赤ちゃんと遊ぼう!1ケ月〜1年

赤ちゃんが回りに興味を持ち始めるようになると、手を出していろいろなものをつかんだり、なめたりするようになります。それは赤ちゃんの遊び。ちょっと興味をもって眺めていると、人間って、こんなふうに物を認識したり、動かしたりしながら成長していくんだ、ということがわかっておもしろい。赤ちゃんの成長というのは、人生の中でも、もっとも急激に変化する時期。ものすごい勢いで、脳の細胞が活性化していくときです。

何かを教えようとするのではなく、赤ちゃんの動きを見ながら、音の出るような物を渡してあげたり、おもちゃを動かしてあげたりしてみましょう。
3〜4ケ月になれば、「タカイタカイ」や「ヒコウキブンブン」などの、けっこう動きのある遊びも好きになります。(下記の「1ケ月から1年」を参照)

今、都会では、緑も少ないし、公園もあまりないので、自然の中で子どもが遊ぶことが少なくなってしまいましたが、赤ちゃんも、本当はお外が好き。時間のあるときには、お父さんが赤ちゃんを前抱きにしたり、ベビーカーに乗せて外に出かけてみては? 都会の角の小さな公園だって、小さい子どもには十分の広さがあります。子どもとそうした場へ出かけていったり、住宅街をのんびり歩いたりしていると、今まで仕事をしていたときには気ずかなかった、町の小さな自然に巡り合えるものです。

最近は、公園の砂場は犬やねこの糞が混じっているから汚いので、子どもを遊ばせないとか、泥んこになるから、土の上では遊ばせないという親もいるとか。むしろ、こうした泥んこ遊びは、父親のほうが寛容になれるかもしれません。泥んこ遊びや水遊びを、そっせんしてやらせてあげて欲しいな。

子どもは大人よりずっと、自然に近い存在ですから、自然に触れることを大人より欲していると思います。大人になれば、どんどん自然から遠ざかってしまうのですから、子どものうちに、十分自然に接する機会を持たせてあげたいもの。自然の中で、自然との付き合い方を学んだ子は、精神的にも強くなるんじゃないかと、これは偏見かもしれませんが、そう思います。


●生まれてから1ケ月くらい
赤ちゃんと接するたびに声をかけよう。だっこするとき、おむつを換えるとき、お風呂に入るとき、泣いているとき、ごきげんなときなど。赤ちゃんは身動きを止めたり、体をリズミカルに動かしたりします。

●4ケ月くらい
甘えているとき、おむつがぬれているとき、おなかがすいたとき、など要求によって子どもの泣き声が変わってきます。その要求に応じながら、声をかけたりあやしたりしてみよう。声を出して、あやしてみるともっとおもしろい。
赤ちゃんも「あ〜、あ〜、う〜う〜」と喃語(なんご)で答えたり、微笑みがえしをくれる。

●8ケ月くらい
自分から外へむかって活動していく時期。赤ちゃんから話かけてきますから、しっかり答えよう。
1)たかい、たかい
2)いない、いない、ばあ
3)ひこうきブンブン

●1才くらい
とにかく、活発に遊ばせよう。今の子どもたちには、自然と接する機会が少なすぎる。土や砂場の上で裸足で遊ばせよう。
都会の中はコンクリートだらけで、土を知らない子も多いのだ。子どもを野性にかえしてやろう!
1)音出し遊び
2)絵本を見せる
3)背中にまたがる
4)ボールころがし
by Tanioku たるみおっぱいサークルより

関連情報:babycom 親と子のコミュニケーション「あそび」
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