妊娠 6ヶ月(20〜23週)
健診で受ける尿検査で、尿にわずかな糖(+)が出ることはよくあることです。
おなかの中の赤ちゃんへ必要な糖を残そうとして、母親の体には抗インシュリン作用が働きます。
血液内の糖レベルを調節するインシュリンというホルモンが抑制されるわけです。ところが妊娠中期以降になると、この作用が働きすぎてお母さんと赤ちゃんの両方に、必要以上の糖を血液中に残してしまい、腎臓で処理する許容範囲を超えて尿に出てしまうことがあるのです。
低レベルの尿糖の場合「尿中に糖が出ていますよ」と医師に指摘されることによって、食事に気をつけるようになりますし、体も徐々にインシュリンの調節がうまくなり、次回の検査では問題のないこともあります。
けれど、次の尿検査で(+)か(++)が出てしまったら血液検査などの、糖尿病の検査を受けることになります。
尿検査の前には、糖分の多いもの(チョコレート、ケーキ、あんこ物、果物など)を食べないように。
検査前に糖分の多いものを食べなかったのに糖が出た場合、糖尿病の可能性は高くなるようです。
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