妊娠・出産・育児

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海外での高齢出産 ピンクロッチェ  -- 2004/07/02 ..
オランダ人夫との結婚5年目にして子宝に恵まれたのは、満40歳の時でした。オランダは、自宅出産が80%を占めるお国柄。
妊娠・出産に関しても、日本とはかなり違って戸惑う事もしばしば。簡潔に言うと、”ワイルド”そのものでした。
妊娠がわかった時点で即、羊水検査を受けるよう半ば強制的に指示され、考える暇もないままに同意書にサイン。
やっと授かった命なのに、と感情的になる私に担当医は、”生まれてくる子供の事だけを考えなさい。あなたが検査を受けなかった事で、もしかしたらその子が苦労するかもしれない”と悟され、検査を受けました。検査の当日思いもよらない出血があり、検査をする事で流産の危険もあると言われ、延期に。不安を抱えながら、検査を終えて3週間の結果待ちを経、ようやく子供は健康な男児と判明。その時の喜びは、何事にも変え難いものでした。
実際オランダでは、36歳以上の妊婦に羊水検査を受ける事を半強制としているのです。
高齢出産がごく当たり前と考えられているヨーロッパでは、
高齢だからと、妊婦を特別視しません。妊娠は病気ではないのだから、年齢に関係なく普通の生活を送りましょう、というのがオランダ流です。
私の出産も教科書どおりの陣痛に始まって入院、その後約3時間で出産を終え、経過が順調だったために産後2時間で、帰宅させられました。それも、徒歩で・・・。
出産は何とか乗り切れましたが、産後の精神状態がかなり不安定だったので、少しは休もうと思っていたら、そうはいかなかった!
そこでゆっくりすると、精神的に鬱の気が助長されるのだそうで、体力の回復を促すためにも、なるべく赤ちゃんと外出するように促されます。私も仕方なく、産後一日目にして新生児の息子と外出させられました。
高年齢出産と意識しているのは私だけで、夫以外は応援してくれる人もいなかったけれど、”やれば出来る”と自分に対して自信が持てるようにはなったようです。


米国と日本の乳児死亡率について   ルーム
それぞれなんですね!   第2子希望
逞しいです!   バンビ
う〜ん、納得。   ちわわ
私は34歳と40歳、シンガポールで出産   W翔のママ
産後2時間で帰宅って   ルーム
国によって違いますね。   MK222BB
私はスイスで   モグモグクッキー
所変われば、、ですね。   さぬきうどん




 

   >>> 米国と日本の乳児死亡率について ルーム   -- 2004/07/02..
 
他のツリーで指摘していた方もいらっしゃいましたが、米国の乳児死亡率が日本のそれと比べて高いことには、社会的な背景が大きいと思います。

米国では社会保険がないものの、保険があれば出産はほとんどの場合、保険でカバーします。 ただ、そのために検診の内容もこと細かく制限されています。 例えば超音波による診断は高齢で羊水検査をしない場合には中期に一回だけです。 出産のときでさえ事前に超音波はかけません。これも自費で払うことにすれば、日本のように毎月受けることも可能でしょうが、その費用は多分日本の十倍ほどになると思います。要するに米国での妊娠出産は出たとこ勝負で、検診はあくまで最低限の聴診、尿検査くらいしか行われません。

またティーンエイジャーの出産率も日本より高く、検診などを受けておらず不摂生をしているケースも多いそうです。

こうのような状況下においての新生児死亡率ですので、決してアメリカの医療水準が日本に比べて低いためという訳ではありません。
ちなみに出産費用は日本の軽く十倍で、その一割は自己負担というのが一般的だと思います。
 





   >>> それぞれなんですね! 第2子希望   -- 2004/07/01..
 
出産にもお国ごとに違うものですね。
日本の医療体制にも、改善の余地はたくさんあるのかもしれません。
でも日本の新生児死亡率は、欧米と比べても格段に低いようです。
私が見た数年前の厚生労働省の資料での新生児死亡率は、アメリカは日本の2.5倍、フランスは1.5倍、イギリスは2倍、イタリアはなんと3倍以上らしいです。
どこの国であれ、赤ちゃん・お母さんが最善の医療を受けられますように・・・。

 





   >>> 逞しいです! バンビ   -- 2004/06/30..
 
読ませてもらい、いかに自分のお産に対するイメージや心準備が軟弱なものか思い知らされました。とても母としての自覚が持てたのでは無いでしょうか?また文章にもあったように、自信も出たことでしょう。海外で文化の違いも有り、大変だったとは思いますが羨ましい経験です。

私は42才で、妊娠36週で転院したところですが、高齢ともありリスクを考え総合病院になりました。オランダの習慣とは違い、結構年だから...という事を皆が念頭に起き、若い方より気を使ってもらってるような気もしますが、ピンクロッチェさんのおっしゃる通り、お産は病気ではないのであまり過保護になるのも???ですよね。せめて産後は甘やかさないように、なるべく積極的に体を動かして回復も少しでも早くなるように、頑張ってみます。

赤ちゃんに対しても免疫を作ってあげると思い、あまり閉じこもらないようにしたいと思いました。とても参考になりました、ありがとうございます。遠いオランダで、どうか母子共々元気でお過ごし下さい!!
 





   >>> う〜ん、納得。 ちわわ   -- 2004/06/30..
 
こんにちは、私はアメリカ在住です。ピンクロッチェさんのオランダでの出産のお話を伺って、自宅出産以外はアメリカのそれと似ているなぁと思いました。羊水検査は強制ではありませんが、35歳以上の妊婦には強く薦められます。そして受ける受けないにかかわらず、担当医が出生前検査の必要性をきちんと説明しそれを理解したという書類にサインさせられます。訴訟の国なので医者は個人の意見はさておいて、まず患者には必要な事は全て説明します。ですから少々事務的な感じさえしますけど。。。

横レスになってしまうのですが、さぬきうどんさんの「私は高齢出産=ダウン症という定義に少々疑問を感じている(結構若いおかあさんから産まれているような気がしてならない)」を見て、私もこれは常々感じていた疑問なのです。それでネットでも調べてみましたが、やはり75%のダウン症のお母さんは高齢に達していない年齢だそうです。でもこれは高齢に達していない年齢のほうが出生率が高いので、絶対数では多いのですが、比率にすると、やはり35歳以上の高齢のほうが圧倒的に確立が上がるそうです。

でも色々な資料の説明を見ましてもいったい何処でどういう方法で統計をとったのかって言うのが今一不明です。私の知っている人でも20代でダウン症の子を授かった方を何人か知っています。

染色体異常は全ての年齢に起こりうるというのは事実です。羊水検査を全ての年齢にとなると保険会社の負担やらで費用がかかりすぎるので、高齢のみに当てはめているという声も聞きます。

日本では高齢になると「高齢=羊水検査=中絶」みたい批判されて嫌な思いをしている人が多いような気がします。オランダのように高齢だからと、妊婦を特別視しないようになってもらいたいものです。また逆に若いから検査は受けなくてもいいというのも若い人に対する逆差別のような気がします。ダウン症が若いおかあさんから生まれていることが多い事実をもっと説明して全ての年齢に選択が与えられればと思います。

まとまりのない文章ですいません。
 





   >>> 私は34歳と40歳、シンガポールで出産 W翔のママ   -- 2004/06/30..
 
私も3ヶ月前に次男を40歳でシンガポールにて出産しました。長男(34歳で出産)のときも今回も羊水検査受けました。長男の時はトリプルマーカーで異常の確率が高かったので受けたのですが、今回は年齢からほぼ当然のように受けることになりました。

無痛分娩の当然のように行われています。こちらでは高齢出産は多いようで、ドクターから年齢のことを特に言われたことはありませんでした。高齢出産でも私は2回とも超超安産で翌日には一人で病室の外をうろうろ歩いていました。特に二人めの時は上の子の学校の送り迎えや行事で出産当日も歩き回ってたくらいで、1時間もかからなかったほどの超超安産でした。“やればできる”ですよね。

こちらでは産後アマサン(住み込みで家事一切、赤ちゃんの世話をしてくれる)を雇うことができる(一般的)ので、今回はわたしも産後の自分の体の回復にとりあえずつとめました。長男の時は無理をして体調をくずしたので...産後マッサージもしてもらったので、体型もほぼ戻りましたよ。長男の出産の時より6歳も歳をとりましたが、今回の方がずっと元気です。

里帰り出産を日本でした友人は陣痛が2日以上続いたのに帝王切開してくれなかったと怒っていました.シンガポールでは自然分娩にはあまりこだわらず、陣痛促進剤をつかったり帝王切開をすることも多いです。
賛否両論はあると思いますが、私はここで出産してよかったと思っています。

高齢出産だといろいろいわれるようですが、若いお母さんが虐待をしたり、子供をほったらかしにしたりとかいう話もよくききますし。そういう意味ではわたしたちは本当に子供が欲しくて授かり、産まれてきてくれてありがとうという感謝の気持ちも強いので精神的には落着いて子育てできるのではないでしょうか?体力的にはちょっとしんどいですが(腰が痛くって)頑張ればなんとかなる!!ですよね。

高齢ママさん!!がんばりましょー!!
 





   >>> 産後2時間で帰宅って ルーム   -- 2004/06/29..
 
いやあ、参りました。徒歩で返されたのですか、産後2時間で。
アメリカの入院日数は短い、短いと思ってましたが、2時間と2日日ではおお違いですね。
ドライブ バイ デリバリーならぬ、ウォーク バイ デリバリーですね。

私はアメリカで緊急帝王切開で出産したので、4日間の入院が許されました。経過が順調なので3日目で退院許可がでたのですが、ふにゃふにゃした新生児を自分だけでって考えると心細いので、もう一日居させてって居座りました。
それだけナースが24時間私にも赤ちゃんにも痛いところに手が届くように介護してくれたのです。食事も三食自分の好きなメニューが頼めて、おやつのカートまで廻ってくるし、最後のディナーはクロスのかかったテーブルでキャンドルライトのステーキディナーでした。とにかく至れり、尽くせり。いよいよ退院の時は、年貢の納め時と観念したのは言うまでもありません。

そしてまたまた意外だったのは、こちらの小児科の先生のサポートが手厚いこと。 退院後、初めての診察では赤ちゃんはもちろんのこと、お母さんの体やメンタルなところまですごく細やかに気配りしてくれました。

これはたまたま私の出産した病院(サービスが良いと評判)と、息子の小児科が良かったので、決してアメリカ全体のスタンダードだとは思っていませんが、アメリカって結構妊婦さんと赤ちゃんにやさしい土地柄かもと思ってます。
 





   >>> 国によって違いますね。 MK222BB   -- 2004/06/29..
 
ピンクロッチェさん、こんにちは。無事のご出産おめでとうございます。
自宅出産80%とは驚きですね。私も高齢出産+初産(15週目)+ハワイ在住です。やはり国によってなにかと違うものですよね。
アメリカはどうも「痛みに耐えるのは悪」って感じなんです。だから、出産時は麻酔でもなんでもしてあげますからね!って言われました。それと15キロ太るように指導されました。えーそれなないんでは?と思い日本から持参した育児書やネットを参考に自分では目標8〜10キロと思ってます。腹帯も特に指導がないので自分で戌の日に真似事でさらしを巻く予定で、後は適当にガードルをはきます。最初は不安だらけでしたが、郷に入れば郷に従えの部分と自力で得た知識をミックスしています。たぶん、私も出産後は即帰宅みたいです。

 





   >>> 私はスイスで モグモグクッキー   -- 2004/06/28..
 
ご出産おめでとうございます♪

言葉の違い、習慣の違いに私も戸惑うこともありましたが、昨年スイスで出産しました。36歳での初産でしたが、私も羊水検査は「当然」のように受けました。羊水検査は2-3週間かかるのですが、FISHテストという4-5日でダウン症だけわかる検査があり、それは「この検査も付けますか?」と聞かれました。

日本では羊水検査に関して賛否両論ありますが、こちらでは35歳以上の場合、普通のようですね。スイスでは出産も無痛分娩が当たり前です。

「妊娠は病気ではない=普通の日常生活」という意識が強く、出産後入院中も赤ちゃんを少し外に出したり(病室のベランダ)、日本の妊娠・出産の対応は少し過保護なのかな・・・と少し思う所がありました。

去年の夏は5月からの猛暑!!医療水準の高いといわれているスイスですが、病院にクーラーがないので入院期間の1週間はきつかったです。入院中は毎日が38度を越えていました。



 





   >>> 所変われば、、ですね。 さぬきうどん   -- 2004/06/28..
 
 こんにちは、さぬきうどんです。ピンクロッチェさんのオランダでの出産は、へぇ〜へぇ〜へぇ〜で15ヘェ〜くらいでした。まさしく所変わればですね。

ただ、羊水検査が半強制的ならオランダではダウン症出生率が低いのでしょうか?私は高齢出産=ダウン症という定義に少々疑問を感じている(結構若いおかあさんから産まれているような気がしてならない)方なので、素朴な疑問を持ちました。

私は3人目を妊娠中で夏に出産を控えていますが、1度も里帰りしていない言うと驚かれることが多いです。日本では産褥はなるべく安静にしているのがいいと皆信じきっていますが、出産後、病院側からなるべく安静にしているようになんて指示ないし、海外では1,2日で退院する場合が多いようで、産褥についても???疑問に思っていることがおおいです。

あまり体を動かさないほうがいいと言っていたのは、川で洗濯したり、井戸から水をくみ上げていた時代のことなんではないでしょうかね。

日本は高齢出産にみょ〜に意識しすぎているような気がします。30歳が高齢出産のボーダーラインだった時代からもうすぐ35歳から40歳にボーダーラインが上がる日もそう遠くないと期待しています。そして高齢出産という言葉自体が死語になる日があることを。

貴重な経験を教えていただきありがとうございました。