妊娠・出産・育児

バックナンバー3:〜2007年4月

2006年8月〜2007年4月の投稿バックナンバー



アメリカの地方での不妊治療 kiki  -- 2007/02/08 ..
はじめまして。誰にも聞いてもらえる人がいないので、完全な愚痴です。
アメリカのマイナーな州の小さな町に住んでいる、39歳のものです。
遅い結婚後、2年たっても妊娠しなかったので、去年の3月にホームドクター
に紹介された産婦人科を受診したのが最初です。
血液検査とエコーで異常なしと言われて、治療はなし。

私としては何らかの治療をして欲しかったので、別の婦人科を紹介して
もらい受診すると、そこではクロミッドを処方されました。
初めて受ける不妊の治療に嬉しくて、薬を飲みタイミングをはかりましたが、
4ヶ月間妊娠せず。

私は、男性不妊も調べてくれたり、IVFもやっているような所を紹介して
欲しいと、再度ホームドクターを訪れました。
ようやく不妊専門のクリニックを紹介されましたが、そこの予約が
取れたのが1ヵ月半後、去年の9月のことです。
車で片道1時間もかかる場所でしたが、他に選択肢はありませんでした。

日本在住の皆さんが行かれているクリニックに比べると、そこは驚くほど
非効率的なのです。1回目は、病歴などをチェックして話を聞くだけ。
10日後の2回目の診察でようやくエコー。次の月の生理を待って、
3日目のホルモン検査。2週間後、私に異常がないと分かり、11月に
ようやく主人の検査に入りました。この主人の検査の結果が分かるのに、
更に2週間くらい待たされました。結果、男性不妊だということが判明し、
IVF以外に方法はないとのこと。IVFを受ける前にカウンセリング要と
言われ、12月にカウンセリングを受け、血液検査(感染症など)の予約
をし、処方されたピルを飲み始めました。

本来ですと、今月の半ばからIVFのサイクルに入る予定でしたが、
その血液検査の結果が届くのに3週間くらいかかり、予定されていた
IVFには間に合わないからとIVFをキャンセルされてしまったのです。
おまけに来月は、医師が学会で不在がちだからとIVFは3月に延期、
きちんとしたスケジュールは来月決めましょうと言われてしまいました。

吐き気をもよおしながら毎日ピルを飲んだのに、もう1ヶ月ピルを
飲まなきゃいけないなんて、本来ならばIVFのサイクルに入って
いたのにと、目の前が真っ暗です。

小さな州の、更に地方なので、他に通える病院はありません。
最初に産婦人科を訪れて1年、今のクリニックを受診してからは
実に半年かかってようやく初めてのIVFに入れることになります。
保険が効かない州在住なので、費用も1回15,000ドルかかります。
主人にもあたってしまい、あと1ヶ月精神的に耐えられるか不安です。
アメリカの地方に在住で、こんな思いをされている方はいますか。



田舎でした   ロータス
エリスさん   kiki
潮さん   kiki
アメリカでも随分違うのですね…   エリス
私もです。   潮




 

   >>> 田舎でした ロータス   -- 2007/02/08..
 
kikiさんの投稿を読んでいたら、2年前にIVFに初めてトライした時の状況を思い出しました。
私も当時は米国のかなり田舎方面に住んでおり、産婦人科のドクターから隣の州のIVFクリニックを紹介されました。
そこは車で片道7時間です。
kikiさんと少し違うのは、出来るだけ血液検査は即日欲しいとの事で、血液検査とソノグラムは片道4時間かけて大学病院に通っていました。
そこのクリニックは、結構遠方からの患者も扱っているようで、サイクルの予定表のような物を渡され、それに沿ってホテルを予約し採卵していました。

正直申しまして、あれだけのお金を使うんだったら日本に帰って治療すれば良かったとつくづく思っています。
2回程同じクリニックでトライしたのですが、1度目は受精卵が育たず移植はキャンセル。
そして2度目も全く同じ種類の薬と量を使用しました。
色々ネットでサーチすると、日本の医者は毎回アプローチを変えて治療に挑んでいるようで、2度目のIVFを始めた時点で後悔の念に悩まされました。
泣きながら何も無い一本道を7時間かけて帰ってきた時の事は、今でも思い出すと胸が痛いです。

2度目のトライが失敗に終わった後、運良く主人の転勤が決まり東海岸の大都市近辺に引っ越しし、今はこちらのクリニックに通っています。
ホルモンレベルによって、使用する薬の種類や量も違い毎回処方される薬をドラッグストアで買うので、薬代も以前の10分の1程で済んでいます。
以前のクリニックでは、「あなたは妊娠出来る卵巣を持っていない、ドナーエッグをすすめます」とまで言われましたが、こちらのクリニックに通い始めて2度目のトライで妊娠反応が出ましたが、化学流産に終わってしまいました。

アメリカの田舎でのIVFは、本当にストレスです。
高いお金を払って治療するのですから、信用のおけないクリニックで治療を受けるよりも、日本に一時帰国して治療なさる方がいいのではと思い、書き込みさせて頂きました。
どうか、諦めないで頑張って下さい。

 





   >>> エリスさん kiki   -- 2007/02/04..
 
エリスさんの投稿を拝見すると、全く羨ましい限りです。
その日のうちに結果が出るなんて、信じられないです。
私のところは、全ての検査結果が2〜3週間待ちです。

恐らく他の機関に検査を依頼しているのと、私の住む町が、
地方ということもあり、クリニックに来る人も高年齢の患者さんが
あまりいないので、ドクターのスローペースに拍車をかけている
ような気がします。
クリニックが出しているサクセスレートを見ても、35歳以下が
9割で、38歳以上の治療例はほとんどないのです。私の年齢での
治療は、病院側にとっても異例のようです。

今のクリニックがどれだけ非効率的か、時間がどれだけ大事か、
主人にはいくら言っても分かってもらえず、悔しい思いで一杯です。

この辺にたった1軒だけのそのクリニックすらも、車で片道
1時間かかるのですが、片道3時間かけて州内の一番大きな
街にある病院への転院も考えています。往復6時間ですから、
IVF中はホテル住まいになるし、費用もかかるので躊躇していましたが、
エリスさんのお話を伺うと、転院したほうが良さそうですね。

ありがとうございました。
 





   >>> 潮さん kiki   -- 2007/02/04..
 
単なる愚痴でしたのに、レスありがとうございました。

あり得ないくらい遅れていて酷いシステム、
潮さんも、同じような思いをされていらっしゃるのですね。

そして私も、同じような疑問があります。
私も高温期が短めなので、黄体機能不全気味なのではと、
基礎体温表を、わざわざ華氏に計算しなおして持っていったのに、
ドクターは全然見てもくれません。
こちらでは基礎体温は重視しないんでしょうかね。
そういえば、エコーも1回だけ。内診は今まで一度もありません。

このままでは時間ばかり過ぎて、妊娠できるのだろうかと
不安でたまりませんが、お互いに気持ちを落ち着けて
頑張りましょうね。ありがとうございました。



 





   >>> アメリカでも随分違うのですね… エリス   -- 2007/02/03..
 
Kikiさん、潮さん、同じくアメリカ在住のエリスです。
とはいえ、大都市に住んでおりまして、お二人の治療のペースを拝読して
ずいぶん違うものだなあとびっくりしました。
私はこれまで、長子出産の時から二人目トライの現在までに合計5回の
IVFをやっていますが、どれもこちらが驚くほどのハイペース、超刺激です。
41になってから治療を始めたのですが、はじめにコンサル(15分くらい)で
方針を決めると、次にはすぐ必要検査にまわされます。
血液検査はクリニックで毎朝やってますが、その日のうちに結果が出ます。
その結果ポリープが見つかり、それも数週間後には削除手術しました。
私ははじめはAIHからだったんですが、排卵剤に反応しすぎて医者に
「即IVFに切り替えましょう」といわれました。そのときは私の方の
決心がつかずでしたが、結局次にもう一回AIHにトライしてから、2,3ヵ月後の
周期にはもうIVFに入ってました。コンサルはナースと10分くらいです。
結局これで42で長子を授かりました。

43になってから二人目のためにまた治療を始めたんですが、今度は医者が
はじめから「とにかくもう時間がない。一ヶ月、一ヶ月がもったいないから
即やりましょう」で、その月の生理から誘発剤開始。(誘発剤は注射です)
このときは流産したんですが、夏にはまた凍結卵でIVFしました。
このあたりからはピルで生理周期を人工的に調節してです。
撃沈後、またピルを飲んで、生理がきたら次の治療に入りました。
私の場合は、刺激に次ぐ刺激だったので自分の方からちょっと休みたくなり、
秋に続けて撃沈してからは年明けまで治療を休みました。
つまり去年一年間だけで3回のIVFをやったことになります。
費用は、私も保険が効かないのですが、顕微をやって9000ドルくらいです。
保険が効かないというと、3回目からは薬はただでくれました。

いろんな事情がおありでしょうから、別の場所で治療を受けるのは
大変でらっしゃるかと思いますが、アメリカの都会での治療は
こんな感じです。検査に時間がかかるなどの非効率性は
全く感じません。生理が始まると二日目にクリニックに行き、
血液検査、内視鏡をやって、血液検査の結果ホルモン値に問題がなければ
その日から自分で注射を打ちます。以後は二日おきに通い、
そのたびに同じ検査をやって、卵の育ち具合を確認し、採卵のタイミングを
計ります。
基本的にはシステムができあがっているし、患者数も多いので
とても合理的だと思います。
生理開始から判定まで、ロング法で一ヶ月ちょっとです。
効率性から行くと、日本で治療するのも一考でしょうが、
もしもうちょっとアグレッシブに(年齢に応じてでしょうが、
私はいつも卵は4個から6個戻します)されるなら、アメリカ大都会での
越境治療も、事情が許されるならアリかな?と思います。
 





   >>> 私もです。   -- 2007/02/02..
 
kikiさん、こんにちは。
私もアメリカの小さな町に住んでいて、不妊治療のスローペースにうんざりしているところです。日本の方のブログや病院の診察情報などを見ていると、有り得ない!ってぐらいひどいですよね。。。
私の場合も、初診で簡単な血液検査の後、クロミッドを処方されましたが、4周期飲んでも効果はみられません。卵胞がどれぐらい育っているのか、排卵しているのか、超音波検査もちゃんとしてくれないので、さっぱり・・・。
あと、日本の病院のように、排卵後のホルモン調整(薬)も全く考えてくれませんよね。私の基礎体温を見てみると、どうやら黄体機能不全気味なのですが、そういう事に対する治療方法なんて、もしかしてこちらのドクターは知らないのでは???と真剣に思ってしまいます。
それから、治療へのステップアップのために、カウンセリングを受けされられることも、全く同じです。こちらは、なにかと言えば、カウンセリングですよねぇ。。このせいで治療が1ヶ月延びることがどれほど患者にとってつらいことか、全然わかってくれませんし。
私は次回は人工授精なのですが、それも無事にできるか、、、あんまり信じていません(苦笑)。
お互い、イライラさせられっぱなしになってしまうかもですが、頑張りましょうね!