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わたしがあなたを選びました mayamama  -- 2003/02/12 ..
ずっといろいろな事を考えてます。
いろいろな人がいて、みんなそれぞれの考え方、意見。
明確な答はないような気もします。
ずっとこの詩が私の心にあります。
流産した後、支えになった詩です。
子育てしていく上でも、そして、今も…。
ここで以前教えて下さった方もいました。
N産婦人科の鮫島先生の詩です。(HPも検索してみて下さい)


『わたしがあなたを選びました』

おとうさん おかあさん
あなたたちのことを こう 呼ばせてください。
あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て
わたしは地上に降りる決心をしました。
きっと わたしの人生を豊かなものにしてくれると感じたからです。
汚れのない世界から地上に降りるのは勇気がいります。
地上での生活に不安をおぼえ 途中で引き返した友もいます。
拒絶され泣く泣く帰ってきた友もいます。
あなたのあたたかいふところに抱かれ 今 わたしは幸せを感じています。

おとうさん
私を受け入れた日のことを あなたはもう思い出せないでしょうか?
いたわりあい 求め合い 結び合った日のことを
永遠に続くと思われるほどの愛の強さで わたしを誘った日のことを
新しい いのちのいぶきを あなたがふっと予感した日のことを
そうです あの日 わたしがあなたを選びました。

おかあさん
わたしを知った日のことをおぼえていますか?
あなたはとまどいました。
あなたは不安におそわれました。
そしてあなたは わたしを受け入れて下さいました。
あなたの 一瞬の心のうつろいを わたしはよぉくおぼえています。
つわりのつらさの中で
わたしに思いを向けて自らを励ましたことを
わたしをうとましく思い もういらないとつぶやいたことを
わたしの重さに耐えかねて、自分を情けないと責めたことを
わたしは よぉくおぼえています。

おかあさん
あなたとわたしはひとつです。
あなたが笑い 喜ぶときに わたしは幸せに満たされます。
あなたが怒り 悲しむときに わたしは不安に襲われます。
あなたが憩い くつろぐときに わたしは眠りに誘われます。
あなたの思いはわたしの思い
あなたとわたしはひとつです。

おかあさん
わたしのためのあなたの努力をわたしは決して忘れません。
お酒をやめ 煙草を避け 好きなコーヒーも減らしましたね。
たくさん食べたい誘惑と本当によく戦っていますね。
わたしのために散歩をし 地上の素晴らしさを教えてくれましたね。 すべての努力はわたしのため あなたを誇りに思います。

おかあさん
あなたの期待の大きさに ちょっぴり不安を感じます。
わたしの顔はあなたをがっかりさせるでしょうか?
わたしの身体はあなたに軽蔑されるでしょうか?
わたしの性格にあなたはためいきするでしょうか?
わたしのすべては 神様とあなたたちからのプレゼント
わたしはこころよく受け入れました。
きっとこんなわたしが いちばん愛されると信じたから。

おかあさん
あなたにまみえる日はまもなくです。
その日を思うとわたしは喜びに満たされます。
わたしと一緒にお産をしましょう。
わたしがあなたを励まします。
あなたの意志で廻ります。
あなたのイメージで降りていきます。
わたしはあなたをこよなく愛し、信頼しています。

おとうさん
あなたに抱かれる日はまもなくです。
その日を思うとわたしの胸は高鳴ります。
わたしたちといっしょにお産をしましょう。
あなたのやさしい声が わたしたちに安らぎを与えてくれます。
あなたの力強い声が わたしたちに力を与えてくれます。
あなたのあたたかいまなざしが わたしたちに励ましを与えてくれます。
わたしたちはあなたをこよなく愛し 信頼しています。

おとうさん おかあさん
あなたたちのことを こう 呼ばせて下さい。
あなたたちが仲睦まじく結び合っている姿を見て
わたしは地上に降りる決心をしました。
きっと わたしの人生を豊かなものにしてくれると感じたからです。

おとうさん おかあさん
いま わたしは思っています。
わたしの選びは正しかった と。

わたしがあなたたちを選びました。






ドキッ!   しずよ
勇気が出ます   美紅
ありがとう   芽衣
とても感動しました   まんたろう
産めない私には   Eri
深い感動をありがとう。   花いちもんめ
私もこの本を持っています。   のりまる
こんな詩も読みました。   きみ助
心の栄養剤になりました   智子
涙が止まりませんでした。   太陽
素敵な詩をありがとう   こまち
感謝いたします。   カイ
私2冊も持ってます。   よしよしもっち
選んで良かったと思われたい   ゆきち
   jane




 

   >>> ドキッ! しずよ   -- 2003/01/28..
 
mayamamaさん、素敵な詩ですね。他の方の寄せてくれた詩も・・・。
「天国の特別なこども」も、か弱かった?自分に随分、力を与えてくれましたよ。

しっかししかし、次のくだりにはドキッ!耳に痛かったです。

「おかあさん
わたしのためのあなたの努力をわたしは決して忘れません。
お酒をやめ 煙草を避け 好きなコーヒーも減らしましたね。
たくさん食べたい誘惑と本当によく戦っていますね。」

時々ビールを少々と、お茶だってカフェイン入ってるし、とコーヒーも時々、いわゆる食べづわりで体重増加二桁、N産婦人科だったら叱られていることでしょうね。。。。
 





   >>> 勇気が出ます 美紅   -- 2003/01/27..
 
素敵な詩を教えてくださってありがとうございます。
私はあと1ケ月ほどで出産予定の者です。
期待よりも不安の多い日を過ごしていましたが
この詩を何度も読んで頑張ろうという気持ちがわいてきました。
お腹の子が私たちを選んでよかったと思えるようにしたいと思います。
 





   >>> ありがとう 芽衣   -- 2003/01/26..
 
 mayamamaさん ほんとに素敵な詩をおしえてくださってありがとう。
 昨夜から39度の熱を出して寝ている息子の枕許で、なんとなくこの詩を思い出しながらぽろぽろ泣いていました。ふと眼を開けた息子が私の顔に手を伸ばし、涙を指でたどって「いた〜い?」と聞きました。自分も苦しいのに、私がどこか痛くて泣いているのかと心配していたのです。「だいじょぶ」とやっと応えました。
 私を選んでくれて、私のところへきてくれてありがとう。あなたを精一杯守るからね。
 この4月に双子を出産する若い友人にプレゼントしようと思います。
 
 





   >>> とても感動しました まんたろう   -- 2003/01/25..
 
とても感動しました。涙がポロポロ止まりませんでした。
寝ている子供の顔を見て、また涙が出てきました。
こんな素敵な詩を教えてくれてありがとうございます。
 





   >>> 産めない私には Eri   -- 2003/01/25..
 
子供を持つことの出来ない私にはこのような感情を持つことができないので良くわからないのですが、子供を持つとこんな風に感じることができるのですね。羨ましいです。
 





   >>> 深い感動をありがとう。 花いちもんめ   -- 2003/01/24..
 
  深い感動をありがとうございました。


 静かに涙がこぼれ落ちました。
 いとおしい命。私も一生懸命 命と向き合って行こうと
 思います。紹介して下さって感謝します。
 





   >>> 私もこの本を持っています。 のりまる   -- 2003/01/24..
 
私もこの本を持っています。切迫流産で4ヶ月間入院していたとき、いろいろなことが重なって精神的に不安定になりました。体もつらかったし、精神的にもとてもつらかった。おなかの子供たちには(双子です。)何の罪もないのに「どうして私を苦しめるの?妊娠なんてしなければよかった。」なんて、病院の天井を見つめながら毎日泣いてました。いままでの自分の生活が変わってしまうのが、とても怖かった。この年になっても、精神的に未熟なんですね・・・恥ずかしいです。そんな私に一人の看護婦さんが声をかけてくれました。「これは私の尊敬する先生の書いた詩なんです。ちょっと読んでみますね。」そう言って彼女がこの詩を読んで聞かせてくれたとき、私は子供のようにワンワン声をあげて泣きました。これからの生活に対する不安、不妊治療に通っていた日々、夫との関係が子供を産むことでどう変わっていくのか、そしておなかのなかのふたつの命。いろんな気持ちが頭のなかをグルグルかけまわって、涙はいつまでもやみませんでした。
彼女はこの本を私にプレゼントしてくれました。
病室に戻って、何度もこの本を読み返しました。妊娠がわかったときの、不安だけどうれしかったあのときの気持ちを思い出しました。
この子たちは、私たちを選んでここにきてくれたんだね。最近、忙しくて忘れていたけれど、今夜あたりまたこの本を本棚から取り出そうかな・・・。
 





   >>> こんな詩も読みました。 きみ助   -- 2003/01/24..
 
わたしにふれてください

もしわたしがあなたの赤ちゃんなら
どうぞ、わたしにふれてください
今までわたしが、知らなかったやさしさを
あなたからもらいたい
おふろにいれてください、おむつをかえてください
おっぱいをください
ぎゅっとだきしめてください、ほほにキスしてください
わたしのからだをあたためてくれる快楽が
わたしに安心と愛をつたえてくれるのです

もしわたしがあなたのこどもなら
どうぞ、わたしにふれてください
いやがるかもしれないし、拒否するかもしれないけれど
何度もそうしてください
わたしがどうしていやがるかをわかってほしいから
おやすみなさい、と抱きしめるあなたの腕が
わたしの夜を甘くしてくれる
昼間にみせてくれるあなたのやさしさが
あなたの感じる真実を伝えてくれる

もしわたしがあなたの思春期のこどもなら
どうぞ、わたしにふれてください

もう大きくなったのだからなんていわないでください
あなたがわたしにふれるのをためらうなんて思いたくない
あなたのやさしい腕が必要です
あなたのおだやかな声をききたいのです
人生は困難なのかもしれないとわかったいま
わたしの中の小さな子どもがあなたを必要とするのです
もしわたしがあなたの友達なら
どうぞ、わたしにふれてください
あなたがだきしめてくれると
わたしはあなたにとって大切な人だとわかるから
あなたのやさしさが
おちこんでいるわたしも、かけがえのない存在であることを
思い出させてくれるから
そしてひとりではない、と思い出させてくれるから
わたしにやすらぎをくれるあなたのありよう
それだけがわたしが信じられるもの

もしわたしがあなたのセックスの相手なら
どうぞ、わたしにふれてください
あなたは、情熱さえあれば、十分と思うかもしれない
でも、あなたの腕だけが、わたしの恐れをとかしてくれる
あなたのやさしくおだやかな指先をください
あなたにふれられて
わたしは愛されているということを思い出すことができる
わたしはわたしなのだ、ということを思い出すことができる

もしわたしがあなたの大きくなった息子なら
どうぞ、わたしにふれてください
わたしには、抱きしめるべきわたしの家族はいるけれど
それでも、傷ついたときには
おかあさんとおとうさんにだきしめてほしい
おとうさん、あなたといるとすべてが違ってみえる
わたしが、大切なわたしであると思い出すことができる

もしわたしがあなたの年老いた父親なら
どうぞ、わたしにふれてください
あなたが小さかったときに
わたしがあなたにふれたと同じように
わたしの手をにぎり、わたしのそばにすわって
わたしを力づけてください
わたしの疲れた体によりそい、あたためてください
わたしは随分しわくちゃになってしまったけれど
あなたのやさしさに力づけられる
そうぞ、何も恐れないで
ただ、わたしにふれてください
 





   >>> 心の栄養剤になりました 智子   -- 2003/01/24..
 
この詩を読んでとても温かい気持ちになり涙がとまりませんでした。
育児に追われて疲れ気味だった心と身体に、栄養剤を貰った感じです。
こんな素敵な詩を、本当にありがとうございます。

 





   >>> 涙が止まりませんでした。 太陽   -- 2003/01/24..
 
素敵な詩をご紹介して下さってありがとうございます。
涙が止まりませんでした。とても温かい気持ちななりました。
私のお腹の中には、障害をもった可能性のある命が育っていますが、この子が私達夫婦を親として選んで来てくれた、と信じて頑張っていきたいと思っています。
 





   >>> 素敵な詩をありがとう こまち   -- 2003/01/24..
 
素敵な詩をおしえてくれて下さりありがとうございます。

この詩のとおりです。そのとおりでした・・・。
心に温かいものが流れてきて、涙がとまりません。
 





   >>> 感謝いたします。 カイ   -- 2003/01/24..
 
こんにちは。
意見を交し合うことは有意義なことですが、感情的になってキズつけあうのは悲しいことです。
人それぞれの環境があり、また命に対する定義も異なります。
わたしはそれでいいと思っています。絶対的な答えなどありません。
やはり答えは自分で見つけるものだとおもいます。
ひとつの型にはめて、他人が良し悪しを判断することはできないのですから。
また、そうしようとすると、ただの傲慢、自己満足になってしまう恐れもあります。

迷ったのですが…個人的なことを書かせてください。
わたしは28週になりますが、おなかの子供を受け入れることができないのです。
ずっと子供を望んでいませんでした。子供を持たない人生を予定してきました。
なのでこの予定外の妊娠がわかったときも、申しわけないけれど
産む考えはありませんでした。
(安直に妊娠=中絶といっているのではないので、感情的な批判はお断りします。
私なりに積み重ねてきた背景があり、苦悩がありました。
事情を説明するには長くなりますので省略いたします。)
実は、妊娠と同時に最愛の父に病気が発覚したため、中絶に踏みきることができませんでした。
年齢的な迷いがなかったというとウソになりますが…。
孫の誕生が少しでも父の励みになるだろうか…でもこんな気持ちで子供を持つべきではない…
葛藤を繰り返し、父の心配をしながら妊娠状態を続け、精神的にも肉体的にも極限状態の数ヶ月でした。
妊娠のことはごく一部にしか話さないでおきました。
こんな時期に「おめでとう」などといわれたくなかったのです。

先週、父が亡くなりました。だれも予想していなかった、はやい展開でした。
父はまだ若く、最後の最後まで仕事にエネルギッシュな人でした。
亡くなるなんてはやすぎる。もっともっと生きていて欲しかった。

知り合いの「おなかの子はお父さんの生まれ変わりね」の言葉にキ
ズつきます。
父とこれは別の命なのに。
このおなかのなかの生命が、まるで父を押しのけて生まれてくるのだと言われているようで苦しいのです。
わたしにとっては、父のほうが大切です。
自分の意思とは反して大きくなってゆくおなかに怒りを感じます。
「あんなたんかいらない!!」
数日前、おなかに向かって叫んだら、冷たくなってぴたりと動かなくなりました。
ひどいことだと、よくわかっています。言った自分もキズつきました。
わたしは最低の人間です。

mayamamaさんの紹介してくださった詩を読みました。
情緒不安定のせいもあるのでしょう。涙が止まりません。
わたしは、この父と母を選んで生まれてきて本当によかったと、
心から感謝することができます。
おなかのなかの子供はどうなのでしょう。
わたしたちを選んでくれたのでしょうか?

私がおなかのなかの命を受け入れるには、まだまだ時間がかかるのかもしれませんが、
いまこの詩を与えていただいたことは大きな意味があります。
出産までの間、静かに何度も読み返してみたいとおもいます。

mayamamaさん、詩を紹介してくださったことに感謝いたします。
(長くなってしまい、申し訳ありません。)

 





   >>> 私2冊も持ってます。 よしよしもっち   -- 2003/01/24..
 
こんにちは。私は産婦人科の待合室の雑誌でこの本のことを知り、子供たちか大きくなったら見せたくて2冊も持っています。シンプルな絵がまた、泣けるんです。私も流産後、考えさせられたし、次の子がお腹の中に来てくれた時、不安になるとこの本をとりだしてどんな子でも、産んでやるからチビも頑張ってよーとお腹に泣きながら話しかけていました。ありがたいです。毎日たくさんの事をお腹にいる時から教えてくれる子供たち。今いない子も大切な事を教えてくれた。私にとっても前向きになれる本です。
 





   >>> 選んで良かったと思われたい ゆきち   -- 2003/01/24..
 
私は以前あるHPで羊水検査についてのスレッドに対して、「天国の特別なこども」という有名な詩を投稿したことがあります。その時、障害児をもつお母さんから、「障害児をもつ多くの親がこの詩は嫌いだと思う」とお叱りを受けました。当事者にしかわからない苦しみがある、きれいごとで済ませるのはやめてくれ、という内容でした。正直、よかれと思ってしたことで大変なショックでした。

以下の詩は二十数年前に15歳で夭逝された脳性麻痺のお子さんが、顔の表情のわずかな変化で文字盤を示しながら作られたという詩です。時代背景は全く違うのに、この詩を最近のものに感じてしまうのは何故だろうと思います。私は障害をもつ人達の為に何をしてきただろう、何ができるのだろうと思うようになりました。

この詩には、お母さんからの返礼の詩があるはずなのですが、今みつかりません。

子供が親を選んで良かった、と思う社会にはどうすればできるのでしょうね。

※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
 お母さん、僕がうまれてごめんなさい
※※※※※※※※※※※※※※※※※※※
ごめんなさいね おかあさん
ごめんなさいね おかあさん
ぼくが生まれてごめんなさい
ぼくを背負う かあさんの
細いうなじに ぼくはいう
ぼくさえ 生まれなかったら
かあさんの しらがもなかったろうね
大きくなった このぼくを
背負って歩く 悲しさも
「かたわな子だね」とふりかえる
つめたい視線に 泣くことも
ぼくさえ 生まれなかったら

ありがとう おかあさん
ありがとう おかあさん
おかあさんが いるかぎり
ぼくは生きていくのです
脳性マヒを 生きていく
やさしさこそが 大切で
悲しさこそが 美しい
そんな 人の生き方を
教えてくれたおかあさん
おかあさん
あなたがそこにいるかぎり
 





   >>> jane   -- 2003/01/24..
 
読みながら涙してしまいました。
途中で不安をおぼえ、また引き返されないように
一生懸命母親になる努力をします。