うちの洗剤、地球の力で水と空気に -ロハスライフ

有機野菜のおいしさに目覚めたころ。同じように、家のなかから環境のなかへ出てゆくものも気にするようになりました。シャンプーやせっけん。台所洗剤や洗濯洗剤。
我が家にやってきた水が、役目を終えて川から海へ戻ってゆくときにはやっぱり無害であってほしい。
そんな気持ちから選んだ洗剤を、今回はご紹介します。

２年前、産院で息子を出産したとき。
今でもよく思いますのが、お風呂あがりの赤ちゃんの香りです。せっけんできれいに洗ってあげて、ほかほかに温まった生まれたての赤ちゃん…顔を寄せると、じんわり胸が温かくなるような、癒されるような、とてもいい香りがしました。
思い出すと、今でも愛おしさがこみあげてきます。赤ちゃんのにおいとせっけんの香りが出会うと、母親の心を癒す香りになるのかもしれませんね。

とにかくそれ以来、体を洗うものは癒される香りがあることを条件に選ぶように。
本能に近い部分にすりこまれてしまったようです（笑）。でも、ロハスを心がける私としては、やっぱり環境に悪いものは避けたい。わが家で役目を終えて川や海に帰ったときには、地球の力で水と空気に変わるものを選びたいと思います。
そんな私にとっては、ぶくぶくと妙に泡立ちのよいものは返って気味悪く感じられるんです。
とはいえ、環境によいと言われるせっけんタイプのシャンプーは髪がごわつくし、香りもイマイチ…ということで色々試行錯誤しました。そして、行き着いたのがニューウェイジャパンの「エコπシャンプー」と田谷の「エコロトレバンスシャンプー」。

エコπシャンプーは弱酸性で子どもにも安心だし、何よりその香りのよさがとても気に入って使い始めました。心が落ち着くような、マンダリンの香りがします。生分解性が高く、川や海を汚さないそうなので、行く末の心配も無用。安心して使えます。

エコロトレバンスシャンプーも弱酸性タイプで99パーセントが生分解するそう。フタをあけると、甘いラ・フランスの香りが広がります。すごくフレッシュな自然な香りで、おいしそう（笑）。
子どもも喜んで使っています。洗いあがりもしっとりしていて、リンスもいらないくらい。
今のところ、香りがよくて地球にもやさしい、この２本がうちの定番シャンプーです。

一方、台所洗剤や掃除に使う洗剤は「界面活性剤」に注意して購入するのが習慣。
もちろん、ゼロのものがいちばんよいのでしょうけど、お財布の事情や近くのお店で無添加の洗剤がなかったり…徹底できないこともありますよね。
そんなときはロハス的な思考を働かせて、よりベターなものを選ぶことにしています。

そんなときにはボトルの背中にご注目を。
そこにある洗剤の表示成分には、配合されている界面活性剤のパーセンテージが表示されていることはご存知ですか？
同じメーカーの同じシリーズのものでも、かたや「界面活性剤22％」のもの、「界面活性剤40％」のものなど、配合の割合が倍近く違うことがあるんです。
もちろん、そんなときには地球への負担が半分になるほうを選びたい。
みなさんも、次に洗剤を選ぶときには、ボトルの背中に注目してみてはいかがですか？