妊娠・出産・育児

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しつこくて、ごめんなさい タクシー2  -- 2003/02/08 ..
本当は、何人かのその人にレスしたかったけど・・
出来なかったから・・今、その気持ちを書いておきたいと
思います。
その人の今までの生き方と経験、考え方などあると思うと
レスできなかったから・・・。
気を悪くされた方がいたら、ごめんなさい。

最初に、親を亡くすということで、私も8週で親を亡くした。
まさか、そんな時に、妊娠するとは、思いませんでした。
前にも書いたけど、病院で、出産後親をなくした女性を見た時
この若い女性にかける言葉なんてないと思ったし・・
私が、「生まれ変わり」などという言葉は、絶対、一生使わない
と決めた瞬間でした。前の投稿に神さまという表現も使いました
が、(私は、宗教を信じない)もし、神様がいたら、
殴り倒したい気持ちでした。
友達に、「生まれ変わり」とか言われたけど、
親の死を予想できた私でも、なかなかその事実をうけとめる
事は、できなかった・・。泣いても泣いても・・。
もちろん、おめでとうなんて、言葉は、一回だけは、聞くけど
そのあと、ありがとう・・っていってから、今は、この気持ち
なので、そのおめでとうは、好きじゃないと言ってました。

その後に、「胎児頸部浮腫」と診断で、一つ苦しみが増えた。
私は、友達から、言われる、どんな言葉もつらかった・・。
私と同じ意見も、人から言われると、受け止められない。
私の何がわかるの!と今まで、使う事のない言葉が、でていた。
だから、途中から、友達と連絡する事をやめた・・。
一人で、いろいろ考えるので、連絡をしない旨を伝えた。
私の周りは、「羊水検査」を知らない人ばかりと言うことも
あるし・・。一人でいた方が、らくだとこの時、本当に
思いました。
この掲示板で、同じような体験をした方が、いますが、
私は、その人の、経験も生き方も考え方もしらないで、
レスすることができなかった・・・。
本当に、どんな言葉も、きついと思っていたから・・。

理由の一つに、
中絶する前日にメールが来て、「その赤ちゃんは、意味がある」
というメールをいだたいた。(顔を知っている友達です)
私は、意味ってあるようで、ないものと思っています。
その当時、だったら、「母の死の意味は?」と聞きたかった
けど・・。また、それは、それで、「役目を果たした」みたい
な事を言うのだろうと思った。有名な人が、「人は、人の
役に立つためにいきている」と言っていたが、私は、そうは
思わない。生きるために、意味づけをしてるだけだと思う。
私は、意味をいう事をこれから、人には、言わないと思う。
自分では、意味を(生きる為の勇気付け)をしても・・。
ここで、変にとらないでほしいけど・・。
言う言葉もタイミングとその人の、その時の、感情があって
難しいと、この時、いろんな事を思ったから・・・。

もう一つ「羊水検査」
私は、羊水検査をしたから、賛成、反対と言えば、賛成だと
思います。容認派だと思います。やっぱり、正常だと言われた
いです。でも、受ける前と、受けた後のこの心の気持ちが、
受ける前には、わからなかった・・・。
私の所に、お返事は、ほとんどないけれど・・。
眠れない日々を送った人は、いませんか?
私、自分でも、なぜ、こんなに、しつこく聞くのか、わからない
けど、どうしても、こういう私みたいな人をこれから
だしたくないんです。
それに、私、あまり、時間がないから・・・。
これから、心臓の奇形とかが、わかってくる時期になって
くるから、ただ、なにもなく、無事だったと書ける日を願って
ますが・・。
私は、妊娠とは、羊水検査とは、こんなに深いものだとは、
思わなかったから、それが、馬鹿なんだと思います。
これで、この羊水検査のことは、最後の投稿にします。
あとは、違う所で、私なりに、発言をしていこうと思います。
保健所さんとかのパンフレットに「羊水検査など、質問も
なんでも、ご連絡ください」なんて言葉があったら、いいと
思いませんか?


カイさんへ   タクシー2
こんにちは。   カイ




 

   >>> カイさんへ タクシー2   -- 2003/02/08..
 
カイさんの2月3日の投稿をみて、心がすこしづつでは、
あるけれど、いい方向にむいているんだと思っていました。

今回、お返事を頂いてありがとうございました。
まだ、まだ、おつらいでしょう・・・・。
私は、9月に母を亡くしましたが、いまだに、だめです。
毎日、母のことを思い出して泣いてるわけでは、ありませんが
料理を作っている時にとか、病院に母と一緒にくる妊婦さんを
見ると、「あ〜あ・・・いてくれれば・・」って思います。
もう、仕方がないことですが・・・。

私が、自分の妊娠を知った時、母は、意識がなく、ただ、
息をしてるだけの状態でした。「妊娠したよ」とその一言が
言えませんでした。そんな状態で、一回だけ、母の目が、あいた
時があって、母の手をにぎって、私のお腹にあてれば、わかる
かなと「妊娠したよ」って言ってみようかと思いましたが、
私の目から涙しかでませんでした。
「どうして?、もう元気になって!死なないで」その言葉が
心の中で、叫び、涙にしかなりませんでした。

昨日、母の夢を見ました。病院のベットの上の夢でした。
かなしい夢ではあったけど、会えたから、いいかと
自分でへんな慰めをして、涙を少しだけながしました。

この自分の状態が胎教によくないとは、思うけど・・。
これで、気持ちが切り替わって、すごく、うれしいなんて
なるはずもなく、無理にも、できないし・・・。
私は、赤ちゃんに「よい、胎教は、できないから、ごめん。
それなりに、私も頑張るから、あかちゃんも頑張って」と
自分の都合の良い様に言ってます。

あと、羊水検査のことにも意見を頂いてありがとうございます。
私、どうしても、あと、一つだけ言いたい事があって、
また、別に、投稿したいと思っています。
その時に、もし、良かったら、読んでください。

ちなみに、私は、羊水検査、反対では、ありません。
カイさんも、あまり、妊娠をのぞんでいなかったと思いますが
私もです。似てるというと、おかしいかもしれないけれど。
(気分を悪くさせたらごめんなさい)
私の兄の子供は、二人とも、障害児だったりした事と
私自身が丈夫な子供をうめるかという不安もあったりして、
子供をつよくほしいと思ったことありませんでした。
(結婚して8年、避妊してました)
今回、そんな私でも少しだけ、主人似の子供がいたら、いいかな
っていう少しの気持ちからでした。

カイさんの返事に私の投稿で、うなづいた気持ちのことが
かいてありましたが、私も、カイさんの投稿の文章で、私も
まったく、同じ様に、その気持ちがわかります。
ただ、顔もしらない、生き方、経験とか状況とかも知らず
どうしても、直接、投稿できませんでした。

私の母の死、義理父の病気、兄の子供の病気など、そして
「胎児頚部浮腫」なんて、何をどう考えればいいのか
わからないし、これを、ネットで、信用してくれるのかな
なんて思うし。(私の投稿で、言っていますが・・)
カイさんが、中絶という言葉を使ったのを見て、私なんて、
中絶の日程も決め、その病院の病衣をきて、医師と話し合いを
していましたから・・・。
考えは、似ているのだと思います。
(気分をわるくしたら、ごめんなさい)
私が、妊娠を続けようと思ったのは、医師と看護士の話と
あと、母を面倒見たのだから、もう、このあかちゃんも、看病
しても、いいやって、思って、半分、やけくそになりつつ、
なんとかなるさぁ〜と思ったから・・・。

あとね・・。カイさんの母が、とても尊敬できる人であるように
その娘(カイさん)もそして、あかちゃんも、それは、その
精神は、受け継いで、尊敬されると思うのです。
それでは、春に、元気なかわいい赤ちゃんを産みましょう。
 





   >>> こんにちは。 カイ   -- 2003/02/07..
 
こんにちは。
タクシー2さんの投稿、前回のものとあわせて拝見させていただきました。
タクシー2さんも、わたしと似たような状況にあったのですね。
あなたの書かれている言葉の一つ一つにうなづくことができます。
大切な時に親を亡くすことのつらさ。周囲のいたわりの言葉が受け入れられない自分への情けなさ。
今も気持ちが混乱しています。
わたしも知人から「お父さんと入れ違いに子供が生まれてくるのは運命だよ」というようなことを言われました。
励ますために言ってくれたのでしょうが、私にはとてもつらい言葉でした。
ありきたりなことを言わないでほしい!と怒りさえ感じました。
しかし、もしかしてわたしが逆の立場だったら、よかれとおもい、似たような発言をして
誰かをキズつけていたのかもしれません。
今回のことでいろいろと考えました。どんな問題においても、本人でないと真の辛さはわからないものですね。

タクシー2さんもわたしと同じく春頃の出産になりますね。
どうか無事出産されますように!
わたしも、まだまだ精神的に不安定ですが、なるべく前向きでいたいとおもいます。
一緒にがんばりましょう。


あと、羊水検査について。
わたしはこの件について、あえて積極的に発言するのを避けていました。
賛否を問うのは好みません。ですが、感じたことを書かせてください。

基本的にわたしは検査には賛成です。自身も数ヶ月前、検査を受けました。
心臓病で幼くして亡くなったいとこを見てきました。親類家族にかかる精神、肉体、金銭的負担は重大なものでした。
わたしたちにもこの先、生活があるので、早期発見によって負担を避けられるなら…というのが今回検査を受けた理由です。
検査に対しては、いままで抵抗を感じたことはありませんでした。
受精卵の段階で大切な命とみなす方もいれば、わたしのように、おそらく生まれてくるまで実感のわかない者もおります。
どこからを命とみなすか。それによって、基準に大きなズレが生じているのかもしれませんね。
わたしは、みなさんに比べると、かなりドライなのだとおもいます。

しかし、こちらの掲示板で頻繁に交わされる検査へ対する意見を拝見しているうち、
自分になかった視点にも気がつくようになりました。
数日前のことです。実家の母とたあいのない話をしていて、ふと尋ねてみたくなりました。
「お母さんだったら、もしおなかの子に異常があるとわかってても産む?」
母は躊躇なく「そうねえ、産むんじゃないかな」と答えました。
やっぱり…。この人はそう答えるだろうと、うすうすわかっていました。
母は子供が大好きで、わたしが幼い頃から、積極的にボランティア活動に参加していました。
「みんなが少しづつ助け合えば、障害は障害でなくなるのよ」と、教えてくれたのは母でした。
わたしが検査を受けたとき、みんなが父のことでめいっぱいだったので、夫以外に相談する余裕がありませんでした。
最終的には、わたしは何をいわれても受け入れなかったかもしれませんが…。
ですが、身近にこのような考えの人がいたのに、もっと話し合う機会を持てなかったことを少し後悔しました。

わたしは、やはり羊水検査の是非に正解はないとおもいます。
しかし、意見を交わすことは必要なのかもしれませんね。

(わたしの発言に不適切な箇所があり、万が一、不快を感じた方がいらっしゃったら申し訳ありません。)