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コウノトリはやってくる?






体験レポート:不妊だと自覚、あるいは認識するボーダーは
 aさん/ニューヨーク在住 プレマタニティ
 bさん/結婚10年目はじめて子どもを欲しいと思うようになった
 cさん/結婚2年目 33才で治療をはじめ、36才で妊娠



ビギナーのための「不妊検査と治療法」
  石原珠紀先生(窪谷産婦人科/産婦人科医)





aさん。ニューヨーク在住。プレマタニティ。


 結婚4年目。現在39才です。
2年ほど前から子どもがいてもいいなあと思うようになり、自然な妊娠を待っていたのですが、徴候はみられません。去年、生理がなかった月があって、妊娠でもないし、「もしかしたら閉経?」と不安になって産婦人科に行きました。アメリカでは不妊治療はかなりポピュラーで、まわりの人に話を聞いてみると、治療に通っている人が思った以上にたくさんいました。

 検査の結果、私には異常はみられませんでしたが、夫のほうに問題があることがわかりました。精子の数が極端に少ない、とのこと。検査にはずっといっしょに行っていたのですが、結果を聞いて彼はずいぶんショックを受けたようでした。私のほうは、自分に原因がなかったこともあって、とくに落ち込むこともありませんでしたが、これからどのような治療がはじまるのか、その点はまだ未知数です。

 アメリカの産婦人科では、精子の数が少ない場合には、お風呂がよくないとされています。お風呂大国の日本では、このようなことはないようですが、夫はお風呂に入ることを制限されて、再検査まで好きだったお風呂に入らず、アルコールもやめて頑張っていました。

 ドクターは私の年齢的なことも考えて、体外受精をすすめましたが、私たちとしてはできるだけ自然な妊娠を望んでいるので、まず3ケ月間はこのまま様子をみることにしました。それでもできない場合には、別の方法を考えていくつもり。ドクターは私たちの話も聞いてくれますし、検査や治療の説明もしてくれます。カップルへの説明会もあり、その点では不安はなく、今後も相談しながら治療をすすめていくことができそうです。夫も同じ年ですが、この年齢になると妊娠することがこんなに大変なことだとは思いませんでした。



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