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黄体ホルモンと攻撃的性格の関係について pooh  -- 2003/12/29 ..
流産防止などに処方される黄体ホルモンについてご存知の方、教えてください。

17歳18歳の目を覆うような残虐な犯罪と黄体ホルモンに関係について書かれた本を読みました。ちょうど今の17歳くらいの少年少女がまだお母さんのお腹にいた頃、流産止めの黄体ホルモンの処方が多用され始めたらしいのです。17歳の犯罪を犯した子どもたちの多くに親が妊娠中黄体ホルモンを摂取していた履歴があったそうです。

それ以来、ずっと流産止めに黄体ホルモンが使われているそうなのですが、黄体ホルモンには攻撃的性格を助長する成分が含まれており、そのため妊娠期間中に黄体ホルモンを飲んだ母体から生まれた子どもには攻撃的な性格の子どもが多いそうです。

これは実は周知の事実で、たとえばアルミ鍋で毎日調理されたものを食べると体内に蓄積され、長い目が見た場合、アルツハイマー症となる要因がある、というのと同じだそうです。

このことについて詳しくご存知の方がいらっしゃいましたら教えてください。


小児科医としての意見   小児科医
「子供の脳が危ない」   みなと
性同一障害   めるも
黄体ホルモンの注射をしました   rinn
親の心構え   pooh
しっかりしましょうよ。   こうめ
統計のマジック   明里
poohさん、教えてください。   peko
補足です   pooh




 

   >>> 小児科医としての意見 小児科医   -- 2003/12/29..
 
例えば、納豆という食べ物があります。納豆を以前からよく食べていて、妊娠中もよく食べていた女性AとBがいます。

女性Aは健康な赤ちゃんを産みました。納豆は栄養学的に良い食べ物なので、それが良かっただと思いました。
女性Bの赤ちゃんはアトピーでした。妊娠中に納豆をたくさん食べるとアトピーになる可能性があるという学説をその後知り、自分を責めました。
納豆は身体に良い、こどものアトピーの原因になるうる、両方の説が存在します。
たぶんAさんもBさんも現実に多くいらっしゃるでしょう。
どうして違う結果になったかは説明がつきません。納豆以外の部分、体質、生活環境、食生活、性格(ストレスを含む)に原因を見出すしかありません。

黄体ホルモンと性格の形成についての関係は上記と同じことだと言えるでしょう。緊密な関係があるかもしれませんし、要因の1つになるかもしれませんし、ほとんど関係がないかもしれません。
曖昧なようですが、それが事実です。
ただ、黄体ホルモンを摂取した際のこどもすべてに攻撃性が出るということは100%否定できます。

こどもの性格を形成する要因は遺伝と教育です。遺伝はさておき、両親のおおらかな気持ちと適切な教育が大切です。
親としての心がまえのために医学の知識を広げようとするよりも、生まれてくる赤ちゃんとの楽しい生活を考え、たくさん笑って生活されることをおすすめします。

友人宅でのあまりPCを占領するのもどうかと思いますので、この辺で。
 





   >>> 「子供の脳が危ない」 みなと   -- 2003/12/28..
 
こんにちは。

私もこの話は「子供の脳が危ない」って本で読んで
大変あわてた一人です。

でもネットで調べた限りなので確かなことはわかりませんが
昔問題になったのは 合成黄体ホルモン剤であって
この場合は 確かに胎児の男性化(女児の半陰陽など)が
問題になったようですが 現在主に使われているのは
天然型の黄体ホルモン剤なので このような問題は
起こらない ということらしいです。

私は医者でも専門家でもないので あくまでネットで
調べてみたら このようなことが書かれてあったということで
すが 妊娠初期に毎日のように注射で黄体ホルモンの補充を
していた者としては これを心の落着かせ所にして
今は あまり心配もしていません。


 





   >>> 性同一障害 めるも   -- 2003/12/27..
 
こんには

攻撃的性格の問題だけでなく、性同一性障害の原因として黄体ホルモンが問題になっていますね。最近になって性同一性障害が増えているのはそのせいでしょうか。日本の厚生労働省はもっと情報を開示すべきですね。
 





   >>> 黄体ホルモンの注射をしました rinn   -- 2003/12/26..
 
私も黄体ホルモンの注射を妊娠初期にしていますので、書き込みをしました。

結婚後3年間妊娠しないことに悩み、不妊治療もしている大病院の婦人科へ行きました。子宮に異常は無く、卵管造営も異常なしでした。タイミングを見てフーナーテストをし、その日からは2日置きに3回ホルモンを足す注射をしました。これを2ヶ月続けたところで幸いにも妊娠をしました。
妊娠6週目と7週目にも「万が一の流産防止のために注射をしておきましょう」と言われ、黄体ホルモンを足す注射をしました。何の知識もなかった私は注射をしなければいけないものだと思い、当然のように従いました。その病院にはお産をする施設は無かったので、その後別の病院を紹介されて現在通っています。

病院を移ってから色々な本を読む機会があり、黄体ホルモンを妊娠初期に過剰摂取する怖さを知りました。私の場合には確かにホルモンが不足していたかも知れませんが、妊娠後の注射は不必要だったのではないかと思えて仕方がありません。妊娠3ヶ月頃から5ヶ月頃まで、顔中に驚くほどの吹き出物ができました。妊娠後ホルモンのバランスが崩れると吹き出物ができるそうです。

私は特に医療に関して知識を持っていないので色々な本やインターネットの情報に振り回されてしまっています。が、poohさんと同じくあくまでも多くの知識が得たいのです。ただ後悔したり、その事に逃げる為ではなく、責任を持って子育てがしたいからです。
 





   >>> 親の心構え pooh   -- 2003/12/23..
 
pekoさん、明里さん、こうめさん、返信ありがとうございました。

私が読んだ本は学術書です。今回投稿したのは、予め医師から事前に説明を受けた上で処方された方がいるかどうか知りたかったことと、説明されていたとしたらどんな内容だったのか。

確立の論理に他ならないのは先刻承知しています。しかし摂取した黄体ホルモンは体内に蓄積されていくのです。現実問題として現象しています。公的な報告もあるようです。

可能性を知ることは決して後ろ向きなことではありません。弱さでもありません。心配することが動機となり、知識を蓄えようとするきっかけになります。心配はしていますが、気に病んでいるのではないです。あくまでも知識を得たいだけです。自分の子どもに責任を持っているからだと思っています。

ありがとうございました。
 





   >>> しっかりしましょうよ。 こうめ   -- 2003/12/22..
 
黄体ホルモンと攻撃的な性格についての関係説は初めて知りました。

失礼な言い方だと思いますが、母親として弱いんじゃないかと思います。流産を防ぐために黄体ホルモンを摂取したのですよね?それなら仕方ないじゃないですか。
私も体外受精で妊娠しましたので、ET後黄体ホルモンの注射をしました。妊娠したかったのだから仕方がないと思います。

あなたは、自分の子は将来、罪を犯すかもしれないとおびえなが育てるのですか?
今の青少年に関わらず、30代、40代でもバカな犯罪を犯す、凶暴な人間はいます。それはどのように説明づけされるのでしょうか?

私は愛情と教育で、絶対に他人に対して思いやりのある子供に育てます。
起こるかもしれないことに心を痛めるのは、それこそお腹の子供にとって良くないことだと思います。
お互い頑張って産んで、きちんと大切に育てましょう。
大丈夫ですよ。そんなに心配しないで。

 





   >>> 統計のマジック 明里   -- 2003/12/22..
 
poohさんこんにちは
黄体ホルモンについて不安だとのことですが
私も、そんな話どこかで聞いたことがあります
しかし、誤解を招く説でもあります。

私は医者ではありませんが、分子生物学の研究者なので、
その観点から分かる範囲で書いてみます。
少しは気が楽になるといいのですが。

まず、黄体ホルモンの投与の必要性です。
流産の恐れがあるときや、不妊治療などで黄体ホルモンが少なく
外部から補充してやる必要があることは、明らかにあります。
その場合、もともと足りないのですから補充してやることには
まったく問題はありません。

あとその「明確な定説」や「圧倒的に多い」という表現はくせ者です。たとえば「40歳以上の母親から生まれる子供のダウン症のの出生率が圧倒的に高い」と言う場合、これは事実ですが、40歳以上の母親からかならずしもダウン症が生まれることにはなりません。確率が0,02(?)%から1%にあがることを意味します。
だから、黄体ホルモンなどの摂取による攻撃的な性格の「圧倒的に多い」というのは本当に数パーセント上昇する(多分小数点以下の数字)ことを示すことだと思いますよ(私も詳しく分かりませんが)

あと、高い攻撃性を持つ子供云々ですが、まず通常の社会では、犯罪者であっても、脳の解剖は許されていないので、その説を唱えた人はきわめて特殊な状況下の子供たちを調べたと考えられます。サンプル数が少ない場合、それらの報告はかなり信ぴょう性が薄いです。あと、動物実験で確かめる方法がありますが、その場合本当に大量に投与するので、そく人間に当てはめるのは無理があります。

私は顕微鏡受精で双子を生んだのですが、その場合、遺伝子異常が多くなると聞いて、慌てて調べました。
しっかりした論文を検索したところ、たしかに調べ方によっては数千人に一人の病気が数百人に一人になり病気になる確率は飛躍的にあがっていました。しかし、それでも数百人に一人になるぐらいの確率でした。

心配なのはわかりますが、あんまり深く考えるほどのことではないと思います。どうでしょうか?
 





   >>> poohさん、教えてください。 peko   -- 2003/12/22..
 
poohさんの読まれたという本、私も読んでみたいです。

なにか本を探すヒントとなるようなことを教えていただけませんか?
検索方法とか!

子育てをしていく上でも役立つと思うのですが・・・。
 





   >>> 補足です pooh   -- 2003/12/21..
 
補足です。

>これは実は周知の事実で、たとえばアルミ鍋で毎日調理
>されたものを食べると体内に蓄積され、長い目が見た
>場合、アルツハイマー症となる要因がある、というのと
>同じだそうです。

と書きましたが、これは良くないとわかっていて制限しない国の在り方について同じような例を挙げただけで、黄体ホルモンのような直接的作用とはとは違い、可能性程度のことです。

非行や犯罪など、高い攻撃性を持つ少年の脳を検査してみると、左右非対照であったり、正常人には無い「のう胞」があったりと、さまざまな障害(早幼児期脳障害、微細脳器質性格変化症候群など)が見出されることが圧倒的に多いということです。

その原因は、胎児期か乳幼児時代にあり、その頃に何らかの重大な刺激(外傷や化学物質摂取)を受けているということです。たとえば、難産で母胎から強引に引き出されて脳が傷ついたり、高齢出産等による流産予防のための黄体ホルモン製剤・甲状腺ホルモン製剤の投与などがその原因です。それらは胎児に微細ながらも脳の形成異常をもたらし、強度の男性化(超男性化)を進めるといわれています。

私は既に出産を終えていますが、流産防止のため黄体ホルモンをほんの一時期ではありますが摂取しました。つい先日知り合いの医師に尋ねてみたところこれは定説で、私がそうだと言ったところ詳しくは言葉を濁されてしまいました。心配です。