても無駄かななどど考えていたのですが。

でも、プリマさんが指摘してくださったKLCの利点、なるほどなと思います。とくに、培養の技術に優れているというのは、IVFで受精卵の質を良くするのに不可欠なことですよね。行ってみようと思います。ありがとうございました。
 





   >>> 分かる範囲で・・・ プリマ   -- 2005/06/14..
 
Scruffyさんこんにちは。KLCに通院する者として分かる範囲でお答えしますね。

> 1.FSHを下げ、E2を上げるにはなんという薬を処方してもらったらいいのですか?
KLCではカウフマン療法というのがあります。私の場合、飲むお薬はプレマリンとプラノバールでした。個人的な意見ですが、このカウフマン療法、効果が上がる人とそうでない人がいるように思います。私は後者でした。

> 2.数字が悪かったら、何か薬を処方され、その周期のIVFは見送られるのでしょうか?
KLCでは、通常、生理3日目にFSHは測らないと思います。もちろんカウフマン療法の最中には何度となく測るのですが。
おそらく生理3日目にはE2の値を測っていると思うのですが、これが高すぎると中止になると思います。(低すぎて中止になることもあるのかは分かりません)
私は中止になったことはないので、中止の場合に投薬があるかは不明です。分かる方からフォローがあるといいのですが。

> とにかくやってみましょう、皆同じ手順でというふうにも見受けられます。ご意見、お聞かせ下さい。
そうですね。そういう側面もあるでしょう。
私なりにKLCの利点を整理しますと・・・

・自然周期なので、体への負担が少ない
・刺激周期に比べて通院回数も断然少なくて済む
・無麻酔採卵のため、採卵日も午後から仕事に行ける
・年中無休、診療時間が長い
・とりわけ培養の技術に優れている
・症例数が圧倒的に多い

といったところでしょうか。
担当医制でないため、診る度に医師が変わる、相性の合わない医師に当たる可能性がある点などをデメリットに挙げる方もいらっしゃるようですが、転院せずにセカンドオピニオンが得られると思えば、寧ろメリットとも考えられなくもありません。

私の場合は、上記のような理由からKLCを選びました。
ただ、自然周期ということもあり、誘発のバリエーションがないのは事実ですね。患者ごとのオーダーメイドの診療を求めるなら、KLCは辞めた方がいいかもしれませんね。