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babycomマタニティ・カレンダー9月 アドバイザー
 きくちさかえ(マタニティ・コーディネーター)


妊娠 10ヶ月(36〜39週)

産後、母乳哺育をうまくすすめるために、妊娠中から準備できることはあまりないのですが、臨月に入ったころから、乳首の点検くらいはしておきましょう。

乳首の高さは人それぞれなのですが、中には乳頭が平らだったり(偏平乳頭)、あるいはへこんでいる(陥没乳頭)人がいます。こういう乳首の場合、赤ちゃんが吸いつきにくいためにそのままにしておくと、授乳がむずかしくなってしまいます。
その場合には、お風呂に入ったときに、乳頭を親指と人さし指でつまみ上げ、しばらくそのままにしておきます。これを、毎日、根気よく繰り返します。

偏平や陥没乳頭でない人も、お風呂にはいったときに、乳頭をつまんでやさしくマッサージしてみましょう。
乳首全体を柔らかくして、乳管の出口に分泌物がたまっているのを取り除きます。

乳首を刺激すると、下垂体という脳内のホルモン分泌腺から子宮収縮ホルモンが分泌されるために、おなかがはることがあるかもしれませんので、あくまでソフトに。

この時期のおなかのはりは、陣痛の準備ではありますが、あまりおなかがはるような場合には、中止してください。


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おっぱい(母乳哺育)

出産は子育ての出発点、そしてすぐにやってくるのが「おっぱい(母乳)問題」、初乳のこと、授乳のこと。

妊娠・出産、母乳ワード101妊娠・出産・産後ワード101
安産と楽しいマタニティライフに役立つ101用語を解説しました。
監修/医学博士・産婦人科医師(故)進 純郎先生(監修当時)葛飾赤十字産院院長


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