妊娠 8ヶ月(28〜31週)
毎月おなじみの月1回の健診が、この月から2回になります。
その中でも尿検査は定番。尿の中のタンパクと糖の値を測定します。
妊娠するとからだ全体の血液の量が増え、胎盤からはさまざまなホルモンが分泌されて、血液を濾過してフィルターの役割をしている腎臓に負担がかかってきます。腎臓はフル回転するのですが、どうしてもそのフィルターの目は荒くなってしまいます。その結果、ふだんより糖が出やすくなってしまうのです。
検査の日の朝に、ケーキや甘いものを食べたりすると、尿中の糖が(+)になる場合があります。この(+)が2回連続して出た場合や、強く出た場合には、血液検査で血糖値を調べることになります。
血糖値が高い場合には、妊娠性糖尿病となり、胎児が巨大児になったり産後にもリスクが高くなることがあるので、徹底した食事療法やインシュリン注射で治療します。
家族に糖尿病の人がいたり、太り過ぎの人、高齢出産、以前巨大児を産んだ経験のある人などは、要注意。
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