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20年以上昔のこと   -- 2003/05/10 ..
 二十歳を少し過ぎた頃のことでした。
 ある日車椅子に乗って横断歩道を渡ろうと信号が青に変わるのを待っていました。こっち側には私ひとり。反対側には親子連れが1組だけいました。私とそう歳の違わなさそうに見えるお母さんと小さな子ども。
 ほほえましくて、私もいつかお母さんになりたいなと二人を見ていました。
 横断歩道ですれちがった直後、親子の会話が聞こえました。
 子ども「お母さん、あの人はどうして歩けないの?」
 母親「悪いことをしたからだよ」
 一瞬心が凍り付きました。
 頭がかあーっとして横断歩道をそのまま渡ってからやっと後ろをふり向きました。
 その母親に対して「あなたは私をしっているのか!何の悪いことをしたとしっているのか!」「非科学的な・・・非科学な・・・」と憤怒の思いがこみ上げ、しばらくその場を動けず親子が去った方向を呆然と見ていました。
 どうしてあのとき、すぐさま親子を追いかけ、抗議しなかったのかと後から何年も後悔しました。
 あれ以来おりにつけ、何度も思い出す出来事です。
 思い出すたび胸のとげがうずくようです。
 あのときの子どもはもういくつかと、どんな大人になっただろうかとその度思います。
 こういうことを言われるのは私だけじゃありません。
 他の多くの障害者も経験していることです。
 みんな「頭に来るよ」と言っています。
 私もやっと人の子の親になりました。
 この思い出は捨てるべきですね。
 


その後のお返事ありがとうございます   海
私も、同じような経験があります。   ジェニー
許せないです。   頑固ママ
ひどすぎます   智子
『矢』は捨てちゃいましょ!!   あん
ありがとう   風鈴
考えさせられます。   グレープ
日本的なんでしょうか   ももたろう
ありがたく読ませていただいてます。   茶々
悔しい思い出   レイラニ
皆さんお返事ありがとうございます   海
励まされています   未久
御願い   さつき
くやしいです!   あいちゃん
人権意識について   かりめろ
もし同じことを子どもに聞かれたら・・   ちょこれーと
何と言っていいものか・・・   とかんだ
消化   yumi
何故・・   エディパ
海さん初めまして。   バンビ




 

   >>> その後のお返事ありがとうございます   -- 2003/05/10..
 
 連休で実家に帰っていました。
 レスが増えていたのでびっくりしました。
 本当に皆さんに投稿を読んで頂き、お返事までもありがとうございます。
 あの母親を私は恨んではいません。
 悲しい思いはずっとしてきたけれど・・・
 「悪いことをしたから障害者になる」と考える人たちはたくさんいると思います。そのような人たちを責めようとは思いません。
 皆さんがおっしゃるように、その人達の考えは無知から来るものです。最近ですが、新聞で、名古屋の工業大学で車椅子で工業デザインを教えている、事故で障害者になり車椅子を使う教授がデパートでやはり通りすがりの親子に同じことを言われたと語っていました。
 障害者福祉が進んで、障害者も健常者も同じだということが社会に浸透すればこのような偏見は無くなるでしょう。
 ある程度この手の偏見は目をつぶらなくてはいけないと思います。でも同じ事があれば今度はその場で言い返します。
 頑固ママさん、お久しぶり。また会えてうれしいです。
 義父様はお孫さんが障害なく生まれたことを単純に喜ばれているのでしょう。それでいいのですよ。
 障害は誰しも望みません。
 ただ障害持って産まれた場合もそうでない場合も命は平等だということを私は多くの人にわかってもらいたいと思うのです。
 頑固ママさんも義父様もお子さまが障害なくお生まれになったことを素直にお喜びになって良いのですよ。
 





   >>> 私も、同じような経験があります。 ジェニー   -- 2003/05/09..
 
私の従妹も、障害者です。家が近い事も有り、子供の時から姉妹のように育ちました。小学校3年の時です。友達と歩いていると、遠くから従妹が歩いて来るのが見えました。すると友達が、「あの子のお母さん、あの子がお腹に居る時に変な薬飲んだんだって。だから、あんなになっちゃったんだよ。」と言ったのです。私はくやしくて、「誰が言ったの?」と彼女を問い詰めました。彼女は、お母さんに聞いたと言いました。そして私は、「違うよ。あの子のお母さん薬なんて飲んでないよ。だって、私のおばさんだもん。」と言いました。その子は、困った様な顔をして「ごめん。」と言ったのです。
最近、私は従妹とあまり会っていません。それは、彼女に沢山友達がいて私と会っている暇は無いのです。昨年は、南米にケーナを吹きに行ったそうです。障害を個性として生きている彼女はとても素敵だと思います。海さん、私は言い返したのですが今でも嫌な思い出として残っています。(30年以上も前のことなのに。)今は、こんな事を子供に教える母親がいないと良いのですが。
 





   >>> 許せないです。 頑固ママ   -- 2003/05/09..
 
久しぶりにこちらのサイトをのぞいてみたら海さんの書き込み。
読んでいて私まで悔し涙が出そうになりました。
投稿されたのは結構前のようですし、読むだけにしようかともおもったのですが。
その時の海さんの気持ちとは比べようもないのはわかっていますが、実は私の中でも今葛藤中です。先日無事出産した息子の羊水検査をめぐって、家族が妊娠中の私(および染色体異常を疑われた当時胎児だった息子)に投げかけた言葉の数々がどうしても忘れられないのです。
特に同居している舅の偏見に満ちた言葉。
普段は人のいい舅。そして、息子を出産した後はよき祖父としてかわいがってくれます。「それでよし」と水に流せばよいのはわかっているのに、どうしても許せない。
何事もなかったかのように息子を抱っこしている姿をみると、「よくも平気な顔していられるわね!」と息子を彼の腕から奪いとりたい気持ちになります。
でも、愛する夫の父親・・。この気持ちを伝えもせず、ふつふつと心の中で熟成させている私。
海さんが会った無礼な母親も私の舅も無知からくる偏見だったのだと思います。
私は(表現がかたいけれど)自分と違う他者へのあらゆる偏見を私の心の中からなくしたいと願っています。だけど、そんな私だって実は何もわかっていない。
まずは関心をもち、知ることからはじめなくてはならないのでしょうね。そして私に何が出来るかを問い続けたいと思います。

このサイトを通し、海さんに出会えて本当によかったと思います。
 





   >>> ひどすぎます 智子   -- 2003/04/30..
 
久々にこのサイトを訪れました。
あいた口が塞がりません。どうしてこんな心無い人、しかも母親がいるのでしょう。信じられません。
ももたろうさんもおっしゃっていますが、私の住む国もアメリカ同様、障害者の方々がごく自然に社会の中にとけ込んで生活されていますし、子供向け番組でも「皆、それぞれ違いがある、だから人を差別したり仲間はずれにしてはいけない」という事を教えています。
バーで引率の先生を囲んで、楽しそうにビールを飲む知的障害者の人々や、機械を沢山つけたまま、車椅子でショッピングやカフェでお茶を楽しんでいる障害者の方を良く見かけるのですが、皆、とても自然にその場の雰囲気に馴染んでいますし、もし、何かあれば周囲の人達がごく自然に手を貸しています。
日本ではなぜこういう場面を見かける事がないのだろう??と改めて不思議に思うのと同時に、日本人としてなんだか情けなくなってしまいます。
同じ障害をもつ人でも、このような国に生きるのと日本で生きるのとでは、色々な意味で大きな違いがあるでしょうね。
まとまりのない文になってしまいましたが、最後に、海さん、これからもどんどんこのサイトに意見を投稿して下さい。
少なくとも、私は海さんの投稿から「障害者」「羊水検査」を自分なりに良く考えるチャンスを与えられた一人です。
 





   >>> 『矢』は捨てちゃいましょ!! あん   -- 2003/04/29..
 
海さん、こんにちは。
20年前の出来事が胸に突き刺さったまま、ことあるごとに辛い思いをよみがえらせていたのですね。読んでいて胸のつまる思いがしました。
でも、その思いをここで吐き出したことで、少しでもラクになってくれたなら!と、思います。
私事ですが、昨年「癌」を告知され、その検査でしょっちゅう病院に通っていました。
ある日精密検査の為、癌センターの病院の廊下で順番待ちをしていたら、お見舞いらしき中年のおばさん二人が私のことをじろじろ見ながら、
「あら、あの子、へぇ〜、あんなに若い(40代の割には若く見えちゃう私です・・・)のにガンなんだね〜、へぇ〜。」
と、大きな声の内緒話をしながら去っていきました。
入院・手術と当時めげていた私でしたので、その言葉がぐさ〜っと突き刺さり、怒りがこみ上げたのはもちろん、自分の体のこと・将来・家族のことなどなど考えては不安で目が回り、
癌センターの暗い廊下の床を見つめながら、絶望的な気分にぶち落とされました。
そういう言葉を無遠慮に投げかける無神経な人間が、悲しいかな世の中にはいるんですよね〜。
今では、そういう視野の狭い人たちは、自分の作った狭い世界の中で細々とつまんない人生を送っていくんだ、かわいそうな人なんだと思っています。
(病気の方は、定期的な診察・年に数度の精密検査に通わねばなりませんがすっかり快復し、現在は担当医の励ましもあり不妊治療にいそしむ日々です。)
海さんの経験とは、比べものにならない出来事ではありますが、
海さんもそんな風に思って、少しづつでも突き刺さった矢が抜けていくように・・・と願います。
それに、その時のお母さんもあれから20年たち、酸いも甘いも経験して、もしかしたらあの時のひと言をとても悔いているかもしれません。
どちらにしても、海さんの大切な人生が、そんな無神経な人のために曇ってしまうのはもったいないですよ、勇気を出してズボッ!と、矢を自ら抜いちゃってください!ガンバレ!
 





   >>> ありがとう 風鈴   -- 2003/04/29..
 
くやしかった思い出を話してくれてありがとう、海さん。
読ませて頂いて、私も本当にくやしかった。

そういう無知・思いやりのなさからくる言動って、
相手に言ってやってもわからないというケースが多かったりして
余計に腹がたったりしますよね。

あぁ、でも、しかし、しかし、
海さんは、お母さんなんですもの!
立派なお母さんなのですもの。

母は強し。
過去の大ばか者に「たわけものが!!」と一喝して、
現在の大切な宝物たち(赤ちゃん&だんなさま)と
素晴らしい時間をすごしてください。
 





   >>> 考えさせられます。 グレープ   -- 2003/04/29..
 
はじめまして。 海さん。
まだ、不妊治療中のグレープと申します。
私も 母からは、 そのようなことと似たこと、子供のころ
言われたことがあります。ごめんなさい。 でも 学校教育では、ちゃんと先生に平等であること、教わり、母には反論した覚えがあります。
ここでは、いろんな意見がありますが、私は 海さんに 語って
もらってよかったと思います。 高齢で、人生経験いろいろしてきて、出産に望むのだから、子育てにも(妊娠できるかわかりませんが)生かしていきたい。そのためには、知らず知らず 人を傷つけていないか、自分だけの問題ではなく周りの人にもそれを、意見できるか・・・。 ただただ、高齢で、不妊やまた子育てのそのもの
の話題だけでなく、戦争のこともだけど、考え方として、いろいろ
語られていいと思います。 見たくなければ見なければいいんだし。 少し福祉を勉強したことがありますが、 以前語られていた
「完全参加と平等」の意味を今も探っています。
海さんが、長い間、苦しんできたそのこと、これからの世の中に
そんなこと 言われる人がないようなってほしいです。
 





   >>> 日本的なんでしょうか ももたろう   -- 2003/04/29..
 
ひどい母親ですね。はらわたが煮えくり返る思いです。でもどなたかのレスにもありましたが、チカンレベル、な人間であったと、世の中にはばかやろうがたくさんいるものだと思うしかないのでしょうか。

ふと、そういえば日本で車椅子の人を見かけることはほとんどないと改めて思いました。アメリカでは酸素ボンベを車椅子にのせて、ひとりで散歩している人や、バスは全車車椅子対応ですし、実際にどんどん乗ってきます。セサミストリートには車椅子の子供たちが登場します。セサミストリートだけでなく、いろいろなアニメやその他のテレビ番組に車椅子のこどもやおとなが登場します。まだNHKの番組では見たことはないように記憶します。

一人目を育てている時に、初めて日本の道路が車椅子ではとても通れない道がたくさんあると、ベビーカーを押しながら考えさせられました。

海さん、わたしの何倍も大変だと思いますが、育児がんばってください。わたしの赤ちゃんも1ヶ月と1週間めにしてようやく退院してきました。海さんの投稿は高齢出産とは直接関係ないかもしれない、でもわたしはいいな、と思います。

なんか書きたかったことがうまくまとまりませんでしたが。。。
 





   >>> ありがたく読ませていただいてます。 茶々   -- 2003/04/28..
 
海さん はじめまして。何かと心を傷めることがありますよね。私なんかは、小さいことでよく傷ついている毎日です。海さんの意見は、いつも為になり投函してくれてうれしく思います。ほかの方が、この筋の投函は違うのでは?とかかれていますが、私はありがたく読ませていただいてます。海さん、間違ってないよ、母と子の関わりってとても大切ですよね、これから母になろうとしている人にとっても。。障害って、体に関してと、 心に関してとが あると思います。心に関しては、とても複雑で自分で気がつかない時が多々あるので、やはりバランスを保つためにも、人の意見と自分の考えの違いを知り、認識するのはとても大事だと思います。そのお母さんも、大胆な失言をきっとなんとも思わないのでしょう(人に対する敬意、人権の尊重など無視して)。。
ずっと思ってたのですが、このレスは、書いていいとか、そぐわないとか、もういいじゃないですか。あらゆるところで、レスの批判を目にするので、みんなが自由に思いッきり書けないのではと、ちょっと心配です。内容の充実しているもの、考えさせられるものなど、とても為になってるのに投函の部類の批判があるとがっかりします。少しズレた話だとしても、いいじゃないですか、一人一人の経験や意見が私たちの将来の母としてきっと役立つはず。
 





   >>> 悔しい思い出 レイラニ   -- 2003/04/28..
 
海さん、こんにちは。

私の15年くらい前の体験を書かせていただきます。
日曜の8時ごろ、私は大荷物を両手にぶら下げて、上野駅の階段をえっちら上っておりました。
休日の夜だったので、全体的に人が少ない中、階段の上から、若い男がものすごい勢いで、ダダダダダーっと駆け下りて来ました。
私は重い荷物ごと蹴飛ばされないよう、一応急いで(でも荷物のため傍目にはノロノロと)端によけました。
長く広い階段だったので、よけきれると思ったのですが、その男はあろうことか私のよける方へと駆け下り、ぶつかるっ!!と思ったとき、私の両胸を力任せにギューっとわしづかみにすると、ぱっとそのまま駆け下りて行きました。
痴漢だ!と思ったのに、突然のことで一瞬頭が真っ白になり、その場に立ち尽くしていました。上からのっそり降りてきて偶然に一部始終を見ていた中年のおじさんが、かすかに笑いながら通りすぎたときには、血が逆流しそうなほど怒り狂いました。
なぜあの時、反射的にチカーンっ!と叫び、せめて足を引っ掛けるくらいできなかったのか、と本当に何年も後悔して悔しがりました。
夏場で薄いブラウスの上からうっすらあざになるほど強くつかまれた胸が痛むたび、手にした荷物をぶんなげ、みごと男の頭に的中させ、ばったり倒れた男を力いっぱい蹴りつけ、駅員さんに突き出す、という情景を、何度も何度も何度も思い描きました。
海さんの悔しさとは、次元が違うことは承知の上で書きましたが、「あの時、なんでああしなかったんだろう」と、本気で後悔する無念さは共感できるように思え、敢えて書かせていただきました。
例えば、そういう無神経な母親は、チカンレベル・・・!と思いなおすというのはいかがでしょうか?

もうひとつ、かりめろさんのお母様と同じように、私の母も人権教育というものを受けてこなかったこともあるようで、私が幼稚園くらいのとき、「ほらほら、みてごらん」と、わざわざ私を呼んで指差す先に背中の丸まった体の小さい人が歩いていたのを、なぜかものすごく鮮明に覚えています。ものすごく嫌な記憶として。
母が、すごくひどいこと言ってるんじゃないかと(子供ゆえ無神経という表現には思い至れなかったのですが)思って、すごく嫌だったのです。その人に悪いじゃないか、と、本当にそう思ったのです。でも子供ゆえ、その感情はうまく表現できず、そのときの私のとった行動は、興味なさそうにすぐに後ろを向く、でした。

子供というのは、親の影響を無論色濃く受けますが、大きくなれば自分で本も読むし、学校の先生や友人や先輩からも様々な影響を受けながら成長するものだと思います。だから、そんな理不尽な説明は、必ずしも子供が納得し得るものだとは思えません。
海さんとすれ違った親子も、ちょっと気が利く子なら、
「なんでお母さんはそんなことわかるんだろ、そんな有名な悪いことした人なのかな?」と考えるかもしれません。

どんな人にだって、通りすぎざまに、他の誰かを傷つけるような権利は絶対にないことぐらい、普通に大きくなれば気付くはず、と、私は信じたいです。
 





   >>> 皆さんお返事ありがとうございます   -- 2003/04/28..
 
 親、親しい友人・理解者にも誰にも話したことのない思い出です。親に話せば悲しませるし、その頃の学生時代の友人・先輩に話せばこう言われることがわかっていたのです。
 「仏教思想に源のある因果応報説に基づく障害者観は、社会的な障害者福祉政策を充実させていくなかで、障害者問題が国民に理解されて、徐々に取り払われていくものなんだ」と。
 私自身もそう思いますので、強がって、こんな偏見くらい気にしない明るい強い自分を演じたくて誰にも話さなかったのではないかと思います。
 正論の理屈の前で私の柔らかい生身の心をさらけ出すことをしなかったのです。
 でも本当はずっと私の心にとげがささったままだったのです。
 今にして思えば学生仲間に素直に打ち明ければよかった。
 それが人間というものですからね。
 このサイトで、母親であり、また母親になろうとしている方達にだったら素直に話せそうで、いつか聞いてもらいたいと前々から思っていました。
 エディバさん、これが投稿の理由です。
 自分の心を癒したかったのです。
 ここに書かせて頂いて皆さんからお返事を頂いてやっととげが抜けたような気がします。
 かりめろさんが言うように、子どもは後で親の言うことはおかしいときっと気づくのでしょう。
 とかんださん、初めてのレスありがとうございます。
 バンビさん、私も2回流産しました。もう1回挑戦しようと決意し無事授かりました。
 yumiさん、やっと消化できそうです。
 ちょこれーとさん、一緒に考えて下さってありがとうございます。
 あいちゃん、本読んで見ますね。ありがとう。
 高齢者も障害者も生きよい社会をつくっていきましょう。
 





   >>> 励まされています 未久   -- 2003/04/28..
 
海さん
以前私が出した反戦のスレッドに果敢なお返事を頂き、以降ちょっと御無沙汰してしまっている未久です。
その後、このサイトが混線して過去のスレッドが見れなくなってしまったのであの後の討論を知るすべも無く(週末はあまりパソコンに接しないため)忙しさもあり今に至っておりますが、最近の海さんの投稿も全て頼もしく拝読しておりました。
海さんの強さも優しさも障害をお持ちであるという御経験を知り少しだけ(ほんと少しだけですよ)分かった気がします。
私もあいちゃんさんと同じく母が’83年に脳硬塞で倒れ半身不髄と失語症で8年間闘病し亡くなったという経験を持っています。一人娘ですので彼女との闘病経験は私に色々学ばせてくれました。その一番大きな学習は自身の無力さでした。
自分がどうしても仕事を立ち上げたかった欲に勝てずに、母を守り切れなかった後悔は生涯背負って行く事と思います。
今は唯一彼女の命を繋ぐ事が出来る私が彼女の孫を生んで上げたいと願うのみです。
何だか海さんにエールを送ろうとして逆に自分の愚痴を書いてしまいました。ね、皆自分の身を守る事が必死なんですね。
その弱さには健常者も障害者も無いんですよね。だから皆時には愚かになってしまうんですね。私なんてその最たる者です!
「かたくな」騒動も垣間見させて頂きました。私も仕事上、時々人を傷つけ人に傷つけられます。感情が豊かな人程、摩擦も起りやすい事を良く知っています。
海さんの情熱や地球規模に立って物を見れるグローバルな視野を私は素晴らしいと思います。何より発言を裏付けている情報量が
素晴らしい。確かにちょっと(私に似て!)言葉が過激になり過ぎる感もありますが、今時の日本女性!その位の強さはアリ!ですよ。でもお互い他者を傷つける事だけは気を付けましょうね!
次の投稿楽しみにしています!

 





   >>> 御願い さつき   -- 2003/04/28..
 
ご出産前からの海さんの投稿、読んできました。
人それぞれ違う考え方を知ることができるのも、こういった場所の利点だと思います。
ただ、戦争に対するお考え、今回の投稿、なぜ、ここにするのでしょうか?

いつだったか、出産を終えた海さんは、
このフォーラムをそろそろ去るといったことをおっしゃったかのように覚えています。
高齢での出産を経験された方々の、ご経験談は、
まだ、母になれない私にとってとても貴重なものです。
できれば、そういったお立場でのご発言をいただけないでしょうか?
ご出産に関するお話の中で、皆誰もが持っている個性という中の一つとして、ご自身の障害のお話をされるのは、お話の背景をわかるためにも大変ありがたいことだと思います。
でも、今回のようなお話の進め方は、疑問をもってしまいます。

不妊治療を受けながら、失敗の繰り返しが、いよいよもって、高齢へと進み、なおさら、妊娠・出産へとハードルが高くなっていく、自分のなかのあせりから、とても、勝手な言い分を書いているかとも思います。でも、私にとっても(きっと海さんをはじめ、ここに訪れている人々にとっても同じように、ここは大切な場所だと思います。)このフォーラムで気持ちよい優しい心をもてる時間を過ごさせてもらえたらと思います。
 





   >>> くやしいです! あいちゃん   -- 2003/04/26..
 
こんばんは。うちの父は8年前に脳梗塞で倒れ、以来言語障害、半身不随になりました。ですから、海さんの体験を聞いて、かっとなり、心が凍る思いでした。本当にくやしいです。自分の子どもは、将来そんな大人だけにはしたくないものですね。弱さや障害を差別する社会を作り出しているのは、大人の責任だと痛感しました。がんばって、子育てして、社会をかえていきましょうね。                                   「さっちゃんのまほうのて」という障害のある小さな女の子の絵本があります。わたしは、読んでいて、とちゅうで泣いてしまいました。皆さんも、よかったら、ご覧になってくださいね。
 





   >>> 人権意識について かりめろ   -- 2003/04/26..
 
 私と海さんは同年代のようですが、私の母の世代は人権教育なるものを学校教育で受けておらず、母にしても、温厚な賢い人だと思うのですが、「障害がある人」や「被差別」や「在日外国人」などの話題については、「え、そんな言い方あるの」と、びっくりしてしまうようなことを言います。私も小さいとき、松葉杖や車いすの人を注視していたら、「あの人らは悪いことしたから・・・」と母に聞かせれ、信じこまされていたようなところもあります。
 学校や社会生活で障害や差別について学習し、母達の考えは「正しいことをきちんと教えられていなかったからなんだ」とわかってからは母のそれらの言動に「それは、違うでしょ」と、指摘できるようになりました。
 今でも人権意識が薄い人の中には、男女を極端に区別したり、子どもの意見を封じ込めたり、非科学的なことを根拠にしたり、無責任な暴言を吐く人もいっぱいいます。
 私もつい先日「片手落ちだね」と言って、先輩にそれは言ってはいけないことなんだよ、と理由を説明され諭されました。知らなかったとは言え、これからは気をつけようと、思いました。生活する上で「それはおかしいよ」と思われることは、はっきりと人に指摘でき、お互いに配慮し合っていけたらいいな、と思います。
 世界に同じ人は2人といない、誰もが自分と人との違い、人と人の違いを認め合えたら、と考え、自分の子どもには、わかりやすい言葉で伝えているつもりですが・・・
 





   >>> もし同じことを子どもに聞かれたら・・ ちょこれーと   -- 2003/04/26..
 
海さん、はじめまして。いつも海さんの頑張りぶり、意識の高さには頭の下がる思いで読んでます。
このお母さんの言葉には絶句しました。ひどいです。
小さく無垢な子どもにそんなことを言うなんて・・・・。
同時に考えました。
私が子どもに同じことを聞かれたら(もうすぐ2歳になる男の子がおります)、なんて答えるだろう?
なんて答えたらいいのだろう。
「きっと病気か事故であるけなくなっちゃったんだね。でも、がんばってるね。えらいね。もし、ああいう人が困ってたら、助けてあげようね」
そんなふうに答えようと思います。
それなら海さん傷つかないでしょうか?
体がきかない中での子育て、本当に大変だと思います。
無理せずにがんばって下さい。
 





   >>> 何と言っていいものか・・・ とかんだ   -- 2003/04/26..
 
海さんの投稿を気にして、ずっと見てきた一人です。
お声掛けするのは、初めてです(^^ゞ

今回のこのお話、とても心が痛いです。

海さんも、もう充分にわかっていらっしゃることでしょうが
その母子と同じ・・低いレベルで考えないでください。
ご自分を下げることは、時間がもったいないです。
「卒業」なさってください。。。。。

忘れることの出来ない辛いことって、私にもあります。
忘れようとすればまたソレを思い出すのですものね。
私は・・・
全部消化して、卒業できるよう考えてきました。
自分の大切な時間を、無駄に使いたくないと思います。

貴女は、素晴らしいです。
しっかりしたお考えを持っていらっしゃることで、
私は、毎回励まされていました。
今回は、こんな形でしかお声掛けできませんでしたが・・・
お互いに、これからも前向きでいきましょう。
 





   >>> 消化 yumi   -- 2003/04/26..
 
海さんのされてきたご苦労は健康に産まれて育ったものにははかりしれないものだったとおもいますしそれをばねになさって優しく強く素晴らしく生きてきた方だと思います。
その強さをたくさんのかたが理解していると思います。
海さんの強さゆえ、他の人の意見があわないときに(障害者ゆえ心も視野も狭いかもしれません)というへりくだったいいかたをされたときは海さんの本心ではなく、“こんにな必死に生きてきたのにあなたになにがわかるのか”と相手が障害者ゆえに海さんに偏見をもったというふうにいっているように思えました。
20年前にされた心の凍りつく体験は忘れることはないと思うのですが(偏見をなくすためにも)いつまでもその方にたいして怒っている気持ちは消化してほしいとおもいました。あなたの障害を克服して生きる姿勢は感動的だろおもいますが私は障害者だから、とか障害者にかかわらず、とかいう言葉を使うことによってバリアーができているということも気がついてほしい。
 





   >>> 何故・・ エディパ   -- 2003/04/26..
 
心性が貧しいのもさることながら、唖然とする鈍感さですね。
その母親は。

ただ、この投稿を何故このサイトでなされるのか、
海さんの真意がよくわかりません。
自己完結された文章になっていますが・・・

このサイトの人々への、啓蒙でしょうか。

コトバの礫に対する抗議でしょうか。
(不躾な視線というのもこの国では多いですね)

人それぞれいろんな人生があります。
負っているものも違います。
私は理不尽な差別で、ひどく傷ついた経験があります。
でも、この掲示板で語ろうとは思いません。

海さんの気持ちについて、結局私は何もわからないかも知れない。
ただ海さんの負ってきたものについて、想像力だけは失わないで
いたいと、いつも思っています。
爆撃される人々に対し、想像を向けたように。

いろんなものを乗り越えられてご出産されたこと、
尊敬しています。
また、お子様を授かられたこと、とても羨ましくあります。
どうか、穏やかな気持ちで子育てをお楽しみください。

いつもROM専でした。今後もよろしくお願いします。
 





   >>> 海さん初めまして。 バンビ   -- 2003/04/25..
 
こんばんわ、バンビと申します。海さんの投稿は実は毎回読ませて頂いておりました。私は何の知識も無いし、まして自ら障害を告白してのここの投稿、私はそんな強い姿勢の海さんにお返事ができませんでした。私はとっても弱い人間です..。恥ずかしいくらいに。この度海さんの書き込みに初めてお返事させてもらいました。胸が痛みました...。簡単に意見できない物が叉そこにありました。とってもやりきれない思いです。海さんが今迄に傷付いてきた思い出を母となることで過去にしようと、懸命に立ち向かってることは、先日2度目の流産を経験した私に勇気を与えてくれました。子供にあんな返事しかできない親がこの世にたくさん居るかと思うと恐いです。
私の友だちで、小学3年生の女の子を持つ友だちが居ます。彼女のクラスに障害を持った女の子が居るそうです。普通のクラスで皆と一緒に勉強されています。ある日彼女はお母さんに「○○ちゃんはどうしてみんなと違うの?」と尋ねたら、私の友だちは「○○ちゃんは、お母さんのお腹に居てる時に怪我しちゃったんだよ..それだけだよ」って言ったら、彼女なりに納得して、より仲の良い友だちになってるそうです。もしあの時の通りすがりのお母さんが言った事を子供に伝えたら、虐めがあったかもしれないし、偏見や差別があったかもしれない....。親の言動はとっても重大なんだなと改めて思いました。海さんの生き方がきっとお子さんに反映され、逞しく心優しい大人に育つと思いました。生きる事は本当に辛い事ばかりです。これは、今月又一つ年をとった為に出た言葉です...(苦笑)逆風が強くてもやがて穏やかな日は訪れるのですね。この間テレビを見ていて感動した言葉です...。「風つよければ神様は、くつのかかとに住みたもう」すいません、つぶやきのようなお返事で。