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自分で自分を誉めてあげたいです。 幸野酉子  -- 2004/07/13 ..
43才の幸野です。
4年間不妊治療を続けてきましたが
何度も諦めては再び奮起するという繰り返しで頑張ってきました。
昨年までは小さいながらもあった卵胞も
今年では見られず、先月と今月、血液検査を2度しましたが
2度とも卵巣からは全くホルモンが出ていないようです。
ですから、LH22.5、FSH44.7という恐ろしい数字になりました。
この数字は昨年も同様、閉経の女性と同じだと先生に言われました。
3年前からは生理も薬を飲まないときません。
昨年の春まではホルモン剤もMAXで注射していました。
副作用が酷く、ストレスも極限状態でした。
銀座の有名な漢方診療所に10ヵ月お世話になりましたが
改善見られず。
横浜のY堂薬局で周期療法を先月から始めましたが
LH22.5、FSH44.7という恐ろしい数字に加え、
排卵は今後もありえないでしょう、ですから妊娠も不可能と
先生に宣告され、絶望的になりました。
子供、やはり欲しかったです。
夫との子供が欲しかったです。
卵子提供や養子も考えましたが、
やはり、夫との子供でなければと思っていました。

私の卵巣はすでに老化を迎えました。
やるべきことはすべてやりました。
今後は何をやっても無駄だと悟りました。
どこの病院に行っても「もう妊娠の可能性はない」と言われます。
全国に点在する有名な子授け神社や子授け寺にも参拝にどれだけ足を運んだか数知れません。
マカもプエラリア・ミリフィカも、ビタミンEもウォーキングもよもぎ蒸しも、
納豆もすっぽん料理も鍼もお灸も漢方も、老化した私の卵巣には全く効かなかった。

諦めの時期かなと思います。
子供は授かりものだから、もしできなくても自分のせいじゃない、
そうどなたかおっしゃったのを鮮明に覚えています。
本当にそうですよね。
妊娠しにくい体になったのは自分のせいじゃないもの。
私にとってみればこれは名文句です。

後悔が全くないと言えば嘘になりますが、
老化した卵巣が再び機能することはないと断言されれば
諦めるより他ないのです。やはり、疲れました。
たった4年ですが、いろいろあり、辛くもあり、楽しくもあり、濃い時間でした。
これからは、子供の事はあきらめて
夫と二人だけの人生を謳歌していこうと思っています。
ここまでがんばった自分を自分で誉めてあげたいです。
みなさん、これまでたくさんの励ましやメッセージをありがとうございました。
皆さんもあまり心と体に負荷をかけずにがんばってください。
こうのとりさんが皆さんのもとに早く舞い降りることを祈って、
私は今日でさよならします。
みなさん、お元気でね。幸運を祈ります。


幸野さんへ   ステラスタ
感謝感激です。   幸野酉子
よくがんばりましたね   ステラスタ
歩み出す勇気   Black Pansy
他人事とは思えず...お疲れ様でした   このみ
人生   sachi
お元気で。。。   ピノコ
胸が一杯になりました   未久
お疲れ様でした   たんぺい
今度は視点を変えてみるのも・・・   なおゆうぎ
お疲れ様でした!   ruru
おつかれさまでした   ぽて子




 

   >>> 幸野さんへ ステラスタ   -- 2004/07/13..
 
幸野さんのレスを読ませていただきました。

本当に、理解のない人の言葉には傷つきますよね。
それが、逆に身近な人だと遠慮がない分ダイレクトですし。
言いたい人には言わせておきましょうよ、ね。

子供がいても、本当にこの人は子供を愛してるのだろうかと
疑問に思える人もたくさんいるし、見得の道具に子供をしている
人もいるし、親になったからと言って母性の豊かな人間になれない薄っぺらな人間は多いです。

逆に、不妊治療を続けて痛みを多く潜り抜けていらしたここの方たちのほうが、何倍も人間性が豊かで常識のある人だと思います。
子供が居ないことに、コンプレックスを持たないでくださいね。
自己卑下をしないでくださいね。

ご主人との豊かな生活を楽しんでくださいね。
旅行も、コンサートも、時代の文化の喜びをたっぷりと享受なさってくださいね。
そして、私たちにもその豊かな知識を少し分けてくださいな。

幸野さんたちが、お互いに思いやりをもって愛情豊かな生活を
なさってるのがよくわかります。
すてきなご夫婦ですね。

どうぞ、お元気で、またいつかどこかでお会いできたらうれしく
思います。


 





   >>> 感謝感激です。 幸野酉子   -- 2004/07/05..
 
皆様、たくさんのメッセージをありがとうございました。
本当にありがたくてうれしくて、生涯の財産にしてこれからもがんばって
生きていきます。
ただ、周囲(親、親戚、甥姪、兄弟)だけはなかなか私たち夫婦を一人前としては
接してはくれないためしばらくは大変そうです。
子供がいなくても肩身の狭い思いをしない社会と文化であって欲しいと切に思います。
「どうして子供つくらないの?」とか「さっさとくつくらないと!」という言葉を
まだしばらくは聞かなければならないです。
「うるさい!」と言えば、
「どうしたの!そんな恐い顔して!心配してあげてんのに・・」といわれたりします。
仕事で帰りが遅くなれば「仕事ばっかりしてないでなんで早く子供をつくらないの!」。
風邪をひけば「薄着してるから子供ができないのよ!」。
飲みに行った事を知られれば「旦那をおいて酒のみにいったりして!だから子供ができないんだ!」。
何をしても子供の事ばかりに関連づけていわれます。本当に疲れますし、嫌になります。
でも、もっと時間が過ぎればきっと誰にも暴言を言われなくなる、そう思います。
私の実家は相当な田舎で閉鎖的で、不妊症なんて認めてもらえませんし
理解すらしてもらえません。
子供のできない人間は「かたわ」という言葉でバカにされるのです。
自分の身内ですが恥ずかしいくらいです。
ですから話しても無駄です。親ですら理解してくれませんので。

私たち夫婦には子供は授かりませんでしたが、
夫はこう言います。
俺たちに子供が生まれなかった理由ってちゃんと用意されているんじゃないのかな。
後できっと分かる事だったりしてね、子供がいてはできない事とか・・・・と。

なるほど、そう思えば少し気が軽くなりました。

最初に言いましたが、
妊娠できないのは自分のせいじゃない、夫のせいでもない。
だって子供は授かりものなのだから。

養子に関しては考えていませんね。
過去に真剣に考えてみましたが、
どんな境遇とどんな障害を持っていようと
本当にその子を可愛がることができるのか自信と覚悟が持てませんでした。
やはり、夫と自分の子でなければと思っていたので
できなければ二人だけの人生でいいと切り替えることができました。
アドバイスありがとうございました。

妊娠中心の生活にピリオドを打つことでができ、
なんだか開放されたような清清しい気分でもあります。
これで随分楽になれました。
お医者様に「絶対できません!」とあそこまで断言されると
そりゃ哀しいくらい落ち込み、不幸のどん底というくらい落ち込みましたが
でも、その反対にそんな自分に「ここまでよくやった」と声をかけてあげました。
不妊治療には相当なくらい詳しくなりましたので
不妊に悩む誰かの相談には乗れそうです。

不妊治療の生活は終わりましたが、
またたまにここにも訪れたいですね。

皆さん、ほんとにお世話になりました。
本当にありがとう。お元気で!
 





   >>> よくがんばりましたね ステラスタ   -- 2004/07/04..
 
つい最近、このHPを発見し幸野さんのレスを見ました。
よくよく、がんばっていらっしゃいましたね。
あなたが隣にいたら、ぎゅって抱きしめて頭をなでなでして、
背中をとんとん、してあげたいです。
私も40歳。 治療して、そのたびにがっかりして、泣いて夫に
八つ当たりもしたし、神様のばかーなんて、心の中でつぶやいたり
本当につらい日々を送ってきましたので、お気持ち少しかもしれませんが、わかります。

私は、両親が冬休みだけ、お正月に自宅に帰れない子供たちの
里親のボランティアをしていたので、落ち着いたら里親のボランティアも考えてますが。

私、幸野さんはお気持ちがやさしくて芯の強い努力家の女性だと
思いました。 きっと、いいお母さんになれたろうなあって
本当に神様、ずるい!!と思います。

支離滅裂でごめんなさい。
幸野さん、よかったらまた覗きにきてくださいね。
妊娠に関係ないことでも、おしゃべり聞かせてくださいね。
ぜひ、お元気なご近況をお知らせくださいね。
 





   >>> 歩み出す勇気 Black Pansy   -- 2004/07/03..
 
私も直接、やりとりした事はございませんが、幸野酉子さんの書き込み、スレッドなど読んで拝見しておりました。

これは私だけなのかも知れませんが、不妊治療をするしないにかかわらず、高齢で無事に子供を授かり出産出来た人たちの書き込みをみて、どうやっても授かる事の出来ない方たちのお気持ちは、さぞ辛く苦しいものだったのだと今更ながら思います。

どうして世の中は、こんなに不公平なのでしょう。欲しくて、欲しくて何年も治療している方達のところには、コウノトリは行かず、子供が泣きやまないからとも手をあげて殺害してしまうような若い人のところには、舞い降りて。
どう考えても不条理ですよね。

諦める。なんと言って良いのか言葉が出てきません。ただ、Sachiさんがおっしゃいますように、二人だけで生き、自由を謳歌する人生って凄く素敵だと思います。
子供のいる人生だって、それもまた良いものだと思いますが、一歩間違えば、不幸が待っていたりするのですから。
年下の私がこんなおこがましい事を言うのは、失礼かな?と思ってしまいますが、本当に、本当にお疲れ様でした。

どうか、これからの人生がより良い、輝かしいものになるように心よりお祈り致します。
 





   >>> 他人事とは思えず...お疲れ様でした このみ   -- 2004/07/02..
 
こんばんわ。今日は満月がきれいな夜です。
駅から25分、月を眺めながら歩いて先ほど帰ってきました。

幸野酉子さんのスレや他の方へのレスを時々拝見してました。
自分も41歳、先月2度目のIVFーETが陰性に終わったこともあり、とても他人事とは思えません。
本当に、お疲れ様でした。

生殖補助医療や不妊治療をするのは「いのち」を考える濃密な時間だな〜と思います。そして、夫との絆を考える時間でもありますね。
また、他人の痛みが分かるようにもなりますね。思いやりを持とうと努力しますよ。
自分はこの経験を通して、「どうして結婚しないの」だとか「子供は」だとかは絶対に聞くまいと思いました。人には色々な事情があってもおかしくないから。なんなく結婚したり、悩みもなく子供を授かった為に無神経にずけずけと質問する人はやはり痛みを知らないんだよな、と思います。ホント、作るもんじゃなくて授かるもんだから。

幸野酉子さんのこの4年間は色々な意味で充実していただろうとお察しします。この経験は無駄にはなりませんよ!

ホルモン剤・注射は体にとってはいいことなのか悪い事なのかは分かりませんけれど、ウォーキングやよもぎ蒸し、お料理の工夫や針は体にはいい事です。より健康になった、と考えましょう。私はそう考えています。

しばらくのんびりなさってください。
美しいものを眺め、美味しいものを食べ、楽しい時間を過ごしてくださいね。

しかし、奇跡の起きる可能性は少し残しておいて下さい。
時節柄お体さらにご自愛ください。



 





   >>> 人生 sachi   -- 2004/07/02..
 
私からもおつかれさまでした。
2人で生きる人生、子供のいる家庭とはまた違っても内容の濃いいい人生を送られることと思います。
夫婦仲良くお幸せにお暮らしくださいませ。
自由を謳歌してママさんたちに羨ましがられる人生もいいとおもいます。
御主人のお子さんしかいらないということでしたがそれはそれでいいとおもいます。
しかし養子でもフォスターペアレントでももし気がかわったら興味をもってみてもいいのでは・・。
子供って誰の子供でも奇跡のかたまりです。
子供の目を通じて社会をみなおすってすばらしいことです。
今はお体と心をゆっくり休めて一歩はなれた目線で子供のことを考えてみてはいかがでしょうか?
 





   >>> お元気で。。。 ピノコ   -- 2004/07/02..
 
いつも見ているばかりでなかなか投稿できませんでした。
姉からこのサイトを教えられ、時々拝見していました。
不妊治療中の43歳同じ年です。

幸野酉子さん、さようなら。
私たち高齢ママ予備軍は、崖っぷちを落ちないように閉経を恐れコウノトリの到着を今か今かと待ち続けています。ここには40歳以上の方が多くいらしてますね。

幸野酉子さんのように私たちも、いつしか子どもを諦め、次の生き方に向かって、次から次と追いかけていくのでしょうか。

親になれない私は、女性として不完全なのではないかとコンプレックスを抱えつつ、子どもがいなくとも幸せな人生はおくれるはず、と、子育てに愚痴る友だちを横目にし、絶対に諦めないぞ、と、自分を奮い立たせることで、ないかも知れない、ささやかな希望にしがみついているのです。諦めたらそのときに、自分は結局、母親にはなれなかったのだという、残酷な現実を見なくてはならないからです。

それでも生きていかなければなりません。寂しいつらいと言い続けていても、日は上り沈みます。なにか、気がまぎれるものが欲しいと仕事を始めました。逃げだとわかっています。

お疲れさま、さようなら、ただこの言葉しか出てきません。
 





   >>> 胸が一杯になりました 未久   -- 2004/07/02..
 
幸野酉子さん
辛いお気持ちをやるだけの事はやったという満足に
変えて、前向きに気持ちを切り替えようとされている
姿勢に心を打たれました。
こんな言い方しつれいかもしれませんが、
凄くカッコイイです!!

人生には天命があり、時に努力や強い思いを持ってしても
いかようにもしがたい場合があります。
でもきっと自分の生き方を信じて強く前向きに生きていたら
その現実が確かに自分の人生だったのだと確信出来る
時がいつか来ると、私は信じています。

これからも御主人と仲良く、お幸せに!!!
 





   >>> お疲れ様でした たんぺい   -- 2004/07/01..
 
こんにちは。
私は、酉子さんより、年上の46歳ですが、もう少し頑張って
みます。不妊治療をはじめてちょうど一年です。
酉子さんは、4年間頑張ってこられたのですね。
出来る限りのことをされたようなので、
身体を休ませて下さいね。酉子さんは、私よりお若いので、
治療を休んでいる間に、ひょっとしたら、卵巣の機能が快復
するかもしれませんよ。
いずれにしても、本当にお疲れ様でした。


 





   >>> 今度は視点を変えてみるのも・・・ なおゆうぎ   -- 2004/07/01..
 
 こんにちは、以前やりとりしたなおゆうぎです。
幸野酉子さんの頑張りをいつも拝見していましたよ。
病気でもそうですが、どんなに頑張っても限界があるのは事実です。助かる子は助かる運命、助からない子はどんな手をつくしても助からない運命、認めたくはないけれど、悲しいけれど、事実です。

幸野酉子さん、養子方向では考えられませんか?
世の中には、親の虐待や経済的理由によって、親の愛情を十分にもらえない子供たちが沢山います。制度そのものは特別詳しく知りませんが、いつだったか、18歳まで育ての親をする制度があり、何人もの子供たちを育ててきた夫婦の生活をテレビで見たことがあります。18歳でとりあえず、任務は終了になりますが、長年育った家に大人になった彼らは、実の子のように、いえそれ以上に育ててくれた親の家に顔を出しては、思いやりをもって親に接していました。

幸野酉子さんの子供に対するバイタリティーを、そういう方向に向けてもいいのでは・・と思いました。
先日、偶然に迷子を保護する出来事に遭遇しました。
3歳の男の子でしたが、一度通り過ぎた後に様子がおかしかったので、再びその場に戻ってみると、あきらかに迷子!「お母さんどうしたの?」と聞くと、わりとしっかりと「どこかいっちゃった。」
「おばちゃんと一緒におまわりさんのところに行って、お母さん探してもらおうか。」と言うと、小さな手が私の手に繋がったのです。

その感覚に、とても説明しにくいのですが、命を感じました。
その子に心からいとおしさのような感情が走りました。
私は感覚が少しずれているのかもしれないけれど、この子の親が見つからなかったら、それまで育てても・・・そんな風にも感じました。 ある有名なスピリチュアルのカウンセリングの方が、実子であれ養子であれ、その子の親となった場合、それは偶然ではなくなるべくしてなった、その子はその親を選んでやってきたのだと、言っていました。

私はこの数年自分の人生に起こることの、苦しさ、不思議さを、納得しえないまでも、運命と受け止めようと生きているので、その言葉が理解出来ます。
私と幸野酉子さんの価値観は違うかもしれないので、お勧めするということではないのですが、こんな選択肢もあるということです。


 





   >>> お疲れ様でした! ruru   -- 2004/07/01..
 
以前、幸野さんには漢方のことでアドバイスをいただきました。
幸野さんの投稿を目にし、陰ながら応援していました。

私自身も、今は赤ちゃんのことで頭がいっぱいで他の事が見えていない状況なので、説得力がないかもしれませんが、世の中には、赤ちゃんの他にも沢山の幸せや楽しみがあるんだと思います。
赤ちゃんのことばかりに気を取られ、それに気付かずに時間を過ごしているのは、とてももったいないことだと思うのです。
私は常々そう考えて、なるべく多くの幸せに気付くことができるよう、心掛けています。

自分で自分を褒めてあげられるくらい努力された幸野さんは、素晴らしいと思います。
これから、素晴らしい幸せを見つけて、ぜひ有意義な時間を過ごして下さい!

治療お疲れ様でした。。。

 





   >>> おつかれさまでした ぽて子   -- 2004/07/01..
 
こんにちは。
直接レスをしたことはありませんが、幸野酉子さんの発言はよく拝見させていただいていました。
妊娠の可能性が低いといわれていても前向きになんでも取り入れていかれる姿勢がすばらしいなあといつも感心させられていました。
今回いったんあきらめる決心をされたとのこと、VOICEの仲間としては寂しいのですが、幸野さんが今後もポジティブに生活されていかれることを確信して、お別れをしたいとおもいます。
治療お疲れさまでした。今後のご多幸を祈ります。