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一緒に死んでやれても産めません 沙羅  -- 2002/12/28 ..
先日父が亡くなりました。
自分のことよりも私のお腹の子の事を最後まで気遣った、父の命を引き継いで生まれてくるはずだった子が、今私のお腹の中で動いています。妊娠19週目。2日前、突然の連絡でこの子がダウン症であることがわかりました。
主人は49歳、私は42。高齢出産の初産です。主人の強い希望での羊水検査の結果でした。
父の命がもう長くないとわかっていた時に授かった子。精神的にも体力的にもどんなに辛く大変だった時にも、私は少しもこの子を気遣ってやりませんでした。父の命と引き換えになるのならそれでもかまわないとさえ、1度ならず考えた私に罰が下ったんだろうと思います。そして、21週までにこの小さな命を絶つということになりました。
今一生懸命この娘をお腹の上からなで、子守唄を歌って今まで私がしてやらなかった事をしています。月が満ちたら当然生まれてくるだろう命。それからかわいがればいいと、強い子である事を感謝しこそすれ労わる事をしなかった私にではなく、しわ寄せはこの小さな弱い存在に来たように思えます。
父が亡くなるまでの数ヶ月、何度九州と東京を行き来したことか。その間父のもとへ行ってはいけないと言われるの恐さに、仕事をやめることもせず、片道2時間弱の通勤と日常の家事をこなし、元気に振舞って父の看病をし、(父はそんなことを望みはしない人だったのに)何もかもをこの子一人に背負わせてしまったように思えます。
主人の中でこの子はまだ自分の子ではなく、淘汰されるべき存在であるらしく、大して嘆いている風ではありません。多分上手に隠すこともできない正直で不器用な人なのだと思います。
悲しむ私を気遣ってはくれるのですが、情緒欠陥症な部分があり、起こってしまったこと、そして善処すべき答えを出せば、それで割り切ってしまえることがらのようです。
少しでも長く私の中で語りかけ、愛してやって送り出そうと思っている私ですが、考えるとこの娘の最後が恐ろしくてなりません。
まどろみから無理やり引きずり出されて放置され、死ぬのを待つのでしょうか?22週からは自分で生き残れる可能性もあるとききました。21週では?
死んでしまった子を流すのではありません。生きている子を殺すのです。この子は長く苦しむのでしょうか?いっそこのまま一緒に死んでやりたいくらいです。この中絶がもとで死ぬのならそれはそれで本望です。
誰か知っていたら、どうかどうか教えて下さい。分娩のようにして生まれてくる子はどうやって逝くのでしょう?
私にとってこの娘は、清らかであどけなく素直なダウン症の笑顔を持った天使です。できるだけ苦しませたくはないのです。
ダウン症の子を持つお母さん方。こんなことを書く私を許してください。誰に聞く事もできずにここで皆さんにお尋ねします。
どうか経験者の方、お返事を下さいませんでしょうか?


個人攻撃は止めてください。   娘沙羅
横ですが、一人の夫さま   ライラック
色々な現実   てんこ
ライラックさんの言ってることはおかしい   一人の夫
将来のことはわからないに同感です   あさこ
とても 辛いお気持ち お察しします。   はな
子ども あきらめました!   なるまん
将来は誰にもわかりません   働く母
参考になれば   智子
後悔せず納得の行く選択を・・・   のんちゃん
・・・・・・・・・・・・・・・   チョコBaby
障害のある子を見て思ったこと   aki
私も祈っています。   シノワ
自分の選択を信じて   ライラック
動揺してます・・・   ばいちっち
どんな命でも、尊いです。   jane
あきらめてください   オードリー
お辛いですね   パピコ
沙羅さんへ…   June
あなたのせいではないです   みきまる
沙羅はこの子の名前です。   沙羅
大丈夫です   みちまる
お願いです。育ててください。   みどり
とても悲しいです   mika
だんなさんと思いをシェアして。。   しずよ
何故?   Black Pansy
経験者ではないけれど   ももたろう
辛いですね....   たんぽぽ
あえて言わせていただきます。   June




 

   >>> 個人攻撃は止めてください。 娘沙羅   -- 2002/12/28..
 
最初沙羅の名前で、重複のため娘沙羅に名を代えて投稿している本人です。
こちらの投稿及び、その後の投稿について、たくさんの方がお返事を下さっていることに、感謝申し上げます。
賛否両論、そのどちらもが私の見識、想い、そしてこれからの行動を改めて考えさせてくださり、考えを新たにさせていただけるものだったと思っています。
ここで発言すべき問題ではない、とおっしゃる方もいらっしゃいましたが、これだけたくさんの方々にお返事をいただけるということは、それだけ重く、さけては通れない問題だからではないでしょうか?
最終的には私と主人が自らの判断で決すべきことがら。
誰々がこういったから、などと自らの行動を責任転嫁するような考えは毛頭ございません。
その上でここでいただいたどのようなご意見も、私にとってはどれ1つ価値のないものはなく、深く考えさせていただけるものばかりだった、と重ねて言わせて頂きます。
別のツリーで書きましたが、私の主人も医師です。
そしてライラックさんと殆ど同じことを申しました。
しかしながら、主人にしろライラックさんにしろ、障害者を排除しよう等との思いは全くないと思います。
昔、ヒューマンドキュメントで大賞を受賞した作品で、桃井かおりが主演した、「小児病棟」というTVドラマがありました。
それは事実をもとに書かれた小説のドラマ化であり、主人やライラックさんのおっしゃる事実の裏づけの一端であると思います。(ダウン症児についてではありませんでしたが。)
一人の夫さんのおっしゃるように、確かに日本の福祉は遅れていると思いますし、日本人の意識は欧米と比べれば低い。(1つには宗教的な理由もあると思いますが)
私も若い頃を海外で過ごしましたので、身をもってそれは実感しております。
一人の夫さんの障害者の生きる権利を冒涜された、とお感じになる憤りには、もしそのようにお感じになられましたのなら、私からお詫び申し上げます。私の投げかけた問い故のご発言でございますから。
重ねて申し上げます。誰も障害者の生きる権利を冒涜するつもりなどありません。
もし私がこのお腹の子をあきらめたなら、障害者の生きる権利を冒涜したことになるのですか?(それともなるんでしょうか?)
私が悩み苦しんでいるのは、何がこの子の幸せか、親として、人としての責任のあり方、とり方、です。
お腹の中で動いているものを、例え障害を持つ身で在れ、誰がかわいくない親がいるものでしょうか?
できることなら産んでやりたい。それができないなら一緒に死んでやりたい、と思う気持ちは母親としての心情です。
何の不安もなく、親の死後も安心して托せる福祉の実現を求めるのは間違っていません。あなたの活動は正しいでしょう。
ただ貴女の問いかけは別のツリーでやってください。
ここは私の問題に対し、忌憚なくご意見を頂いている場です。
本当に私にはどの意見も貴重なのです。
こういった問題が起きることで、口をつぐんでいただきたくないのです。申し訳ありませんが、お願いいたします。
 





   >>> 横ですが、一人の夫さま ライラック   -- 2002/12/27..
 
私はあくまで私自身の回りの現実を申し上げたまでです。(確かにごく一部の極端な例かも知れませんね。)他の方も書いていらっしゃいますが、日本で羊水検査をお受けになる妊婦さんは異常がわかった場合、ほとんどが堕胎をお選びになられますね。日本の福祉の遅れがこのような現実をもたらしているのであって、その意味での実状を申し上げただけで、私自身の感情論を書いたわけではございません。てんこさんの書かれておられる現実もまたしかりです。
「ダウンは天使ではない」と言い切ったところにも問題があったのでしょうが、私はその後( )にて書いたとおり、子供はすべて天使だと思っています。乳幼児は一番神さまに近い存在です、健常者、障害者に限らずです。しかし成長してもいつまでも「天使」という言葉に縛りついて欲しくなかったので(健常者の子供も、障害者の子供も)、こういう書き方になってしまいましたが、言葉足らずだったようでお詫びいたします。

「すべての子供は愛されるために生まれてくる」・・信頼しております産婦人科医の言葉です。まったくその通りです。どんな子であろうと産むと決心されたならそうして頂きたいです。ただそれだけです。以上、もう申し上げることはいたしません。ここでも発言もいたしません。失礼いたしました。
蛇足ではございますが、私自身は羊水検査は受けません。
 





   >>> 色々な現実 てんこ   -- 2002/12/27..
 
初めてレスさせていただきます。私は40歳只今妊娠13週目です。
沙羅さんの選択、他の方々の意見全てに真実があり全てに真実など無いのだと思えております。選択は全て己の中に存在しています。

今回の命の重さについて私の考えていることをお話さて頂きます
私は若いころ都内の大学病院に勤務しておりました、そこでの話です。その病院の精神神経科の入院患者さんの婦人科受診率についての統計調査があり、その結果若年層の女子精神薄弱及び精人神経病患者さんの退院(仮退院)後の妊娠及び性行為感染症での、婦人科受診率は大変高く、ただただ驚かされる実態が結果として出てきました。それによりますと、物事の良し悪しの判断能力に欠ける子供・少年・少女・女性・男性を己の欲望のはけ口に利用している、人々が数多く存在している事実が明らかになったのです。
その様な、被害にあっている人たちはごく普通に退院して、実生活に戻っていく中で、近所の加害者、ましては肉親から性的虐待を受けている場合が殆どでした。多い人で半年にごとの仮退院ごとに妊娠を繰り返し、25歳までに幾度と無く中絶手術をし最後には子宮事態を全摘出手術を受けた女性もいました。

こんな現実も今の日本には存在しております。
精神薄弱及び精神神経系の物事の判断能力の低い子供を持つと言うことは、普通の子供を持つ以上の親としての試練、親としての子供を守る義務が課せられると思うのです。
ただ、ダウン症の子供の目が綺麗だとか、心が澄んでいるとか、その様な事以上に考えなくてはいけない、現実が存在しています。その子が大きくなり、年老いていく親としての己が、どこまでその子を守ることが出来るのか、色々な意味を良く考えて沙羅さんご自身が出される答えが、沙羅さんにとっての真実の答えだと思えます。私は当事者が、色々な情報を元に真剣にその物事に逃げることなく考え、悩みぬいた答えに誰も異論など言うことが出来ないと思います。私の投稿により気分を害された方がもしいらっしゃいましたら、この場を借りて心よりお詫び申し上げます。
 





   >>> ライラックさんの言ってることはおかしい 一人の夫   -- 2002/12/26..
 
ダウン症の羊水検査の結果堕胎が多いことは個人の問題ではなく我が国の福祉施策の遅れの反映と考え、個人の責任を追及するものではないと思いますが、できたら産み育てる勇気を持っていただきたいと願います。
ライラックさんの書き込みに重大な障害者に対する侮辱と偏見、を感じられましたので、抗議の上文の撤回を求めます。
以下の文ですが障害児者の生活環境は依然厳しいものがありますがそれを許してるのは我が国の福祉施策の遅れです。
 だからって、障害者の生きる権利を奪う根拠になりません。
ダウン症の子が天使だなんて発想はいただけないが、一人の人間です。いろいろ困難を抱えます。そのために、障害のない者と同じように環境によって、色んな人生を歩むでしょう。育つ環境が極端に悪ければそれなりのことが起こります。タダソレだけで障害者に限ったことでは無いでしょう。ダウン症の人は穏和な人が多いと言われているのは事実だと、30年間障害者福祉にたずさわるものとしていえることです。
 ライラックさんはネットネームと文面から察しって北海道の医療関係者だと思いますが、貴方の見た現実はごく一部の極端な例だと思います。それを一般化して「ダウン症はこうだ」なんて決めつけは貴方の良心を疑います。全ての障害者への謝罪を求めます。

以下の文は障害者に対する著しい尊厳の冒涜です。全文撤回してください。

ダウン症の子供ですが、成人して施設や授産所や作業所に通うことのできる人たちは確かに軽症の方々です。重症の人たちは施設に預けっられぱなしで親も会いに来ないということも少なくありません。また軽症であっても作業所等受け入れ先がなくて、自宅に篭っておられる人も多数いらっしゃいます。ダウンは天使などと言いますが、はっきり言ってそれは子供のときだけです(子供はすべて天使ですが。)。自我が目覚めてくると性の問題、暴力の問題、将来の問題・・いろいろとでてきます。それらをすべて考えた上で、事前にダウンとわかって(含む出生前検査でわかる異常児)出産される人はとても少ないです。知らなくて出産した場合でも、出産後に心臓の手術等に親が同意しない(同意しないということは即ち死に結びつくということです)こともあります。


 





   >>> 将来のことはわからないに同感です あさこ   -- 2002/12/26..
 
私は3年前出産しました。高齢でもなく子どもにトラブルも無く
本当に順調な妊婦生活を送り、初産だったにもかかわらず
超安産でした。でも、その後のことは本当にわからないんですよね。
子どもが2歳のとき、急な高熱、なかなか診断がつかず
不安な日々。そして「川崎病」の診断。
病気の詳しい説明はしませんが、この病気は、原因不明で
心臓に後遺症を残すことがある病気です。子どもの将来を考えると
その心臓に残る後遺症は、とても心配です。
ごく普通に生まれても、何が起こるかなんてわかりません。
ただそのことが言いたくてカキコしました。

 





   >>> とても 辛いお気持ち お察しします。 はな   -- 2002/12/26..
 
涙が 止まりませんでした。私も42歳 先日、2度めの初期流産を経験し 心臓が止まってしまった胎児の染色体検査の結果、流産の原因である染色体異常の他に、ダウン症であった事がわかりました。
妊娠しても、羊水検査は受けないと決めていました。どんな障害をもって生まれてきても受け入れるつもりでいました。でも、こうはっきりと現実を突きつけられると、覚悟なんて何もできていなかった自分を改めて認識させられました。羊水検査、ダウン症について、悩んでいたので 沙羅ちゃんママの気持ちを思うと涙が止まりません。もちろん、沙羅ちゃんママは 今 追い詰められた状況にいらして 私など何を言っても心を癒せる状態ではないと思いますが、自分が置かれたいた立場かもしれない、将来、置かれる立場かもしれないと思うと、人事とは思えません。これから、不妊治療を再開するまでに、羊水検査を受けるのか、ダウン症といわれたらどうするのか、考えておかなければならない事、決心しておかなければならない事ですが、実際にその時にならなければ私も、どういう精神状態になるのかわかりません。
今、悩んでいる私が、沙羅ちゃんママの決断を批判することはできませんが、とても辛いお気持ちをお察しします。ただ、これだけ、悩み 苦しんでいらっしゃるのだから、きっと沙羅ちゃんも分かってくれるはず、と思いたいです。人生って本当につらいですね。けれど、これからも、一生忘れられることのない沙羅ちゃんへの想いは、いつか報われると信じたいです。
いろんな事を、今 考えています。子供を持つという事は、どういうことなのか、ある意味、不自然な不妊治療によって、命を作り出すという事、親の意志だけで作り出される子供、もちろん、辛い不妊治療でも、成功するかしないかには、どこかに自然の力が働いているのかもしれません。やっと授かった命に、障害があるとわかると どこまで守ってやる事ができるのか分からない命。どうするべきなのか、答えはわかりません。しかし、障害を持っている人の事を、これまで身近に考える事のなかった私の考えは 変わりつつあります。障害を持っている人を支える社会制度の充実もあるでしょが、今の日本の社会には、障害を持つ人に対する意識改革が必要なのではと思います。社会全体で、同じ人間として、障害のある子供を育てられる環境が必要なのだと思います。
話が飛躍してしまってすいません。沙羅ちゃんママ 今は、とても辛い時でしょうが、 時間がきっと癒してくれます。頑張って生きてください。



 





   >>> 子ども あきらめました! なるまん   -- 2002/12/26..
 
昨日 繋留流産手術をし 今日退院しました。
なんとなく 死という文字で開いたら ダウン症のことだったので 私の経験を書きます。
本当は いろんな方の意見も読みたかったのですが 長い文章がまだ うまく読めず 沙羅さんの 思いも理解できないままで 申し訳ないです。
19週 急いで決めなくては いけないことだと思い 体験を書きます。

私は19週と5日で 娘を産みました。
子宮を 開きやすくする為に 3回 子宮に器具を入れました。(ものすごく痛かった!)
そして 点滴で陣痛を 起こします。安定期は 赤ちゃんを守る為 子宮が開きにくくなっています。
ただただ 長い陣痛です。夢も希望もない ゴメンね!ゴメンね!
と叫ぶだけの陣痛でした。
そして 娘は生まれました。260gでした。
娘は ダンボールに入れられ 安置室(冷凍庫)の中に一人ぼっち
主人に 玩具を持ってきて と頼んだのですが 次の日主人は持ってこなかったので 大喧嘩しました。
娘は2日間 一人ぼっちで 安置室にいました。

私は2年前 娘が生まれてすぐ 天国に行きました。そのため赤ちゃんの物は すべてありました。
主人に 洋服・玩具をお願いしたのですが 男の人は ダメですね もっと可愛い服を着せたかったと 今も後悔しています。
洋服・玩具・家族(主人・私・長女・この子)の似顔絵・連鶴の折り紙 を 娘と一緒にダンボールに入れてもらいました。
火葬場の都合で 私も一緒に火葬場に行く事が出来ました。
お花と 小さなダンボール 悲しいお別れでした。

何も書いていない母子手帳 へその緒(お願いしてもらいました)娘の生きていた 証しです。
形はなくても 私は娘の母親の気持ちでいます。

お子さんの命を決めるのは ご夫婦の問題です。
でも 決めた後の人生も 長いです。
決めた事が正しいのか どうかは一生分からないと思います。
私は 次女に対して後悔はしていません。
でも 命をあきらめた事に対しての 苦しさは楽にはなりません。
私なりの 次女への償いは していきます。

沙羅さん とても迷っていると思いますが お腹の子にとっての幸せを考え決めて下さい。


 





   >>> 将来は誰にもわかりません 働く母   -- 2002/12/26..
 
 すでに書き込みがありましたが、将来は誰にも分かりません。
そして、子供を産んで育てる苦労と、産まなかった後悔とどちらが辛いのかは、同時に両方の選択ができない以上はこれも分からないものだと思います。

 高齢出産で子供を産むとき、私も夫に話しをしました。羊水検査を受けますかと。夫はどんな子でも自分の子供として受け止めたいと答えましたので心から安心しました。もし、検査を受けろと言われれば、話し合いをし、場合によっては離婚まで決意していたからです。私にとっては羊水検査は必要悪ではなく、差別的で選民思想すら連想される考えだからです。
 近所にダウン症の子供がいましたし、看護婦の友人が年末年始に病院に預けられっぱなしで、自宅に帰れない障害児の子供を自宅に招いているところに、お邪魔したことがあったので、大変さについては少しは見聞きした上での考えです。

 もちろん、羊水検査をし、その結果子供を産まない選択(子供を育てる気がない人)をした人に、心に痛みがないとも思っていません。ただ、命の重みを感じて、現実を受け止め、向き合っていくだけの強い心をもっていらっしゃたらなぁと残念には思います。

 現在娘は1歳3カ月。ダウン症ではありませんが、この先、障害と呼ばれるものが全くないという保証はどこにもありません。担当の産婦人科医と羊水検査の話が出たとき、「総ての障害がないかどうかを調べる検査はないのにね。3歳までに○パーセント(数字、忘れました)の子供に何らかの障害が出るというデータもあるんだよ」と言われました。
 
 今回のご主人の選択はもう決まってらっしゃうようですね。ただ私が気になるのは、次回のこと。もし羊水検査で問題なかったのでと出産。産まれた子供に後から何かしら他の障害発見された場合、ご主人はすでに産まれたお子さんに対してどのような態度をとるつもりでいらっしゃるのでしょうか? ダウン症でさえなければ、他の障害は問題ないという考えなのでしょうか?

 気を悪くされるかもしれませんが、書かせてください。テレビで掻爬について放映されていたときのことです。おなかの赤ちゃんは、器具から逃れよう、逃れようと逃げ回っていました。その時期に生きたいという意思があるのかどうかはわかりませんし、偶然だったのかもしれません。でも、こちらの都合で命を淘汰(ご主人の言葉を借りれば)するということに、何ら心の痛みを感じないということを、私は恐ろしいと思います。
 
 なぜ、お子さんのいる人生を選ばれるのでしょうか? 命をどう考えていらっしゃるのでしょう?
 もう少し時間がたって落ち着かれたら、次回の妊娠の前に、ご主人と徹底的に話しあいをされたほうがいいのではないでしょうか。

 
 





   >>> 参考になれば 智子   -- 2002/12/26..
 
母親としての沙羅さんの気持ちを考えると涙が出てきます。
私の友人の経験でしかも海外なのですが、少しでも参考になればとレスさせていただきます。
その友人は妊娠7ヶ月目で胎児に重度の内臓疾患がみつかり、注射でお腹の胎児を殺してから(表現が適切ではなくごめんなさい)、陣痛を人工的に起して出産しました。
肉体的なダメージよりも精神的なダメージがかなり大きいので、処置を行う前の”今”より、”術後”のご主人の精神面でのサポートが沙羅さんにとってとても重要になってくると思います。

もしも、まだ少しでも沙羅さんの決断に選択の余地があるのなら、一緒に死んでもいい、と思えるくらいにお腹の赤ちゃんを愛しく思っていらっしゃるなら、しずよさんのおっしゃる通り、産んで育てる勇気を持っていただきたいです。

励ましの言葉が上手くみつかりませんが、どうぞ前向きに頑張って下さい。

 





   >>> 後悔せず納得の行く選択を・・・ のんちゃん   -- 2002/12/26..
 
沙羅さん、はじめまして。

私は2才の娘を持つ母親です。沙羅さんのお話を読んでとっても
苦しいです。もし自分が沙羅さんの立場だったらと思うとやはり
同じようにずーっと悩んでるんだろうなぁって。
妊娠していると言うだけで情緒不安定の中、相次ぐショックな
出来事はさらにあなたの神経を過敏にさせているかもしれません。
こんな時に「冷静な判断をしてね」と言っても難しいと思います。
でも、人間(自分の子供)一人の人生の問題ですので、苦しいと
思いますがいっぱい悩んで苦しんで納得の行く結論をご夫婦で
出してあげて欲しいと願います。その子はもう名前までついてる
のだから。

ただ一つだけお話したいのですが、私が思うに沙羅ちゃんは
そんなに弱い子ではないと思います。私も街でよくダウン症の
子供を見かけますが、みんな良い顔してると思います。病気の
せいでもしかしたら自分自身の存在もわからないかもしれない。
ママやパパの存在もわからないかもしれない。でも、街中の子供
たちは私達と同じ世界で一緒に暮らしています。きっと、周囲の
親などはそれなりに大変なのであろうと思います。でも、一緒に
いる親御さんの顔も決して暗いものではなく普通に親子です。
たまに一人で電車に乗ってる子に会いますが、一人で行動する事
だって出来ます。今では学校やヘルパーの設備も整っているし
産まれて来たとしても親だけで面倒を見なくても助けてくれる人
や団体多いです。又、親自身が病気を理解してしっかりとした
信念を持って育てれば、ある程度の事は出来る子供に育つのでは
ないかな?って思うんです。(無責任に聞こえたらごめんなさい)

世の中にはダウン症以外にも多くの病気があり、生まれつき耳が
聞こえない子や目の見えない子もいます。その子たちの症状は
産まれて来るまでわからないですよね?もし、自分がダウン症の
子供じゃなく前者だった場合はどうします?産んだけど自分達には
育てて行く自身がないから殺しちゃうんですか?それとも覚悟を
決めて頑張って育てますか?状況からすればどちらも同じだと思い
ます。ただ、出産前にわかるかわからないか。ただそれだけです。
たったこれだけの理由で沙羅ちゃんはこの世に産まれて来れない
んだなぁって思うと悲しいですねぇ。産まれて来れば、それなり
に生きていく事もできるのに。

御主人が「電車の中で・・・」と言われたとの事。ご夫婦の中
ではダウン症の子をやはり特別に意識しているんですよね。
やっぱりどうしても受け入れる事はできないんでしょうかね?
第三者がいくら何を言っても「しょせんは他人」と言われてしま
うので残念ですが、子供を思う気持ちは子供の病気の有無に関わ
らずみんな同じです。たとえ無事に産まれて来ても、心配事は
尽きません。きっとこの心配事は一生続くと思います。それを、
「自分たちが死んだら・・・」と悩んでいては、私も子供を産む
事ができなくなっちゃいます。私だっていつ死ぬかわからないし。

そんな先の事が考えられる余裕があるなら、もっと目先にある大切
な事を前向きに考えていけたら良いのに。自分の子供をもっと信用
してあげられたらいいのに。「この子はどんな事があっても自分
達が守っていく」と言う強い心を持てたらいいのに。

長々と私の思いばかりでごめんなさい。実際に決断するのは沙羅
さんご夫婦ですが、「私は沙羅ちゃんの事を思ってこの世に誕生
させない」と決めたのなら、それは子を思う親心なので沙羅ちゃん
も決して悪く思わないと思います。その方が幸せと言う事もある
と思うので。ただ「自分たちに育てて行く自身が無い」と言う理由
はちょっと悲しいなぁ。沙羅ちゃんはこの世に産まれたいと思って
いるかもしれないのに。だから日々お腹の中で成長してるのでしょ
う?世の中には大切にお腹の中で育てている中、赤ちゃん自らの
事情で早期に出て来てしまったり無事に産まれて来れなかった子
が沢山います。そんな中でも沙羅ちゃんは生きる気マンマン!で
頑張っていると思います。どんな結論も親心が決めた事。
沙羅ちゃんの意思も汲み取って、一番良い結論を出せるように
お祈りしています。

 





   >>> ・・・・・・・・・・・・・・・ チョコBaby   -- 2002/12/26..
 
こんにちわ!沙羅さんママ? 皆さん。
書き込む事を悩んで、見ているだけにしよう。と思っていたのですが、<沙羅はこの子の名前です。>を読ませて頂いて書かずにはいれなくなりました。
私は現在36才もうすぐ37才の妊娠4ヶ月のものです。
羊水検査の事は悩みましたが、受けないと言う事にしています。
個人的見解があると思うので、ここではそれが良い・悪い等の話しはしません。
ダウン症のお子さまが20才で一人立ちできるか?と言われると「それは無理だろう」と客観的に思います。だって、障害を持たない子であっても「無理と思う」からです。
では、何故35才過ぎて、40才を過ぎて皆さんお子さまが欲しいと思うのでしょうか?そう思う方はおかしいのですか?自分のまだ産まれてもいない子供に対して自信がある方はいるのですか?
ダウン症以外の難病のお子さまを抱えて頑張っている方もいると思います。障害は何も先天性のものばかりではないのです。
正常と思って産まれて来ても、脳に障害があった方や原因不明の難病にかかってしまった方など、沢山いると思います。
その時に、皆さんその子の将来を悲観して、子供を殺して自分も・・と思うのでしょうか?
ごめんなさい、やっぱり避難めいた感じになってしまいました。
ここを見て皆さん頑張っているのを見て、いつも励みになっていました。私はここが結構気に入っています。
あなたが下した判断はあなたのもの。やりきれない思いを誰かに聞いてもらったりしたかったのかも知れません。くいが残らない様にして欲しいと思います。
ただ、あなたの投稿で私自信もゆらいだ気持ちがないとは言えません。人間ですから、楽に普通に楽しくできるのが一番ですもの。
なせばなる。なんとかなる。その時になって考えよう。
そんな感覚の私でさえ心配になります。
今まで頑張ってきているここのみんな様もいろんな意見があると思いますが、自分の信念を信じて、悔いのない生活をおくってください。長くなってスイマセン。
 





   >>> 障害のある子を見て思ったこと aki   -- 2002/12/25..
 
もう決定されたのですか?
それで本当に後悔しませんか?
もっとダンナ様に心の底をぶつけてみてはどうでしょうか?

私は流産を何度か経験し、子供を失うことほど辛いことはないと思います。 今お腹の中にいる子は羊水検査しませんでした。 もちろん、健康で産まれてきてくれるに越したことはないですが、正直な所、今はただただ産まれてきて欲しいです。
お腹の子を失うこと、ものすごく辛いですよ。
しかも、自分でそれを選ぶのですから、一生後悔しませんか? 

私の通っている病院で、先日、息を呑むほどの外見上の障害を持った男の子を見ました。 私は恥ずかしながら見たとたん、倒れそうにショックを受けました。 でもね、母親と手をつないでいるその小さな男の子の目、とってもかわいかったんです。 偽善に聞こえるかもしれませんが、他人の私が本当にかわいく思った位ですから、きっとお母さんはかわいくてたまらないと思います。 
障害を持っていても、持っていなくても、子供はかわいいです。
健康で産まれても、障害を負ったり、病気になったりもします。

もう一度考えていただけれたら、とても嬉しいです。



 





   >>> 私も祈っています。 シノワ   -- 2002/12/25..
 
お父様の死と赤ちゃんのことと2重の苦しみで、とてもおつらいことと思います。おなかの中で確かに活きている赤ちゃんの命を自らの決断立ってしまうのは、何にも代えがたいほどの悲しみかとお察しいたします。(私も事情があって中絶の経験があるので、おなかの中の赤ちゃんがいなくなるつらさはわかるつもりです)悲しくつらいお気持ちは、簡単には癒えないことと思いますが、すでに決断をなされたことならば、後はふりかえらずに、この先また授かるであろう命を大切にしてあげてください。赤ちゃんには罪はありません。何も悪いことをしていないのですから、安らかに天国でまた生まれてくる時を待ってくれることでしょう。生まれてこられないのは、あなたの責任ではなく、その赤ちゃんの宿命だったのだと思います。そして、あの時もし生んでいたら、とか羊水検査を受けなければどうだったのかなど、過去をふりかえって悲しみにくれるようなことはなさらずに、赤ちゃんが今度生まれてくる時こそ幸福になれる様に祈りましょうよ。お父様と赤ちゃんのために祈ることしか、今はできませんよね。ここに書き込みをされている皆さんも、きっとあなたのつらい気持ちを察して、祈ってくれていると思います。私も祈っています。
 





   >>> 自分の選択を信じて ライラック   -- 2002/12/25..
 
あなたが決めておられるのならその通りでいいと思います。
そしてそのことについて、他人がとやかく言ってはいけません。
産める人は産めばいいのです。でもそれを他者に押し付けてはいけないのです。懇意にしている遺伝学の教授の言葉ですが。

出産は普通分娩と同じですが、片や生かす、片や生かさないというこで、直後の処理が変わってきます。当然ですよね。
22,3週で産まれてきてしまった場合、生かすべき処置がなされます。NICUには極小未熟児の赤ちゃんがたくさんいます。
生かさない赤ちゃんは・・・出産するまでに呼吸停止になることもあるでしょうし、産まれてまもなく息をひきとることもあります。こんな言い方はしたくないのですが、それは仕方ないことなのです。

日本において羊水検査で異常が出た妊婦さんの90%以上は堕胎を選択しています。苦しんでいるのはあなただけではないでしょう。
ダウン症の子供ですが、成人して施設や授産所や作業所に通うことのできる人たちは確かに軽症の方々です。重症の人たちは施設に預けっられぱなしで親も会いに来ないということも少なくありません。また軽症であっても作業所等受け入れ先がなくて、自宅に篭っておられる人も多数いらっしゃいます。ダウンは天使などと言いますが、はっきり言ってそれは子供のときだけです(子供はすべて天使ですが。)。自我が目覚めてくると性の問題、暴力の問題、将来の問題・・いろいろとでてきます。それらをすべて考えた上で、事前にダウンとわかって(含む出生前検査でわかる異常児)出産される人はとても少ないです。知らなくて出産した場合でも、出産後に心臓の手術等に親が同意しない(同意しないということは即ち死に結びつくということです)こともあります。

沙羅さん、本当に心苦しいことと思います。
仕事がら、たくさんの障害児を見てきましたが、これが正しいという答えはないのです。
沙羅さんの赤ちゃんがいずれ神さまの御手に抱かれることをお祈りしています。
 





   >>> 動揺してます・・・ ばいちっち   -- 2002/12/25..
 
タイトルからして、深刻な内容なんだなと読み取る事ができました。
辛いですね。・・・今はお父様を亡くされたばかりで、ダブルパンチで辛いと思います。
文面から、殆どお気持ちは固まってるようで・・・ご夫婦で決めた事です。自分達での選択、間違ってないと思います。
辛くなるばかりです。どうかご自分を責めないで下さい。
・・・もし、自分だったら、産みません。いや、産めません。
どっちにしても、羊水検査自体は染色体の異常がみつっかたら、産まないと決めてしまうような検査ですから。
事実、今日本では羊水検査で陽性とでたら、堕胎率100%近いと聞きました。
世間では「せっかく授かった生命だから」といいますが、実際育てていくのは、自分達です。
子育てというのは、本当にキレイ事だけではありません。
もし、ご夫婦のお気持ちが100%産まない方向でしたら、どうぞ気を確かな持たれて、自分の子を「殺す」のではなく自然淘汰的に考えたほうが、気持ちは少し救われるんじゃないでしょうか・・・
担当のお医者様とも、充分話し合い「苦しまない方向で・・」とはっきり告げたらどうでしょうか・・・
どうぞ、お体を大事になさって下さい。。。


 





   >>> どんな命でも、尊いです。 jane   -- 2002/12/25..
 
私はその選択ができないから、羊水検査をやめたものです。
選択は自由だと思いますが、中絶をしたらきっと一生後悔するでしょう。
恐らく死ぬまで…でも、もし産むことができたらお子さんと一緒に頑張れるのですよ
自分も死ねばいいなんて甘ったれたことを考える前によく考えてください。
あなたの親御さんが悲しむことも考えていただきたい。
そのことをよく考えてもう一度ご主人と話し合ってください。

私は3年前に42週で医療ミスで子供を失いました。
その子を産んであげられなかったことへの後悔は一生消えません。
私の手で命を絶ったわけではないけれど、本当に後悔しています。
一緒に死ねたらって何度も思いました。お腹の縫いきづを気づかれないように開けてしまえば一緒に言ってあげられると何度ベットの中で思ったことか…私は強く生きて彼のことを思い続けることが私の使命だと思っています。

自分も死ねばいいと思うなら死ぬ気でそのお子さんと一緒に頑張られてはいかがですか?

多分その結論を出すまでにたくさんのことを考えての答えなのでしょうが
自分も死ねばいい、その言葉に私は怒りを感じます。
 





   >>> あきらめてください オードリー   -- 2002/12/25..
 
ご自分でそこまで決めたことならあっさりとあきらめるのが得策ではないですか。ここで色々意見を言われてもすでにあなたの気持ちは決まっているはずですよね。あなたの考えている通り、生まれてきた子が成人するまで親は生きていられるかどうかわからないし、親が死んだ後だれが面倒を見てくれるのかという考えは正しいと思います。
高齢だからこを受けた検査であり、真実を知るために受けた検査ですよね。検査を受ける段階ですでに決まっていた気持ちなのだと思います。
私は5回の体外受精も失敗に終わり、すでにあきらめておりますが、治療を始める前からもし妊娠できた場合は羊水検査を受けることは主人と最初から話し合い済みでした。悪い結果が出たときはあきらめることも承知していました。自分が先に死ぬのが目に見えているからです。今となっては妊娠することさえ叶わぬ夢になってしまいましたが。。。。
 





   >>> お辛いですね パピコ   -- 2002/12/25..
 
私も高齢出産だったので 産まれるまで不安でした。
しかし どんな子でも自分の子供 自分が長生きできなければ それに代わる人間関係をこの子に作ってあげればいいと 羊水検査は受けずに出産しました。

でも 沙羅ちゃんママは もう沙羅ちゃんを諦められる事に決めてらっしゃるのですね。 私には諦めないでとも諦めてとも言えません。産んでも産まなくても苦しまれることでしょう。
ただ ダウン症といっても いろんな方がいらっしゃいます。
中には国立大学に進学されたお嬢さんもいらっしゃいます。
それは生まれて見なければ・・・親御さんの接し方ひとつでも 状態が変わります。
どうか できるだけ沙羅ちゃんを愛してあげてくださいね。
 





   >>> 沙羅さんへ… June   -- 2002/12/25..
 
ここでは他のサイトのアドレスを載せる事は禁止されています。
同様にメールアドレスもです。
書き込んでも削除ですよ。
ですからご自身で探すしかありません。
掲示板に書くのもいいかもしれません。
何度も言うようですが、すでに決まってるのなら、今は迷ったり苦しんだりする<時>なのでは。
人間が行きたいく上での保証なんてあるのでしょうか?
いくら兄弟や親戚が多くても、子供がいても自分の老後の保証は絶対なんてないと思います。
自分が痴ほうになったら?誰がケアしていくのでしょうか?考えていたらキリがありません。
自分自身が死んだ後に残された子供の事を気になさるなら、その子を一人で生きられるくらい強い子に育てればいいじゃないですか。「できない。そんなのは無理に決まってる。」
障害のない子供を育てるのもその点は同じです。
誰も未来の事はわかりません。
今は<時>の中で浄化して行くのを待つしかないのかもしれません。

 





   >>> あなたのせいではないです みきまる   -- 2002/12/25..
 
沙羅さん、お父様の命を引き継いだと思っていらっしゃったお子さんに、障害があることが判り、あきらめる決心をされたと言うことですよね。お父様を看病されている間、大変な時期に、お腹のお子さんをケアしなかったことによって、そのしわ寄せがお子さんに来た、と感じてらっしゃるようですが、それは違うと思います。ダウン症は、先天的なものと聞いていますので、お腹に宿ったあとのお母さんのケアが不十分で、ダウン症になる、というものではないはずです。私も、この春、父を亡くしました。子供が授かるといいね、と病床で口癖のように言っていた父の、命日とそう変わらない日が、出産予定日の子が、今お腹の中にいます。羊水検査は、私も受けました。悩みに悩んだあげくの検査では、もし、ダウン症と言うことが判明しても、父の生まれ変わりのような子を、自分の意思で諦めていいのか、と。ただ、たまたま日にちのめぐり合わせとして、自分が勝手に『父の生まれ変わりなんだ』と思いこんでいるだけ、とも。辛いお気持ちだと思います。が、お子さんは、お父様のこととは、別のことであるから、切り離して、お考えになられると良いのでは、と思います。
 





   >>> 沙羅はこの子の名前です。 沙羅   -- 2002/12/25..
 
お返事を下さった方、有難うございます。
ここで聞くべき質問でなく、懇切丁寧に且つ客観的に教えてくれるサイトがあるのならそれを教えて下さい。
残酷な答えが返ってきてもこの子が受けるであろう私の仕打ちを知っておきたいと思います。
どうしても受け止めることができないなら、中絶などせず、一緒に死んでやるだけです。
矛盾が在るの等誰にいわれなくてもわかっています。
私がもっと若ければ、主人と別れてでも産んでやるのか?
答えはYesでもありNoでもある。このまま産んでこの子が成人して主人が70、私は62。その時果たして1人立ちできるのか?この子が死ぬまで死ねないとどんなに願っても、誰がそれを保証してくれるのでしょうか?この子の後に、この子の後を引き受けてくれる子供が授かると、誰が保証してくれるのでしょうか?
私たちが逝った後のこの子を一体誰が引き受けてくれ、この子は私たちの死を受け止め、ちゃんと独り立ちして幸せに生きていけると誰がいうことができるのですか?
この私がこのような試練に「お父さんが生きていたら・・・」と繰り返し死んでしまった父を呼びつづけるのに、死というものが何なのか理解できるかどうかわからない子が、ただ、自分の側にいなくなってしまった父母を探して、理解できず、絶望することなどないと、誰が請け負ってくれるのでしょう?
こんな疑問はこのような状況の誰もが繰り返すこと。
それでも産んで、立派に育て、幸せに暮らしている方々がいらっしゃるのは知っています。
私もその選択をしたい気持ちはあります。
主人は「きっと将来、どうして私を産んだりしたの?と聞かれるよ」といい「私はこの子は自分が不幸だなんて思わない。」といいました。でもきっと私たちがいなくなったら途方にくれて、泣いて泣いて、その後どうなるのかはわかりません。
「君はダウン症の子供たちを知っているか?」ときかれ「通勤電車の中で何人ものってくる子達をみかける」というと、「施設に通える子達は症状の軽い子達なんだよ。起き上がることさえできない子達もいくらもいるんだ。産んではいけない。」といいます。
正しい答えなんかわからない。どうすればいいかなんてわかりません。出口のない迷路の中でも留まっていられれば幸せですが、否応なく時が過ぎていきます。
 





   >>> 大丈夫です みちまる   -- 2002/12/24..
 
 ほんとうにつらい気持が伝わってきます。でももう決まっているんですよね。心でいつも育ててあげれなくてごめんね、思っていれば、そのことをいつも忘れなければ、日々のちょっとした幸せにも天に召されたその子に感謝していれば、大丈夫です。私が高校生の時に、母に私の妹と弟の間に一人子供ができたがとても経済状態がくるしくて生めなかった、と話していました。そんな、だからお母ちゃんはいつまでも苦労するんよ、といった私にたいして、母は堂々とそんなことない、大丈夫、いつも心であやまってるから、と話してました。そのときはそんな・・・っと思いましたが今はそれがわかるような気がします。もし出産前検査をせずにダウンの子がうまれたとすると、最初はショックでも自分の子ですもの、受け入れられるでしょう。ダウンの子は性格がかわいいからかわいくて、その子が生きがいにもなると思います。でも、もう知ってしまったのです。おろせる時期に・・・。そして、夫はそうしようといっている、あなたにその夫をせっとくしてまでも生む勇気がないのなら
もう仕方のないことなのです。自分を責めて無理にうんで夫婦喧嘩がたえないかもしれません。(もちろん夫もかわいいとおもい。協力してくれる可能性もあるかもしれませんが)自分が病気になったときに子に負担がかかるかもしれません。両親ともに出産をのぞんでいないなら、その子がしあわせかどうかもわかりません。ほんとうに、子育てって、きれいごとだけではすまないとおもいます。もうきまっていることならば、今されているように、おなかの子にかたりかけ、今後の人生でも忘れずにいる、ということでその子の供養になるんじゃないかな〜って私は思います・長い分ですみません。あまり、自分をせめないでくださいね。
 





   >>> お願いです。育ててください。 みどり   -- 2002/12/24..
 
私は22週で破水して赤ちゃんがでてきてしまいました。
41歳でした。
お教えします。育っていなければ生まれてすぐ死にます。
それでも火葬して骨を拾いました。
そのとき思いました。ダウン症だろうが、なんだろうが一緒に生きてくれるならなんでもいいと。心から。
自分が殺してしまったようなものです。
自分の体内で息をしているものをどうして殺せるのですか?
わからない。
贅沢すぎますよ。
育ってくれるなら育てましょうよ。ちゃんと生まれるなら。

ダウン症の子供を持った人たちの本がでています。どうか一度よんでください。みんな幸せそうです。その中に書いてありました。「お腹をいためて産んだらどんな子でもわが子。かわいくない親はいない」って。大丈夫だから。お願いです。産みましょう。

育てたくても産めなかったものからのお願いです。

 





   >>> とても悲しいです mika   -- 2002/12/24..
 
私も初体外受精で妊娠しました。40歳です。羊水検査を受けるか悩みましたが、今でも苦しんでいますが、結局やめました。
でも今でも不安で妊娠をとても喜ぶ気持ちにはなれません。
そんな気持ち若い方には経験ないと思います。

5回も体外受精をされて授かったお子さんですよね。それを思うと
なんと言えばいいのかわかりません。思った異常に中絶は
心に傷を残します。もしかして、今後あなたは立ち直れないかもしれませんよね。でもきっとあなたには、今後また妊娠できるという自信が多少あるのですよね。

でも旦那さんがそういう考えの人であれば、私もやはり生まなかったかもしれません。自分の人生を犠牲にしてまで、子供が欲しくないのでしょう。

うちの旦那は、もし障害者の子供ができたら、会社を辞めて、
自営業をしてくれると言ってくれました。苦労を共にしてくれる
と言ってくれたからこそ、羊水検査を受けることを止めれたと
思っています。

私は他の人には羊水検査を受けることをお勧めしますね。
将来、また妊娠する自信があるのならです。

ただ、子供を授からず、金銭的に社会的に恵まれた老夫婦が、人形を自分の子供としてかわいがっている番組を見たことがあります。同じ境遇の夫婦同士で、人形の遠足や入学式をしていました。

子供を授からなかった夫婦には人形が自分の子供のようにかわいいそうです。私にはその気持ちが痛いほどわかります。

子供を愛する気持ちをとめられない。人から見れば馬鹿に見えるでしょうが、人がどう思おうと、その感情を表現せずにいられない。

それほど、子供とは愛しいものなのだと思います。
沙羅さんにお子さんがまた授かといいですね。
 





   >>> だんなさんと思いをシェアして。。 しずよ   -- 2002/12/24..
 
たいへん重い決断をされたようで、そのうえご夫婦でなく一人で背負われている様子に胸を痛めています。
この状況で、冷静になどなれないのかもしれない。でも、お父さんのことはやっぱり別と思わなきゃ。それは、死んだお父さんが望まないこと、余計に辛がることでしょう。
一緒に死ねても生めません、とタイトルにあり、「いっそこのまま一緒に死んでやりたいくらいです。この中絶がもとで死ぬのならそれはそれで本望です。」とありますが、死んでもかまわないと思うのなら、のたうちまわりながら生きてみる、という選択肢もあるのではないでしょうか。
・・・ごめんなさいね。もう決めたことでしょうのにね。
ダウン症ではありませんが、やはり出生前診断でわかる病気の子をもっているので、私には何かいう資格はないのかもしれません。
子どもの手術、訓練、失禁、発達遅滞と簡単にはすまないことですが、人生は愛別離苦が避けては通れないことと受け止めています。
自分の力量、我慢強さを知るのは自分自身なので、自分の決断はいつだって正しいと思うし、でも一方、どんどん経験値というか以前に越えられなかっことも越えられるようになるとも、思います。
 いずれにしても、もっとだんなさんと思いをシェアして・・・と思います。
最後に、医師も本当は人工流産などしたくないはず、ちゃんと苦しまない方法を施してくれると思いますよ。
 





   >>> 何故? Black Pansy   -- 2002/12/24..
 
私のような新参者が、こんな事を言うのは、申し訳ないけど、あのどうして中絶? などという選択をしようとしているのですか?
私には、お気持ちがわかりません。。

何故、産んであげないのですか?せっかく授かった小さな命ですよ。
私なら、産みますね。
ダウン症でも、他の障害を持っていても、私を選んで赤ちゃんは、天から来てくれたと思うから・・。
私も、一度、中絶の経験があるのですが、あの時、「産んであげたかった。」とどれほど後悔したかわかりません。その後、今年赤ちゃんを授かったけど、この一週間前に流産しました。私も沙羅さんと同じように高齢出産。36歳での初産となる予定でした。
子供が欲しくても、産めない方、沢山いらっしゃいます。そういう方達から、するときっと子供が授かれる身体だという事は、とても幸せな事だと思いますよ。お父様を亡くされて、今は、気持ちもネガティブへと動いているようですが、もう一度良く考えてみて欲しいなと、私は切に願っています。
 





   >>> 経験者ではないけれど ももたろう   -- 2002/12/24..
 
わたしの子はダウン症ではないんですが、19週でいまちょっと危ない状況なので、この子を失うことを考えると、気持ちが少し分かるような気がしました。
わたしの場合はいま、わたしの体の免疫が、この子を攻撃しているのです。この子も一生懸命生きようとしているようで、先週よりは今週の診察結果の方が少しよかったんです。でもまだ何も安心できる状況ではないんです。
この子を攻撃しているのは、なにものでもないわたしであり、もしもこの子を失う時はわたしが殺してしまったのと同じことになります。本当なら胎動も嬉しいものなのに、もしかしたら、苦しんでもがいて動いているんじゃないだろうかと不安に駆られてしまいます。なんか自分の話ばかりになってごめんなさい。
わたしが沙羅さんに言いたいのは、自分をそんなに責めないで欲しいということです。ダウン症は遺伝子の結果で、あなたがお父様の看病をしたこととは関係ありません。あなたのせいではないんです。
いま、同じくらいの週数なので、胎動も感じるでしょうし、沙羅さんが子供をおろすことに恐ろしさを感じることもわかります。
ご主人はわりきっている、とのことですが、沙羅さんは本当に納得されているんでしょうか。産んでもいい、と思われてはいませんか。中絶の結果死んでもいい、なんて、考えちゃだめですよ。一生後悔しないように、自分なりに納得されてからではないと余計につらいのではないでしょうか。その結果、産みたい、と思うのか、やはり育てられない、と思うのか。
わたしももしも、のとき、赤ちゃんはお墓に入れてあげられるのかどうなるのか気になっています。

 





   >>> 辛いですね.... たんぽぽ   -- 2002/12/24..
 
今、あなたがそんなにもお腹の中の命をいとおしく思うなら、なんとかご主人と話し合って産む方向に持ってはいけないのでしょうか。
確かに障害を持つ子供を育てるのは大変です。でも、産まずに一生後悔するのなら、たとえ苦労が多くてもダウン症児の母として生きていく方が貴方にとって正解の道であるのかもしれないように思います。
私には10歳になるダウン症の娘がおります。苦労も多いですがこの子の笑顔に励まされている事も事実です。
人それぞれ、色々な事情があるので一概に何が良い、悪いという事はいえませんが、どうぞ後悔しない選択をされて下さい。

お腹に宿った「命」を感じられるのは母親だけです。


 





   >>> あえて言わせていただきます。 June   -- 2002/12/24..
 
冷たい言い方かもしれませんが、ここで聞くべき質問なのだろうか?と思います。
今、とてもつらい時を過ごしていらっしゃるのはわかります。
ですがすでに、あなたは今お腹にいるお子さんを諦める決心をしている訳ですし、その後どうなるかなどという事を知ってどうすると言うのでしょうか?
残酷な答えが返ってきたら、止めるんですか?
苦痛のないやり方なら納得してお医者さんに任せると言うのですか?
お医者さんに聞いてもはぐらかすか、言葉を濁す。まともに教える事はまず、ないと思います。
分かりやすく話したとしても事実であるかどうかわかりません。
それにここで質問しても答えが真実でなかったらどうするのでしょう?
それでもただ知りたくて、聞いて欲しくて、わかって欲しくてという事なのでしょうか?
質問されるサイトは別にあります。
懇切丁寧にかつ客観的に教えてくれるでしょう。
>この中絶がもとで死ぬのならそれはそれで本望です。
そこまでの気持がありながら、一方では授かった命を諦めようとしている。
なんだか矛盾を感じます。
お父様を亡くされて哀しい時でもあるでしょう。こんな時に非情な言い方だと思われるでしょうが、あえて言わせて頂きました。
お気を悪くしたらお許し下さい。