妊娠・出産・育児

バックナンバー3〜2003年7月

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ぜひ、助言を。。。。〔長文ですみません) なつゆり  -- 2003/07/04 ..
はじめまして、38歳のなつゆりと申します。主人の転勤でハワイに来て、半年ほど前から不妊治療を受けてます。しかし、ここの病院のやり方は、生理が来たら3日目からピルを2週間飲んでまた生理を起こさせ、それから毎日リュープロンを打ってその後ゴーナルを打って、(すべて自己注)採卵ということで、採卵までに2ヶ月かかります。私の場合、採卵のときにポリープが見つかったので卵は全凍にして、ポリープ手術後の周期に冷凍卵をむかえることになったのですが、この場合も同じように子宮を整えるなどの注射で、ETまでに2ヶ月かかります。結局一回目のIVFはダメで、先生から3周期あけてから、また冷凍卵を迎える準備に入るとのお話をうけましたが、この方法ですと、冷凍、フレッシュに関わらず、年に約二回しかET出来ない計算になり、あまり時間がない私としては今後この治療方針を続けるべきなのか非常に不安を持っています。皆様はどのような方法でETなさっていらっしゃるのか、教えていただけませんでしょうか?


先生の方針   アンガス
そうですね。   なつゆり
コンサルテーションとセカンド・オピニオンを   アンガス




 

   >>> 先生の方針 アンガス   -- 2003/07/04..
 
ハワイの不妊治療に関する状況はアメリカ本土とはだいぶ違うのかしら。素人判断ですが、お話から察するとこの先生はリスク回避型の保守的な先生でいらっしゃるようですね。アメリカでも医師のやり方に患者があれこれ言えないという雰囲気はやはりあるようでしたが、カウンセラーからは自分の治療なんだから言いたいことは言いなさいと勧められました。ご主人からも医師の方針、態度についてどう思うか見てもらって、一緒に判断されるといいと思います。ハワイ文化における不妊治療への考え方も含めて、他の先生の方針もいろいろ調べて、比べたらよいのではと思います。私の担当医は、一般の婦人科の先生に紹介してもらった先生で(これは利害関係でつながっている可能性があるので客観的なものかどうかはあてにはならないが)、知り合いも信頼できる先生だと感じており、地域の不妊治療専門医の協会の中でも評判の良い先生でした。

妊娠の可能性を高めるために多くの受精卵を戻すと多胎児の可能性が高まるけれども、年齢が高くなるにつれて多胎児の可能性は低くなるので、その二つのバランスで戻す受精卵の数を決めるというのがアメリカの一般的な考え方だと思います。先生の考え方によって数は違うようですが、日本の医師が決める数よりも多いようです。ただ、事前に多胎児については覚悟せよと医師からもカウンセラーからも言われ、夫婦で真剣に話し合いました。

ご主人も治療に参加されるのはお勧めです。特に慣れない外国で治療をしているのですから、多くのサポートはあった方がいいと思います。理想の先生でなくても、よりよいコミュニケーションのとれる、よりよい先生と治療ができるといいですね。
 





   >>> そうですね。 なつゆり   -- 2003/07/04..
 
アンガスさん、早速のお返事有難うございます。そうですね、やっぱり主人と一緒に先生とちゃんと話し合いをすることが必要ですよね。今回のETも私は3つ戻して欲しいといったのですが、「三つ子になると困る」とあっさり断られたり〔全然心配すること無かったのですが。。。)自分がインターネットで得た知識を話しても、日本の統計は当てにならない、日本でダメでハワイに治療に来る人が沢山いるよとか言われて、何だかだんだん質問できない雰囲気になってしまいました。でも、自分の事なんで、やっぱりちゃんと先生と向き合うべきですよね。それでもだめなら、他の先生を探すということも選択肢に入れたいと思います。ただ、ハワイは不妊治療の整っている病院自体が少なくて、本当に困ってしまいます。でも、何とか頑張りたいと思います。
 





   >>> コンサルテーションとセカンド・オピニオンを アンガス   -- 2003/07/03..
 
なつゆりさんへ

第一回目のIVFが成功せず、ほんとうに残念でしたね。
私はアメリカで顕微授精に挑戦した経験のあるものです。私の場合、ピルを3週間服用後、生理が来て、生理の3日目からゴナールFとループランの自己注射を約2週間ほど続けてから採卵、顕微授精させ、妊娠検査まで12日ほど要しました。私の医者は少なくとも次の1周期は治療をお休みするように言いました。従ってこのパターンだと一年間に4回くらいは体外授精に挑戦できる計算になるはずです。ピルを飲むのはご存知だと思いますが卵巣を休ませることによって、次のサイクルで卵子を作る作業をより活発にさせるためだそうです。

この先生はどの患者さんに対しても体をお休みさせるために3周期あけるように言っているのでしょうか。それともなつゆりさんのポリーブのためなのか、また排卵誘発剤に対する副作用等の反応を見てのことなのか、そういった疑問を直接ぶつけたらよいのではと思います。私の場合は、受診の時に質問があれば医師に直接、または電話でも看護婦さんを通して何でも尋ねました。言葉の壁があったり、じっくり医師と直接話したいなら、ご主人と一緒にコンサルテーションの時間をあらためてとって、長期的な見とおしについて(一年間に何回できるのか)もう一度尋ねられるとよいのではと思います。疑問を解消し、安心して治療されるほうがいいですよね。

また、他の医師の選択を考えているならばセカンドオピニオンをとるためにコンサルテーションを受けて比較してみるのもよいのではと思います。その際、治療サイクルのことや使う排卵誘発剤の種類と量、成功率等の話も含めて。医師によってやり方、考え方は違うと思います。私の考えでは、排卵誘発剤を使ってよりよい卵子を作り出すことと、卵巣・子宮の良い状態を保つことの両方のバランスをうまくとることがこの治療の大切なポイントなのではと思います。日本の医師でアメリカの医師のやり方について、排卵誘発剤を多量に使うから体を長く休ませなければならないと批判している方がいます。また、反対にクロミドはゴナールより副作用が多いと言うことをアメリカの医療関係者から聞いたりもしました。クロミドは日本でよく使われていますよね。どちらも一長一短あると思うのです。なつゆりさん、挑戦する回数も年齢的なことも気になるとは思いますが、よりリラックスして子宮も充分にいたわる時間もとられて、万全の体制で治療に臨まれることを祈っています。