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KLCでの治療について2 キャロル  -- 2003/05/26 ..
いつもいろいろとアドバイスいただいておりまして、ありがとうございます。KLCの治療関係第2段でまた質問です。今日採卵して、副院長のと移植の話をしてきたのですが、卵も一つしかとれず、からの卵胞が数個あってきっと卵の質も悪いんでしょうが、移植の方法について提案があるのかと思っていたら「どうしますか・・・」とその後何も言ってもらえず仕方なく私が「患者が決めるのですか?」といったら「そうです」といわれてしまいました。私はてっきりそのときの状況でベストな移植方法の選択をしてくれるのかと思ってたのですが。内膜の状態も悪いと言われているのに「凍結でもいいですよ」と。あまりにもそっけない対応で悲しくなってしまいました。移植方法を決めるときKLCではそんなものなのでしょうか?私が今回そこまで妊娠の見込みが無いってことなのでしょうか?愚痴を読んでくださってすみません・・・


詳しいレスどうもありがと   キャロル
私の場合   きょん
ありがとうございました。   キャロル
少しは参考になるかなあ   きょん
基本的には患者が決める様です   未久
判断出来ると思ったのでは?   ミント




 

   >>> 詳しいレスどうもありがと キャロル   -- 2003/05/26..
 
詳しいレスどうもありがとうございました。加藤も数年で随分変わったということなんですね・・・本のせいかな?
私の一個の卵もなんとか胚盤胞まで育ってくれました。G2とのこと。ホッとしてます。
きょんさんが息子さんを授かるときのプレマリンとか内服したのがたぶん今で言う「リクルート周期」なんじゃないでしょうか。今回ダメだったら副院長にお願いしようと思ってました。やっぱり良い卵が採れることが大事だし、妊娠への近道だと思うんですよね。そして凍結して「HR周期」で内膜の状態をベストにして戻す・・・
ダメでもそこまでしたいと考えています。
なにはともあれ、皆さん加藤の状況や治療について教えていただき、本当に助かりました。
 





   >>> 私の場合 きょん   -- 2003/05/25..
 
 キャロルさん、まずは卵の分割が進んで良かったですね。私も最初から採卵1個だけの周期があったので、その時の祈るような気持ち、電話をかけるときの押しつぶされそうな不安な気持ちを思い出しました。採卵してしまえば自分にはもうどうすることが出来ないもどかしさ、精神的にもつらい治療ですね。どうか無事胚盤胞まで育ってくれますように。

 最近色々なところでKLCの状況を耳にし、私が通っていた頃とは随分と治療内容も患者数も変わったのだなあ、と感じています。(まあ、院長・副院長の性格と態度は同じ気がしますが)
 実は最近言われている卵リクルート法とかHR?とかが一体どういうものなのかも分からず(検索してもなかなか上手くヒットせず)、そんな私があれこれ書き込みするのもおこがましいのですが、少しでも参考になる所があるのならと思いますので続けます。(本当に参考までに、というつもりでお読みいただければと思います。)

 KLCでの移植は初回通常4分割卵(前院で9回の移植を経験済みでしたが、まずは通常の形で移植してみるということでした。後々このときのグレードはまずまずだったので、この時に胚盤胞をトライしておけば良かった、と培養士さんに言われましたが)これが結局駄目で、私の場合両側の卵管がないので、卵が胚盤胞まで育つまでの過程で栄養をもらう場所がなく、通常分割卵を戻しても成長をとめてしまうのではないか、ということで(この子宮・卵管内で卵が育つまでの過程については、現代医学ではまだまだブラックボックスで、私のようなケースでも通常分割卵で妊娠するケースはあるようですが、私については胚盤胞でないと無理、という結論でした)
 胚盤胞移植は3回しましたが、実はこの他に受精しなかった周期や胚盤胞まで育たずに途中で成長が止まった周期もありました。
 採卵数は毎回2〜3個くらいで、自然周期採卵ではこのくらいの数が平均的だと思っていたのですが(採卵日他の方もそんな感じだったので)、採卵日にすでに一つ排卵済みということが2回ほどあり、副院長いわく、主席卵胞(本来誘発剤を使わなくても排卵することが決まっている卵胞)が移植にも一番適した卵であるので、他の卵胞から卵が採れても、まずはその主席卵胞を採卵することが優先課題と言われました。
 先にも書きましたが、空の卵胞、卵胞液に卵の組織があるのに卵になっていない、という状況が続き、副院長が「ホルモンのバランスが崩れている」と言い出し、採卵周期の前の生理からプレマリン・ソフィア(ピル)を飲み、採卵スケジュールに入りました。
 その周期で息子を授かったわけですが、卵胞の育ちはやや遅く、生理8日目からのHMGも16日目まで隔日投与(私のKLCでの治療の中では最高に使いました)、18日目採卵で6個。正直自然周期採卵でそんなに採れるものとは思っていませんでしたが、その周期は長引いた分HMG・クロミッドともにいつもより多く使ったのでその影響もあるかもしれません。
 受精5個でしたが、2日目にフラグメントが多く、胚盤胞まで持っていけない可能性があるので今日移植するかもしれません、と言われました。(キャロルさんはそんな話も無く胚盤胞まで続行なので、私の時より卵の状態が良いのではないですかね)
 結局副院長の「どうにか持っていけるんじゃないか」という判断で培養続行。培養6日目(私の場合、とにかく成長がゆっくりで毎回胚盤胞まで6日かかるんです)に胚盤胞(早期・拡張期)2個が残り、残念ながら他の3個は成長が止まってしまいました。
 そんな状況(培養2日目に卵のグレードが低いことを指摘)だったので、正直胚盤胞まで育つとも、ましてや着床するとも思えませんでした。培養士さんにも「卵の質は見かけで決められないという典型的なケースだったと思う」と言われました。

 キャロルさんも看護婦さんなんですね。私は保険証にでかでか勤め先の病院名が書いてあるし、隠しようもなくでしたが、何度か他の先生に「看護婦さんなんですね」と言われたので(そういえば副院長はそういうこと気にしない人ですよね)何となく知られたくなかったなあと思ってました。
 息子は1歳になって、私も結構時間的に余裕が出来てきたのでちょくちょくPCに向かっています。と言うより、私の場合少々ネット中毒気味かも・・・。根がおせっかいなもので、つい出てきちゃうんです。
 
 胚盤胞は培養期間がハラハラのし通しで、精神的につらいものがありますよね。でも胚盤胞になるとかなり妊娠率が上がるので、期待も大きくなりますよね。今回は胚盤胞になったらいずれにせよ凍結かな?上手く行くことを新宿に向かってお祈りしますね。
 





   >>> ありがとうございました。 キャロル   -- 2003/05/23..
 
きょんさん、未久さんミントさん本当にありがとうございました。
副院長の態度から「もう妊娠はできないのでないか?今回で治療も辞めようか」と思っていましたが、皆さんの意見を聞いて、どんな態度をとられても最高の技術を信じて続けようと思いました。1つの卵だったのですが、なんとか4分割までなり胚盤胞まで培養の許可をいただき、月曜日電話確認となりました。もしよろしければ皆さんは胚盤胞まで育てた時の卵の数は何個くらいだったのでしょうか?また今回移植ができず次回の採卵に向けて、より良い卵がとれるように(数も)
できればリクルート周期を試したいと思うのですが、希望は聞き入れていただけるのでしょうか?何度もすみません。教えてください。
余談ですが、きょんさん本当にいつもいつもありがとうございます。お子さんが小さいのに貴重な時間PCに向かいレスしていただきありがとうございます。ちなみに私も同業者なんです。病院には勤めていないので勤務先からはNSであることはばれていないのですが・・
 





   >>> 少しは参考になるかなあ きょん   -- 2003/05/23..
 
 キャロルさん、採卵お疲れ様でした。
 空の卵胞があったと聞くとちょっとショックですよね。私もそんなことが2回ほど続き、やはり採卵はできたもののひどくおちこんだものです。お気持ち分かります。

 私が通っていたのは一昨年なので現状が分からない者があれこれ書き込みするのもどうか、と思わないでもないのですが(私が卒業してから院長の本が出版され、患者さんの数がさらに増え、採卵40組と言う日もあったときき、正直今のKLCの状況は私の想像をはるかに超えたものになっている気もするので)参考意見として読んでくださいね。

 KLCは技術的な自信をもっているからなのか、患者のメンタルケアでは今いち、という印象があります。患者数の多さもそれを手伝う結果につながっているんだと思いますが・・・。
 優しい先生もいるけれど、私は正直副院長にはそのようなイメージがもてませんでした。だから、質問したいことも「こんなこと聞いたらあきれられるんじゃないか」とひるんで聞けず、培養士さんに聞いたりして。培養士さんが「じゃあ先生に聞いてみますね」と言って下さった時も「え?あ、じゃあいいです」とあわてる私を見て「先生はあの雰囲気だし、関西系のしゃべり方だからみんな怖がっちゃうんですよねぇ」と言ってました。

 採卵後、胚盤胞に育てるかは毎回意思確認されました。採卵直後に言われたこともあるし、採卵後改めて診察室に呼ばれて面談の時もありましたが。
 卵の採れた数にもよると思いますが、やはり必ず胚盤胞に持っていけるとは限らないので(ということは、せっかく受精・分割した卵が途中で駄目になってしまう、という可能性が発生するので)、患者さんの意志(胚盤胞まで待たず、通常分割で移植するのか)を必ず確認するようです。
 私の場合両側の卵管が無いので、それが原因で通常分割卵が着床しないのだろう、と言われ、おそらく胚盤胞でしか妊娠は無理とまで言われていたにも関わらず、毎回(私の時は副院長では無かったけれど)「胚盤胞まで育てる方針で良いですか?」と確認されてました。
 詳しいことは分かりませんが、確か胚盤胞培養は培養液自体も特殊なものを使っていたはずです。胚盤胞培養にかかる別途7万円もそのへんに由来かな、と私は理解していましたが。(何しろ自費治療ですから何につけ患者の承諾がいるのかしら)
 そして、私の印象としては、副院長は何故か相手(患者)がある程度の知識を持ったものとしてお話をする傾向がある気がします。いや、確かに漏れ聞こえてくる他の方のやりとりを聞くと、すごく詳しい患者さんも多く、大抵そういう人は副院長の診察室に入っていくんですが。私も職業欄に看護婦なんて書いちゃったものだから(不妊治療には無縁の所なので、知識的には一般人なのに)、専門用語を交えて話をされて「それ何のことですか?」なんて何とも恥ずかしく聞き返したこともあります。まあ、説明はしてくれましたが。

 卵に関してよりベストな方法の検討というのは、受精・分割してからだと思います。(通常受精でなく、ICSIの方が良いとかいう検討は別ですが)
 
 私も過去に採卵が1個だけという周期があって(この時はやはり空の卵胞で卵の組織はあったけど卵になっていなかったと言われました)、胚盤胞まで育てるつもりが、2日目2分割卵で分割が遅いから体外培養で胚盤胞までいかないかもしれない。今日移植しましょう、と言われたことがあります。移植の準備も整え、消毒までしてモニターを見ていると4分割卵になった卵の様子が・・・。半日分くらい成長の遅かった卵で移植の準備中にもたもたと分割が進んだのです。あのオペ室で私はあの内診体位のまま先生と話し合いをする羽目になり移植は中止で培養続行となりました。結局その卵は双実胚でとまっちゃったんですけど、あの時移植のために引っ張り出さず、静かに培養していればあるいは、という気持ちが残ってしまいました。
 
 キャロルさんは今回内膜のこともあったりで、判断が難しい部分もあるかと思いますが、残念ながら今のIVFの技術では「やってみなければ分からない」という部分がまだまだ多いのです。万全の状況で駄目なこともあれば、医者も患者も「きっと駄目だろうなあ」という状況で妊娠て言う場合もあるし。(私が息子を授かった時がそんな状況でした)

 取りとめも無く長文で、何だかあまり参考にならなかった気がしますが、私で答えられることがあればまた出てきます。頑張ってくださいね。
 





   >>> 基本的には患者が決める様です 未久   -- 2003/05/22..
 
キャロルさん
こんにちは。KLCファミリーの未久です。
私の半年のKLC経験からすると、先生にもよりますが、基本的には情報はくれるけれど決定は患者さんです。医院長や私の知る限り
若干の先生は最終決定は一任するけれど共に悩んでくれたりもしますが、ほとんどの先生は忙しいのか、共に悩んでくれるどころか、悩む間も与えてくれずに早く決めて下さい、といった風です。
ことらとしてはシロートでは時間をかけても決め切れない大切な事なのに!!!と叫び出したくなりますよね。
先生からすると時間をかけてもかけなくても結果は同じ、コンディションと運とタイミングです。そしてそれはやってもないと分からないんです。みたいな事の様です。
お気持ち察します。でもKLCはサービスより結果!を優先している様ですし、そして結果はどこよりも出しています。それは信頼性がありますよ。
あとはキャロルさんの精神力です。頑張って下さい!
 





   >>> 判断出来ると思ったのでは? ミント   -- 2003/05/22..
 
キャロルさん、こんにちは
KLCちょっとお休み中の、ミント39歳です。
私の場合は、副院長から「自分で決めなさい」といわれたのは、
胚盤胞をAHAするか否かの時のみでした。
キャロルさんとは逆で、
採卵前から、次は胚盤胞で行きます。
HR周期でコントロールしていきます。
(1つ戻して、駄目だった時には)来月、残りを戻そう。
(稽留流産の時にも)3周期、リクルートして採卵しよう。と言った調子で
正直、ついていけなくなりそうです。

HR周期にするか否かの決定は、どう決めるのか聞いた時、
「薬の飲み方も複雑だしするから、ちゃんとできると、私が判断した人のみで、
その人たちは、私が診察する」とのお返事でした。
正直、子宮と卵巣しか見ていないかと思っていたけれど、
ヒトも見ているとの言葉に、「えー!」って感じでした。

だから、先生は「キャロルさんは、自分で判断できる人」と思っていらっしゃるんじゃないでしょうか?
上手くいくこと願ってます。