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胎児異常 ねむねむ  -- 2003/12/22 ..
40歳、第2子を妊娠し只今18週です。
10週のとき、羊水検査の希望を訊かれましたが、私たち夫婦は、しない方針でいこうと話し合っていたのでお断りしました。障害があっても大切に育てようと話し合っていました。

ところが、先日検診で赤ちゃんに、重篤な水頭症を併発した髄膜瘤が発見されてしまったのです。まったく予想外でした。というのも、葉酸が神経管の発生異常予防に効果があるというの知っていたので、サプリメントを飲んだり、葉酸が多く含まれている食品をとったり、かなり意識していたのです。妊娠する前からです。それに、まったくもって無知だったと思っているのですが、羊水検査ときくと、ダウン症ばかりがうかんでいました。

お腹の子の状態はかなり悪いらしく,妊娠期間、出産後、どちらにおいても死亡するのは75%、生存の場合、重い知能障害、機能障害はまぬがれないが、合併症を併発して死亡するのではないか、とのことです。今回はあきらめてはどうかといわれてしまいました。ただ、あきらめるには情報が少ないので、羊水検査をうけるようにいわれ、昨日うけてきました。

それはもう、つらい検査となりました。精神的ダメージが大きかったせいか、麻酔があまり効かず、痛かったし、大きくなり始めたおなかに針を刺す感触は平然と出来るものではなく、涙がとまりませんでした。

中絶するかどうか22週までにきめなくてはいけません。羊水検査の結果が異常なくても、赤ちゃんの予後はそうかわらないみたいです。診断の確定のための検査だったみたいです。つまり、障害のある子を産みますか?といったことではなく、死ぬことを前提とした子をお腹にとどめておきますか?ということみたいです。しかし、もう胎動も感じてしまっている今、超音波画像で手や顔が動いているところを見てしまっている今、お腹の子はかけがえのないわが子、かわいくってしょうがないのです。

私としては、お腹の中ですきなだけいさせてあげたいと思っています。今現在はお腹で生きているんですから。おまえの判断にまかせるよ、と言いながら、夫は大反対。泣きながらあきらめようといいます。医師も納得のいく選択をしてください、とは言っているものの、妊娠の継続は勧めないといった感じでした。姑もそんなことに協力は出来ないと大反対。なにか私だけが「おろしたくない」とだだをこねているみたいです。障害があっても・・・と話し合っていた夫は、この現実を受け止めることはできないみたいです。

だけど、生存する可能性がちょっとでもある以上、どうしてもお腹の子を死なせる選択が私には出来ません。
羊水穿刺だけであんなに動揺してしまう私が、中絶を、死なせるためにするような分娩を、はたして耐えることができるのだろうか、ともおもいます。子供の死を私自身が選択したくないという、これは私のエゴなのでしょうか?

長文失礼いたしました。


・・・・   しずよ
私も・・・   ごま
いずれにせよ自分達で決めることですが   ぽち1
水頭症について   ねむねむ
ねむねむさんの体のことも考えてね。   momo
水頭症についての正しい知識   みんきー
るなさんのご意見に・・・。   なおゆうぎ
母体の影響   明里
赤ちゃんは親を選んで生まれてくる   るな
ありがとうございます   ねむねむ
とても深い問題です・・   なおゆうぎ
選択。。   なるまん
母親   智子
後悔のないように。。。   MANA
むずかしいですね   くらすぷ
負けないで   まりあ




 

   >>> ・・・・ しずよ   -- 2003/12/22..
 
ねむねむさんのお腹の子と同じ病気の子(長女)がいます。
ねむねむさんのことが気になりながら、下の子の発熱が続いているものですから、今日ひさしぶりにPCに向かうことができ、この掲示板に訪れました。
その前に、長女の病気の掲示板に訪れたのですが、管理人さんが、ここ2ヶ月フォローしてきた女性が出産、わずか6時間余りの命でしたという短いコメントとその方のHPのリンクを載せていました。
あ・・・・フォローされていたんですが、同じ病気ではありません。ただ、100%生命の維持が叶わないことを覚悟の上、出産に臨まれたようです。
ねむねむさんの場合は、そのようなこととか、これからの長さであるとか、年齢とか、さまざまにこの方とは違うのでしょうが・・・・。
あきらめていた産声をきき、まぶたをあけた顔を見、親子3人で過ごし、だっこして病院を出られたくだり、、、この方は辛い思いをたくさんされたけれど、手作りの産着に身を包み、家の住所をもってあの世に向かったお子さんには、よかったんだ、と思えました。

自分のレスがねむねむさんを苦しめるものであってはならない・・・とおもいながら、つい、書いてしまいました。
ご夫婦よく話し合われて、カウンセリング等、力を得ながら、頑張ってくださることを願っています。
 





   >>> 私も・・・ ごま   -- 2003/12/18..
 
めずらしい染色体異常で子宮内胎児死亡の経験があります。20週のときです。

私もねむねむさんと同じように、お腹のこが染色体異常とわかったとたん・・・出産することを大反対されました。
歳とってる両親を喜ばしたくて、がんばって体外したのに。
泣きながら頭を下げて「たのむからあきらめてくれ」言われたときほどつらいことはなかったです。
毎日毎日親族が集まって話し合い・・・母親は泣いてばかりだし、
姑は「なんでなんでそうなったの?」聞いてくるし。
いつのまにか、夫婦二人の問題ではなくなっていました。


難しい選択ですよね・・・でもご夫婦で決められた答えが一番ですよ。
お身体大事にしてくださいね。
 





   >>> いずれにせよ自分達で決めることですが ぽち1   -- 2003/12/18..
 
はじめまして、ねむねむさん。
皆さんのご意見等、ずっと拝見させて頂いていました。

私事で恐縮ですが、私はこの7月に22週ギリギリで娘を人工死産しました。過去の経緯は私の書き込みを検索していただけると詳しく判ると思いますが、簡単に触れておきます。

私の場合は、頚部浮腫から始まり、結果的には赤ちゃんの腎臓がきちんと形成されていない、ポッター症候群だということが判りました。
ポッターの赤ちゃんは腎臓が機能しないため羊水が作れず、羊水過少症を併発し、そのために肺が十分に形成されないために、母親の胎内にいる間は何とか生きていかれるものの、出産したあと数分、または数時間で亡くなってしまうという、「絶対に助かることの無い」先天性異常です。そのことを宣告されたのが20週くらいの時でした。

医師からは丁寧な状態の説明の後、どうするか、を切り出されましたが、希望するならば妊娠を継続することはできるけれど、途中でなくなってしまうケースもあることや、万が一の場合は母胎を優先せざるをえないこと、もし出産まで行き着けたとしても、羊水が少ないために非常に難産になる(おそらく帝王切開)事など、医師としてしなければいけないことを含め、様々なことを話してくれました。
ただ、妊娠を継続することについては、医師として総合的に考えた場合、非常に厳しいことだと思う、という見解でした。何よりも、助けようの無い赤ちゃんをこの先ずっと胎内で育てていくことは、並大抵の精神力では継続していかれないだろうと。

医師の言う事も良くわかりました。私の心身共々のダメージが大きいと説明することも十分理解できました。主人も現実問題として理解していました。

それでも、私は踏ん切りがつきませんでした。
それから悩みに悩みました。ねむねむさん同様、エコーに映る手足は元気に動いているし、胎動も感じ始めていましたから。どんなにこの子は生きていかれないのだと言われても、だからと言ってその命を絶ってしまうことなどできるはずない!と思っていました。

最終的に私は、人工中絶が出来るギリギリの日まで手術を待ってもらい、21週6日で娘をお空に帰しました。

辛かったです。決断を下すタイムリミットの診察の時、嗚咽をこらえながら消え入るような声で、「手術をお願いします」と告げた事を思い出すたびに、今でも胸が張り裂けるように苦しくなります。

それほど辛い思いをしながらも、私が娘をあきらめた最大の理由は、私の体へのダメージです。
私はその時42歳でした。ダメ元で受けた初めての体外受精が成功し、授かった赤ちゃんでした。変な風に思われるかもしれませんが、私がもし10歳若かったら、いずれにせよ亡くなってしまうにしても妊娠を継続していたかもしれません。でも42歳。最後のチャンスだと自覚して挑戦した妊娠でした。

もしかしたら、また体外受精をすれば赤ちゃんを授かることができるかもしれない。それには、なるべく早く私の体がその体制を整えておかなければいけない。そしたら、お腹の中の赤ちゃんは、また元気な赤ちゃんとして戻ってきてくれるかもしれない。悲しいながらも、徐々に私はそのように考えるようになってゆきました。

そして、お腹の赤ちゃんと約束をしました。神様のところに行って、悪かった所をちゃーんと治してもらうんだよ、そして、もう一度私のところに戻ってきて、今度は元気に生まれて来るんだよ、と。だらか、ちょっとだけさようならしましょうね。お母さんは、なるべく早くお迎えしてあげられるように、一生懸命準備して待っているからね、と。

当初の妊娠期間を、私は将来の可能性に切り替えることで 自分自身を納得させ、体調の回復に努力しました。いえ、今も努力し、なるべく早く娘を迎えられるようにと頑張っているつもりです。

それでも当初は確かに辛かったです。精神的にも不安定になり、周りの景色をきちんと認識できるくらい感情を落ち着いたのは、紅葉が美しくなった頃でした。

ねむねむさんがご自身でもおっしゃっている通り、どちらを選んでも後悔します。でも、運命なのです。どちらかを選ばねばならないという。でも、私は自分が今回選択した結論が、正しかったことだと信じています。そう信じることで、前へ進むことができたと思っています。
毎日娘のお骨に花と線香をたむけ、話し掛けています。もう神様に悪かった所、治してもらえた?お母さんは毎日体つくりをして、頑張ってますよ。来年には帰ってこられるかな?待ってるからね。


辛い時期だと思います。
おかれたケースは違いますが、何かご参考になればとおもい投稿しました。
 





   >>> 水頭症について ねむねむ   -- 2003/12/17..
 
水頭症についての医師の見解は、脳がつくられている18週という時期にこれだけでているとかなり予後は悪いということでした。75%というのは医学書を見せられながら言われました。これが、ある程度週数がたってから、または出生してからといった脳がある程度できた状態で水頭症がでたときは、水を抜けるような処置をすれば大丈夫だそうです。ただ、みんきーさんのおっしゃるとうり、これは産科医の考えですから、脳神経かまたは胎児医学、二分脊椎症の専門家などの意見も聞きたいとおもっています。また医師のほうもそれがいいでしょうと言ってくれています。

皆様、私の体のことを心配してくださって本当にありがとうございます。この妊娠を継続するにあたっての私の体に対するリスクの説明はありませんでした。ですから、そのことはあまり心配はしていません。お産には誰しもリスクがあるが、そのリスクをおしてこういう子を産むのは・・・みたいなことは言われました。こんなことかくとまるで医師は堕胎を勧めているみたいですが、命がかかっている事ですので後悔の無いようお決めくださいと、あくまで私たちの意志を尊重してくれています。

どちらを選択をしても私は後悔するでしょう。こうなってしまった以上、後悔を背負いながら生きていくしかありません。産んだとしても、すぐに死んでしまったらそれはそれでとてつもない苦しみでしょう。生存したとして、手術を繰り返すことになるであろう重度の障害のある子を育てるのはきれいごとではすまないでしょう。それができるのかといったら、正直いってできないかも。自信がないです。じゃあ、あきらめるのかといったら、そんなこといやです。できません。だって今もお腹の中で動いてるんですから。死なせるなんてできない。もっと生きたいって言ってるかもしれないじゃないですか。後悔のない選択は私にはないとおもっています。ですが、この子の母親になったんですから、どちらの道を選んだとしても責任はとらなければいけません。なにかのせいにしたり、誰かのせいにしたりすることのないよう自分自身の責任において決めるつもりです。

ただつらいのは、きのうまで祝福されていたお腹の子が、きょうになったら病気がみつかってそれがおろせる時期だったために皆がこの子を死なせることを考え始めた、そのことが私には悲しくて悲しくてやりきれないのです。私の事を考えてくれての事だとしても、ただただつらいのです。
 





   >>> ねむねむさんの体のことも考えてね。 momo   -- 2003/12/17..
 
いま、どれほど辛い気持ちか・・お察しします。
わたしも、38週の時、胎盤剥離を起こし死産経験があります。
自分のお腹の中で、こときれるまで、もがき苦しみ蹴りあげる感触が未だに残ってます。
大出血のため、3000ccもの輸血、その後、子宮の回復が悪く、いつ子宮摘出を言い渡されるかという状況でした。
今は、また、娘に恵まれて元気に育ってます。

私の場合は、自分から選んだわけでなく、お腹の中の子の死というものを経験しましたが、自分から選択(わが子を中絶するという)は、もっと、母としての気持ちを苦しく耐え難いものだと思われます。
ただ、ねむねむさん、、、。
あなたの体のこともよく考えてくださいね。
どんな選択をしようとあなたは決して悪くはないのだから。
 





   >>> 水頭症についての正しい知識 みんきー   -- 2003/12/17..
 
 水頭症・・・よく聞く病名ですが具体的には知りませんでした。
 水頭症協会、またその学術的HPを少し覗いてみました。
 珍しい病気ではなく、新生児の2000人にひとりの割合のようです。
 ダウン症より確立が高いのでは?
 先天性だけでなく、脳梗塞などで後天的にも水頭症になるそうです。
 水頭症協会では、医学的対応で治療可能であり、偏見を取り除いていきたいとのことです。
 水頭症は必ずしも知的障害になるとは限らないようです。

 その病名から悪い印象を与えられるので、やはり正しい知識が必要だと痛感しました。
 時々障害者問題が話題に上りますが、知って偏見を取り除くことが1番最初ではないでしょうか。

 ねむねむさん、ご主人は水頭症についてお調べになったでしょうか。共通の知識の上で話し合われたらよろしいかと思います。

 また医者自身も専門医でなければ、水頭症について詳しいことも知らず、偏見も持ち合わせるかと思います。
 本当に75%の死亡確立なのか・・・
(医師が安易に確率を口にすることはよくあります)
 医師の確率は客観的なものですが、人の気持ちは割り切れないものです。

 きれいごとといわれるかもしれませんが、
母体に影響がなければ、希望を持ちたいのも人の気持ちではないでしょうか。

 





   >>> るなさんのご意見に・・・。 なおゆうぎ   -- 2003/12/16..
 
途中まで私も同意見です。 私も子は自分で親を選び、これからの人生を全て計画して生まれてくると信じています。 
そう思うことで、ほんの少しでも落ち着けるのも事実です。

運命のようなものもあると思います。 その運命に逆らわず、自然にというのもわからなくはありません。
でも私は、この時点でねむねむさんがお腹の赤ちゃんの事実を知ったのも、運命と思います。 お母さんの選択が赤ちゃんにとってベストのことと思います。 赤ちゃんは親を高めるために親を選びますが、お母さんを苦しめることは望んでいないと思うんです。

また、親は子の命を必死にささえるべき・・・とのこと、
当然のことです。 きっと理解が難しいかもしれませんが、親が子を見るのが辛い・・というのは、その子の気持ちが痛いほど母に伝わるからです。 その子の苦しさが辛いのです。
産まれたからといって、子を一個人として見ませんよ。 産まれたら母は分身として子を見るのです。 この子の人生だから、なんて冷めた目では見られません。 

ただ障害を持っているだけなら、なんの問題もないと思いますが、
これはもっと深いものです。
まずは、ねむねむさんのお体のこと、これから立ち向かうことでの、とても誠実なねむねむさんが一生抱えてしまうかもしれない
心、深く考えてしまいます。 セカンドオピニオンは大賛成です。
こういうことを踏まえて真剣に決断して欲しいと思っています。
正義論はよくわかりますが、もっと深いと思いますよ。


 





   >>> 母体の影響 明里   -- 2003/12/16..
 
こんにちは
私の従妹の話ですが、何かの参考になればと書かせてもらいます。
従妹は待望の2番目の子供に恵まれ喜んでいたのですが
上の子から最悪の時期にリンゴ病をうつされました。
また、大変稀なことなのですが、胎児に感染し、浮腫がおき
胎児は助からないと宣告されました。

しかし、22週を過ぎていたため、積極的な中絶は出来ないと言うことで(これは今考えるとおかしいと思うのですが)、胎児が体内で死亡するのを待ちました。
しかし、母体の調子がおかしくなり、死産として出産しました。

母体は回復せず、大事を取って大切に大切にしていたにもかかわらず、半年後、子宮全摘出という最悪の事態になりました。

ねむねむさん、後悔のない選択をしてほしいと思います。
しかし、くらすぷさんが書かれている通り、母体の健康にも十分
気を使って下さい。

 





   >>> 赤ちゃんは親を選んで生まれてくる るな   -- 2003/12/16..
 
はじめまして、るなと申します。
私も妊娠中の身。抱えておられる葛藤、悩みが胸に迫り息つまる重いで拝見しています。
タイトルにも書いたのですが「赤ちゃんは親を選んで生まれてくる、宿命を自分で決めて生まれてくる」という言葉を聞いたことがありますか?
 人は皆生まれてくるときに、自分の親となる人や、現世で自分の身に起こることを自分自身で決めて、生まれてくる、と。

 それは、流産死産の赤ちゃんでさえ同じ。
「だって、生まれなかったのになんの意味があるの?」と一瞬思えますが、それもその子自身が決めてきたこと。
 お母さんの胎内に宿ったその瞬間が、その子の魂が現世に降り立ったとき。例え数週間の命でも、それはその子の現世での学びになるのだそうです。
 つまり「意味のない命、生まれる価値のない命」は絶対にない、ということです。
 だれも、人の命を決められない、とわたしは思います。それが親であろうと医師であろうと。
 どんなに短い命であっても、つらいばかりの命であっても、それはその子が受け入れるべく決めて生まれてきたことだ、と。
 その子が現世でトライしようとしている経験を、誰も邪魔できない、と。
 我が子が苦しむ姿を見たことのない者にはわからないだろうと、反論されるかもしれません。
でも、あえて極論をいえば、苦しく姿を見るのがつらいから‥とは、親自身の気持ちが優先されてしまっていませんか、と思ってしまうのです(もちろん、今の過剰な延命医療には疑問を感じますが)。
 子供は必死に病と戦います。その命を必死に支えてあげるのも、親の愛情なのではないかと思います。

 





   >>> ありがとうございます ねむねむ   -- 2003/12/16..
 
皆様、レスありがとうございます。
お子さんを亡くされてつらい経験をされた方もいらっしゃるのですね。どんなに苦しく悲しいことでしょう。御意見、重く受けとめました。
悩んでいます。お腹にいさせてあげたい、この私の願いは、果たしてこの子の幸せなんだろうか、私の自己満足なのではないだろうか、と。
今、お腹の子の持っている障害について、産婦人科医ではない方面の、セカンドオピニオンの意見を求めることを考えています。それによってどうするか、時間は限られていますが、考えていきたいとおもっています。
 





   >>> とても深い問題です・・ なおゆうぎ   -- 2003/12/15..
 
お返事を・・と思いながら私も決断のような言葉は申し上げられない・・・正直なところです。  ごめんなさい・・
私は11歳の息子を難病で亡くしましたが、親として子の闘病生活、死・・というものは、この世で一番耐え難いものですし、子を想う切なさ、悲しさ、辛さ、そして罪悪感、それに伴う後悔、そして絶望感・・これらを一生背負っていくのだと思います。
私は子には二度とそんな苦痛な思いはさせたくない・・という思いが強いです。   

だから例えば羊水検査もするかどうか本当に悩むと思います。
ダウン症そのものには私はあまり抵抗がないのですが、それに伴い心臓病や血液系の病気になるリスクが高くなるから・・・。

命に関しては、おなかにいるときであれ、産まれてからであれ重みは一緒だとは思います。  赤ちゃんでも20歳の子でも重みは一緒です。 でも一ついえることは、子は成長すれば、自分自身辛く感じる気持ちも出てきます。
本人が苦痛を認識できる辛さは、その子自身が一番辛いのはもちろん、親としても不憫で不憫でたまらなくなります。
この世に生を受けた子が、死の宣告を受け、沢山の点滴につながれて闘病をする・・見ているのも残酷です。

私はねむねむさんの生き方を決める立場でないし、何が正解かわかりません。 でも今一時の母ならではの感情で考えるのではなく、
どうか、母ならではのその子の一生を考えてみては・・・。
お医者様と今一度、その子の今後の事を冷静に聞き、冷静に判断されることを、私は望んでいます。

おなかの赤ちゃんはお母さんにメッセージを伝えているはずです。ねむねむさんが、冷静に考えるならばどんな判断でも、赤ちゃんは同じ気持ちです。 そして子は、お母さんに無理をさせることも
決して望んではいないと、私は確信しています。
 





   >>> 選択。。 なるまん   -- 2003/12/15..
 
私は あきらめる方に選択をしました。

生きていれば3歳半の娘がいます。
生まれた時 何故か1550gしかなく子ども病院に入院。
治療法がない とあきらめている医師に対し 絶対に娘は生きる 
と信じていました。 保育士の仕事柄 重度障害・知的障害に対しての子育ての様子が想像できたので 子育てを楽しみにしていましたが 9日という短い命でした。
娘が死んで 初めて素顔を見ました。全ての機械がが外され 沢山のキズがありました。
9日間 こんなにも娘を傷つけていた・苦しめていた と思うと 娘に対し 申し訳ない気持ちでいっぱいでした。

子どもが欲しい という思いから 3人の医師に相談しました。
「手がなくてもいい、足がなくてもいい、生きる子が欲しい。」
3人の医師の答えが同じだった為 もし偶然 娘と同じだったら
あきらめる と決めて妊娠をしました。
妊娠中はとても不安な日々でした。
胎動を感じ始めると 心が我慢できず 絶対どんな事があっても
この子を産もう。。と決めました。

医師から検査結果を聞かされた時 私は気がおかしくなっていました。「絶対に産む」 と決めていたのに 娘が死んだ時の事で頭がいっぱい。これ以上お腹の子を苦しめたくない そんな気持ちから お腹の子をあきらめました。
悲しい・後ろめたさの苦しさだけの陣痛。女の子でした。

次女をあきらめ もうすぐ2年になります。
長女の死がなかったら 次女は生まれていたかもしれません。
でも 長女の死を見てきた私達は あきらめる選択をしました。
後悔はしていません。。。でも 心は苦しいです。

どちらを選択しても 正しい答えは 無いと思います。
ただ 「お腹の子にとっての幸せ」を考えて決めてください。
 





   >>> 母親 智子   -- 2003/12/15..
 
涙がこぼれそうになりながら、ねむねむさんの投稿を読ませて頂きました。
どんなにお辛い状況かとお察ししたします。

今、この瞬間に赤ちゃんの「生」を感じられるのは赤ちゃんと一体の母親であるねむねむさんただ一人だと思います。
残念ながらご主人にも医師にも、今のねむねむさんとお腹の赤ちゃんとの母子一体感は理解できないと思います。
私も、何があっても受け入れる覚悟で羊水検査を受けなかった一人ですが、もし、私がねむねむさんの今の状況に置かれたら・・・・やはり精一杯命をまっとうさせてあげると思います。
ねむねむさんのお気持ちは決してエゴなんかじゃありませんよ。

どうぞねむねむさんご自身に悔いの残らぬ選択をされて下さい。
 





   >>> 後悔のないように。。。 MANA   -- 2003/12/15..
 
とても難しい問題で、ねむねむさんの胸中を考えると、
言葉を失ってしまいます。

もし自分だったら、どうだろうと考えました。
私でしたら、やはり自然に任せると思います。
障害を持って生まれてくることも、そうでないことも、すべて
自然が決めること、だと私は思います。

どのような選択をなさるにしろ、あとで後悔をなさらないように、
と願います。

どんな選択でも、ご自分で決められたのなら、後悔はないはず。
周りの方々の言うままの選択では、あとでその方たちを恨むことにもなりかねません。

ねむねむさんは、おなかの中の赤ちゃんのただ一人のお母さまです。ご自分のお気持ちに正直に向きあってください。

 





   >>> むずかしいですね くらすぷ   -- 2003/12/15..
 
果たして書いて良いのか迷いましたが、書きます。
ワタシも別理由で子供を亡くした経緯があるので、子供を失うことが母親にとってどれだけ精神的なダメージを受けるか理解できるつもりです。(参考になる症例ではないのですが)
胎動を感じてしまうと、女性は母親の意識を強く確認してしまいますよね。
ホントにその時の気持よくわかります。

しかし、ワタシは実際の医学的な問題については深くはわかって居ないので的外れかもしれませんが、一番の心配はねむねむさんの胎内にお子さんを(あまり良い言い方じゃないですが)限界までとどめておくとして、ねむねむさんの身体になんらかの支障がもたらされてしまうのかどうか、ということです。
支障が出る事があるならば、やはり医学的な技術に委ねた方が理性で考えるなら良いと思います。

でも、きっとどういう事態になってもねむねむさんとしては、たぶん限界までお子さんと一緒に居たいと思うでしょうね。
あるいは一縷の望みにかけると思います。
ごめんなさい、ワタシも今自分に問うてみてますが答えが出ません…。

答えは出せない状態なのですが、ねむねむさんがどちらの選択をしてもワタシは偽善者と言われようと、ねむねむさんをしっかり応援したい気持でいっぱいです。
ただし、どちらの選択をするにしても、幾つかの「妥協」をせねばならないのは必至かと思います。

「妊娠継続」する代わりに周りの人間を説得する努力を尽くす、ご主人との関係を維持させる努力をする、など。
「中絶」をする代わりに、自分がその子に対して一人の人間としての扱いをして欲しいことを周りになっとくさせる努力をする(他人はこの世に生まれて来れなかった赤ちゃんを軽視するきらいがあると思うので)など。
以上の事はワタシ個人が勝手に自分自身だったら…というコトで考えてみた事です。
かなりナマナマしい具体案だと思うので、ねむねむさん及びお気に障った方がいらっしゃいましたらごめんなさい。

どうか、納得の行く道が見つかりますように…。
 





   >>> 負けないで まりあ   -- 2003/12/14..
 
あなたのお気持ちを後悔の無いようにまっすぐ心の声に従ってお答えを出してあげて欲しいと思います。
お母さんが決めてあげなければ誰が決めるのでしょう。
赤ちゃんはどんな時もお母さんの味方です。