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43歳以上、不妊治療経験者に質問です ゆい  -- 2004/06/14 ..
まずはじめに、自分のことで申し訳ないんですが、結果報告を致します。一昨日、たった一つできた受精卵を戻す予定でしたが、G4でキャンセルになりました。ドクターには、「うちでは3年前まで43歳以上のIVF成功率はゼロだった。過去2年間ではそれぞれ年に一人だけ成功者がいたけれど、いずれも(あなたとは違って)複数を戻すことができた人だった。あなたの場合、刺激がMAXだったにもかかわらずピークE2は1117、ほとんどの卵胞は空だったし、1つできた受精卵の質も悪い。」と言われ、要するにもう諦めろということです。

なるほど、刺激法によるIVFがもっとも効果的なのは、それによって複数の卵を戻せる人たちだという理屈には納得がいきます。私にとってはこれが初めてのIVFだったので、一度で諦めるのは早いと励ましのお言葉をいただくと、『やっぱりもう一度やってみようかな』と気持ちが揺らぎますが、冷静になって考えると、また同じMAX DOSEで刺激して、次にはたくさんの卵が取れるなんていう可能性は少ないでしょう。

アメリカ在住ですので自然周期のIVFはやってもらえませんし、日本での治療は、検討中ですが、かなり難しいです。ドクターは、「あなたのように卵が取れなくなっている場合、IVFをするのと、人工受精や通常の性交渉とを比べても、妊娠する確率は大差なく5〜10%程度、だったら自然にまかせてみたら?」とおっしゃいます。ちなみに私には、高齢で卵が古いという以外不妊の要素は特になく、夫の方もOKで、結婚してまだ2年も経っていません。だからドクターのおっしゃるように自然に任せるのもいいのかなと思うんです。皆さんは、これについてどう思われますか?私のようなケースで(43歳またはそれ以上で、取れる卵の数も少なくグレードも悪い)『第一子』をIVFで妊娠・出産された方はいらっしゃいますか?

もちろん、私たちの体は、ひとそれぞれ違いますし、誰かが成功したからと言って、必ずしも自分に当てはまるとは限りません。私より年上の方でも見事妊娠された方はいらっしゃるでしょうけれど、そういった方たちは、きっと私よりも生殖年齢が若いんだと思います。自分はそういうラッキーな体を持ち合わせていない。いじけているわけでも、弱気なんでもなくて、現実をちゃんと受け止めることも肝心かなと思います。諦める、と言うとネガティブに聞こえますが、引き際をわきまえて他の道に進むのもいいかなと思いかけています。

私の書いたことで、一生懸命治療に専念している方々のお気持ちを傷つけなければいいけれど、と危惧しています。自分の気持ちを整理させる為に書いたようなものなので、もしお気に触ったらどうか許してください。


シナモンさんへ   ゆい
お役立ちHPです。   シナモン
シナモンさん、ありがとうございます   ゆい
参考になれば幸いです。   シナモン
未久さんへ  横レスすみません。   コム
方向転換します   ゆい
挑戦出来るなら   未久
HMGの多用は卵巣機能低下を招きます   さあみ
大丈夫ですよ!   ようちん
ARTをしてもやはり神の手はあると思います   このみ




 

   >>> シナモンさんへ ゆい   -- 2004/06/14..
 
シナモンさん、
その後、調子はいかがですか?ちゃんとからだあっためてますか?そろそろ傍目にも妊娠していることがわかる頃でしょうか。

またまたお役立ち情報、そして励ましのお言葉、ありがとうございまーす。“治療にムキにならずに”ていうの、本当にそうですね。赤ちゃん作りのためにやっていると思うと、悲愴感がでてきちゃいますよね。それじゃあ、せっかく体にいいことでも、かえってストレスがたまってしまう。楽しんで続けられることを生活の中に組み込んでいこうと思います。そうすれば、結果的に自分の日常生活の質を向上させることにも繋がりますから。目標達成(妊娠)に固執するあまり、“今”を100%生きることができなければ意味がないねって、夫と二人で振り返っては反省しています。

さて、私はとにかく体を動かすことが好き、ランニング、ウエイトリフティングなどがお決まりのメニューで、キックボクシングも気が向くと行っています。これは、ストレス解消にとっても良い。ヨガも一時やっていましたが、4年前に引越しをしてからはまだいい先生にめぐり合っていません。ヨガは妊娠してからでも続けられるので、定番に加えたいと思っているんですけど。そのかわり、走るのはちょっと控えめにしようかな。

あと、瞑想は毎日30分間、夫と二人で実践しています。これは心が落ち着いていいですよ。お勧めします。

紹介していただいた『寺子屋…』でまず試してみようと思ってるのが、足浴です。これならコストがかからないし、メジャーリーグの試合をTV観戦しながらでもできるし(って、私は おやじ か!)。今度の週末、四角いバケツを探しに行ってきまぁす。
 





   >>> お役立ちHPです。 シナモン   -- 2004/06/13..
 
ゆいさんへ

お返事ありがとうございます。

わたしもゆいさんと同じくずっとスポーツやダンスをしていて健康には自信がありました。(実際実年齢より健康です)それに、主人の伯母さんや40歳以上の人が周りで自然妊娠しているのも知っていたので、わたしも全然大丈夫だとタカをくくっていました。
41歳の時も(無計画の)自然妊娠で、流産に関わったドクターには、このまま自然妊娠できますから大丈夫ですよ、と言われていました。なので、子宮内膜症、代理卵子発言は大ショックでした。
妊娠にこんなに苦労するとは思ってもいませんでしたが、(注射は今も痛いです)不妊治療や身体作りして出来た経過には、以前にない喜びがあります。

妊娠にはヨガ、気功、イメージトレーニング、深呼吸など、メンタルな面も大事だというのも読みました。それから治療にムキにならずに、楽しく幸せな時間を多くもつということも気にかけてみてください。東洋医学の先生がホルモンの分泌にいいと聞きました。

もしよかったらこのHPも覗いて見てください。
まぐまぐの「赤ちゃんを創ろう」と「妊娠しやすい体作り」です。

ご主人の協力も得て、ゆったりとした気持ちで治療に臨んで下さいね。ゆいさん、まだまだ大丈夫ですよ。身体をお大事に気持ちを前向きにがんばって下さい。Good Luck!

 





   >>> シナモンさん、ありがとうございます ゆい   -- 2004/06/11..
 
シナモンさん、早速寺子屋お産塾を覗いてみました、情報ありがとうございます。

私は、長年スポーツに携わってきて、体力には自信を持っていましたし、自分はまだまだ若いと過信していた部分がありました。昨年自然妊娠したこともあって(7週目で流産しましたが)のんびりとかまえていたんですね。恥ずかしい話、こと生殖器に関しては、年齢に比例して機能が衰えていくのだという事実を、自分の身に起こっている現実としてに捕らえていなかったんです。

このHPを見て、これまで自分はフィットだと思っていたけれど、もしかしたら、体をいじめ続けてきたのかもしれないと、考えさせられました。鍼灸治療にはもともと興味がありましたし、ほかのちょっとしたことでも、自分にできる範囲でやってみようかな。違った意味での“体つくり”に取り組んでみようかと思いました。

シナモンさん、今が一番大事な時ですね。おからだを大切にしてください。丈夫な赤ちゃんのお誕生を、心からお祈りします。
 





   >>> 参考になれば幸いです。 シナモン   -- 2004/06/10..
 
初めまして、ゆいさん。
アメリカ在住のシナモンと申します。

43歳で初めてIVFに挑戦して今妊娠7週目です。
41歳で流産、42歳で子宮内膜症が発覚、しばらく漢方薬や不妊に効くといるあらゆることをしてもだめだったので、今年の初め不妊治療医を訪ねました。
42歳(当時)の自分の卵子でのIVF成功率は5%で、ドクターからはいきなり代理卵子を勧められ、とても悩みました。
でも、代理卵子だと閉経後でも妊娠できるので今決断しなくてもいいけれど、自分の卵子だと日ごとに質が落ちていくのであまり考えている時間がないので、主人と相談して、自分の卵子でIVFを1回やってみてダメだったら、代理卵子、養子を考えようということになりました。それで、わたしは以前より自分の健康(生命力)を高めることを第一優先にしました。

寺子屋お産塾というHPに書いてあるのですが、いくらARTを使っても畑となる自分の身体の状態が良くないと妊娠は成立しにくいです。薬や高度技術に頼るのではなく(あれは助けるだけ)、自分のために身体創りを考えてみてはどうでしょうか?生殖年齢の若返り、良い卵子がたくさん取れるラッキーな身体を作るために試されたらどうかな、と思っています。もちろん効果には個人差があり、心地よく出来るものとそうでないものもありますが、一度のぞいてみてください。これから自然妊娠にしても、代理卵子を使うにしても参考になると思います。

西洋医学にも東洋医学にも限界があり、人間の生命力(生殖力?)にも限界があります。ET後にわたしが思ったことは、わたしは全てを尽くしたから後は天にまかせよう、どっちに転んでも受け入れようと、後悔はありませんでした。妊娠は本当に運のもので最終決断は誰が決めるのかわかりませんが、自分でその運を高めることはできるんではないかと思っています。良い結果がでることをお祈りしています。


 





   >>> 未久さんへ  横レスすみません。 コム   -- 2004/06/08..
 
いつも未久さんのお言葉に励まされています。
ところで未久さんは毎月刺激周期されたのですか?
KLC(でしたよね?)では自然周期がウリと聞いていますが、たのめば刺激周期のIVFもやってもらえるんでしょうか。
今日KLCに行ってみました。受付の人が「感じわる〜〜〜〜」くてメゲました。そんなことでどーする!って言われそうですが、ちょっとした事で悲しくなっちゃう最近です(弱気)。
 





   >>> 方向転換します ゆい   -- 2004/06/08..
 
このみさん、ようちんさん、さあみさん、未久さん、レス、どうもありがとう。親や親友にさえ言えない気持ちでも、ここでなら素直に言うことができる、そして気持ちを理解しあえる仲間が存在することは、大きな支えになっています。

ここ数日間、夫と一緒にいろいろ考えました、頭がパンクするくらいに。そして、おおまかな方向がつかめてきました。皆さんへの返信を兼ねて書きますので、文章があっちこっちまとまりがなくなっちゃうかもしれません。

未久さん、簡単に治療を続行するのを勧めているなんて思いませんから安心してくださいね。ご自分が諦めないで頑張ったからこそ、念願の赤ちゃんが授かった、その気持ちを私たちにも味わってもらいたいと願うあなたの思いやり、充分伝わってますヨ!

未久さんのおっしゃることは、とてもインパクトがあります。未久さんやようちんさんのように成功された方がいらっしゃると聞くと、私も!と期待してしまいます(特にようちんさんが行かれた病院は実家からそう遠くはないですし…)。一回で諦めるのは早すぎる、自分でもそう思うから、何とか道はないだろうかと考えました。私の場合はもう薬の量をこれ以上増やせないので、また刺激法でトライするのは、アメリカでは不可能です。また、さあみさんが言われるように、刺激周期のIVFは体に負担がかかるというのは、実際にからだで感じています。かといって、自然周期でもIVFをやってくれるという日本への長期滞在も無理です。こうして消去法で消していくと、やはり残った道は、タイミングを計って自然妊娠を、という結論でした。また、同時に卵子提供か養子縁組をオプションと考え、積極的に動き出しました。

これはギブアップじゃなくて、あらたな挑戦に向けての方向転換です。自分たちで決めた、この選択には納得しています。今はすっきりした気持ちです。もし、このまま自然にしていて赤ちゃんが授からなかったら、あとで後悔するだろうか…答えはノーです。もちろん、先のことはわかりませんから、あとになって辛い思いをするかもしれない。でも、自分で選んだことだから、誰のせいにもしない、できない、自分の選択に責任を持つつもりです。

ふんぎりがつけられたのは、週末知り合いのお宅におじゃました時、そのカップルの養女と接する機会があり、彼らから養子縁組についていろいろとお話をうかがったこと、それが影響しているのだと思います。また、2週間後にはドナーエッグのエージェントともアポイントをとって、詳しい話を聞くつもりです。卵子提供に関しては、賛否両論がありますが、倫理的な問題についてもよく考えた上で、私たちは悪いことだとは思っていません。

遺伝子って、あまり関係ないのかもしれない、と思います。どんな形であれ、私たちの子は私たちの子。私たちにはどんな子と縁があるのかなあって考えると、とっても楽しみです。その子が大きくなって、私はあなたが欲しかったのよって伝えられる日がきっと来ると思います。

最後に、このみさんが言われること、共感します。こどもを作ろうとARTを始めてから今までの経緯をたどっても、私たち夫婦が学んだことは計り知れないし、このプロセス自体が、私たちを人間として成長させてくれる過程だと思っています。ひとつひとつの出来事には必ず何か意味があると信じています。これからも、引き続き私たちのJOURNEYは続きますね。頑張りましょう!
 





   >>> 挑戦出来るなら 未久   -- 2004/06/07..
 
ゆいさん
米国在住という不利な点はもあるとは思いますが
本当に望んでいらっしゃるなら、1回で諦めるのは
勿体無いように思います。
私が挑戦し始めた時は44才。
アメリカで初診を受けた時には可能性は2%しかないので
無駄はしないで初めから卵子提供での妊娠を考えなさい
と言われました。
でも日本で再挑戦し、幸運な事に刺激周期で毎月
チャレンジでき、経費もアメリカで聞いたものより
数段安く、結果4回目で妊娠に至り、昨年末45才で
無事に出産しました。
もちろん4回の内の1回はグレード4ひとつきりの受精卵
だったし、その他の時も2つしか採卵出来ませんでしたよ。
でも妊娠したのです。

お気持ちは分かります。
でも挑戦が出切る最後の年令に近付いている事は
確かですよね。閉経してから後悔なさらないように、
状況が許すなら、もう少し頑張ってみることは出来ませんか?

簡単に勧めているようで、申し訳ないですが、
奇蹟は私にだけ訪れる事は無いと思うのです!
 





   >>> HMGの多用は卵巣機能低下を招きます さあみ   -- 2004/06/06..
 
 43歳のさあみです。現在、加藤クリニックで治療中です。アメリカでは不妊治療に対する考え方が、日本とはだいぶちがうんだなといつも思います。毎日HMGの注射をすることで、かえって卵巣機能が低下してしまうというのは、自分でも(加藤クリニックに行く以前に)経験しています。結局、回復をはかる期間を2〜3ヶ月以上おかないとならなくなります。受精卵のグレードも、自然周期にきりかえてからのほうが、ずっと良い(G1かG2)です。

 日本での治療が難しい状況とのことですから、アメリカでの治療の範囲で考えるしかないですが、刺激周期のIVFを続けるのであれば、卵巣のために十分なお休み期間をとってあげてください。
IVFの成功率は、43歳だと7%くらいだったと思います。でも人工授精の成功率はもっと低いですよ。5〜10%というのは、年齢を考慮していない数字のはずですから。

 ここの掲示板でもわかるように、40代後半で自然妊娠・出産されている方もいらっしゃいます。ひとつのカケになるかもしれませんが、タイミングをはかって自然妊娠をめざすのも選択肢のひとつだと思います。

 私は卵が採れないときもあったりで、なかなか移植までたどりつけないですが、それでもFSHやE2の値から妊娠できる状態なので、まだまだがんばります。この治療、引き際というのは難しいです。いったんやめても、またトライしようとか・・・・けっこう今までも境界線(?)をうろうろしてましたが。。
 ゆいさんが納得できる選択ができることを祈っています。

 





   >>> 大丈夫ですよ! ようちん   -- 2004/06/06..
 
私は、体外受精を40歳で成功しています。病院によっても成功率は違います。私のいってる豊田市の竹内病院、不妊センターでは、胚盤胞移植で成功率60%近いですよ(^◇^)
 





   >>> ARTをしてもやはり神の手はあると思います このみ   -- 2004/06/05..
 
ゆいさんへ

ETキャンセル、無念だっと思います。毎日の注射に耐え、採卵に耐えたのに出来なかった事は辛いことだと思います。IVFは肉体的にも精神的にも経済的にも負担がありますよね。
私は41歳で出産の経験もないので、ゆいさんの参考になることは
ありませんが、しかし、自分として思うことは、IVF-ETをして、ARTの手を借りても、やはり、ダメなときはダメ(もともと、成功率20%くらい、というのは確率としては低い方ですよね、2割バッターだもの)な事を考えると、いろいろな意味で神の手はあるんだろうな、と思います。(私は仏教徒ですが)
子供をもつことで、人間的には成長するとは思うけれど、しかし、持たなくても、自分を成長させる技や仕事はいくらでもあると思います。
色々な経験をし、自分を豊かにしてゆくのが人生だろうと思うので、そういう意味では納得しながら道を進むのがよいと私は思います。
もう、IVFではなく、自然に任せてみよう、と納得できればそうなさればよいし、やはり、もう少し頑張ってみようと思われるならばなさってみては如何でしょうか。
私は、自分が60歳(あくまでも目安ですが)になったときに、「子供をもつこと」についての努力したけどダメだった、納得しながら人生を選択してきた、と思えるようにしたいと思い、後悔しないように、あと数回(5回まで)トライしてみようかと思っています。
正直なところ、刺激周期の注射はやはり体に負担がかかっていると思いますし、かといって、自然周期は今の病院ではやっていないと思うので、しないでしょう。転院するつもりはありませんし。
答えになっていなくて申し訳ありませんが、何しろ、後悔のないようになさってくださいね。