私の出産体験記

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〜助産院での出産体験記〜 ゆきさん(1999)


 私は、5才と3才のママです。出産は二人とも助産院でした。初めての出産もう5年も前になっちゃいましたが、結婚して4年目やっと授かった赤ちゃんでしたが、妊娠する前から出産には希望がありました。陣痛促進剤は使われたくない。自然お産って言うのがしてみたい・・それで助産院にしたのです。でも、助産院で産む人は少なく情報が無い。どうやって探せば良いのかしら・・で結局、助産院の本で「良かった!!」の感想が載っている所に電話してみて探しました。それでも、もうやっていなかったりする所もあって、助産婦さ〜〜ん。開業して〜。なんて思ったりして。

 一人目は、時間がかかるっていう事で家から1時間ぐらいかかる助産院にしました。「お母さんの出産の様子を聞いてごらんなさい。同じような出産になると思うから。」と言う先生は、母よりも年配の先生でしたが、とても細かく色々な注意を与えて下さって始めての妊娠で色々な体の変化が気になる私はとても良かったと思っています。出産は、朝5時頃少量の破水から始まりました。先生に連絡を入れると「少し様子を見ましょう。何か変化があったらいつでも連絡下さい。」って。日中、何回も電話で様子を確認して頂きました。

 日中はのんびりと過ごし夜7時頃からしっかりした規則正しい陣痛が始まりました。主人も帰ってきて、二人で夕飯を取り10時頃間隔が7分ぐらいで連絡を入れると「入院の準備をして来なさい。」と優しい声。早速出発!11時に着き内診をしてもらい「これなら朝だねーー」と言われ、この痛いのがまだまだ続くんだ〜って少しがっかりしました。
それでも内診してもらったのが良かったのかドンドン進んで、ヒッヒッフーの最後が唸り声になってきて・・主人に「先生呼んでくるね。」って言われてホッとしたんです。先生が見てくれたら「ん〜〜進んだね。」って診てもらった30分後の2時5 6分に女児2,750gが誕生です。

私のお腹の上に赤ちゃんを乗せて、主人が始めてへその緒を切って・・嬉しかったですね。その後、仰向けの状態で赤ちゃんにおっぱいをふくませるのですが・・・「お母さんのおっぱい小さいねーー」と何度もいわれ赤ちゃんはと言うとそれでも、ものすごい勢いでチュパチュパしているのでした。この刺激で子宮がドンドン収縮くしていった感じでした。

 二人目は、母がお産婆さんが間に合わずに私を出産したと聞いていたので、なるべく近く・・でもなかなかなくって30分ほどかかる助産院にしました。今度の先生は親子でやっていらっしゃる先生で若い先生は私より若いんです。それでも二人で和気あいあいって感じ。出産後も毎月皆で集まってと情報交換&育児にも協力的。二人目って事で細かい話しは省いてくれて、娘の話しを聞いてくれて良かったです。出産は夜7時頃から始まりました。義母が既に来てくれていて、日中は二人でお散歩をしたんです。

「なんか、陣痛が始まったみたい。」の私に「お昼散歩したからお腹張ってるんじゃない??」そうかしら??と思いつつお風呂に入って、主人が9時頃戻ってきて夕飯を済ませて・・やはり陣痛かな??「やっぱり、陣痛みたい・・」と主人に。それほど強くない陣痛でした。お尻が押される感じがして先生に「なんか、陣痛っぽいけど不規則で・・お尻が押される感じがします。」と話すと「直ぐいらっしゃい。」12時に助産院に到着!内診してもらうと「来て良かったよ。随分進んでいるよ。」って自分の楽な姿勢で呼吸法と言ってもず〜〜っと深呼吸ですんじゃう。

「まだ、こ こで良い??」の先生の問いにそれじゃあ分娩台で横になりますって・・。それからドンドン進んで破水、すーーっと登場で1時56分に男子3,505g誕生!またも、お腹の上で赤ちゃんのへその緒を主人が切って・・赤ちゃんの色々な測定の後は主人がずっ〜〜と抱いていてくれていました。今度の子宮の収縮を促すのは氷、「冷たいです。お腹が痛いです。」の私に「これだけ大きいんだから子宮の収縮も大きくって痛いのは当たり前よ。」と・・。
なんか、2回とも主人の帰りを待ってからの出産で心強かったです。いつも側に付いていてくれて、手を握りしめて励ましてくれて、精神的に随分楽でした。

 他の方の出産で、陣痛で辛い間一人で耐えたって話しを聞くと、私はなんって幸せなんだろう!っていつも思います。育児にもとても協力的で子供達と良く遊んでくれる優しいお父さんですし。3人目も早く欲しいなって思いますが、今度はまた違う所で数少ないお産が楽しめたらなって思っています。
(1999.7.2)


妊娠・出産、母乳ワード101妊娠・出産・産後ワード101
安産と楽しいマタニティライフに役立つ101用語を解説。 監修/医学博士・産婦人科医師(故)進 純郎先生(監修当時)葛飾赤十字産院院長





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