妊娠・出産・育児

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HELLP症候群発症後の妊娠について ゆりか  -- 2004/08/24 ..
 はじめまして。40歳、8歳の娘がいます。
 数ヶ月前にこのサイトにめぐり合い、勇気と希望をいただいています。
 3年前妊娠38週でけいれんがおき、大学病院に搬送後、HELLP症候群と診断され胎児は帝王切開で摘出されましたが仮死、一時間後に死亡しました。私は出血性ショック状態、呼吸不全、胃裂傷、血圧急上昇による脳内出血・・・などの集中治療の末、20日後に意識を回復しました。脳出血の後遺症として左側の視野を失って今に至っています。その後一年ほどただ生きているのが精一杯の状態でしたが、視覚障害にも少しずつ慣れ、再度可能性を求めている自分に気づきました。信頼できる数人の専門医に相談しましたが、肯定論、慎重論に二分されています。そして夫は慎重論を支持。当然のことかもしれません。それでもあきらめ切れない自分がいます。
 そこでもしHELLP症候群またはその他の重度妊娠中毒症の既往歴、または情報をお持ちの方その詳細を教えていただければ幸いです。また一般的なコメントも第3者のご意見として重要な参考にさせて頂きます。


ヘルプ症候群   りこりこ
家族のメンタル面は大丈夫ですか?   ぷーちゃん
じぇしかさんへ   ゆりか
初めて聞く病名でした。   じぇしか




 

   >>> ヘルプ症候群 りこりこ   -- 2004/08/24..
 
ゆりかさん、はじめまして。

すごく遅い返信ですみません。久しぶりにのぞいて見て同じ中毒症だったので思わず書かせていただいています。
大変辛いご経験をされ、自分のことのように胸が痛みます。。。
本当にお辛かったことでしょう。。。

一年前に私もヘルプ症候群で大学病院に搬送され、38週と5日で私の場合は母子ともに健康な状態で出産できました。当時38歳でした。
後でかなり重度の中毒症だったと聞きびっくりしました。
私の場合は激しい胃痛がしばらく前からありました。
個人病院で出産予定でしたがそこの先生がその日に受けた妊婦検診の血液検査の結果も見て急いで大学病院へ搬送してくれました。
その後、私も後遺症もなく退院できましたが精神的に少々参りまして最近やっと妊娠前の健康な状態に戻りました。

一ヶ月検診の時に次の妊娠について大学病院の先生に聞きましたが、同じ病気になる確率はすごく低いと言われていたので今まで次の妊娠に対して何の不安も持ったことはありませんでした。
また同じになることもあるのでしょうか。。。?
ゆりかさんのお答えにはならず、かえって質問をしてしまって恐縮ですが何か教えていただけましたらと思います。





 





   >>> 家族のメンタル面は大丈夫ですか? ぷーちゃん   -- 2004/06/30..
 
ゆりかさんへ
ゆりかさんの相談をみて胸がつぶれるような・・せつない思いがしています。
私は以前、某大学病院の救急・集中部に勤めていました。ゆりかさんがどんな状態で搬送され、どんな治療がされたのかを理解できるだけに痛々しい思いがしてなりません。まさに九死に一生を得たというのが事実でしょう。さらに、お子さんを亡くされて悲嘆に暮れながら、ご自身の治療を続ける苦痛の毎日であったことでしょう。 でも、3年が経ち、やっと気持ちや生活において自分を取り戻すことができ、少し自信ももて始めたのではないかと思います。本当に良かったですね。また、ここまでに来るには、ゆりかさんだけでなくご家族や、周囲の方たちのご苦労があってこそと頭がさがる思いです。
 ところで、ご主人と8歳のお嬢さんのメンタル面はもう大丈夫ですか?衝撃と侵襲を受けたのはゆりかさん一人ではなかったはず。お二人とも、ゆりかさんの危機を目の当たりにし「死」の脅威に何度となく直面し、苦悶・葛藤されたと思われます。
 子供は「明日を生きる」本能を持っていますので、ある時期過ぎると元気を取り戻しますが、PTSD(心的外傷)は意外と深く残る事があり、後の人生や生活に影響するといわれています。お嬢さんは、お母さんを失いかけたことや、妊娠・出産への恐怖などは癒されてますか?次に赤ちゃんが出来たとき、また一緒に乗り越えていけそうですか?
 年齢的に、また、亡くした子供さんのことを想い、そして新たに生きるため次の子どもを・・と願う気持ちは切ないほどわかります。きっとご主人も同じ気持ちなのではないでしょうか。その反面、もうあんな状況、同じ思いはしたくないと思う気持ちを持つことは当然あるでしょう。
 実は、ご主人もまだ、癒されていない部分が残っているのではありませんか?ゆりかさんが病床にあった時、自分の弱さ辛さを癒す余裕もなくいろんなことを一人で背負っていたと察します。
 そしてこの3年間、ゆりかさんの回復とお嬢さんの成長を心のばねに過ごされてきたのではないでしょうか。
 今、ゆりかさんが自分を取り戻し、前に進もうとしている姿を感じながら、一番ほっとして安定した生活をおくり始めているのは、ほかならぬ家族かもしれませんね。
 子供をあきらめる必要はないけれど、ご主人とお嬢さんにも、約束された安らかな時間があともう少しの間、必要な気がするのですが・・・。また子供がほしいね・・と、いつかご主人から言えるようになれるまで、今度はゆりかさんが見守る番なのかも・・・という気がします。
 





   >>> じぇしかさんへ ゆりか   -- 2004/06/29..
 
 じぇしかさん、返信ありがとうございました。
 HELLP症候群は、重度妊娠中毒症のひとつです。私も事前にはまったく知識がなく、無防備だったのが今でも悔やまれます。発症率は低いのですが、発症すれば母子ともに危険で死亡率もかなり高いようです。じぇしかさんが(もちろん他の方も)もし妊娠されたら、ぜひ検診時のチェック項目に目を光らせ、大目に見られがちな、むくみ、尿蛋白などにプラスがあるときは血液検査を受けて血液成分が正常値かどうかの確認をされることをお勧めします。
 希望を持って慎重に進んでいきましょうね。
 





   >>> 初めて聞く病名でした。 じぇしか   -- 2004/06/27..
 
はじめまして、ゆりかさん。
お辛い思いをされてゆりかさんもご家族も大変でしたね。
私はHELLP症候群という物がどんな物かも知りませんでした。ごめんなさい。情報もありません。
このような事はゆりかさん、ご家族の人生を変えてしまうことにもなるので何もわからない私が意見を言うのは難しいです。軽々しくきっと大丈夫ですよ何とかなりますよとも言ったあげられないです。
でもあきらめられない気持ちはわかります。私も3度目の流産を4月に経験しました。無理かもしれないけれど出来ればもう1人授かればと思っています。疲れてるときや落ち込んでいるときはもう無理かなと思っても調子が良い時はもしかして頑張れるかも・・とか。いつも揺れています。なんだかまとまりのない文章になってしまいましたが・・・。
とにかく8歳になるお嬢様のこともよく考えられてご主人とよく話し合われて決めるのが一番だと思います。
お体お大事になさってください。