妊娠・出産・育児

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かりしれ maruka  -- 2006/05/14 ..
 少し前の、すっとこさんの「知人の48歳の自然妊娠・初産」のお話、こういうお話は、いつもほんとうに無条件で感動してしまいます。私は42歳、未婚ですが、好きな人の子どもが欲しくて、数年前からこのサイトに立ち寄っては、勇気と希望をいただいている者です。皆さん、いつもありがとうございます。このお話を読んで、数ヶ月前に別のサイトで読んだ記事の内容をリアルに思い出しました。

 それは、私がこのサイトと同時にいつも見ている「妊娠しやすい体づくり」というサイトなのですが、そのNewsコーナー(2.23)に次のような記事が出ていました。もう2.3ヶ月前のことですし、すでにご覧になった方もいて、また、このサイトでも話題になったかもしれませんが、その時は、もう一度ということでお許しください。

 それは、要約すると、「高齢女性の出産(自然サイクルの中での自然妊娠)で双子が増えるのは、若い女性よりも、より多くの卵を作ろうとする自然のメカニズムのためであることが、オランダの調査によって明らかとなった」という内容の記事です。

 詳しくは、そちらを見ていただきたいのですが、「高齢の女性では、年齢とともに卵子の量と質がともに低下するため、妊娠しづらくなっているが、それと同時に、双子の妊娠率も高くなるという事実がある。それは、38~48歳の閉経前(個人差は大)は、視床下部が数少なくなった良質の卵を育てようと、どんどん細胞刺激ホルモン(FSH)を分泌するようになるため、複数の卵胞が育つ」ためであり、「この調査は、排卵誘発剤を使って卵巣を刺激したり、体外受精時に複数の卵を育てたりすることを、自然の摂理は、行っているということを明らかにしたのではないか」と指摘しています。

 そして、従来の医学では、「高齢にともなう、FSHの数値の高まりは、卵巣の機能の低下の指標としてしか考えていなかった」が、実は、「FSHの高まりは、低下する生殖力を補う自然のメカニズム」である、という結論でした。だから、「決して、一面だけをみて、高齢を嘆くことはない」「人間に備わった自然な力をもっと信じたいもの」というのが解説者の意見でした。

 私は、この記事を読んで、なんとなく嬉しくなりました。年を重ねても、子どもを産みたいという切なる願い、それは自然のメカニズムによる単なる「生理現象」ではないかと。視床下部が少なくなってきた卵細胞に積極的に働きかけ、少しでも質の良い卵子に成長させようとする過程において、その命令が別の神経を通って、自分の心にも「産みたい、産みたい」という欲求を起こさせているのではないかと思うのです。お医者さんにいったら笑われるかもしれないけれど。でもそういうふうに考えると、高齢でも出産を望むのは、ちっともおかしいことではなく、ごく自然のことなのだと思えてくるのです。

 このサイトでも、たとえば、なぜか昨年より質の良い卵が採れるようになった、とか、不妊治療を休んでいた、あるいはあきらめたとたん、思いがけず妊娠した、とか、結婚して20年来、子供ができなかった姉夫婦が45~6歳で自然妊娠で子供を授かった話とか、沖縄のかたが50歳で、あるいは、昔、53歳で産んだという祖母の話とか・・・とても勇気づけられることが多いのですが、でも、いままでそういう話は表には出てこなかっただけで、昔をたどれば、少なからず、40代後半、50代前半にりっぱに子供を産んだ人はたくさんいたのではないかと思います。それもやはり「自然のメカニズム」、「人間に備わった自然の力」がなす業なのだろうと思います。ただ、ただ感動するばかりです。
 
 もちろん、体にとっては、良質の卵子がたくさんできるピークである24~25歳前後や、少しでも体に負担がかからない年齢までに産んでおけば一番良かったことでしょう。
 でも、今は、自分の心の奥底(子宮の奥底?)から沸き上がってくる「子供を産みたい」という欲求を、ただ年だから、といって、無理やり心の奥底に押し戻すことは自分にとっては、後悔の元だと思っています。自分があきらめても、体はまだ最後の最後まで自分の役割を果たそうとしている。卵子に言わせれば「私も残り少ないけど、いいものを作るから、あなたも最大限自分にできることは努力してね!がんばって!」という感じでしょうか。

 「自然のメカニズム」に素直を従ってみたい。計り知れない、生命の神秘、信じてみたい。時には、生命の神秘に挑戦しつづけた人間の科学の力も共存させながら・・・それでだめだったら、それでいいじゃないの、とそんな気持ちになりました。「子どもをあきらめる」ということをすっかりあきらめた42歳の春でした。長くなってすみません。


anomiさん、ありがとうございました。   maruka
わかります。   anomi
皆さん、ありがとうございました。   maruka
余談ですが・・・   トマトの気持ち
直前のmarukaさんの投稿(皆さん是非ご覧になって。)にわきの下あたりを刺激されて、とるものもとりあえず表舞台に出てきてしまいました。おっとと。   ひげ
私も   りお☆
いいお話ですね、。   匿名




 

   >>> anomiさん、ありがとうございました。 maruka   -- 2006/05/14..
 
 anomiさん、anomiさ~ん。またお合いできると思っていました。待っていましたよ!!(笑)

 anomiさんも双子さんだったんですね。お話を聞いて、じーんときました。
きっと、どちらかを優先させなければ、両方がダメになるという状況だったのかもしれませんね。お母さんのお腹の中で、自然の摂理が、最後の最後までねばり、そして最終的には、少しでも生命力の強い子を残そうという結論を出したんだろうと思います。切ないですね。でも、だからこそ、今、輝いている命がそこにあるんですよね。今、スクスク育っているお子さんは、一人ではあるけれど、きっと二人分生きているんだろうと思います。そしてanomiさん一家は、3人家族ではなく、いつまでも4人家族なんだろうなと思います。天国のお子さんも、anomiさんがお母さんで本当に良かったと思っていると思いますよ。だって、こんなにも優しいんですもの。

 生命の神秘、そして女の性・・・この奥深きもの、命尽きるまで見届けたいものですね。
 
 またお合いできたらなあと思います。ありがとうございました。

 





   >>> わかります。 anomi   -- 2006/05/13..
 
女、いや、男も、人間は凄いです。最後の1つまで振絞る、、なるほどです。私は47歳初産です。私も双児でしたが残念ながら1人は産まれて1時間で亡くなりました。(原因不明でしたが1100gでした)37週での早産でしたがもう1人はNICUを無事卒業して今は元気に飛び跳ねてます。亡くなった子は37週まで頑張ってもう1人の分身を守ってくれました。その子の存在は何だったのかとふと考えてしまう事がありますが、<生命の神秘信じてみたい>marukaさんの言われるお話の一つのような気がします。お腹の中で計り知れない格闘があったのに違い無いと思ってます。生命は形にならなくても私には命の尊さをくれました。生命は本当に計り知れませんね。marukaさんありがとう。天国の子がますます愛おしいです。
 





   >>> 皆さん、ありがとうございました。 maruka   -- 2006/05/12..
 
 匿名さん、りおさん、ひげさん、トマトの気持ちさん、意味不明のタイトルだったのに、読んでいただき、しかもお返事までいただいて、ありがとうございました。本タイトルは「計り知れない生命の神秘、信じてみたい」でビシッと決めたつもりだったのに、ふたをあけてみたら「あれれ~」って感じでした。

 匿名さん、石川三千花さんの「スクスクの掟」の本の紹介、ありがとうございました。まさにFSHの偉業「45歳、初産、双子」って感じですね。理想だわ~。おもしろそうなので、さっそく購入して読んでみようと思います。

 りおさん、ありがとうございました。高温期の期間って、結構、幸せな時間をもてますよね。(私はあまり経験ないのですが。)44歳、まだまだ大丈夫だと思います。なによりも、挑戦する意欲がとてもよく伝わってきますもの。朗報をお待ちしております。
 
 ひげさん、とても楽しく読ませていただきましたよ。(なんで、わきの下あたりが刺激されるんだろう・・・と笑ってしまいましたが。)
 「母体そのものがダメになっては元も子もない、だからこそ、身体と心を良い状態に保ちましょう」・・本当にその通りだと思います。 それから、「学んだ知識を駆使して妊娠に漕ぎ着けようと努力するのも「自然」の流れ・・・まったく同感です。「産みたい」という欲求も、そのためにはどんなに大変な治療でも乗り越えてみせる、という意欲も、すべて「自然のメカニズム」がそうさせているんだろうなと思います。DNAって偉大。そして、やっぱり、人間って素敵な存在ですよね。ひげさん、また表舞台に出てきてくださいね。

 トマトの気持ちさん、ありがとうございました。
 このサイトでたびたびお見かけしており、あ、あのトマトさんだ・・・とうれしくなりました。
 ご主人さまの男性の場合の話、思わず、へえ~と感心してしまいました。いままでは、「男の人は、疲れているときはダメなんだ・・・」と勝手に思っていましたが、逆にそういう時は普段より精子が大活躍するってこともあるのですね。なるほど。勉強になります。
 DNAは、飢餓や戦争の恐怖によって子孫を残せなくなるという危機感を持つとフルに力を発揮するということを何かの本で読んだことがありますが、それと同じことなんですよね。精子も卵子も自分の体の限界に近づくとき、最後の力を振り絞って子孫を残そうとする。そのシステムにはやはり畏敬の念というか、ただ、ただ感動するしかありません。でも、感動ばかりもしていられないので、私も、いじらしい卵子の頑張りに答えられるように、常に自分の体と心を良い状態に保てるよう、努力したいなと思います。

 
 





   >>> 余談ですが・・・ トマトの気持ち   -- 2006/05/10..
 
marukaさんこんにちは。

主人がよくいう言葉なのですが、
男性の場合は肉体が疲れきって、体内的に命の危機を感じると、最後の力を振り絞って女性に精子を送ろうと体が勝手に元気になるらしいです。

なので、疲労蓄積中だと、朝なかなか収まらないことがるとか・・・・。

それを聞いていたので、女性はどうなんだろう??とずーと疑問符を持っていましたが、marukaさんの書き込みを読ませて頂いて、なるほどーー!!と納得してしまいました。
男性も精子をフル稼働で作る。女性もまだまだ子孫を残すんだ!と本能がそうさせるのだなぁと思うと、本当にその仕組みが、よく出来ていて凄いなぁと感動しちゃいました。

 





   >>> 直前のmarukaさんの投稿(皆さん是非ご覧になって。)にわきの下あたりを刺激されて、とるものもとりあえず表舞台に出てきてしまいました。おっとと。 ひげ   -- 2006/05/10..
 
直前のmarukaさんの投稿(皆さん是非ご覧になって。)にわきの下あたりを刺激されて、とるものもとりあえず表舞台に出てきてしまいました。おっとと。

女性が高齢になって出産を切望し、そのためにどんな苦痛も厭わないというのは、自然の摂理だと思います。
そして母体の内部では、予めインプットされたプログラムに従って、その妊娠をバックアップするために担当機能がフル回転で操業しているのも想像に難くありません。

たまに寄生虫や寄生鳥などの生態を知るにつけ、全くもって遺伝子というのは生き残るために『何でもする』んだなと思います。
そりゃあもう、ミもフタもないほどですね。下等生物ほど。
成長したらお借りした母体は『ポイ』ですからね。
競争相手(本来の鳥の子ども)も『ポイ』ですからね。
競争相手の卵を巣から『ポイ』するために、予め背中に卵をのせて運ぶためのくぼみを持って生まれてくるそうですから驚愕ですね。
赤ちゃんなのに、全然イノセントじゃないですね。
カッコーですか?
忘れてしまいましたが・・・
森で声を聞いても、ちょっと聞き方が変わっちゃいますね。
かわいい声して、やるときゃヤルんだもんな、と思っちゃいますね。
いやはや・・・
ちょっと話が逸れましたね。

彼らに比べれば、もっと複雑で高度なシステム満載の人間の母体が、遺伝子を残すためにワタシ達の肉体を、そして精神をコントロールするなど序の口なんだわと思います。

でもここで大事なのは、遺伝子を残すためには母体そのものがダメになっては元も子ももないということです。
だからこそ、身体と心を良い状態に保ちましょう、と。
そしてあとは、計り知れない自然のシステムに任せましょう、と。

お医者様に通われている方々を否定するものではありません。
どうか誤解なさらないように。
科学は自然を学ぶものですから、学んだ知識を駆使して妊娠に漕ぎ着けようと努力するのも、大局的に見ればむしろ『自然』の流れではないでしょうか。

慌てて出てきて髪が乱れていますが、お許しください。
あわて者、これにて退散。


失礼がなかったかしら。。。
 





   >>> 私も りお☆   -- 2006/05/10..
 
同じようなこと考えてました。
FSHは高くなってきていますが、それによりまだ排卵できるのなら、その高まりが必要なのではないか?と…
44歳で二人目を希望して、すでに3回生理を迎えました。
3回目は高温期が少なくとも17日は続いていたみたいだったのに…残念!
でもまだあきらめませんよ~

 





   >>> いいお話ですね、。 匿名   -- 2006/05/10..
 
しみじみ読んでしまいました。ホント、諦めるなんてもったいない!
ところでこのサイトご覧ならご存知の方も多いと思いますが、2004年12月主婦の友社から出版された石川三千花さんの「スクスクの掟」をおもいだしました、。
彼女は45歳でできちゃった結婚、しかも初産で双子です。
読むと元気になりますよ。