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朝まで生テレビ とめこ  -- 2005/11/30 ..
11/25の深夜「激論!少子化の何が悪い?!」をご覧になった方いらっしゃいますか?
一時期、高齢不妊であることに引け目を感じており、こういう番組を避けていたのですが、最近は前向きな気持ちになっていたので、夜更かし覚悟で見始めました。が、見始めて15分後にはスイッチを切っていました。

いつも政治・経済に鋭い視線でズバズバッと、歯切れ良く切り込んでいく田原聡一郎さんが、その調子でパネラーの女性たちに、冒頭から「なぜ産まない?!」としつこく聞き始めたのです。

最初の2人ほどは「ちょうど仕事が忙しくなって」というように答えていました。1人産んだという人には「なぜ2人めを作らないの?!」と聞き返しました。
その時点で、私は「この番組は不妊の可能性は除外してしゃべっているのかな」と思いました。それでも「国にどういう政策を望むのか」というテーマがメインであるならば、それもいたし方ないのかなという気持ちで見続けました。

蓮舫さんへの質問になった時(彼女は双子のお子さんがいます)、彼女がようやく「治療を受けている方もいるし、それぞれ諸事情があるのでしょう」ということを言ってくれました。
すると、田原さんはまた「諸事情ってなに!?」と畳み掛けて質問。
この時点で、聞いていられなくなりスイッチ切りました。

不妊治療を受けていると、とかく人の言葉に敏感になりやすく被害妄想を抱きがちだという自覚はあります。でも、このやりとりは、あまりにも軽率で残酷だと思いました。

もし、ここで仮に蓮舫さんが「卵管が詰まっているもので」とか「夫の精子の運動率が低くて」とでも答えれば、田原さんは満足だったのかしらと自虐的に思いつつ、あれほど聡明な人でもこんなにも偏見に満ちているのだと失望しました。
また、多少でも「不妊の可能性」を考慮しないで、激論だけをさせようとしたテレ朝の姿勢にも疑問を持ちました。


パネラーが間違ってましたね。   ルル
石原さんも。   とばちゃん
皆様ありがとうございます   とめこ
次元が違うような。   さぬきうどん
35歳から妊娠率下がるという生物的事実   アゲハ
視点が違うようですね   non
テレ朝に抗議しましたか?   ウラン
心が痛みますね。   りん
現実ってそんなものかと・・・   はるる
気にしないで。   匿子
田原さんはまったくご存じないのでしょう   オーリー




 

   >>> パネラーが間違ってましたね。 ルル   -- 2005/11/30..
 
司会の長野智子さん、結婚していますが子供はいません。
いらないのではありません。出来ないのです。
それなのに冒頭で「子供は?」「いません。」と答えさせた田原さんはひどい人です。
田原さんの娘は高齢出産で双子を産んでいます。
これってどういうことかここを見ている人はわかりますよね?
親子の会話が、出版(メリット)でも絡まないと無い、という事実を露呈しているのではないでしょうか?
パネラーに長野智子、田原娘を入れれば、もっと生々しい討論、現実的な討論になったでしょうに。
とっくに産む時代が過ぎ去った人を出して、なぜ産まなかった?といっても時代が違うんでしょう。その人たちの時代は、他の人がたくさん産んでます。
問題は”今、現在の少子化”なんですから。
 





   >>> 石原さんも。 とばちゃん   -- 2005/11/30..
 
昨日11/29のテレビ(テレ朝だったと思う)で石原都知事が、
「子供を産まない奴は生きている価値がないね」
とおっしゃっていました。
産めるのに産まない奴は、という前置きがあったなら(それでも、産む産まないは個人の意思だと思うのですが)少しは納得できたかもしれないんですが、
あまりにもストレートな言い方にむか!そして「そうか私って価値のない人間なのか」と落ち込みました。
田原氏にしても石原氏にしても、無知だと思いました。
そういう自分を恥じずに「どうして産まないの?」と相変わらずオウムのようにたずねる姿勢に馬鹿の壁を感じます。
ま、結論は「気にせずに」ってことですね!ある部分では長けている方々なんでしょうが、他の部分では未熟なんだということです。かわいそうな方々だと思って気にしないで。←自分に言い聞かせているとばちゃんでした!
 





   >>> 皆様ありがとうございます とめこ   -- 2005/11/30..
 
ご意見や励ましのお言葉、ありがとうございます。
共感してくださった方やアドバイスなどなど、とても嬉しく読ませていただきました。

抗議という点については、生放送中にネットでのアンケートがあったので、「質問から逸脱するが」と前置きをつけて、ここに書いたような内容を送信しました。(たくさんの回答の中に埋もれてしまっているかも知れませんが)

「偏見ではなく知らないのでは」という意見には、改めて納得してしまいました。確かにそうですね。
かく言う私自身も、「その気になれば簡単にできる」と思っていたクチです。
ですから、あまり人のことを責められませんね。

また、ご指摘があったように、不妊が「少子化」の主な原因ではなく社会全体の意識や生活の変化によるところも多いという点では、そういった議論の進め方は、ある程度致し方なかったのかなとは思います。
ただ、かなり影響力のある番組だと思うので、もう少し配慮していただければ良かったのではと思っています。
 





   >>> 次元が違うような。 さぬきうどん   -- 2005/11/29..
 
その番組は拝見してないんですが、少子化問題を騒いでいるのは、もともと年金制度の破綻とか、経済問題に直結しているからでしょう。ホント、むかつきます。自分たちの懐具合を心配しているだけだから、「なんで産まないの?」なんて無神経な言葉が平気で出てくるんです。
そういう人たちにとっては、不妊で産めない人であれ、あえて産もうとしない人でもどっちでもいいんです。数字的に人数がふえれば。
どうして子供を産まないのか、産めないのか、当事者の気持ちになって考えないうちは少子化に歯止めはかからないでしょう。
多分、田原氏のような考え方の先生方が永田町にはゴロゴロいるのではないでしょうかね。(半分、諦めです、、。)
とめこさんもあまりイライラよくないですよ。
がんばってくださいね。
 





   >>> 35歳から妊娠率下がるという生物的事実 アゲハ   -- 2005/11/29..
 
私は自分の仕事の夢を叶えたくて妊娠を避けてきた39歳です。
36歳の時、女性誌に、卵子が老化するという記事が載っていて、驚き、色々
考える間もなく慌てて不妊治療を開始しました。来月40歳を迎えますが、体
外受精で年子をもうけることが出来ました。
「朝まで生テレビ」では、女性の妊娠率の事実を、教育の中の保健体育で教え
るべき、との意見があり、もっともだと思いました。
私はたまたま母が40歳の時の子なので、母がそうなのだからと全く問題意識
を持たなかったです。メディアでも、46歳で出産の文化人や、高齢出産がと
りあげられていましたが、稀有なのでクローズアップされていたことに気付き
ませんでした。
私は、娘達には早くから高齢出産の現実を教えたいと思っています。
 





   >>> 視点が違うようですね non   -- 2005/11/28..
 
夜更かしする時、よく見てた番組ですが、このところ見てませんでした。

私はある意味、産めない。ある意味、産まない。そんな存在ですから、
見てたら、たぶん食い入っていたような気がします。

パネリストの名前ざっと見てみましたが、不妊とはどなたもあまり縁がなさそうですね。
勝谷さんの日記を時々チェックしてるんですけど、
台本どおりにいかなかったみたいです。
「女帝女系問題にも三分の一の時間をとる予定だった」と書かれていました。
いったいどんな台本だったのでしょう?
遙 洋子さんは関西では有名人です。結婚しないと断言してる人です。

これもまた現実ですね。

不妊は10人にひとりと長く言われてきましたが、
いまや、二桁をきって、7人にひとりと言われる「今」だそうです。

テレビというメディアは貴重な情報源ですが、うのみしないというのもまた必要なことと最近痛感します。
 





   >>> テレ朝に抗議しましたか? ウラン   -- 2005/11/28..
 
とめこさん、私もそのテレビ観ました。
「なぜ産まない?」と目の前で議論されるのは不妊に悩む人にとっては辛いと思います。でもこのテレビで議論されていることと不妊とは論点が違うと思います。あの番組では、こんなに少子化が問題になっているのにちっとも改善されない、それはなぜか?ということを論じようとしただけです。
その少子化の原因の第一位が「不妊」であれば、あの議論はかなり常軌を逸していると思いますが、不妊で子どもに恵まれない夫婦は多いとはいっても、全体的な割合では少数派なのです。
(それでもあの畳み掛けるような言い方はかなり失礼ですよね。セクハラだ!と思いました。)

でも、今後もこういう議論は繰り返されるんだと思います。
だから今後は、
「産める人がなぜ産まないのか?」と聞くようにしたらどうでしょう?
欲しくても子どもに恵まれないことを誰も責めてはいないのです。
私は男性不妊で1人も子どもがいませんが、そういうふうに考えるようにしています。

でもどうしても気になるものですよね。
テレ朝に抗議してみたらどうでしょうか?
きっとすでに同じような抗議がたくさん届いていると思いますけどね。

お互いストレスためないように、上手に乗り切れたらいいですね。
 





   >>> 心が痛みますね。 りん   -- 2005/11/28..
 
とめこさん。こんにちは。私はそのテレビ番組は見ていなかったんですが、とめこさんの書きこまれてる内容を読ませて頂いただけでも腹立たしさを感じました。世の中には赤ちゃん欲しくて治療を頑張ってる人もいるのに・・・。番組を作られたスタッフの方も不妊で悩まれてる人がいるという事を認識して欲しいですね。不妊治療は経験した人しか理解出来ない気持ちってありますよね。
 





   >>> 現実ってそんなものかと・・・ はるる   -- 2005/11/27..
 
不愉快になったお気持ちお察しします。田原氏が「偏見」に満ちていたというより、不妊に関する知識がなかったのかな、そして番組制作に関わった人も全て少子化イコール「産まない選択」した女性が増えた、と勘違いしているのでしょうね。竹内久美子の本にあったけど、人間は産まない方へ産まない方へと進化しているそうです。バースコントロールは人間だけが編み出したもの。彼らの情報ってそんなところから来ているのかもしれませんね。

実は私も不妊治療に通いだして初めて自分が出来にくい体質であるということを知ったのです。主人にいたっては、いまだに生理のメカニズムすらわかってません(笑)。
逆に私は、不妊治療を開始してこのVoiceを読んだりして、どうしてこんなにも渇望している人(私を含めて)には授かりにくく、一方では「作るつもりなかったのに」とか「できちゃった!どーしよ!」って安穏としている人が存在するのか、そのアンバランスに戸惑っています。所詮、これが現実なのでしょうね。
私は、世界中のありとあらゆる子供を愛しています。だから自分に授からない場合は、養子も考えていますが、主人は反対しています。日本でももっと養子の環境が整えば、「何故うまない?」なんて愚問もなくなってゆくでしょうね。早くそういう日がくればいいのにと思います。
とめこさんのトピの主旨からはずれましたが、ごめんなさいね。田原氏みたいな人は「授からない」者の心の痛みもわかることなく一生を終えるでしょう、その代償としてきっと「授かった」ことの有難さにも気づくことなく過ごすのではないでしょうか。あなたの元に早く天使が舞い降りること、お祈りしてます。
 





   >>> 気にしないで。 匿子   -- 2005/11/27..
 
今回のテーマは見ていませんが、以前、違うテーマでご指摘の司会者の方が、自分と違う意見の人の話を遮ったり、無視したり、論点を曲げたり、と言った行為があり、ものすごい不信感を抱いてから、あまり、この司会者の番組は見なくなりました。
他局の番組で、有識者の方々が、「あの方は、自分の偏った意見に沿うよう進行するので、二度と出演しない。」とおっしゃってたこともありました。
「まず、偏見ありき」の姿勢があり、おかしいのは、その道の専門家の話すら、自分と意見が違うと最後まで話をさせません。ちゃんと勉強されての主義主張なら、まだしも、知ったかぶりして、余計、気分が悪いです。
そして、本当に、平等な司会の出来る人なら、もっと、他局でも司会をしているはず…。それが、一局だけに集中しているのも、考え方が似ているメディアだけの証拠です。

ですから、気になさらずに!
 





   >>> 田原さんはまったくご存じないのでしょう オーリー   -- 2005/11/27..
 
とめこさん、

はじめまして。現在、海外在住のため、残念ながらその番組は見られませんでした。が、TV朝日(のスタッフ)、田原さん共に、不妊の可能性は除外している、というより、知らないのではないでしょうか?かく言う私も自分自身が不妊であるにも関わらず、こちらの掲示板に来るまで、そんなに多くの方が不妊で、しかも高度の治療を日常的に受けられているとは思いも及びませんでした。有名不妊専門クリニックが顧客で溢れているということさえ、想像もしませんでした。高齢不妊で女性の権利問題に関心を持ってきた私でさえこのようにのんきな状態ですから、番組制作スタッフの中心が、仕事が忙しく家庭も妻まかせの男性では、不妊と少子化は結びついていないのでは?と思います。

TV番組で取り上げるにあたっては、かならずリサーチャーなどが事前に資料を整えるはずですが、少子化問題と不妊問題(不妊率の増加など)を関連づけた研究報告やメディアなどはこれまであるのでしょうか?それがないと、TV番組の制作側も草の根的に個人の体験までは調査しませんので、そういう事実があっても番組に反映されない、ということになります。

つまり、一番いいのは、TV朝日、番組、そして田原さん宛に何らかの形で苦情を伝えることだと思います。それも、一人でも多くの不妊問題を抱える私たちが。そうでないと、少子化とは、いつまでも、「生めるのに生まない選択」と同義語的に扱われていくのではないでしょうか?

国の少子化研究機関のようなものもありますよね?そういうところは、不妊の増加と少子化をどう結びつけているのでしょうか?

とにかく、昔は結婚して子供ができないということはかなり希なケースとして扱われていたと思います。そのため、男女が結婚すれば子供ができて当たり前、という前提は今も続き、現代社会で子供がいない、あるいは一人しかいない、というような夫婦が急増していることが、すべて当事者(夫婦)の選択が原因、と世間一般に捉えられているのでしょう。それをどこかで、子供が減っているのは、何も意志選択のためだけではない、不妊、セックスレス、物理的に子供が出来ない現代環境が問題なのだ、ということをはっきり世の中に伝えるべきでしょう。

もし、この掲示板に来ておられる皆さんがTV朝日に苦情を述べれば、少子化の新たな問題点として、何らかのニュースや番組に生かされていくことも可能だと思えます。とめこさんにはぜひぜひ一度、番組に感想を率直に伝えてみてほしいです。(それにしても、その番組、見てみたいです)