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何故反対?(着床前診断) さくさく  -- 2004/08/23 ..
何度も流産・死産を繰り返し 着床前診断なら子どもが死ぬ確立が低くなる そんな思いで 着床前診断を希望しています。
ニュースで 着床前診断について反対派の方が(障害者団体) 
「行為としては 差別そのもの。」 
「着床前診断は 私たちに死ねといっているようなもの。」
と 発言されていました。
私は 反対派の方の発言の意味が 分かりません。

これから生まれる命 生きることができる命を選択してはいけないのでしょうか。
大事な事は これから生まれる子どもの命と 今障害をお持ちの方が 差別と感じる事のない社会になる事ではないのでしょうか?

着床前診断を行っても 体外受精と同じで障害を持った子どもが生まれる可能性はあります。
ただ 調べた遺伝・障害から子どもを苦しめなくてすむのです。
私には 何故反対する方がいるのか 分かりません。


たんぽぽさん・ヤムヤムさんへ   さくさく
青い芝の会   たんぽぽ
ありがとうございました。   さくさく
ガタカ   ヤムヤム
大きなボーダーラインの行くえ   トマトの気持
さくさくさんへ   たんぽぽ
思った事   さくさく
みんな自分が幸せになりたいのです。   たんぽぽ
報道の怖さ それぞれの行方   トマトの気持
さくさくさんへ   もんきー
ご自分に障害があればどうですか。   たんぽぽ
ありがとうございました。   さくさく
いろいろ調べてみると・・・   トマトの気持
反対理由を知りたい   さくさく
知らない人が多いのでは?   ちか
なぜ、その疑問が出たのでしょうか?   トマトの気持
正しく判断していただきたい   さくさく
茶畑さんへ   さくさく
考えるしかない   茶畑
色々意見はあるでしょうが   よいしょ
茶畑さんへ   さくさく
タンポポさんへ   さくさく
むずかしいです   姫ママ
何故、着床前診断?   茶畑
障害をもつということ   たんぽぽ
理解したい。   さくさく
着床前診断について思うこと。   chiibou




 

   >>> たんぽぽさん・ヤムヤムさんへ さくさく   -- 2004/08/23..
 
たんぽぽさんへ 
申し訳ありませんが ある会に対しては 思想の内容を考えると 着床前診断だけの問題では終わらない事であり 一人一人の問題 社会の問題だと思います。
私は 体外妊娠・中絶者・健常者 会の方に対して 批判される事ばかりしている人間です。
でも 私なりに 障害者が住みやすい世の中になるよう 活動は続けていきます。

ヤムヤムさんへ
TVのインタビューで「どうせ希望の性別じゃなかったら中絶しちゃうんだし。」と答えていたような・・・。この件ですが・・・
最近の報道はつなぎ合わせが多いから 真意は分かりませんが この医師は 男女産み分けの為に中絶を行っている病院があることを認識しており 実際に男女産み分けの為に中絶をした方を みていらっしゃいます。
医師自身は 中絶反対 基本的には産み分けも反対だそうです。
ただ そこまでしても産み分けをしなくてはならない患者さんの気持ちは 理解しようとされる方です。

着床前診断が正しく使われないようになった場合を考えると 怖いですね。 
私は2回 我が子の葬儀を行っています。その為 不安が膨らむと 動悸が始まり 心がものすごく痛くなります
なるべくこの状態を起こさないように 気をつけている為 今の自分には 映画をみる勇気がありません。
今の私には 正しく使われて欲しいと 願うだけです。


 





   >>> 青い芝の会 たんぽぽ   -- 2004/08/22..
 
 障害者の会というのは、青い芝の会のことでしょうか。

 たしかに、『障害者殺しの思想』には、愛を拒否するということが書かれていたと思いますが、それは、「愛」という名の殺人であったり、差別であったりしたと思います。よく読めば、それは新たな愛の形を求めていると分るものであったと記憶しています。

 さくさくさんたちが、着床前診断をしようとされていることは、やはり戦いだと思います。さくさくさんたちにとって、それは福音であり、何が悪いのか、なぜ反対なのか分らないかもしれませんが、それが導入されることで苦しむ人がいることを忘れないでください。何の罪もないことだとは思わないでください。
 それに反対し、悩み苦しんでいる人もいるのです。

 さくさくさんご自身の幸せのために戦われることは、悪いことだとは思いません。そうやって、様々な人の立場が考慮され、検討されて何等かの方向に進んでいくしかないのだと思います。
 しかし、それが正義なのではありません。そのことによって生じる不都合があるのです。そんなに甘いことだとは思えません。おそらく多くの人を苦しめることになるでしょう。これによって利益をえることができるのは、ある程度お金の自由がきく人です。貧乏な人には、何の福音にもならないでしょう。

 一つの立場の人にとって利益となることが、他の立場の人には不利益になり、苦しめることもあるのだということは、分っていただきたいと思います。
 





   >>> ありがとうございました。 さくさく   -- 2004/08/20..
 
沢山の意見ありがとうございました。
いろんな方向で 着床前診断について 考える事ができました。
ありがとうございました。

日産婦については 私は望みを持っていません。
日産婦の発言に 患者の姿を感じないからです。
ある会合でS医師は 「日産婦の会合で意見を言うように!!」とおっしゃいましたが その時の参加者の声は
現場で患者を見ている医師が 参加できる日程にして欲しい。
意見を言える会場で行って欲しい。
(何故 ここが会場なのかな?と 思いました。)
患者や現場の医師が参加できる 日産婦になって欲しいと願います。

着床前診断を願うものではなく 一人の人間として 思ったことを書きます。
私自身 障害を持っている方とかかわってきました。
一言で障害といっても 手が無い・足が無い という方もいますが 病気をともなっている障害の方が 沢山います。
D型にかかわらず 命を脅かす病気・痛みと苦しむ難病・・・いろんな方がいます。
生まれてくる子どもの命を考えた時 ボーダーラインは 低くてよいのではないのでしょうか。

ある会に対しては 着床前診断だけの問題ではありません。健常者 日本という社会に対しての問題です。
この会に対しては たんぽぽさんの言葉 「戦う」という言葉が
合っているのかもしれませんね
  われらは、愛と正義を否定する。。
  われらは、健全者文明を否定する。
この方々と 健常者は 交わる事が可能でしょうか?
ただ 彼らをこのように追い詰めたのは 私たち健常者・社会です

皆さんの意見を聞き 沢山のことを学びました。
ありがとうございました。

もんきーさんへ 
会の方に メールを出しました。差し支えなかったら メールください。

 





   >>> ガタカ ヤムヤム   -- 2004/08/19..
 
こんにちは、さくさくさん。

さくさくさんは「ガタカ(GATTACA)」というアメリカ映画をご存知ですか?
数年前に公開された、遺伝子操作に関する近未来サスペンス映画です。
もしまだでしたら、是非ご覧下さいね。
ご近所のレンタルビデオ店にあると思います。

筋ジスなどの重い遺伝性の病気や、転座などの場合のみ受精卵診断を認める方向へ、ということは理解できるのですが、果たして本当にその指針が護られるのでしょうか・・・?

もし仮に認められた場合、かなりの確率で染色体異常の診断や男女の産み分けに(もちろん内密で)利用されるだろうなあ、と私などは思うのですが。
「このくらい教えてもらって当然」と要求する親や、それに応ずる医師も現われるのではないでしょうか。
確か件のO医師も、TVのインタビューで「どうせ希望の性別じゃなかったら中絶しちゃうんだし。」と答えていたような・・・。
長いインタビューの一部を切り取ったのでしょうから、それだけで判断するの危険ですが、多くの人は拒絶反応を感じたと思います。

そして、それがエスカレートすると、癌や心臓病や脳卒中などの病気の因子の診断、知能レベル・運動神経の良し悪しの診断が可能になり、優秀な受精卵のみが選別されるようになる・・・。
・・・あくまでも映画の世界にとどめて欲しいものです。

これを読まれて不快に感じられたらごめんなさい。

 





   >>> 大きなボーダーラインの行くえ トマトの気持   -- 2004/08/18..
 
これは私の希望的憶測なのかもしれません。
そして冷たい言い方になるということも充分に認識した上での発言です。

まず、わたしは日本産科婦人科学会に対して一縷の望みを持って見守りたいと思っています。2件申請があった筋ジストロフィーの方たちへの着床前診断の判断の仕方を見てそう思いました。
日本産科婦人科学会に対してニュートラルな目でこの一連の流れをみるとき、意志を感じたのは考えすぎでしょうか?

1件は認められ、1件は認められなかった・・・
同じ筋ジストロフィーなのになぜ?と疑問をもたれた方が多かったのかもしれません。
傲慢に感じた方(GOサインを出したとしても、出さなかったとしても)も多かったかもしれません。

でも、そこに一つの方向性を見出してみたいと思います。
2件とも筋ジストロフィーの方たちの申請だったのですが、よくよく見てみると、型が違うということに気がつきます。

簡略して書きます。詳しくは個々で調べてみてください。

1例目は慶応大が申請したデュシェンヌ型筋ジストロフィーという型で性染色体劣性遺伝といって男だけに発症するタイプのもので幼児期に発症し、若年で死亡する事が多いというものらしいです。

2例目は名古屋市立大医学部が申請した筋緊張性ジストロフィーという型で原因遺伝子が第19染色体長腕上に異常な延長が存在するタイプでやや男性に発症例が多く発症は10〜30歳代の発症が多いらしい。さらに個人差も大きなものがある。
また、母親がこの病気を患っている場合、胎児期に、母親から何らかの体液性因子が働いて、発育が障害され新生児期から重篤な筋力低下を示す場合があるらしく、これを先天性筋強直性ジストロフィーと呼ぶらしいです。

両方ともに、私などから見れば大変な病気には違いないのですが、1例目にGOサインがでた事、ここに意志を感じたりしてしまいました。
かいかぶりでしょうか?

日本産科婦人科学会がボーダーラインを作るとすれば、実例を積み上げての判断に基づくのではないでしょうか?
重い遺伝病の定義も「成人に達する以前に日常生活を強く損なう症状が出たり、生存が危ぶまれる状態」と示した上で今回の判断は成り立っています。

そして、着床前診断の反対をする障害者の方々が危惧している「障害者の産まれでる権利」の剥奪にならないように、さらに、今、子供を欲している遺伝子の転座などの妊娠することに支障のある方たちに希望を持てるような方向性の検査として、更には、本人にとって男女の産み分けがとても重要に必要なケースなどの場合、などの条件の位置付けられるようにするための布石に思えるのですが…。

もちろん、このやり方だとボーダーラインを作る上で、膨大な時間がかかるものなのは確かです。実績を1つ1つ慎重に審議し結論を出していくのですから・・・。
そして、当然そのたびに、反対派・賛成派の両方からのパッシングは限りなく続きます。脱退してでも自分の信じる医療に賭け、暴挙に出る医師も続いてでるかもしれません。
膨大な時間の浪費と感じる方もさくさくさんをはじめ多数感じる方がいるかもしれません。でも、大きなそしてとても繊細なボーダーラインを作る場合、この時間は必要不可欠なものであり、大きな流れからみれば、一個人を切り捨てることにたとえなったとしても、それには目をつぶらざるを得ないと考えるという意思が働くことが有ったとしても、残念ながらそれは諦めざるを得ないことと思うしかないのかもしれません。

賛成・反対の真中を取る行為ではなく、大きな枠組みのボーダーラインが示せれば、そのあとの判断は、羊水検査や中絶と同じく、ある程度は個々の医師の判断にゆだねられるようになる・・・。これがおそらく日本のカタチ(流儀)であり、その選択をどう考えるかを個々の医師に任せる以上、その医師を選択する自由を私たちは得ることが出来るようになるのかもしれません。

 





   >>> さくさくさんへ たんぽぽ   -- 2004/08/17..
 
 さくさくさん、こんにちは。

 子供を持つことを贅沢だと言っているわけではありません。ただ、障害者にとってはそれは望んでも叶えられぬ夢であり、贅沢であると言っているのです。それは事実です。

 だから、着床前診断に反対する障害者は、親の立場で反対しているのではないのです。彼らが共感しているのは廃棄される受精卵のほうです。自分も着床前診断されていたら生まれてくることを望まれず、廃棄されていたかもしれないと考えるのです。そして、それに反対しているはずです。

 障害者と障害者の親も立場が違うのです。かつて、「青い芝の会」という障害者の団体が、活発に活動していました。バス会社などにも車椅子で乗れるようにと働きかけていて、障害者が一人で外に出られるようにと、運動していたものです。
 その会の会長で横田弘という人が、『障害者殺しの思想』という本を書いていました。当時、障害者を子供に持つ親が、子供の将来を悲観して、殺してしまうという事件がありました。そういう事件があると、親は同情され、刑も軽減されますが、それに対して、それは単なる殺人なのだと告発したのです。愛による殺人などは自分たちは拒否すると、随分過激な表現が用いられていましたが、私は共感できました。

 「生まれてこないほうが良かった。」そう言われるほどつらいことがあるでしょうか。そういう評価を受けるほど辛いことがあるでしょうか。単に障害があるというだけで、廃棄されたくなどないのです。生きることを応援して欲しいのです。

 さくさくさんやもんきーさんのように、ただ「生きられる子供」が欲しい、死産などという辛い思いを子供にもさせたくない、というだけなら、それほどの反発はないかもしれません。しかし、着床前診断が行われるようになれば、羊水検査の代りになるでしょう。障害がある受精卵は選ばれず廃棄されることになるはずです。それは、明らかなことです。

 障害者は受精卵の立場から着床前診断に反対するのです。親の立場からそれを願っても、それに共感してもらえることはありません。
 障害者を理解したいのなら、ボランティア活動をして、実際に付き合ってみるといいでしょう。また、横田弘さんの本なども参考になるかもしれません。

 さくさくさん達の立場と、障害者の立場は違うのです。おそらく相容れないものなのです。
 それぞれの立場から、自分の幸せを求めて、活動していくしかないでしょう。
 





   >>> 思った事 さくさく   -- 2004/08/16..
 
私の思った事を書きます。

子どもを持ちたいと願う事は 贅沢な事なのでしょうか?
障害に関係なく 子どもがもてない方が沢山います。
みな 子どもを授かる方法を捜し 不妊治療・体外受精・針治療 など努力されます。中には海外まで行かれる方もいます。
子どもを授かりたくて 医師を探し回り やっと見つかった治療に対し 妊娠できない人がいるから贅沢だ と言われるとなんとなく
足の引っ張り合いに感じます。
 ニュースにでた彼女のお子さんの位牌 ごらんになりましたか?
該女 と書いてありました。
お腹の中で亡くなり 人工的に陣痛をおこし産み 死産届けを出し 埋葬されたお子さんです。
毎年 子どもの誕生日(死産の日)は来ます。生きてれば同じ年頃の子どもを見ると 辛くなり 妊娠後期の人を見ると 何故子どもが死んでしまったのか 辛くなる。。。
自分のせいで子どもは死んでしまった苦しみ 彼女の苦しみを思うと 生きられる子が欲しいと願う事は 贅沢ではないと思う。

トマトの気持ちさんのお友達は 生まれてくる子どもを愛しているから 子どもの事を考え 妊娠をあきらめる。
お父様のように 産む選択を選ぶ方もいる。
どちらも 敬意のある選択だと思います。どちらも 子どもを愛し 考えた結論だと思います。
どちらの考えも尊重されるべきだと 私は思います。

障害者団体のある会で 思想を前面に出している会があります。
この会は 体外受精反対 無能症の子どもの中絶反対  愛と正義を否定  この会の方々と理解しあう事はありえるのでしょうか。


S医師は「我々は(日産婦) ゴルフ会員と同じだ。ルールを守れない人は 会員をやめてもらう(除名する)。」といいました。
それまでのS医師の発言を含め 私は日産婦には 患者の姿がないと感じました。(選手ごとき と発言したWオーナーを思い出しました
パンドラの箱は 以前から開けたいと要望がありました。しかし日産婦はそれに対して 何も対応をしなかった。
だから 無理やり開けることになってしまったと思います。
私も パンドラの箱が開けられ 正しく使われるか不安です。
だから 戦うのではなく 理解をしたいのです。

着床前診断とは別に 障害を持っている方に差別の無い社会になって欲しいと思います


 





   >>> みんな自分が幸せになりたいのです。 たんぽぽ   -- 2004/08/12..
 
 さくさくさんやもんきーさんのケースを見ていると、無事にお子さんが授かればよいと願わずにはいられません。何度も流産や死産を経験することは耐えられることではないでしょう。

 みんな、自分が幸せになりたいのです。自分の願いを叶えたいのです。さくさくさんがおっしゃるように、子供を望める障害者ならば、自分の子供には障害がないようにと願うでしょう。出生前診断も望むかもしれません。しかし、多くの障害者は結婚することも子供を持つこともできません。

 ニュース23を見ました。さくさくさんが関わっている裁判とは、報道されていたものなのでしょう。
 「子供を持ちたいという願いは贅沢なものではないはず。」と、取材されていた方がおっしゃていました。
 しかし、多くの障害者にとって、それは贅沢な望みなのです。願っても願っても叶わぬ贅沢な望みです。自分自身が生きていくだけで精一杯の人が多いのです。自分が生きていることさえ否定されてしまう、その悲しみは想像を絶するものです。
 出生前診断で、自分と同じ障害を持つ人が選別され生まれてこないようにされてしまうということは、恐るべきことなのです。社会が自分が生きることを否定していると感じても、当然でしょう。ダブルスタンダードなどといっても、障害者の生きる意味、価値が低いものとされていることに違いはありません。生まれてしまったから仕方ないけれども、生まれる前に分れば生まないというのでは、あまりにも悲しい。

 さくさくさんやもんきーさんの選択を非難するわけではありません。みんな自分が幸せになりたいのです。自分の幸せのために闘われればよいでしょう。けれども、相容れない立場の人もいます。そういう人がいることは事実です。
 ただ、生きられる子供が欲しいというさくさくさんやもんきーさんの願いは、理解できますし、納得できます。子供にとっても死産は苦しいものとなるでしょう。
 けれども、出生前診断が認められれば、大○医師が実際に行ったように男女の産み分けなどにも使われるようになります。障害があることが分れば軽度の障害でも堕胎する人がでてきます。子供の選別は行われます。絶対に障害児は嫌だという人にとれば、そういう選択はできて当然のことだと考えられるようになるでしょう。

 出生前診断が認められることは、パンドラの箱を開けることになります。自分が欲しい子だけを選別する道を開くことになります。
 たしかに、羊水検査をした後に堕胎することに比べて、出生前診断は母胎に負担をかけないでしょう。しかし、だからこそ恐ろしいとはいえないでしょうか。

 臓器移植によって助かる命もありますが、裏では臓器売買も行われています。中国で女の赤ちゃんが数百円から数万円で医療関係者に売られていたという報道もありました。何人かに死刑判決が出ていましたよね。あの赤ちゃんはどうなったのでしょうか。

 代理母にしても、あまりにもひどい契約内容で、もし、金銭のために行われるとしたら、耐えられません。心からのボランティアならよいのでしょうが、もし愛する妹が代理母になってくれるといってくれても、私はそんなこと頼めません。妹に苦痛を味合わせてまで子供を願うことはできません。他人だから頼めるということはないのでしょうか。

 人を救う技術は、別の人を苦しめるものとなるかもしれません。私たちは、どのような道を選択していくのでしょうか。それは、今は分りません。おそらく使える技術は積極的に使うようになっていくのでしょう。その先は、どうなるのでしょうか。

 自分の幸せを求めて、それぞれの人がそれぞれの立場から闘うのでしょう。そのようにして次の道を我々は模索していくのでしょう。さくさくさんは、さくさくさんの立場から闘ってください。
 そして、別の立場から闘う人もいることを認めてください。

 





   >>> 報道の怖さ それぞれの行方 トマトの気持   -- 2004/08/12..
 
さくさくさんこんにちは。
やはりニュースになっていた形は偏りがあったのですね。
当事者に近いところにいらっしゃる方の話は貴重です。
そこには作為に満ちた大衆はこういう言い方をすれば話題になる的な報道の仕方とは違う背景がわかるからです。
話題がそれますが、最近のニュースの有り方は変な意図に満ち溢れたものが多いのは事実だと思います。それを鵜呑みにしない目をもちつづけたいとわたしは考えています。(イラク人質事件にしても、三菱自動車が燃える話も、サッカーのアジアカップの件も・・・ちょっと考えればすぐわかりますよね?事実からあらぬ方向へ意図してメディアはもっていこうとしている感じがしますよね?)

私は神戸の医師のことを直接知らない人間です。その人柄も何もかも。
そして、男女の産み分けにしてもしかりだと考えても居ました。
報道ではとんでもないことと一刀両断して断罪していますが、こういったものも本当は個々ケースBYケースで深刻な悩みになりえるのでは?とも考えていました。どんな状況だったのだろう?もし軽い感覚での産み分けをしての言い訳ならば、詭弁だとも思っていたし、たとえば、日本独特の跡取を産めなければ嫁ではない的な追い込まれ方をした方にとっては時として人格崩壊を起こすような人権侵害も起こりえるのでは?とも考えていたので・・・。

それとはまったく別次元で、遺伝子の異常からくる障害を持つ方々の気持も私には少しだけわかる気がします。
自分が妊娠をわかる前のことです。私は、友人がまさにその、遺伝子の異常をDNA検査ではっきりしてしまったという相談を受けたのです。発病はしていない状況で結婚をしたい相手が見つかったから、自分はその遺伝子を受け継いでいないことを証明したかったのです。
その友人の絶望は見ていられないほどでした。
父親が障害者になり、その中で育った友人の人生(心の嵐)は想像を絶するものでした。誰にもその悩みを言えない。20歳になるまでは確定検査を望んでもしてもらえないことから来る恐怖等等・・・。
その中でも、友人の一言が私には重く響いています。
「父が50%の確立で自分と同じ病気になる子ができるとしても、子供を欲したのは、自分が逝った後に母を支えてくれる家族が絶対に必要だと思ったのだろうと思う。その気持は痛いほどわかるから、自分もそのDNAを受け継いでしまったけれど、今はそれを受け入れられる気持もある。でも、自分はその確立に賭けて子供を作ることはしないよ。彼女もそれを受け入れてくれているんだ。こんな思いは子供にはさせたくない」と。
友人にとってもこの検査は希望の光になりえるものなのですが、友人はその検査はしたくないときっぱりと言い切ります。
そこまでして自分の子孫を求めるのはエゴだと。卵を取り出すという女性が受ける辛い思いを自分のせいでさせたくないと言い切ります。
選別されて生まれることを拒まれてしまう命の源たちをそうされずに産まれ出た自分がなぜ出来るのか?と。確かに辛い思いも苦しい思いもしたのかもしれないが、こうやって愛する人を得られた幸せを自分は感じることが出来ている。そういう未来が有るかもしれない命の源をなぜ握りつぶせるのか?と。友人にとっては自分の命を根こそぎ否定されてしまうように感じているのかもしれないと私は思っています。

命を扱う科学の力全てに言えることだと思うのですが、これはもう、個人がどう考えるか、どういう想いでいるかは千差万別のような気がします。ただ、言えることは軽軽しく全て許可するようなものではなく、かといって、団体でどちらの言い分が正しいのか?を議論するものでもなく、すでにそこで間違いを犯しているのではないでしょうか?
出来るようになった科学の力を受け入れた上で、きちんとした知識とどのような思いが存在するのかも全て理解した上で自分はどうしたいのか?を選択できる自由を個人で得ることのように思います。
必要なのは、大きなボーダーラインはさておき、運用するための命の重みをそれを選ぶ個人(夫婦)にきちんと教えられる人材や機関(学校を含めた教育もあわせて)やシステムの設置こそが必要なように思い始めています。
命を愛しむ事を小さい頃から教えていければ、今の殺伐とした事件も自分にとっての命を生み育てる意味も、命の選別を時としてする意味も、自分の命も他者の命の重みも真剣に大切に尊ぶことが出来るようになるのではないでしょうか?常に謙虚にそれでも、自分がそれをする時がきたとき、真摯に向き合える自分になることが出来るのかもしれません。

さくさくさん、それらを全て考たくて自分はどうしたいのか?を意思決定されてたいと思ってのご発言なのだなと思いました。

 





   >>> さくさくさんへ もんきー   -- 2004/08/11..
 
さくさくさん、初めまして。もんきーと申します。
半年近くこの掲示板から離れていたのですが、今日ふとこちらをのぞいたら着床前診断のお話が出ていたので思わず書き込みをしています。

さくさくさん、私も着床前診断を望む一人なんですよ。
私も過去に4回妊娠しましたが、1度は無脳症児、後は初期流産でした。3度目の妊娠の後夫婦揃って検査をしたら、主人に転座があることが判明したんです。

何軒もの病院にかかりました。でもどこでも言われるのは同じ「4分の1の確立に期待しましょう」。それなのに「100回妊娠しても生児は望めないかもしれません」と添えられます。着床前診断なら道は開けるとどの先生も言いながら、その選択を私達は選ぶことさえできないんですものね。悔しいし、腹立たしい思いを幾度となくしてきて、心が疲れてしまいました。

しばらく考えることから離れたいと、こちらの掲示板をのぞくことを止め、仕事に没頭していました。でもその間にもさくさくさんは必死で戦っていらしたのですね。

私は主人と同じ転座を持つ子でも、大歓迎。ただ、生きて生まれてきて欲しい。その子をぎゅっと抱きしめたい。4分の1の確立を繰り返すにはあまりにも精神的・肉体的な負担が大きすぎ、私ももちろんですが、主人の繊細な心が壊れてしまいそうです。なんとかこの診断が実施されることを祈りつつ、信じて、貯金をしながら体力もつけていかなければと思っているところです。

まだあきらめてしまいたくはありません。
この診断を経てもなお子どもを授かることが無かった時に、初めてあきらめられる気がします。
何だかまとまらなくてすみません。こんな夫婦もいるのだということをお話したくて書き込みました。


 





   >>> ご自分に障害があればどうですか。 たんぽぽ   -- 2004/08/11..
 
 さくさくさん、こんにちは。

 さくさくさんは、障害のある方が、着床前診断に反対する理由が分らないということですが、さくさくさん自身に障害があったらどうでしょう。
 たとえば、さくさくさんかご主人に転座があるのではないかと思いますが、そのことによって苦労するからといって、着床する前にそういう障害があると分った場合、その受精卵は廃棄してもいいということになったら、ご自身はどのように感じられるでしょうか。

 さくさくさんは、自分が今生きていることに不満は感じておられませんよね。同じ様にどんな障害があっても、生まれてこなかった方が良かったという人は、いないのです。病気や障害が治ればよいと考えていても、受精卵の状態で選別され廃棄された方が良かったという人はいないのです。
 予防したい、治りたいとは思っても、自分の存在そのものを否定する人はいません。着床前診断で、その子の障害が治るわけではありません。ただ、廃棄されるだけなのです。

 さくさくさんのお苦しみは理解できます。少なくとも子供をもてない苦しみは分ります。そして、多くの人がそれぞれに苦しみを抱えて生きているのです。臓器移植にしろ代理母の問題にしろ、当事者にとれば何とかして解決したい苦しみであり、使える技術ならなんでも使いたいのは人情です。しかし、その裏にはまた別の苦しみがあるのです。

 このように言ったからといって、着床前診断に絶対に反対するというわけではありません。しかし、違う立場で苦しんでいる人もいる限り、みんなに理解してもらうことなどできないと思います。
 私たちは全員いつか死にます。それは知っているけれども、でも生まれたいし生みたいし、生きたいのです。たとえ重い障害をもっていても、生まれてこないほうが良かったと思っていない限り、障害者が着床前診断に反対するのは当然のことではないのでしょうか。筋ジストロフィーであろうと、遺伝子に異常があろうと、私は私、かけがえのないただ一人の私なのです。そういう障害者の気持ちも察してください。
 





   >>> ありがとうございました。 さくさく   -- 2004/08/10..
 
障害者の中でも 賛成派に対し 反対派の意見は強烈です。
実際に妊娠について考えることのできる人で 障害を持っているお子さんを子育てされている方・遺伝や障害を持っている方・いろんな方の意見を聞きたく 質問しました。

茶畑さん・とまとの気持ちさんの勉強ぶり タンポポさんの発言は いつも感心しております。

私は 普通の主婦です。普通の主婦が突然 裁判に係わるような 出来事にあい 報道の怖さ(報道の仕方で左右される)を知りました。
着床前診断については 色々な方向で 見て欲しい。

私の体験を書きます。(あくまでの 私の意見です)

着床前診断は1990年イギリスで行われ 先進国のほとんどの国で行われています(受精卵はすべて女性 の体内に移すべきだと法律に定めたドイツ・オーストリア・スイス は禁止)
日産婦は 重い遺伝病(20才まで生きられない)の場合と決め 認められたケースがない為 着床前診断を望む患者が 日産婦を相手に 裁判を起こしました。日産婦に 着床前診断について考えて欲しいという 目的もあります。
先日 ようやく筋ジス患者 一組が認められましたが 他の筋ジス患者は 認められませんでした。

私は 妊娠をあきらめようと努力していました。
子どもが死んでしまった為 未使用のベット・ベビーカー・洋服 捨てる事ができず あきらめきれないというのが本音です。
このボイスで 日本で着床前診断を行っている病院があることを知り 担当医に相談。大○医師にお願いすることを決めました。
その矢先 この医師が 男女産み分けの為行ったことをニュースで知り主人と激怒しました。
それから 数ヶ月 着床前診断をあきらめることができず あきらめるために 大○医師に会いました。
あきらめるために大○医師に会ったので 私はきつい口調で 
「なぜ 男女産み分けなんかの為に 使ったのか。」
と質問をしたところ
「あの患者を救うには あの方法しかなかったのです。同情してしまうほど 悩んでおられて・・・」
と 大○医師は 他人からはたいしたことがなくても この夫婦にとっては 切実な悩みだったと 話してくれました。
後日 ある医師の罵声でこの夫婦の事を詳しく知りましたが 大○医師が この夫婦を救う為という意味が分かりました。

ある会合の時 大○医師はずいぶんひどい批判を受けました。
会合が終わった後 主人は
「大○医師は あれだけひどい事を言われても あ〜だったな 元から あ〜ゆう人なんだな。」私はその言葉に 思わず笑ってしまいました。
TVでの印象が悪かったのですが どんな時も笑っている 根が明るい方のようです。(顔がジャニーズだったら 誤解もひどくなかったかも と私は笑ってしまったのです)

批判した気持ちであった医師ですが 今はこの医師を信じて 着床前診断を願っています。


着床前診断は 法律的には違法ではありません ただ 日産婦が反対している内容で 日産婦から除名されても 医師として患者を診ることはできます。
 





   >>> いろいろ調べてみると・・・ トマトの気持   -- 2004/08/09..
 
さくさくさんが着床前診断を希望している一人だということがわかりました。それ以上の詮索はするつもりはないです。
ただ、この問題、社会的な状況では紆余曲折しているんですよね。
純粋な想いとは別のところでいろんな思惑が見え隠れして、混迷していると思うのです。

まず、さくさくさんが、なぜ日産婦と戦っているのかがちょっと疑問に思うのです。

日本では1998年に重い遺伝病が出る可能性が高い場合にのみ認められ、実施に際しては、日本産婦人科学会の審査が必要という形のコメントが出ていますよね?
「重い遺伝病」のボーダーラインがまだ不明確で、審議は何回か行われているようですが、筋ジストロフィーの例ですら、いまだに1つも認められていない現状に戦われているのでしょうか?
審議での中で確かに障害者の方の反対意見は凄い勢いがあったようですが、それも全ての障害者の意見というようには思っていませんでした。
(あくまでネットに載っている記事を見ての感想です)
あくまで、一部の方の意見なのではないでしょうか?
いろんな障害のある方のが立ち上げているHPにいかれてみるとこの話題、いろいろ出ています。筋ジストロフィーでも通らないものが○○の私たちには絶望的なのだろうか?とか、ぜひ、着床前診断をして、同じ障害が発現しない性別の子が欲しいとか、その希望の光を消したくないとか、また、それには頼らずに自分たちの病気はいつ発現するかわからないものだから、神のみぞ知るで、子供を作ったという発言まで、さまざまな苦悩されている、真剣に考えている掲示板を見ることが出来ます。そういった場所でもストレートに発言されてみてはいかがでしょうか?

また、日本産婦人科学会の審議を通さずに、実施してしまった神戸の医師がニュースになりましたよね?
それも、新聞の報道で大々的に言われたように「男女の産み分け」のために実施してしまったということ。
最初のコメントが男女の産み分けのためというニュアンスが強いコメントだったこと、あとから、重大な遺伝子疾患などがあり、なおかつ親になりたい人の為と付け足して、日本産婦人科学会の処分(会告(学会規則)違反で同学会を除名)が出た後に、裁判まで起こしていることが話題になっていますね。
(新聞などの時系列を追っかけると、こうなると思うのです。事実は?また、この医師の本当のところの想いがどうなのか?は残念ながらよくわかりません。
ただ、新聞などのソースからはこの話題が上ったときに、なんとなく、この医師に疑問を持った一人です。なんか詭弁だよなぁという感で・・・・。成り行きを見ていた一人です。)

それで、今回、さくさくさんの書き込みを読んで、もう一度いろいろ調べてみたのです。ちかさんのレスにある「着床前診断ネット○ーク」を見ました。ここのTOPページの左下のリンクが新聞をにぎわわせたその医師のようで・・・ちょっと釈然としませんでした。どうも、純粋な気持で議論されているものではないような気もしてしまって。
いろんな思惑が、利権が錯綜しているような・・・・。ただ、ここの掲示板での議論は色眼鏡無しでみると議論が議論を呼んでいる感じで、凄い議論になっていて、中々考えさせられますね。残念ながら、女性の発言は少ないようですが。
ダブルスタンダートの話もここの掲示板に載っていましたし・・・。

こういう重いガイドラインが出来るときというのは、私たち当事者となる妊婦(女性)はまったく違う思惑の上で躍らせてしまわないように、純粋な思いと、差別の無いまっすぐな眼で真剣にこの問題も見つめていかなければいけないと思いました。


 





   >>> 反対理由を知りたい さくさく   -- 2004/08/07..
 
始めに書きましたが私は 着床前診断を希望しています。
きちんとした記者なら 正式な取材の申し込みがありますが この診断の事に関しては フリーターの方が動いているので ハンドルネームも 私自身の事も 分からないようにさせて頂いています。

着床前診断の掲示板は 医者・記者・大学関係者 などの方が多く参加されている為 障害をお持ちの方 また 家族に障害をお持ちの方 一般の方の声は聞けません。
この 掲示板なら 偉い方の声ではなく いろんな方の声が聞けると思いました。

羊水検査の事ですが 日産婦は
「着床前診断は生命の選別であるのに対して 出生前診断は母体保護法に従った本人の自己決定権に基づいた選択である という点で異なる」
と 考えています。
日産婦とは直接戦っていますが 障害者団体の方は 具体的な反対理由が分からず なぜ 差別になるのかを知りたい。
何度も書きますが 私自身の為に なぜ障害者団体が反対しているのかを 知りたい。
ダウン症のお子さんをお持ちの親御さんが反対されるなら 反対理由は分かります。21tに対しての検査理由なら納得します。
下にも書きましたが 筋ジス患者の父親が賛成した所 裏切り者!と ヤジが飛んだり 遺伝の病気を持っている家族が 子どもを望む事に対して 自分たちだけ助かればよいのか と 反対されても 納得いきません。
 





   >>> 知らない人が多いのでは? ちか   -- 2004/08/06..
 
こんにちは、さくさくさん。私は第一子を出産後3度流産経験があります。不育症と診断され、同じ病気で悩んででいる方を探し、それの少ない事はさくさくさんも実感しておられると思います。その中で染色体の異常が起因する不育症となると更に限られてしまいますよね。もしかすると着床前診断に反対の方も不育症(そもそも不育症を知らないかも)の治療に有効な手段であるかを知らないのかもしれません。有用性を知らせれば理解を示してくれる方もいるのでは?と思います。染色体異常が起因の不育症患者にとって着床前診断は生児を抱くという目的を叶える頼みの綱。何とか治療の適応範囲を広げたいものです。そのためにはどのような立場の方がどのような視点で反対されているか?情報を集めると手がかりが掴めるかもしれません。さくさくさんは「着床前診断ネット○ーク」というH.Pをご存じでしょうか?ここの掲示板では反対、賛成、中立色々な立場の方の意見が聞けます。あとはJDSNのH.P。羊水検査についての反対意見がメインですが、反対する側からの意見「生命倫理と人権情報・出生前診断についての情報」をお読みになると何故自己否定、差別と感じるのか?参考になるかもしれません。
 





   >>> なぜ、その疑問が出たのでしょうか? トマトの気持   -- 2004/08/06..
 
さくさくさん、はじめまして。41歳(になったばかり)の8ヶ月妊婦のトマトの気持といいます。

まず、気になったことを投げかけさせてください。
着床前診断への疑問符をなげかけていらっしゃるのには何か理由があるのでしょうか?
着床前診断を一般的に普及して欲しいという気持は、さくさくさんの個人的な理由からなのかな?と思ったりしています。
それとも、新しい技術が使われる事に、なぜ、反対をする障害者の方がこんなにいるのだろう?という純粋な疑問符からなのでしょうか?
個人的な理由の場合は、事細かになどおっしゃらなくてもいいです。
ただ、それを望みたい理由があるのだとだけ教えてください。

私個人としては、この問題は羊水検査の是非の延長線上にある、命の問題ととらえています。そして、自然淘汰が行っていたことを、科学の力でどこまで介入できる(していい)事なのか?を問う一つのテーマだと感じています。現状では科学の進歩に倫理感をどう結び付け、それを実施できるためにはどう線引きをするのか?が、各大学、各機関で議論されているテーマだけに、とても難しいことだと思っています。
この問題を考えるためには、もう少し広範囲に知識も必要なことのように感じています。ここである程度議論が出尽くしたとしても、どのお偉いさんが倫理観に基づきボーダーラインを作ったとしても、この科学の進歩の早さでは、以前にも書きましたが、最終的には、個々が持っている遺伝子の良し悪し(ちょっと語弊のある言い方ですが)で、どの受精卵を作ることが良しとされ、ある組み合わせは悪いとされる・・・というような事に最終的にはなるんだろうなぁと漠然とではありますが、思っています。
人間の遺伝子(DNA情報)は誰一人完璧な人などいないんですけどね(^^;
科学の力を借りた妊娠は障害者の無い子を望む方向けに。
自然妊娠をされた方は、最終的には自然に全てゆだねて何もしない。
そんな時代がやってくるかもしれないと思っている一人です。

わたしは、着床前診断にしろ、羊水検査にしろ、不妊治療にしろ、もろ手を上げて賛成とはいいません。が、しかし、是としたいと思っている一人です。今ある技術ならば、それを使わないなんてことは、人間には出来ないと思っている一人です。
ただ、使い方にきちんと歯止めや抑止力が必要な技術であることは間違い無いことだと思います。

どの科学の力にしろ、最終的には妊婦になる私たちに、使う使わないの判断をゆだねられてしまう。
今、一番問題なのは、むしろ、知識や認識を多くもたない私たちにその選択肢を最終的にゆだねられてしまう事なのではないでしょうか?


 





   >>> 正しく判断していただきたい さくさく   -- 2004/08/05..
 
他の掲示板ですが 着床前診断についての新聞・テレビは各誌同じような内容で 「命の選別」という決まり言葉に終始し、利点・限界・他国の状況は 殆ど報道されていない。。。。。。
と 発言された方がいました。
確かに こちらの掲示板を見て 納得。

姫ママさんの 中絶という言葉や 障害があってもその子や家族にとっては、それが普通 という言葉に理解できます。
(もし 正しく理解し 発言されていたらごめんなさい)

体外受精をする時 調べた内容の遺伝子を持っているか判断するのです。妊娠を望む夫婦が それが普通と思えないから 調べるのです。
また ダウン症についてですが 流産を繰り返す染色体は21tだけでは ありません。いろんな数の染色体異常があります。
初めから流産をすると分かっている受精卵を戻さないのですから 流産する確立が低くなるのです。
できらば 必要性を理解していただきたい。

よいしょさんの発言を見て 子どもだけを見たとき 6ヶ月近くまで育ってからより・・・生まれてから障害の為の施設に預けられた
り・虐待されたりするより・・・子どもにとっては 良いのかな??????
怒られそうですが 深く考えず ふと思いました。(この件については 討論は控えます)

話は元に戻りますが 遺伝の為妊娠をあきらめた人 転座の人 習慣性流産の人 にとって やっとみつけた治療なんです。
障害者を削除という方向以外からも 着床前診断を見ていただきたい。理解したうえで 何故反対か知りたいです。(自分のために)



chiibouさんへ
chiibouさんもいろんな方法を捜されていたんですね。あまりあちらのボイスを見ないので 遅くなってごめんなさい。
9月頑張ってね。 成功をすることを祈っています。

 





   >>> 茶畑さんへ さくさく   -- 2004/08/05..
 
筋ジスの友も血友病の友もいた私にとってはため息がでました
と書かれていますが 素直にお聞きしたいのですが、
この方々が 妊娠を望んだ時 同じ病気の子を望まれますか?

私が一番気になるのは 生まれてくる子に同じ病気を望まれるのか知りたいです。
着床前診断を望む 筋ジス患者は 子どもに自分と同じ病気であって欲しくない という気持ちで望まれています。
日産婦は 20歳以上生きられない病気を対象 という見解ですが
 命にかかわる病気(筋ジス・血友病etc)を 20歳と見分けるのは どのようなラインでしょうかね。治らない病気を 子どもに背負わせたくない方が 着床前診断を望んでいるのです。

「初期流産ならまだしも」と言われましたが、未だに思い出すと残念で、悲しくなります  と書かれていますが 私は(流産の悲しさは ご理解できると思います。)と 茶畑さんに理解していただきたく 書きました。
流産は 母親が悲しい思いをします。
でも 妊娠後期・死産は 流産以上に子どもを苦しめるので辛いのです。同じ事を書きますが
お腹の中で死んだ子を産むこと・生まれたら死ぬ子を産む辛さ 出産経験がある方なら 想像がつくのではないのでしょうか。

流産を 未だに思い出すと残念で悲しくなる貴方が(皆 同じ気持ちですが) 何度も4分の1の確立を目指して妊娠できますか?

今 生きている人間を大切にすることはあたり前の事であり、国・地域・個人が それぞれ かたちに表すことは当たり前のことで 着床前診断にかかわらず 議論するべきだと思います。
それとは別に これから授かれる子どもの命を 大切にしてはいけないのでしょうか?

初めにも書きましたが 調べた事に関しての障害を防げるだけで 他の障害を持った子どもが 生まれる可能性はあるのです。 



 





   >>> 考えるしかない 茶畑   -- 2004/08/05..
 
 着床前診断について調べました。
 参考にしたのは鹿児島大学からの報告です。
 同大学で着床前診断の臨床応用を実施しようと発表したところ、
筋ジストロフィー、血友病患者団体から抗議があったとのこと。
 大学では診断の対象からこの2疾患をはずすことにしました。
 筋ジスの友も血友病の友もいた私にとってはため息がでました。
 患者団体にとって、診断の対象になれば、疾患へのイメージ悪化、患者らの社会復帰はもちろん疾患と患者への社会的理解が影響を受けることが心配されます。
 今でさえ患者は社会的に厳しい状況に置かれています。

 健康な子どもを産みたいという、こと転座など特別な問題を抱えた女性の願いと、患者団体の利益を損ねない解決の答えはどこに?
 私達ひとりひとりが考えるしかないですね。

 着床前診断を調べ、受精卵は14分割するまでそのひとつひとつの細胞が胎児に成長できるということを知りました。
 その細胞の中で正常なものを着床させ育てていくということなのですね。

 難しい問題ですが、もし妊娠に影響のある転座その他の染色体異常を自ら持った場合は、他の染色体異常、または遺伝の患者・障害者の気持がわからないでしょうか。
 人間が自ら完璧であり得ないなら、自分の子どもにもそれを望むのは無理ではないでしょうか。

 「初期流産ならまだしも」と言われましたが、未だに思い出すと残念で、悲しくなります。

 2回流産して、私も習慣性流産の検査を勧められ受けました。
 私の場合は免疫異常検査だけでした。
 初期流産のほとんどは胎児の染色体異常によるもので、またその7割が原因がわからないと、「転座」を調べ東京大学附属大学病院の「習慣性流産ホームページ」であらためて知りました。
 23対の染色体のすべての形が掲載されていました。
 どれも大事な染色体、1対1対形が異なりかわいいです。
 愛おしさを感じました。
 





   >>> 色々意見はあるでしょうが よいしょ   -- 2004/08/04..
 
すごく久しぶりに投稿させていただきます。 
私は羊水検査の結果自分のお腹に芽生えた命を摘み取ってしまった人間です。 いろいろな意見はあるでしょうが、妊娠6ヶ月近くで選択をしなくてはいけなくなった私の立場としては、着床前診断ができるようになったことは、医学的な前進なのだと思います。 妊娠できる残りの時間が少ないからというよりも、自分自身が毎日体の変化を感じ取り、胎動を感じたような気がするようになってからの選択は、何年たっても取り返しがつかないし、まちがった選択では無かったと思っても、後悔が薄れることがありません。もちろん子供が欲しくて何年もの不妊治療の後に授かった子供の命など選択出来ないという気持ちも充分わかります。 でも、高齢出産であるから子供と過ごす時間が若い方達より短いわけで、できることなら、生まれた時からのハンディが無い様にと願うのはいけないのでしょうか?
お腹の中で日々育っていく命にかける愛情を、ある日突然あきらめなくてはいけないとなった時(しかも自分の意思で)のつらさや、子供に対する申し訳なさを思えば、着床診断は悪い事では無いのではないでしょうか? 
 





   >>> 茶畑さんへ さくさく   -- 2004/08/04..
 
報道の仕方で 受け取り方が変わることを 今回着床前診断を通し
改めて思いました。

着床前診断を願う理由を 私なりに書かせていただきますが ご自分でも 是非調べてみてください。

転座を例にあげます。
結婚をして 妊娠にトラブルがあり 初めて自分が染色体異常(転座)と 知るパターンが多いです。
転座の場合 正常な受精卵ができる確立は 計算上では4分の1。
運がよければ 一回で4分の1に当たりますが ほとんどの方は 毎回 残りの4分の3に当たります。
妊娠回数を重ねれば いつかは4分の1に当たりますが 何度妊娠しても 4分の1に当たらないのが現状です。
残りの4分の3に当たった場合 運良く初期流産で済めばよいのですが(流産の悲しさは ご理解できると思います。)
妊娠後期・産まれたら死ぬ運命の子です。(100%死ぬ子かどうかは 医師ではないので 応えられません)
お腹の中で死んだ子を産むこと・生まれたら死ぬ子を産む辛さ 出産経験がある方なら 想像がつくのではないのでしょうか?

妊娠すればいつかは4分の1に当たる。というのが 日産婦の考えです。着床前診断は 4分の1の受精卵を見つけ その卵だけを 子宮に戻します。体外受精と同じで 着床しない場合もあるし 生まれた子が 障害児の可能性もあります。

着床前診断を行っても お腹に戻せる受精卵が見つかるかどうか不安です。もし 見つからなくても お腹の中で子どもが死ぬより 子どもの為に なると考えています。
 





   >>> タンポポさんへ さくさく   -- 2004/08/04..
 
以前 ダウン症のお子さんをお持ちの タンポポさんという方が 子どもを愛しているけど 皆に羊水検査を進められていました。
子どもへの思い・またこれから宿る命に対しての気持ちは 人それぞれ違い 理解するのは本当に難しいですね。

他の掲示板で ダブルスタンダード という言葉が出てきました。
「生まれてきた子どもは どんな障害をもっているにせよ、手厚く保護し支援する。一方、それとは別に これから生まれてくる子どもには 可能な限り障害がないようにしたい」
着床前診断・羊水検査の発祥地イギリスだは 「予防医学の一つ」として行われているそうです。
障害者をないがしろにしている日本では ダブルスタンダードを理解してもらえる事や 生まれてくる命に対しての見方も 前向きには 進まないのですね。。。

ドイツでは ナチスの事があり 着床前診断が禁止されています。

障害をお持ちの方が 住みやすい日本になるよう 私なりに活動をしていきます。ありがとうございました。
 





   >>> むずかしいです 姫ママ   -- 2004/08/04..
 
とても難しい問題と思います。子供が欲しい、そして、できれば五体満足に生まれて欲しい、生まれたら元気に育って欲しい。きっと皆が望む事だと思います。私もそう思いました。私は夫とは再婚で、「夫の子供が欲しい」と思いながら、三回の流産を経験しました。もう夫の子供は産めない、とあきらめていた時に妊娠して、幸い元気な女の子をを授かりました。妊娠中によく「元気で五体満足な子が生まれるといいな」なんて、言っていましたが、夫は「たとえ障害があっても、二人の子供に変わりないから」と言いました。そうなんですよ。たとえ何か障害があっても、かけがえのない命なんです。私たちと同じです。そんな大切な命を着床前に診断して、中絶したりするのは、何か抵抗があります。仕事の関係でダウン症の親子と知り合う機会がありました。お母さんはとても明るく、とても我が子を大切にしていました。「この子は私の天使なのよ」と笑いながら言っていた。とても印象的でした。自分のところに生まれてくる命、大切に育てていきたいですよね。普通ってなんですか?たとえ障害があっても、その子や家族にとっては、それが普通なんだと思います。だから、生まれるべき命を途中でどうにかしようとするのは賛成できません
 





   >>> 何故、着床前診断? 茶畑   -- 2004/08/02..
 
 着床前診断を望む理由自体がよくわかりません。
 私も2回初期流産をしています。
 妊娠するたびに、障害があろうとなかろうと無事おなかの中で育ってほしいと願ってきました。
 妊娠すれば、ひたすらその受精卵が育つことを願うのではないですか。
 着床前診断とは、着床しても育つ可能性のない受精卵を排除するということなのでしょうか。
 でもまずは受精卵ができることが始まりですよね。
 その受精卵を選択するということが傲慢のような気がします。
 自然妊娠では受精卵は普通ひとつです。
 選びようがありません。
 その受精卵が育つことを願うのみです。
 人工授精・体外受精の知識がないのですが、その場合は受精卵はいくつもできるのですか。

 母体を考えると、高齢では時間がないから、着床前診断はロスがないという意見も、産む側の都合のように感じます。
 着床前診断で異常と診断された受精卵は本当に育つことができないのでしょうか。もしかしたら可能性があるかもしれない・・・
 また異常なしと診断された受精卵は本当に無事育つのか。
 自然に任せなければならいこともあると思うのです。
 何でも自分の望むようにと操作することに疑問を感じます。

 不妊治療をしている人の、無事赤ちゃんを授かりたいという気持はわかるのですが、あせって得られるものでしょうか。
 子育てではよく「子どもを待ってあげることが大事」と言われます。産むことも待ってあげることが大事なのではないでしょうか。
 まだ40代の初めであれば、赤ちゃんをもうすこしあせらず待ってあげてください。
 あせると精神的なストレスが妊娠の可・不可にも影響するのではないでしょうか。

 「命」とは望んで感嘆に得られるものではないし。
 自然妊娠だって奇跡の積み重ねで生じるものであるようですよ。
 (オススメ本を参考にしてください。)
 命は、即席につくられないです。
 たくさんの女性が産み、それが当たり前のように見えるかもしれないけれど、ひとりひとりから見ればその妊娠は奇跡なんです。



 





   >>> 障害をもつということ たんぽぽ   -- 2004/07/31..
 
 さくさくさん、こんにちは。
 私は当事者ではありませんが、分る範囲でご説明したいと思います。

 障害があると、社会には少なくとも経済的な負担をかけることになります。たとえば年金も受け取るわけですし、医療費なども減免されます。重い障害のある方は社会保障なしには生きていけません。現在では、そのような保障があるのは当然のことと考えられていますが、実際に着床前診断が可能になった場合、社会に負担をかけないように親が調べるべきだったということにはならないでしょうか。(本当は、働けるのに職場がないという問題もありますが。)

 実際に、子供の幸せを考えれば羊水検査をして、異常があれば堕胎も考えた方がよいという意見があり、障害児をお持ちのお母さんが、「この子に障害があるのは、私が子供のことを考えず、羊水検査をしなかったからなのか。」と悲痛なレスを返しておられたこともあります。

 子供本人のためであれ、社会に負担をかけないためであれ、障害児は生んではいけないという風潮が広まると、これは障害のある方には耐え難いものになっていくでしょう。

 たしかに、流産を繰り返している方や、遺伝する病気を親が持っている場合に、とにかく生きられる子供をもちたいという願いは充分に理解できます。
 ただ、個人の願いを超えた社会的な事情というものもあります。着床前診断が可能になることによって、出て来る問題もあるのです。
 生存そのものを脅かされると感じる人もいるのは事実です。そして、それはただの杞憂ではありません。

 ナチスの例などにもみられるように、障害者が生きられない社会も実際に存在したし、これからもその恐れはあるのです。

 私は、実際に障害のある方ともお付き合いがありましたし、今でもありますが、障害があってもなくても、その人なりの人生を全うすることが素晴らしいことだと思います。それを社会が助けていく必要はあります。それは、私たち「健常者」でも、同じことでしょう。社会の助けなしには生きられません。

 着床前診断が広く認められるようになると、障害者が受精卵の段階で選別されるようになります。そして、産まれる前に、特に着床する前に障害があることが分った場合、その受精卵が廃棄される可能性は低くはないはずです。そのことは、障害者の生そのものを否定するものともなり得ます。
 障害者に死ねというような「倫理」が広まる可能性もあるのです。だから、障害者はそれが行われることを恐れるのです。また、障害をもちながら生きるということそのものを否定されるとも感じるでしょう。

 着床前診断によって男女の生み分けをしようという人もいますし、遺伝子情報から優秀な受精卵だけを着床させたいという人もでてくるでしょう。着床前診断には、まだまだ考えるべき問題があると思います。
 
 
 
 





   >>> 理解したい。 さくさく   -- 2004/07/30..
 
私が着床前診断を行う事について 見方を変えれば障害児を回避するように 思われるかもしれない。。。
そんな思いから 真剣に何故反対なのか 考えています。
社会から排除してしまう気がする。。。
何故 そんな風に思われるのか知りたいです。

筋ジス患者のお父さんが 消極的ですが着床前診断を賛成した所 「裏切り者!」と ヤジが飛んだそうです。
なぜ皆が反対か 自分のためにきちんと理解したい。
 





   >>> 着床前診断について思うこと。 chiibou   -- 2004/07/29..
 
障害者の人たちにとって、着床前診断は自分たちのような障害を持った子供たちを、社会から排除してしまう気がするのだと思います。
当然、自分のことを否定されているようにも思えるのでしょうね。

私の考えですが、生まれてくる赤ちゃんではなく母体のことを考える時に、やはり着床前診断は必要だと思います。
というのは、私自身3度の流産を経験していますが、40を過ぎてようやく授かった子供を流産して、そのあとの妊娠までの期間を考えると、時間的な余裕がありません。
私の場合は自然妊娠で授かりましたが、4度の体外受精も経験しています。
その場合、染色体異常があると初めから分かっていたら、仮に妊娠して流産になった時の辛い手術、母体への影響、次の妊娠までに待たなければならない残り少ない時間を無駄にしなくてすみます。

高齢になればなるほど染色体異常の確率も高くなります。
残された時間も少ない時、次の妊娠ができるまでの時間がどんなにもどかしいものか。

体外受精をする人は、高齢でなくても赤ちゃんが欲しくて不妊治療をしている人たちです。
着床前診断で、無事に赤ちゃんを授かる可能性を、少しでも広げて欲しいと思います。