妊娠・出産・育児

バックナンバー13〜2006年2月

2005年11月〜2006年2月の投稿バックナンバー


高齢出産VOICE TOP

babycom高齢出産という選択 TOP

高齢出産VOICE バックナンバー一覧

ワードで検索!ワードを含んだ投稿リストが表示されます



2度目の流産後の検査について あじさい  -- 2006/01/06 ..
12月の上旬に二度目のけいりゅう流産をした者です。 悲しみとショックでまだまだ辛い日々ですが・・・、年齢的に考えても(40歳になったので)早く出来る限りの範囲で検査を行わなければと思っています。 どんな経路を通して、またどんな専門の先生に不育症や習慣性流産の検査をしていただけるのか具体的なことがはっきり分からなく皆さんからのアドバイスや情報を頂きたく投稿しています。

検査前なので具体的な問題や何が異常なしなのか等は不明ですが、大まかな(私の知っている範囲の)問題が2つあります。

1−二度目のけいりゅう流産(38歳7W、40歳8W) 
2−最初の妊娠は欲しいと思ってから半年以内でしたが、二度目までの間が1年くらいでなかなか妊娠しなかった事。 それに加え40歳という年齢。

二度目の流産後主治医に原因究明や今後必要かもしれない治療の為にはどんな検査をしたらいいかたずねたところ、年齢的なものが原因だろうとおっしゃいます。  確かにそうですし、勿論それを否定するつもりも疑うつもりもありませんが、FSH値、E2その他甲状腺や糖尿病があるかどうかの血液検査以外の検査は何も受けてないので“年齢”が原因という事だけで何も検査せずいるのは賢明じゃないのではと思っています。 主治医の先生に何度もお尋ねしましたが、納得いく説明が得られす悩んでいます。  もし主治医の先生がなぜそう思うのかを説明してくださったり、または自分の専門ではないのでどこどこの先生のところで診てもらいなさいなど言っていただけると、ただただ年齢年齢・・・の説明だけよりも納得できる事あるのでは、などと思い悩んでいます。

納得いく説明がなかなか得られない事と「あなた達にそんなに時間を費やせない」といって電話を切られる事もあり主治医を変えるのがいいのかもしれないとも思っています。 

長くなりましたが、高齢の人の二度目の流産後の適切な検査とは? またどんな専門の先生にどういう経路を通して診ていただいたらいいいのかアドバイスや情報を教えていただければ大変嬉しいです。 

現在アメリカ在住していますのでアメリカにいらっしゃる方々からのお返事がいただけると大変ありがたいです。(私の知っている範囲ですと、不育症検査や習慣性流産の専門医などを探す事は難しいようです?) また日本に一時帰国をして検査する事も考えていますので日本の方からのお返事も感謝します。 


実感として、アメリカでは...   マンゴぷりん
専門医   ルル
不育症   べりー
専門医をお勧めします   もとやん




 

   >>> 実感として、アメリカでは... マンゴぷりん   -- 2006/01/06..
 
あじさいさん、こんにちは。

アメリカ在中の41歳、初妊娠で現在38週半ばのマンゴぷりんと申します。

38歳後半から妊娠を意識し、それまで健康には自信がありましたが、40歳近くまで妊娠の可能性をチェックせずにきましたので、アメリカで不妊治療(排卵チェック、子宮卵管造影、腹腔鏡手術、医者での人工授精2回)を受けました。
医師から勧められたからではなく、自分で「これとこれの検査をしたいが、どうでしょうか?」と医師に聞いて、行いました。
結果として、軽度の子宮内膜症がありましたが、それについての医者が勧める治療に納得できず、医者通いを止め、自宅で自分で人工授精をし、2回目で妊娠となりました。

まず、あじさいさんがアメリカの大都市に住んでおられれば、口コミや自分が持っている保険で不妊症専門の治療医師を探し、納得できるまで"良い医師"を探すことです。
まず、Infertility で検索し、あじさいさんの現在の経過;
1−二度目のけいりゅう流産(38歳7W、40歳8W) 
2−最初の妊娠は欲しいと思ってから半年以内でしたが、二度目までの間が1年くらいでなかなか妊娠しなかった事。 それに加え40歳という年齢。
を医師に説明し、それであじさいさんが納得できる返答が帰ってくる医師を根気よく探します。

アメリカは医療費/出産費用(例:私のパートナーの会社の部下(当時ご主人は40歳、奥さんは43歳、共に初婚)は、奥さんの年齢のこともあって、結婚後すぐに不妊治療をはじめ三つ子を出産しましたが、病院からのディスカウント前の正規の請求費は2000万円近くだったそうです。本人負担がいくらになったか分かりませんが...10%でも200万円?...)が高く、また不妊治療はほとんどの保険がカバーしません。
よって、患者への精神的な医療サービスができる、金額的にも納得できる医師
を探すことが先決だと思います。

「年齢」には確かに"出来にくい"という制限があるかもしれませんが、"可能性がない"(事実、あじさいさんは妊娠経験がある)事ではありません。
40歳を超えて、初妊娠/初産をされている方は、たくさんいらっしゃいます。

それを"一番の原因"のように言い、「自分はプロのくせに、患者に納得できる説明もできない医師」にいつまでもかかっていることは、それこそ、時間/お金/精神的に無駄だと思います。

私が、友人の紹介で最初に掛かった医師などは、(不妊治療を自己学習した)素人の私が見ても「無駄な治療」を繰り返し、請求に関しては、休暇先にまで電話をしてくる執拗さ、でした。
それから後医師を2回替え、合計3人の医師にかかった後「医者でできる一通りの検査は終わった。後は時間とお金の無駄遣い」という結論に行き着くまで、2年かかりました。

また、「「あなた達にそんなに時間を費やせない」といって電話を切られる事もあり」ですが、その対応もひどいですね。
医師を含む、看護婦、オフィスのスタッフ全ての人たちが対応が良くなければ、患者としてのこちらの立場はどんどん追い込まれるばかりです。
(色んな人種がいるアメリカでは、日本のような一環したきめの細かいサービスを求めること自体に、無理があるのかもしれません...)

アメリカでは、あまりに成果主義で結果(妊娠できるかどうか)を求めるあまり、その途中経過や原因究明の"不育症や習慣性流産の検査"等を時間を掛けて行うよりは、人工授精や体外受精という、直接妊娠に結びつく処置を何度も繰り返す、のが普通のようです。
 
私は日本で不妊治療を受けた経験はありませんが、このサイトで皆さんの経験を拝見する限り、あじさいさんが環境的に日本で治療を受けることが可能なのであれば、日本で治療を受けられたほうが、ご本人が安心して納得して治療に望むことができるような気がします。
 





   >>> 専門医 ルル   -- 2006/01/04..
 
私も、不育症専門の先生にかかっています。
不育症に詳しい先生はなかなかいない上、専門医の間でも意見が分かれる点もありますので、先生によって治療法が多少違うこともあります。
なので、自分の納得のいくドクターを探すのは、大変だと思います。
私は東京在住ですが、名古屋まで遠距離通院をしています。
とは言っても、通院を最小限にするなら、検査の時と妊娠時に行けば済みます。

アメリカの状況は残念ながら分からないのですが…。
良いレスが付くと良いですね。
 





   >>> 不育症 べりー   -- 2006/01/02..
 
T海大学病院に不育症の名医がいらっしゃると聞いたことがあります。
私も何度か流産手術を経験しているので受診しようと思ったことがありました。
ただ私の場合「たいのう」のみの確認で、週数も7〜9週の流産でしたので、原因は単純に卵子の老化です。
子宮の環境や母体のせいではなく、そこまでが受精卵の寿命だったのです・・・。
私の場合は不育症検査に時間を割いているよりは、不妊治療を進めたほうがいいと思い、T海大学には行きませんでした。
でも、あじさいさんは、きちんと検査を受けて納得した結果を得たいという考えだと思いますから、一度不育症の専門医を受診してみてはいかがでしょう。
今のクリニックではおそらく専門的な検査はのぞめないと思います。
アメリカでの病院探しは大変かと思いますが、専門医の検査を受けてみてください。
 





   >>> 専門医をお勧めします もとやん   -- 2006/01/02..
 
3度の流産を経て、去年9月に男の子を出産したもとやん41歳です。あじさいさんも、辛い経験をされましたね。

個人的な経験でしかないのですが、不育症専門医を受診されることをお勧めします。何故かと言うと、一般的な産婦人科の医師では、不育症の知識を持っている人が少ないからです。不育症の領域はまだまだ未知な部分も多く、一般的な産婦人科では(不妊症専門医でさえ)、関心を持っていろいろ自分で調べている患者よりも知識(最新情報?)を持たない方が多いようなのです。もっと言うと、いろいろな仮説が多くて、専門医でもいろいろな考え方の医師がいます。

私は2度の流産のあと、子宮筋腫の手術をして、念のため不妊専門医のところで不育症の検査をして異常無しとのことでしたので、再度妊娠を試みました。ところがそのときも流産。どうして・・・?と藁にもすがる思いでリンパ球移殖を希望して専門医のところに転院しました。そこで、まず前回の検査項目でもれていたものを再検査したところ、不育症の原因と思われる異常が見つかりました。ちなみに、その病院ではリンパ球移殖は反対の方針でした。そして妊娠、治療を受けながら初めて安定期へ。そのあと近所の産婦人科へ転院して無事出産に至りました。最初の妊娠からちょうど4年経ちました。不育症の専門医のところで検査をしていたら、3回目の流産は防げたかもしれないと思うと、同じような経験をされている方には早めに専門医を受診されることを勧めたい気持ちになります。
*私が受診したのは慶○大学病院の産婦人科不育症外来です。知識、経験、技術、熱意、交通の便など総合的に見て、ここで受診して良かったと思っています。

ただ、不育症の中でも血液凝固関連の原因の場合には、バイアスピリン(小児用バファリン)の服用だけで対処できる場合が多いようです。原因によっては注射との併用が必要な場合もありますが。素人の私が勧めるべきではないと思いますが、それほど大した薬ではないので、専門医を受診するのが不可能な場合には、バイアスピリンを処方してくれる産婦人科医を探すという方法もありかもしれません。子宮外妊娠の場合などは危険なので、きちんと妊娠を確認してから飲み始めます。

「あなたたちにそんなに時間を費やせない」とは冷たい言葉ですね。想像でしかないのですが、あまり知識がないので逃げたいのではないでしょうか。高齢が原因である可能性は確かにあると思いますが、高齢だからこそ防げる流産は防がなければ・・!少なくとも不育症の分野に関心を持った医師を探した方が良いように思います。大変かもしれませんが、治療をしながらの妊娠は精神的にも安心できます。(できることならきちんと検査をして、原因が分かった上での治療が最善と思います。)

あじさいさんにとって良い結果となりますよう、心からお祈りしています。