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リンパ球?の移植について教えて下さい。 プミラ  -- 2005/10/21 ..
はじめまして。時々拝見させて頂いて元気をいただいておりました。
原因がわからない習慣性流産と診断された後、事情があり治療を先延ばししてしまい、今年40歳になってしまいました。もう遅いな、あきらめなくちゃ、と思ってはいるのですが、先日知人から、習慣性流産の治療で夫のリンパ球?を妻に移植して胎児を流産から守る方法?みたいなものがあるらしい、と聞きました。ネットで少し調べてみたのですが、習慣性流産の治療法としてどういう位置付けのものか、また効果がどの程度見込めるものか、どこの病院で移植ができるのか、どういう場合にこの治療を選択すべきなのか等々・・・調べ方が足りないのかもしれませんが、初めてのことでよく理解できませんでした。
もし、こちらでリンパ球?の移植を実際に受けられた方がいらっしゃいましたら、この治療についてご存知のこと、なんでも結構ですのでどうぞお教えくださいませ。よろしくお願い致します。


財布も腕も痛いけど   ちか
皆様ありがとうございました。   プミラ
私も治療しました   りこ
受けてよかったです   ぐっぺ
治療しました   やまさ
私もしましたが・・・   タロウ
知人が・・・   ちー




 

   >>> 財布も腕も痛いけど ちか   -- 2005/10/21..
 
1人目出産後3回続けて流産しましたが、リンパ球移植後第2子を授かることができました。確かに腕も財布も痛かったけど、陣痛や出産・育児の費用に比べれば遙かに軽いものです。私は高プロラクチン血症が流産の原因と診断され、プロラクチンの抑制療法をしましたが、それでも流産し、他に何かやれる事はと行き着いた治療法がリンパ球移植でした。私の場合3回とも心拍を確認できないほどごく初期の流産で経過がほぼ一緒でした。
私だけではなく4回の流産後リンパ球移植で成功された方もごく初期の流産で、プロラクチンが少しだけ高かったみたいです。(ホルモン負荷テストという精密検査でやっと判る程度)もし上記の経過が似ているようであれば試す価値は十分あると思うのですが。ただし、抗核抗体という値が高い方には逆効果の療法なので値が低い事を確認して受けた方がいいと思います。
 





   >>> 皆様ありがとうございました。 プミラ   -- 2005/10/13..
 
こんなに早く返信をいただきまして有り難うございました。

実際に治療を受けられた方のお話を伺い、また、良い結果が出ていらっしゃるケースが多いようで、とても勇気づけられる思いがいたしました。

流産を繰り返した後、実家の両親の具合が悪く、もう自分のために使える時間はないと思い込んでいたのですが、40代に突入したこともあって、このまま何も行動せずに「子供ができなかった」ということでは、一生後悔し続ける気がして焦っております。

とはいえ、家族は「不妊・不育の治療」=「生命の誕生を人の手によってコントロールする」⇒「不自然なことはすべきではない」・・・と、医療技術の進歩による高度な治療に対してもマイナスな意見なので、説得するのが難しい状況です。

夫に相談して、まずは入口の検査だけでも受けに行きたいと思っております。
本当に有り難うございました。
 





   >>> 私も治療しました りこ   -- 2005/10/13..
 
プミラさんはじめまして!私は37歳で3歳の娘がおります。
娘を授かる1年前に2年間の不妊治療をしてやっと授かった我が子が稽留流産になり落ち込んでいたところに、知り合いの不妊専門医から流産に有効な「リンパ球移植」の治療があると伺い都内から東海地方の病院まで行きました。
夫婦で染色体を含め必要な血液検査を受けました。結果はすべて異常なしでリンパ移植の対象となりました。染色体に異常がなければリンパ移植をすると夫婦で決めていたのですぐに治療をはじめました。2週間〜4週間の間隔で3回
妊娠が成立したとき妊娠8週までに1回追加となりました。
これで1年は有効ですが妊娠に至らない場合は数回追加となるそうです。
なかにはリンパ治療をしてもまた流産になる方もいらっしゃるそうですが免疫がつかなかったのでまた追加すれば大丈夫みたいです
リンパ移植をすれば1年で8割方妊娠に至るという報告を医師から伺いまた。
私は運よくリンパ移植後すぐに妊娠が成立してちょうど8週の時に追加注射を受けて、お蔭様で順調に赤ちゃんが育ち出産に至りました。
次の妊娠も流産かも・・・と悲観的に悩むより少し高額ですがまずはリンパ移植に向けて前向きに検討なさることをお勧めします。私は遠方までの通院だったので検査、自己負担の治療費と交通費で40万くらいかかったと思います。私はリンパを受けなかったら一生後悔すると思っていたのであの時決断して本当によかったです。
 





   >>> 受けてよかったです ぐっぺ   -- 2005/10/12..
 
私は習慣性流産ではなかったのですが原因不明の不妊で、35才から10回以上も高度治療を受けましたが、1度も妊娠しませんでした。しかし転院した病院でリンパ球移植を薦められ、受けたところ、初めて妊娠。残念ながらその時は流産しましたが、1年後に再び妊娠。今回は順調に進み、大きく元気な息子を授かりました。(出生時3400グラム)

私の場合は、まず最初にクロスマッチという検査(費用は約2万円)で夫の血液と私の血液を同時に採血し、白血球の相性(?)を調べたところ、このままでは自然妊娠は難しいことが分かりました。
そこでリンパ球移植の治療(費用は1回約1万円)を4週間おきに3回。そのあと再びクロスマッチを受けましたがまだ良い状態ではなく、追加で3回。それでやっと良い状態になり、初めての妊娠反応が出ました。
そのあと流産を経て再びクロスマッチを受けたところ、また状態が逆戻りしていたので、さらにリンパ球移植を3回追加。そこでやっと良い卵にも巡り会えたのか、昨年41才で順調に妊娠出産できました。

私がこの治療を受けたのは永遠幸グループの不妊専門病院でした。プミラさんはどこにお住まいかは分かりませんが・・・。
人によって違うのでしょうが、それまで1度も妊娠反応の出たことがなかった私にとっては、奇跡のように効果が現れた治療でしたよ。よろしければ参考にして下さいね。
 





   >>> 治療しました やまさ   -- 2005/10/12..
 
8月まで注射受けていました。
検査の結果、白血球の型が同一だった為です。
専門的な事は病院で相談されると良いと思いますが、
効果的であるかないかは医師によって随分違うようで、
この治療を行っていない病院もあるそうです。
私が治療を受けている病院では良い結果が出ているとの事。

染色体と白血球を調べる血液検査は10万円位かかりました。

注射は月1回を4ヶ月。1回、1万2千円でした。
夫採血→3時間後私が病院に行って注射、という感じでした。
タロウさんもおっしゃる通り、注射はちょっと痛かったです。
あと、かゆくなりました。

ちなみに今、私も40歳。
二年連続で心拍確認後の流産をしました。
 





   >>> 私もしましたが・・・ タロウ   -- 2005/10/12..
 
私も、1度目の流産(39歳の時)で病院で進められて3度受けましたが、受けた後6ヶ月しか効き目が無いようで、私が行った病院は受けた後何も治療も無く1年が経ち、違う病院に行きタイミング方で治療をしましたが、ストレスで少し気が参って休んで何も考えなかったら、最近妊娠が判り今(41才)3ヶ月です。
料金も安くないし(私の場合1回1万円×3)移植後の病院のホローの良い病院(先生)と相談して考えた方が良いと思います。

追伸*皮下注射を1回に3箇所なので私の場合注射嫌いでは無いのですが、すごく痛かったです。
 





   >>> 知人が・・・ ちー   -- 2005/10/12..
 
知人が習慣性流産の為、リンパ球輸血をして結婚10年目で子供を授かりました。私も詳しくはわからないのですが、その病院のホームページより下記の文章をコピーしました。参考になさって下さい。

・不育症・・
 リンパ球輸血とは妊娠するが、流産してしまうカップルや不妊原因が明らかではなく、免疫性不妊症が疑われる患者さんに行われます。体に細菌が入ってくると、白血球が撃退します。そのために、人は生きて行ける訳なのですが、時にはこの免疫作用が、かえって害になる場合があります。それは、子宮内に妊娠した極初期の胎児を、白血球が攻撃してしまう結果流産してしまうことです。場合によると月経と思っていたら、それが極初期の流産であったりするのです。それは、妊娠したばかりの赤ちゃんを細菌と同じように白血球が攻撃してしまっうからなのです。

 この白血球の攻撃から胎児を守るのが、遮断抗体と呼ばれる物質なのです。実は、A型、B型などという赤血球の血液型と同じように、白血球にもタイプがあり、この白血球のタイプが夫婦で似ていると、流産を防止する遮断抗体の形成がうまくゆかずに流産してしまうのです。

 このような夫婦には、白血球のタイプ(HLA)を検査して、ご主人のリンパ球を皮内に注射すれば流産しなくなることが多いのです。通常は2−3回、リンパ球を接種部位の反応が1cm以下になるまで2週間おきに行います。そして、妊娠したらもう一回します。人により何度もしなければならないカップルもおります。このような治療を必要とするカップルは妊娠しても流産しやすく、小さな赤ちゃんの可能性が高く、妊娠経過中もお薬を飲んだり、無理をしないなどの注意が必要です。

 しかし、残念ながらこの治療はすべての患者さんに有効だとは限りません。そしてまた、この治療に問題がないわけでもないのです。ご主人のリンパ球を輸血する場合、もしご主人がHIVや肝炎に感染していたり、リンパ性白血病の保因者であれば、それは確実に感染してしまうのです。ですから、治療前にそれらの検査を行い、安全性を確認しておく必要があるのです。

 それまでの検査で不妊原因が明らかになっていない患者さんの多くがこの問題と関係があり、治療により多くの方が、妊娠、分娩にいたっております。また、さらにリンパ球輸血だけでは治療が不十分な患者さんに対しては、へパリンの点滴やプレドニンの内服などの治療を行います。