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疑問/不安が色々、仲間に入れて下さい!44歳 未久  -- 2003/01/24 ..
初めまして。44歳5ヶ月の妊娠希望者です。
会社の創設/経営に夢中になっていたら、あっという間に40歳を幾つも超えていました。心から子供が欲しいと思える相手に出会った時には愚かにも遅すぎる年令になってました。
1年前から不妊治療を始めて昨年インターネットで都内の不妊専門クリニックの門を叩き、顕微受精を2回トライしましたが、ダメでした。この経験から沢山の不安と疑問を抱え、このホームページに辿り着きました。
幾つも質問させて頂きますので、お分かりになる範囲ででも、どなたか教えて下さい。
まず費用の事なのですが(これはどなたも触れていないのでもしタブーならごめんなさい)初回は3つの卵子のIVFで50万円程、2回目が2つで30万円程かかりました。これは相場なのでしょうか。皆さんの中には10回、20回と繰り返していらっしゃる方も少なく無い様子。皆さん経済的に恵まれている方々ばかりなのですか?未知の可能性に賭けるには経済的、年齢的リスクが高いので、何回挑戦すべきか悩んでいます。
次に私のクリニックではあまり色々アドバイスしてもらえません。例えばどなたかの投稿にIVFは毎月行わずに2ヶ月は開けた方が良い、とかET後はお姫さまの様に安静にしていたら妊娠した、といった処置以外のアドバイスを受けている方々をお見受けしますが、私は2ヶ月連続IVFを行いましたし、2回目に至っては受精卵のグレードが1だッたのを良い事にETの2日後にはハードな海外出張に出てしまい、案の定失敗に終わりました(実はまだ地球の裏側にいて昨日生理が来てひとり嘆いていました)。医師にはもちろん相談しての上です。止められませんでしたし、注意もされませんでした。何だか実験やビジネスに利用されている様な疑心暗鬼が生じてなりません。とにかく人工受精をどんどんすすめられてベルトコンベアーの上にいる様にどんどん処置をされます。そして全てが終わってから「はい今回は何万円です」と請求書を渡されます。他のところもそうなのでしょうか?
都内の著明なカリスマ医院長のクリニックなのですが、こういったホームページでは固有名詞は出すべきでは無いのでしょうか。
本当はどこのクリニックはこんな指導で、こんな方法で、いくらで結果はこうだったといったプラクティカルな情報交換が出来るとこんな疑心暗鬼をかかえ一人で見えない敵と戦わずにすむと思うのですが。決して中傷をしたいわけではありません。出来ればこのクリニックを心の底から信頼し、頼って行きたいのです。
そういったオープンなフォーラムしして行きませんか?
もう一つ教えて頂きたいのは、年齢的に自分の卵子では妊娠出来ないのなら提供卵子を受ける事も検討したいと思っています。
アメリカに行かないとやはり絶対にダメなのでしょうか。
今まで一人で戦って来たので(男って便りにならない!私だけですか?)何だかやっと仲間に遭遇した気持ちで歯止めが利かず色々投げかけてすみません。
まだまだ知りたい事が沢山あります。お返事楽しみに待っています。



頑張りましょう!   kiko
皆さんありがとう!   未久
どうもありがとうございます!   未久
参考になれば   デミくん
あんさんへ   きょん
IVFについて   ぺあぺあ
病院との相性   オレンジペコ
私の通う個人病院は   ちるちる’
IVFの方法はいろいろあるの?   あん
相性   kiko
私の場合は…   きょん




 

   >>> 頑張りましょう! kiko   -- 2003/01/24..
 
未久さんの元気な投稿、とっても励まされました。ありがとう!
 アメリカはIVFの費用が高いというのは聞いてましたが、本当に高いんでビックリしました。だから養子がよけいに多いのでしょうか?
 卵子が年齢と共に古くなるというのは関係ないと言ってくださった方に教えてもらったのですが、着床しやすいようにするためにおなかに血液が循環しやすいようにお尻に針がいいそうです。私は針はちょっとという感じなので主人に毎晩お尻を指圧してもらってます。
 お互いに、皆さんも、努力が報われる日が来ますように!!!

 





   >>> 皆さんありがとう! 未久   -- 2003/01/23..
 
KIKOさん、あんさん、ちるちる’さん、ぺあぺあさん、デミくんさん & きょんさん
帰国してサイトを開いたら沢山ご返信頂いていて感激でした!
うーん、私は狭い範囲で焦りから迷って悩んでいたんですね。
勉強になりました。仕事ではどんな結果でもめげずに諦めないのに、自分の事となるとすっかり自信が無くなります。
また彼意外に2人の親友に相談しても、彼らには実感が無いので励ましてもらうと嬉しいのですが逆に落ち込んだりまします。
このサイトに出会えて良かったです。はい!頑張ります!

私は実はKCLに手会う前にサンフランシスコに行き(出張を予てですが)サンフランシスコファシリティ−センターで研修と検診を受けました。
ここでは専門医と専属のナースとファイナンシャルカウンセラーが付き、事前にプロセスと見積もりが説明されます。だからそんなもんだと思ってました。でもサンフランシスコで、例えば私の年令でIVFを行おうと思うと1回で150万円くらいかかりますし
もちろんプラス渡航費。それに2ー3週間時分で注射による投薬を毎日続けなければならないんです。お金の事もさる事ながら、これにびびりました!
おまけにさすがに養子があたりまえの国だけあって、まず私の年令だと2%以下の可能性なので提供卵子でのIVFが勧められます。
「あなたが心に秘めれば分らないんですから」とまで言われて、さすがアメリカという感じでした。血縁を重んじる日本人にはそう簡単には割り切れ無いですよね。

なんて皆さんの豊富な経験と情報にくらべたら私がお知らせ出来る事なんてあまりないですね。
昨日帰国しましたので、今日KLCに行き、次の対策を伺って来ます。1回行くと4時間以上は覚悟が必要ですよ!受け付け、内診、問診、処置、会計の間にそれぞれ1時間前後待ち時間がありますので。それだけ人が多いということです。
それだけ結果を出していると言う事と信じ、今日も本を片手に行って来ます!!
デミさん、皆さん一緒に頑張りましょう!!

 





   >>> どうもありがとうございます! 未久   -- 2003/01/23..
 
きょんさん
ご返信を遠く地球の裏側で拝読しました。本当に嬉しかったです。ありがとうございました。
はい、私はKLCに通っています。そして決してクレームしたい分けでは無いんです。実際、清潔で、カリスマ医院長も最初は威圧的でびっくりしたのですが、実は最初のIVFが失敗した後、ショックで直訴の手紙を長々書いたら、わざわざ電話を頂いて、会って下さり励まして下さいました。御存じの通り、全国から集まる女性に対応すべく365日無休で開業されているクリニックですから恐縮し、また嬉しかったです。
ただ、比較したり出来ないと、どうしても不安はつのります。
特に私の様に商売を長年行っていると、人間が素直では無くなりますので、右手に信頼、左手に疑心の癖が着いてしまっていて、
人間が出来ていないんですよね!!
でもきょんさんの適格なアドバイスで、信頼して頑張ってみようと言う気になりました!!
やはりこういう、明確な情報は必要と思います。クレームでは無くて皆に取って大切な情報として、良いところ疑問のところは明確にして行くと、私の様な疑心暗鬼は持たずにすむと思われます。
きょんさん感謝です!

 





   >>> 参考になれば デミくん   -- 2003/01/23..
 
はじめまして!私は41歳、10ヶ月の男の子のママです。私は有名な大阪のIクリニックに行ってます。そこが2件目の病院ですが、1回目の体外受精で妊娠、出産。2人目も妊娠したのですが、先月流産してしまいました(卵のグレードは出産した子供の時よりも良かったのですが、子供の方に原因があり、避ける事ができませんでした。残念ですが)。
以前の病院に比べて、治療法(排卵誘発)についても、毎回少しづつ変えて、より個人にあった方法を取ってくれます。また、治療で大きく違ったのは、受精卵を戻す時、AHAをしました。私としては有効な方法だったと思います。
卵を戻してからのホルモン療法も前の病院とは違っていまし
た。それと病院によっては、卵のグレードの判断も違ってましたよ。

費用の方は、前に病院に比べて1.5倍で、体外受精が40万円・顕微受精は50万円です。それ以外にオプションがあれば追加されます。それとは別に、排卵誘発剤や超音波など、1回に4〜5万円は別途掛かりました。費用の明細は、大まかなので、その点はちょっと不満ですが。
大学病院とかだと費用は安いそうですが、凍結はやってないとか、休みに合わせての治療だとかで、結局は、技術料ということで、病院によってかなり差があると思います。

治療費の支払いについては、貯蓄でまかなっていますが、家のローンもありますし、はっきり言って大変です。2人で働いていますので(現在育児休業中)、治療を最優先にしていますが。
本当に不妊治療が保健適用になってほしいと心から願っています。
そうなったらもっと多くの人が治療を受けれ、子供の出生率も上がると思います。

ET後の過ごし方は、胚移植後30分位寝ますが、その後車を運転して帰りました。通勤にはバイクにも乗り、国内ですが出張にも行き、夜は接待で連れまわされホテルに帰ったのは12時回ってました。今回もダメだろうと思っていたら、まさかの妊娠でした。
2回目の妊娠も、育児で安静(Iクリニックではお姫様生活)になど、とてもできませんでした。
どんな事をしても、とまでは言えませんが着床する時は着床するんだと思います。
でも私もダメな時は、「あの時のアレがいけなかったのかなぁ」と自分を責めた事もあります。

私は病院選びのコツは、先生との相性だと思っています。質問には分かりやすく回答してくれる。看護士さんや病院スタッフの感じもありますが、一番大切なのは、医学は日進月歩で進んでいますので、同じ治療を何度も繰り返さないし、個別の治療方針を考えてくれる事だと思います。

だらだらと書いてしまいました。参考にならなかったらごめんなさい。
私は不妊治療の終わりは年齢的(個人差があると思います)なものより、卵がある限りは可能だと思っています。だから一緒に頑張りませんか!
 





   >>> あんさんへ きょん   -- 2003/01/21..
 
 KLCでは採卵できた数で、IVFの料金が違いました。(2個以下と3個以上の違いで、10万円違いました)回数を重ねるごとに割り引きができたり、8回以上の移植で以後成功報酬になったりと、料金システムも独特でした。といっても、一昨年の情報ですが。
 私の場合、1件目は毎回刺激周期採卵で、培養2日目の4分割卵を移植する方法を9回(凍結周期もありましたが)、10回目が胚盤胞にチャレンジでした。結局双実胚までしか育たず、移植も失敗して、次回のことを考えていた私に「まだ続ける気持ちがあるなら同じ方法でいくしかないけどねぇ」と医師が言った時(そこもよく不妊雑誌で登場する世田谷の有名な病院だったのですが)、やんわりと治療の終わりを告げられているとしか受け取れませんでした。
 KLCは院長先生がかなり個性的というか、あくの強いタイプでしたが、高齢でもいかに妊娠させるかということに熱意を感じました。おそらくそれなりの実績もあるのだと思いますが、何に付け自信満々な口ぶりです。きっと、それが嫌な人もいるでしょうが、その時かなり落ち込んでいた私は、かなり救われました。
 IVF自体は、今の時代、技術的にはポピュラーなものになりつつあり、病院によってそんなに大きく違うとは思えません。KLCでは排卵誘発剤の使いすぎが卵の質を落としてしまう、という考え方なので、大抵の人が自然周期採卵(といっても、クロミッドを内服しながら、誘発剤を1日おきに注射するのですが)、誘発剤の使い方もマイルドなかわりに、採卵数も少なめです。私の場合、それまでの経緯から、例え採卵数が1個でも胚盤胞まで培養をすることになったのですが、結果、3回胚盤胞移植ができたので、培養スタッフには絶大の信頼を持っていました。(毎日の卵の様子も詳しく説明してくれます)
 KLC独特の技術も幾つかあるようですが、私にはあまり関係のないものでした。(例えば、受精卵を直接子宮内膜に埋めこむ技術も開発したとききました)
 今でもあるいは1件目の病院でも妊娠できたのかもしれないと思うことがあります。でも、病院のお休みや医師の都合で、採卵や移植の日時が決められたり、治療自体を1周期見送ったことを考えると、自分の卵胞の状態のみを優先に治療がすすむ体制は魅力でしたし、何より高齢でも次の手を考えてくれる熱意に私は随分救われた気がします。少なくとも同じ方法を繰り返して結果が出せない病院よりは、毎回次はこうしてみよう、みたいに考えてもらって頑張れました。私には転院は必要なことだったんだと思います。
 ただ、滅茶苦茶混みます。待ち時間の長さだけは毎回うんざりしました。遠方の方は卵胞チェックや注射だけ近くの病院で受けて、採卵・移植だけは来院という方法をとっている方もいらしたようですが。また、KLCが合わず転院されたという方もいるので、当たり前のことですがその人によって合う合わないは出てくると思いますが、患者数が多いこともあってか、流れは非常に淡々としているので少々冷たい感じも受けるかも、です。私も妊娠したときはもっと喜びのムードで告げられるのかと思っていたら、「次9日後ね。妊娠反応でてるから」とさらっと言われただけでした。ここは妊娠することもそう珍しくもないのね、と思ったくらいです。
 転院するかしないかはともかく、自分の納得のいく治療が受けられることが大切ですよね。私もあきらめムードの矢先の妊娠だったのですが、もしうまくいっていなかったら、また転院していたかもしれません。(密かに九州の有名な病院を調べたりしてたのです)
 
 





   >>> IVFについて ぺあぺあ   -- 2003/01/21..
 
未久さんこんにちは。IVF経験のぺあぺあです。
お仕事に邁進されながらの治療、大変なことと思います。
IVFについて、少し説明させてください。もうご存知なことも多いかも
しれませんが、念のため…。
あんさんも、読んでくださいね。

一口にIVFといっても、大きく分けて自然周期、刺激周期に分かれます。
世界中で標準的に行われているのが後者の刺激周期で、こちらはhmgの
連続投与で卵胞をたくさん育て、スプレキュアで排卵日を調整し、採卵
するものです。ショート法、ロング法とありますが、卵巣に負担を強いる
治療法なため、卵巣に余力がないといい卵が取れないそうです。
同じ理由で、「2周期は開ける」ことが必要なのです。

一方、自然周期はKLC独自といってもいいユニークな方法で、hmgを
使うこともあるようですが、卵巣への負担が少ないため、毎周期でも
トライできるのです。卵巣に余力のない40代の患者に合う治療法と
言われ、そのためKLCは「最後の砦」とも呼ばれています。
私は刺激周期のクリニックで治療しましたが、そこでうまくいかなかった
らKLCに転院しようと思っていました。

ちなみに、通っている友人によれば、KLCの先生はこちらから説明を
求めれば、ちゃんと答えてくれるそうですよ。人にもよるのかもしれま
せんが、チャレンジしてみてください。培養師さんもいろいろ説明をして
くださるそうです。
IVFにチャレンジしている患者さんが集まるwebはたくさんありますよ。
検索して、是非いろんな情報をゲットしてください。KLC仲間にもきっと
たくさん出会えると思います。
卵のグレードが良いようなので、ぜひ頑張って欲しいです。
お仕事をうまく調整して、万全の態勢で臨んでください。
長くなってごめんなさい。

>あんさん
IVFといってもクリニックによって方法はいろいろです。卵を育てる
のも、採卵するのも、培養も、そしてETの方法もそれぞれのクリニックが
しのぎを削っています。凍結・解凍ともなるとかなり技術に差があると
思いますよ。
また、どの患者さんにも同じ治療をするクリニックもあれば、その人の
今までの反応によって薬をコントロールするクリニックもあります。
本当に千差万別なのだなぁと感じました。





 





   >>> 病院との相性 オレンジペコ   -- 2003/01/21..
 
はじめまして、未久さん。オレンジペコと言います。

私は現在45歳。不妊治療を始めて2年になります。
私はなんの基礎知識も無いまま近いということで、大阪で有名なIクリニックの分院に通いだしました。そこでは人工授精までしかできず、それ以上はIクリニックで行われます。年齢的なことから急いだ方が良いという事で、ろくに検査もしないまま、通いだして3ヶ月でICSIをしました。見事失敗。その後人工授精4回、ICSI3回に玉砕しました。失敗の無いようにと、ICHI・AHA(孵化補助)等をするため常に50万円強かかります。1回目も10回目も費用は同じとのことです。「Iクリニックは費用が高いが成功率も日本一」と院長先生は言われていました。

Iクリニックの院長先生が、私の通っている分院の主治医なのですが、分院では主治医でも顕微受精をするためにIクリニックに移された時点で(そのたびに)お医者様は変わります。
お医者様が変わるって・・・?と思っていました。

分院の主治医(Iクリニック院長)は良い方で、「一緒にがんばろう!」って言ってくださってました。ところが前回のICSI失敗の判定を告げたお医者様に「いくら卵がとれても年だから妊娠しにくいし、妊娠してもリスクは大きいし、あと何回するか夫婦で話し合った方が良い」と言われました。

最後通告のような言葉を言われ、ショックで泣き崩れました。しかし、夫・実母・友人に励まされ、転院してがんばってみようと思い直しました。

以前から不妊仲間に「病院の培養液との相性があるから転院した方が良いのではないか」と言われていましたが、その勇気が無かったのですが、前回会ったお医者様の一言で転院の決心がつき、今では感謝しています。

このサイトでも、Iクリニックで赤ちゃんを授かったという方がたくさんおられるようですし、私の友人で10年ぶりに不妊治療を再開
した人もIクリニックに通いだしました。
kikoさんもおっしゃってますが、これっばっかりは相性だと思います。

IクリニックではET後(自転車禁止・重い物は持たない等)お姫様生活が良いと言われていますが、友人が通っていた病院では、ET後自転車で帰っても良いと言われたそうです。結局のところ、何が良いのかよくわからないのでは?と思っています。
明細書もくださいますが、投薬料OO円・その他OO円て感じです
??と思っても聞きにくいですよね。

難病を患い、何十軒の病院をまわり、命を預けようと思えるお医者様に出会った人を知っています。

前回のICSIで受精卵を凍結しているので、その受精卵を身体を最高の状態にしてETするのが今の私の責任だと思っています。

私も知らないことが多く、ここで勉強させていただいてます。




 





   >>> 私の通う個人病院は ちるちる’   -- 2003/01/20..
 
 私自身は経験ないのですが、体外受精は1回40〜50万円と説明されました。公立の病院はそれより安いらしいのでもし受けるときは病院を変えようかと思っています。卵管造影は約2万円でよそより高いような気がしました。

 患者さんが多く待ち時間が2時間で診察は5分だし、次回はいつ来てくださいと言われないし、最初は不親切に感じたのですが、よく考えたら不妊治療は病気ではないし、自分の意思で受けるものだからあくまでも治療はこちらから積極的に要望するべきなんだろうと思い直しました。私達は医者に命令されたり禁止されたりすることを望んでいるようなところがありますが、不妊治療ではそれが少ないので物足りなく感じるのではないでしょうか。私は本やネットで情報を仕入れて、質問を絞っていくようにしています。質問しないと教えてくれないので。

 今の病院がいいとは思いませんが、ドライな所が性に合ってるかも。医者が出来るのは西洋医療だけで妊娠にはそれ以外のこと(健康管理とか)の方が重要であるような気がするので、しばらく今の病院に通おうと思っています。
 病院の情報はいくら探してもこれといったものは見つからず私も苦労しています。ただ、運動療法を取り入れた自然派や何でもありの高度医療派等やメンタルケア重視派等いろいろあるらしいですね。どこがいいかは人それぞれだと思います。
 





   >>> IVFの方法はいろいろあるの? あん   -- 2003/01/20..
 
未久さん、はじめまして。

私は2回IVFをしました(2回ともダメでした)が、どちらも25万円くらいでした。
排卵誘発の点鼻薬、注射、採卵、移植、移植後の投薬料、黄体ホルモンの注射などなど、そのたびごとにきちんと領収書をくれるので、
何にいくらかかったということが明瞭で、不満はありません。
不満はないけど、高い!ということに関しては、この先いつまで続くのやら・・・と思うと不安です。

それにしても未久さんの、初回は50万、2回目は30万というのは差がありすぎですね。
移植する卵の数で金額が違う・・・ということなのでしょうか?
それか、
もしかして、初回のIVFを行うまでに不妊に関するいろいろな検査をしたのでは?それが含まれているから2回目に比べると高いのではと思いますが違いますか?

それと、きょんさんに質問です。
あの有名なKLCで見事授かったとのこと、おめでとうございました。良かったですね。
そこで、伺いたいのですが
転院する前に通っていた病院と、KLCとでは
IVFのやり方に大きな違いはありましたか?
40代以上の人が多いってことと、
年中無休ってところがすごいと思い、私も転院してみようかな・・・と、ふと思うのですが。
でも、結局治療の内容って劇的に違うわけではないのでしょう?
それとも、独自のより妊娠しやすい方法で治療してくれるものなのでしょうか?
変なこと、聞いてごめんなさい。
なにせ郊外の田舎の医院なもので、
もしかして都会では、もっと高度な方法で治療してもらえるのかなと思ったのです。
田舎者ですみません。おしえていただけると嬉しいです。
 





   >>> 相性 kiko   -- 2003/01/20..
 
私ももうすぐ44歳、不妊治療始めて1年で1回のIVF、2回のICSIをしましたが、筋腫がじゃまになるということで次回は筋腫核出手術です。担当医師は若いので多くを語ってはくれませんがさっぱりしてて、質問には単刀直入に答えてくれるのでまかせようと考えています。不妊治療ってホルモン作用するから結構、感情がUP DOWNするので相性のいい先生が安心できていいかもしれません。
 2回の胚移植後は特に何の注意もありませんでしたが、1回目は卵巣が腫れて余り動けず結構安静にしてましたが、2回目は元気で普通に過ごしてました。やはり、どのように過ごしても妊娠しない時はしないのだ、結局は自分の体調と上手く付き合っていくしかない、そのため妊娠しやすい体作りが一番大切だと思いました。
ある方からは、高齢で卵子が古いというのは余り関係ないそうで、卵が着床しやすい状況ができているかということだそうです。それでまだまだ可能性はあると言われました。卵子があるうちは挑戦できると思ってます。
 治療費ですがうちは卵の数によって金額が変わることはないです。肺移植までいってICSIで1回がだいたい30万円位です。それとIVF,ICSIは3周期に1回となっています。間の2ヶ月って結構いい充電期間になってます。
 卵子提供を考えるのはまだまだ早いのではないでしょうか。夫は文句も言わず採卵の日には仕事を空けて病院に来てくれます。子供って二人で作るものだとつくづく感じます。
 





   >>> 私の場合は… きょん   -- 2003/01/20..
 
 私もこの場に病院の個有名を出して良いものか自信が無いのですが、悪口書くわけではないので、未久さんの病院てもしかして西新宿のKLC(一応頭文字にしておきます)ですか?
 私は2件目の転院先でしたが、費用面では2件ともあまり変わりませんでした。むしろ、KLCの方が細かい明細をくれるので(請求書の形ですが)内容が明るいと感じたくらいです。また、私は一昨年が最後の通院でしたが、回数を重ねると料金が割り引きになったり(当時4回目のIVFで7万円の割引がありました。)、確か通算8回目以降のIVFは成功報酬にするので妊娠しなければお金はもらわない、という張り紙を見た覚えがあります。(私自身はKLCで4回目で妊娠したのでその恩恵には無縁でしたが、転院前の病院ですでに10回のIVFをしていたので、もっと早く転院していればとがっかりした覚えがあります)
 私は5年間で2つの病院で通算14回の胚移植(凍結周期もありますが)、採卵のみで移植できなかった周期も4〜5回ありますので、年間100万としても500万以上はかかったと思います。夫婦フルタイムの共稼ぎですが、結局毎年のボーナスが消えた状態でした。毎年医療費控除を受けたので正確な金額も調べればわかりますが、お互い毎年覚えていても空しくなる気がして思い起こすことはありませんでした。飛ぶように1万円札が消えて行くので、男の子が生まれたら「諭吉」って付けようか、などと冗談を言っていたくらいです。
 私はフルタイム勤務で年齢的にもそこそこ収入がありましたが、やはり経済的に恵まれた人ばかりいるとは考えられないので、皆さん治療費には苦労されていると思います。費用面もさることながら、私が困ったのは夫婦共に、仕事に穴をあけなければならないことでした。私自身、通院や採卵、移植と毎回ぎりぎりにならないと予定がたたないことがかなりストレスになり、夫も採卵のたびに仕事を半休することで、急な出張にハラハラしたり・・・。経済的なことより、職場への気兼ねで疲れていた気がします。
 胚移植後の生活については、長年の経験と結果から現在のように移植後30分ほどの安静で着床率に影響は無いということになっていったようです。実際、私も7年前に初めてIVFした時は、採卵も移植も1泊入院で安静にさせられましたが、その翌年くらいから着床に影響は無いからと日帰り治療になりました。確かに激しい運動はどうかと思いますが、寝たきりのような安静なんて実際不可能ですし、自然に妊娠するときだって、普通に生活している中で着床するのだし、と私は割り切ってました。
 私の行っていたKLCは、院長・副院長がちょっと関西系のくせのあるタイプなので、ついていけない患者さんもいたと思いますが、培養士さんが卵について詳しい説明をしてくれたのは良かったです。雰囲気的には、40歳以上の患者へ力を入れているので年齢的なことをタテに嫌な思いはしませんでした。(私が前院を転院した理由は10回目の失敗の時「まだ次をやる気がある?」みたいなことを言われたことです。)KLCは年中無休なうえ(ってこれってすごいことだと個人的には思っているんですが)、毎日こなすIVFの患者数が破格なので、どうしてもベルトコンベアに乗っているような流れですが、私はかえってビジネスライクな感じでアットホームな関わりをされるよりは良かった気がします。何より、やはりあの成功率の高さには勝てませんでした。
 卵子提供については残念ながらまだ国内では難しいと思います。承認されても、何らかの病気で卵巣の機能が無かったりするケースに限られたり、提供を受ける卵子も同胞(つまり未久さんの姉妹)に限られてしまうでしょう。
 でも、未久さんは2回とも移植までこぎつけているうえに、2回目はグレード1だったんですよね。それって、すごいことだと思うんですけど・・・。私なんてやたら「卵の質」との戦いでしたよ。卵胞だけ大きくなって卵が入っていなかった時もありました。採卵できても受精・分割しなかったり。それから比べれば、すごく可能性があるように思えます。ぜひ頑張って欲しいです。