妊娠・出産・育児

バックナンバー3:〜2007年4月

2006年8月〜2007年4月の投稿バックナンバー



お教え下さい。 フォレスト  -- 2006/11/13 ..
こんにちは。44歳不妊治療中です。
いつも拝読させていただき、より詳しいことを知りたかったので投稿させていただきました。

先月hmg注射とアンタゴニスト、テイゾー、ブレセキュアで排卵誘発し、その後採卵までこぎつけました。採卵後、黄体ホルモン補充の為プラノバール1錠/朝を14日間続けて服用するよう指示されました。
そして胚盤胞のフレッシュ移植を行いました。移植時にはホルモン検査をせず、プロゲホルモン注射25mgを打っただけでした。
移植後6日目にホルモンチェックを行ったところ、hCGの値が出て着床した模様です。しかし、PROGが1ng以下とあまりにも低い数値で驚きました。急遽プロゲホルモン50mgを打ち、その後次回判定日まで毎日その注射を打ち続けるよう言われました。

ここで、質問ですが、1ng以下という低い数値でなぜ着床できたのか不思議でなりません。普通10ngはなくてはいけないのですよね。
「中容量ピルに含まれる人工黄体ホルモンは、ノルゲストレルというもので採血してもレセプターの問題で自己のP4はかなり低く出る」とありましたが、数値としては低く出ても実際体の中のの黄体ホルモンは十分なのでしょうか?
移植後6日以前に、こんな低い数値でも正常に妊娠が継続でき得たのでしょうか?

たとえ、hCGの数値が出ていたにせよ、それは上がってって行く過程の数値なのか、下がっていく過程の数値か・・・と疑問になりました。
妊娠が止まってしまっているのではないかと不安です。

お忙しいところ、申し訳ありませんがよろしくご回答の程お願いいたします。


ありがとうございました   フォレスト
黄体補充について   ムーミン
ありがとうございました   フォレスト
プラノバールでは40%   ムーミン




 

   >>> ありがとうございました フォレスト   -- 2006/11/13..
 
ムーミンさんへ

早速のお返事ありがとうございました。

打ちすぎを心配していたら、今日PROGを計ったら、7ぐらいでした。毎日のホルモン注射とプラノバールも効き目が薄いと思いました。今日からは続けてホルモン注射50mgと、飲み薬はデュファストンに切り替えます。でもムーミンさんのご回答で安心しました。
それにしても、アンタゴニスト、ブレセキュアの影響って強くて長いんですね。驚きました。

ムーミンさん、いつもいつも本当にありがとうございます。ムーミンさんに素晴らしい光が降り注ぎますように☆
 





   >>> 黄体補充について ムーミン   -- 2006/11/13..
 
プロゲホルモン注射25mgは、天然プロゲステロンと聞きました。

自分の身体から本来出るホルモンが、アンタゴニスト、ブセレキュアで
出てないので、打ち過ぎということもないように思います。
性別ができる4週くらいまでは、大丈夫なのかなと思います。
8週くらいまで、黄体を補充してる所もあるようですが
あまり長いと問題になることもあるようです。

胎児に影響が出ない時期は、いつまでか、
Dr.に確認された方が宜しいかと思います。
今は、リラックスしてお過ごしくださいね。
 





   >>> ありがとうございました フォレスト   -- 2006/11/12..
 
ムーミンさんへ

とても詳しいご説明ありがとうございました。実は、ムーミンさんにはいつも励まされています。本当に感謝感謝です。

P4=2で、その後妊娠されたご友人のお話を聞き、とても安心しました。

また、デュファストンの妊娠率が20%に対しプラノバールでは40%だしいうことも知りませんでした。薬によって妊娠率も変ってくるんですね。

すみません、お時間があったらでいいんですが、一つだけ質問していいですか?逆に、プロゲ注射の打ち過ぎというのは、どういう影響が出ますか?

よろしくお願いします。
 





   >>> プラノバールでは40% ムーミン   -- 2006/11/09..
 
フォレストさん、こんにちは。

>ここで、質問ですが、1ng以下という低い数値でなぜ着床できたのか不思議で
>なりません。普通10ngはなくてはいけないのですよね。

LHサージを起こすためにブレセキュアを使用されたのですね。本当はHCGでLHサージを起こした方が、後々黄体のことで苦労されなくて済んだかもしれませんね。

HCGそのものにはプロゲステロン成分は無いと思いますが、本人のプロゲステロンがあれば、それをぐんぐん押し上げる作用があるそうです。HCGは黄体形成ホルモン(LH)とほぼ同じ働きを持ち、卵胞から黄体へ変化するのを促し、黄体を刺激してプロゲステロン産生量を上昇させます。

また、投与されたプロゲステロンは直接子宮に作用し、子宮内膜の質的変化を促し、胚の着床成立を促します。

プラノバールを服用されているのでP4=1以下と、低くでます。
移植後6日目なので、プラノバールを止めた後P4が伸びれば良いように思います。

胎嚢を確認できた友人はヒュメゴン_アンタゴニスト_ブレセキュアを使用で4w5d で、P4=2でP4が出ていないということで、プロゲ注射を打ちに通院していました。

(この時期はP4=10以上ないとダメなのだそうです)友人はその後、無事に出産しています。
■友人の話
アンタゴを打つと黄体機能不全になり、プラノバールで自己P4を抑えているため自己のP4はかなり低く出るのはプラノバールが原因だと思う。
アンタゴやプラノバールを使えば、着床をさせて「陽性反応」が出やすいが、結構深刻な黄体機能不全になることが多いようだ。

>数値としては低く出ても実際体の中のの黄体ホルモンは十分なのでしょうか?

私は十分ではないと思います。だからプロゲ注射を打つのでは?
某クリニックがET後の高温期にピルではなくデュファストンを処方するのは、着床後の黄体機能不全を予防するためとも推測しています。

しかしDr.の話ではデュファストンの妊娠率が20%に対しプラノバールでは40%だそうです。

プロゲホルモンを毎日打ちに通院するのは大変ですが、赤ちゃんの生命力を信じて頑張ってくださいね。