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日本婦人科学会 チャラ妻  -- 2006/01/31 ..
昨日、1月29日NHKのドキュメンタリー番組を見ました。
イスラエルでは、歴史等関係しているのでしょう、
子供二人まで体外受精の料金を国が負担しています。
その金額50億円ということでした。

今日の朝日新聞に、両親のいずれかに「均衡型転座」という
染色体異常があって起きる習慣性流産について
受精卵診断を認めるかどうかについて、国民や会員の意見を
一月末まで公募中とのこと、が書かれてありました。

その記事の中で習慣性流産を予防する目的で受精卵診断
を実施している太谷産婦人科の大谷徹朗医師の名が
あげられています。

大谷医師といえば、着床前診断で話題になった医師ですよね。
私自身の考えといえば、彼の行動には賛成意見ですが。蛇足ですが・・・

受精卵診断について、ご意見のある方は、日本婦人科学会
まで。

朝なのと、日にちがないので、とり急ぎご報告まで。
ご存知の方ごめんなさい。


染色体異常の厳しい現実   とろりん
お願い!!   さくさく




 

   >>> 染色体異常の厳しい現実 とろりん   -- 2006/01/31..
 
チャラ妻さん、さくさくさん、こんにちは。とろりん38歳です。

先日、胞状奇胎により第2子を流産してしまいました。350妊娠に1例という珍しい病気にかかってしまい、現在慌てて病気について勉強しているところです。大谷先生のホームページ(着床前診断)の流産関係のところはたいへんわかりやすく、興味深く拝見しました。

胞状奇胎は3倍体という染色体異常により起こるそうです。80%の胞状奇胎は予後良好ですが、20%は抗がん剤治療が必要な症状となり、そのうち数%は進行の早い絨毛がんに移行します。胞状奇胎の発見が遅れると、大出血を起こして子宮全摘となることもあります。私はほんの2ヶ月前まで「我が子に兄弟を」と望んでいたのですが、結果として一生涯経過観察の必要な前がん状態となってしまいました。その上、ホルモン値が低下して安定するまで6ヶ月〜2年は避妊が絶対条件です。

上記のホームページによると染色体異常はダウン症がとても多いですが、私のように染色体異常による妊娠が原因で病気になってしまう人もいます。高齢妊娠に挑戦し始めたとき、今回は羊水検査を受けようかどうしようかと考えてはいましたが、染色体異常による厳しい現実を体験して自分の認識の甘さを痛感しました。また、羊水検査による流産率は1%以下と聞いたことがありますが、確率の低い病気を引き当ててしまった自分としては見過ごせない数値です。

着床前診断は命の選別につながりますし、現段階では自分自身その可否を判断できるほどの知識がありません。しかし、診断技術が向上し、原因不明とされる習慣性流産や母体が危険にさらされる病気が回避できるのであれば、患者にとってはたいへん大きな助けになると思います。

着床前診断の間口を極端に狭める一方で、学会所属の先生方による羊水検査後の中期中絶や経済的理由による妊娠中絶が日常的に行われていることにも、私は違和感をおぼえます。真に患者のためというよりは、医療機関経営上の視点が見え隠れするように感じるのです。

残念ながら今回の意見表明には間に合いませんが、着床前診断については今後も自分なりに勉強し、機会があれば学会に意見表明できるようにしたいです。
 





   >>> お願い!! さくさく   -- 2006/01/31..
 
大谷医師の下で 着床前診断にチャレンジしているものです。
着床前診断・染色体異常について きちんと理解したうえで 日産婦に意見を出して欲しいお願いしたく 私の意見を書かせていただきます。

染色体異常というと 21t(ダウン症)を思い浮かべる方が多いですが 実際 ほとんどの21tは初期流産で亡くなり たまに生まれることがあります。 
たいがい 1歳を前に手術をし 長く生きることができるようになりましたが 21tで生きる事ができるのは(受精卵から) ほんの一部のことです。
他の染色体異常でも 生きている子どもがいますが 何万分の一の確立で生きて生まれることができただけで ほとんど着床すらしない 又は 初期流産だそうです。
(医師から聴いた話であり 本の引用ではないので 数字が違うかもしれませんが・・)

私達夫婦は自然妊娠ができるのですが 何度も流産を繰り返しています。
着床前診断を行ったところ 私の正常卵は 五分の1確立。
つまり 5つ受精卵があっても 正常卵は1つだけ
13tや18t などの単純なものではなく いくつもの染色体異常が混ざり合っていたり XXYY など複雑な染色体異常が4つ の確立です。
生きられる受精卵を戻したのですが 残念ながら着床しませんでした。
自然妊娠ができるのに 子どもは死んでしまう。
だから 私たち夫婦は 避妊をし 体外受精を行っています。

均衝型転座が容認される事は ほぼ決まっています。(2月18日に決定予定)
これが決定すると 私のように原因がなく 何度も流産している人の着床前診断は規制され 受ける事ができなくなります。
習慣性流産の人が 妊娠できる道が 広がらないまま閉じてしまいます。

ぜひ きちんと調べた上で 日産婦に意見を上げて下さい。


大谷医師ですが 私たち夫婦は実際に医師に会って 心から信頼できる人間だと思ったから 着床前診断を行う事を決めました。
先生自身も子どもに恵まれず(産科の医師夫婦が不妊ですから 精神的に大変辛かったと思います)苦労されたので 私たち患者のことをとても理解してくれます。
患者をマスコミから守る為 先生はいつも盾になってくださっています。
男女産み分けの件も・・・
偶然 インターネットで 単に男が欲しい・女が欲しい と行ったわけではない事が書いてあるのを 見つけました。
書き込みだったので 信頼性は薄いと思っていたのですが やはり 大きな理由があり マスコミ批判の男女産み分けにたいし 言い訳せず患者さんを守ってくれていました。(言い訳をすれば 患者さんのプライバシーが守られない)

不妊・流産 で悩んでいる方 ぜひ 受精卵について考えてください。
そして 妊娠への門を狭めないよう 協力お願いします。