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2002年12月〜2003年3月の投稿バックナンバー


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クリスマスプレゼント くま  -- 2002/12/28 ..
クリスマスプレゼントって別に赤ちゃんができたわけではないのですが、今年はとてもハッピーなクリスマスでした。先日(クリスマスには1日早い日ではありましたが)、主人と主人の友達、その子供と4人で(変な構図?)出かけました。偶々当日そういうことになってしまったのですが、その友達は1年前に奥さんを病気で亡くされて、2歳になる息子さんを自分のご両親の協力のもと育てているのです。最初、だんなと2人でおでかけって思っていた私は「きょうは○○と会うよ、息子と2人で外に出てるらしいから」と言われて一瞬「え、コブつきデートかい」って思っちゃったんですが、会ってみたらこの子がメチャメチャかわいい!!先日こちらでも子供の性別についていろいろなご意見ありましたが、私も実は昔から自分の子供は絶対女の子がいいって思っていました。親戚の子とかが小さい時いろいろ面倒見たけれど、男の子は扱い方がわかんないし、時に乱暴だし、絶対女の子の方がかわいいって思っていたのですが、この日私の考えは見事に覆されました。私はものすごい子供好きというわけではなく、友達の子供とか見てもそれほどかわいいとか思えなかったのですが、この子とは何故か波長があってしまったのか母性本能くすぐられまくって、向こうもすごくなついてくれて予想外にものすごく楽しいクリスマスイブイブとなりました。途中ウ○チしちゃったり大変だったけど、帰り別れる時、「あーこの子が今晩も明日もあさってもずーっとうちにいてくれたらなぁー」と思ってしまいました。他人の子でこうならこんな男の子が自分の子だったらもうメロメロでしょう。。。
帰宅してだんなと2人でケーキ食べながら、今自分の子供がすごく欲しいけどなかなか出来ないから、あんなかわいい天使と過ごさせてくれて、きっと一日だけ天からのプレゼントだったのかなぁーなんて考えてしまいました。
なんか的外れな書き込みかもしれませんが、とても幸せな気分になってしまったので。。。来年こそはこの手に自分の赤ちゃんを抱けるように、高齢ママめざしてがんばろう!!と思った今年のクリスマスでした。



あっきーさん、智子さんへ   くま
素敵なプレゼントですね   智子
素敵です!   あっきー




 

   >>> あっきーさん、智子さんへ くま   -- 2002/12/28..
 
なんかハッピー気分にまかせて独りよがりな投稿だったかなぁーと思ったのですが、レスもらえてうれしいです。
あっきーさん、
看護婦さんなんですね。私が自分には絶対できないだろうなーと思う尊敬する職業のひとつです。母が時々持病で入院するのですが、看護婦(士)さんにはいつも本当に頭が下がります。不妊治療中の小児科勤務さぞお辛かったこととお察しします。うちの近くに幼稚園があるので通勤途中に子供を送ってくるお母さんをたくさん見かけ、ふと「うらやましい=ちょっと嫉妬?」のような感情が湧いてきてしまうことがあって、そういう時は(でもこの人だって長い苦労の末やっと授かったのかもしれない)とか考えてマイナス思考にならないようにしています。最近例えば人通りの多いところの喫茶店とかで窓の外を行き交う大勢の人々をウォッチングしていると、「あの人もあの人も(もちろん自分も)すごい確率でこの世に生まれて大人になるまで生きてきたんだなぁー」と感じるんです。自分が子供を欲してすぐ出来ていたらきっとこんなことは考えなかったかもしれないし、この世に生まれてこられたことがどんなにすごいことで自分の命も他人の命も大事にしなければいけないってことをここまで実感してわからなかったと思います。あっきーさんが小児科での経験をレッスンとされているように私も今のこの期間を無駄にしないようにしたいと思います。
智子さん、
文章を読んでいると智子さんが愛情たっぷりに息子さんをながめるほのぼの笑顔が浮かんできてしまいます。きっと私も例の男の子に会わずに妊娠して自分の子が男の子ってわかったらきっと智子さんのように落ち込んだと思います。だってつい最近まで、子供ができたらこんな名前つけよう(気が早い!)なんて空想してる時考えるのはぜーーんぶ女の子の名前だったんですよ(笑)。男が生まれるなんて全然考えてなかったところが我ながら可笑しいです。智子さんがおっしゃるように来年のクリスマスは自分の子供と迎えられたらいいなぁー。そして智子さんは2人の男の子に囲まれていたりして?
 





   >>> 素敵なプレゼントですね 智子   -- 2002/12/27..
 
妊娠中からこのサイトにお邪魔して、産後しばらくご無沙汰していたのですが、最近また子供の昼寝タイムにこのサイトを覗かせていただいているものです。
なんだかとってもほのぼのした投稿だったので、思わずレスしてしまいました。

実は私も、出産前は「子供嫌い!」でこのサイトに投稿させていただいた事もあり、もし子供を持つなら絶対に女の子!と女の子を産む事以外は頭になく、この子が超音波で「男の子」と判明してから約1週間以上落ち込んでしまった○高ママです。
でも、そうなんですよ、男の子ってなんだかとっても可愛いんですよ〜
ウチはまだ5ヶ月ですが、子供嫌いの私がこの子のおかげで「子供好き!」に変ってしまい、以前なら眉をひそめて見ていた他人の子供のいたずらでさえ、あらら〜なんて笑顔で見られるほどになってしまいました。
出産間際まで、「やっぱり女の子が欲しい〜今度は絶対産み分けして女の子を!」なんて言ってジタバタしていた私なのに、今では男2人でもいいかも♪なんて言い出して、主人にも「変ったな〜おまえ」と驚かれています。
くまさんの所にも早くコウノトリが来て、来年は子供のいるクリスマスが迎えられるといいですね。


 





   >>> 素敵です! あっきー   -- 2002/12/27..
 
 くまさん、素敵なクリスマスプレゼントでしたね。というか、この出来事をプレゼントと思えるくまさんが素敵な方だと思います。久しぶりにほのぼのした気分にさせてもらい、思わずレスしてしまいました。
 お友達のお子さんも、母親に縁薄い運命だったのは本当にお気の毒に思いますが、くまさんのような素敵な方達に巡り合って行く新しい縁に支えられていく。人の運命はこうした縁の繰り返しで営まれて行くのだなあと思います。
 私は看護婦をしているのですが、不妊治療を始めた矢先に異動があって小児科にまわされました。なにがつらいって、妊娠できなかった周期に生まれたての赤ちゃんとその家族をみることでした。年を重ねるごとに、「去年上手くいってたら今頃生まれていたのに」なんて考えてみたり。
 それよりも口惜しい思いをしたのは、援助交際で一夜限りの相手との間に妊娠した高校生が出産し(本人も家族も臨月まで気づかなかったとか言って)、育てられないから(育てる意思も無いから)と生む前から乳児院行きが決まっていたことがあり、何故望まれない所にばかり赤ちゃんは出来るの?と思った時です。乳児院行きが決まっていたその子は、母親に抱かれることも無く、私はその子を出来る限り抱っこしながら涙しました。
 また、障害をもって生まれたお子さんを受け入れられない家族を見た時は、「子供に恵まれたことだけでも私の何倍も幸せなのに」と思ったり。その子が生まれたとき、けいれん発作はあったもののお薬でコントロール出来て命に別状は無い状態だったのに、「延命処置をしないでくれ」と父親に言われた時は、その言葉の裏は子供の死を願っているようにも思えて、怒りがこみあげました。
 40歳を迎えて私も縁に恵まれ、息子がやってきました。いざ妊娠してみると様々な不安が押し寄せました。「命」についてこんなに考えたことは無い、というくらいたくさんたくさん考えました。そして、それまで小児科で経験してきたことの一つ一つが、とても大事なレッスンだったのだと感じました。いつのまにか、どんな状況にも自分は耐えられるような、そんな気持ちになってました。
 高齢ママは思っていた以上に体力的には大変だけど、精神的にはゆとりがあると思います。恵まれなかった期間が長い分、メロメロになってしまうのもありますが、良いではありませんか。タダだけど、お金では買えない愛情ですもの。
 くまさんご夫婦に生まれてくる赤ちゃんはきっと幸せになれますね。早くその縁が巡ってきますように。
 素敵なお話をありがとうございました。