不妊に関するアンケート
不妊治療の体験者に対して治療の実態に関する調査

※babycom(ベビーコム)のすべての情報の無断掲載、転載は禁止いたします。

■問12:不妊に関するどのような治療を受けましたか。(複数回答)

「その他」の中の43人が人工授精を受けている。
顕微>体外>人工>排卵誘発>タイミングの優先順で重複を削除して不妊に関して受けた治療(最も高度な治療)の分布を示すと【グラフ14】になる。

【グラフ13】受けた不妊治療の内容
(複数回答)
不妊に関するアンケート【グラフ13】受けた不妊治療の内容(複数回答)

【グラフ14】受けた最も高度な不妊治療の内容
不妊に関するアンケート【グラフ14】受けた最も高度な不妊治療の内容

■問13:複数解答された方は、それらの治療をどのような順で受けられましたか。

治療のステップアップのパターンは様々であるが、治療期間に応じて「体外受精または顕微授精」を受ける人の割合が多くなっていることがわかる。

【グラフ15】治療期間とステップアップについて
不妊に関するアンケート【グラフ15】治療期間とステップアップについて

■問14:問12の中で精神的に肉体的に辛かった治療はありますか。
それはどれですか。

全体の4割の人が治療自体による精神的・肉体的苦痛を感じたことがわかる。
苦痛の理由の13%が医療者側の説明不足や態度に由来する点が注目される。

【グラフ16】辛かった治療があったか
不妊に関するアンケート【グラフ16】辛かった治療があったか
【グラフ17】辛かった治療の内容
不妊に関するアンケート【グラフ17】辛かった治療の内容


■問15:通院の頻度はどれくらいですか。

週1回以上の頻度で通院する人の割合が3分の1であることが注目される。
【グラフ18】通院回数
不妊に関するアンケート【グラフ18】通院回数

■問16:インフォームドコンセントについて伺います。
検査や治療について、医療機関で十分な説明を受けましたか。
それはだれからの説明でしたか。

本人もしくはパートナーで説明が良く理解できなかったと答えた人が3分の1から4分の1いることがわかった。
自分で情報を集めた人が2割いたことも注目される。

【グラフ19】本人の治療の説明者
不妊に関するアンケート【グラフ19】本人の治療の説明者
【グラフ20】本人の治療に対するの理解度
不妊に関するアンケート【グラフ20】本人の治療に対するの理解度
【グラフ21】パートナーの治療の説明者
不妊に関するアンケート【グラフ21】パートナーの治療の説明者
【グラフ22】パートナーに対する理解度
不妊に関するアンケート【グラフ22】パートナーに対する理解度


■問17:現在行なっている治療、あるいは続けていた治療を納得していますか。

【グラフ23】現在の治療に対する納得度
不妊に関するアンケート【グラフ23】現在の治療に対する納得度

■問18:問17の答えに関して、それはなぜですか。

代表的な意見をピックアップし以下に表示した。

・最初に年齢的に残された時間は少ないと説明を受け、無駄な時間なく治療を進めてもらい、妊娠に至ったため。
・自分でもいろいろな本やインターネットで勉強したので、質問があれば医師に相談し、その都度誠意ある説明をして頂きました。
・無事に妊娠できたから。
・女医さん一人の個人病院ですが、病院の設備のどれ一つ取っても女性に気を配っている。先生は簡潔な対応で、納得するように説明してくれる。看護婦さんの対応もとても良い。
・自分で情報収集した結果、現在かかりつけの医師は良心的で誠実だと感じたから。
・昨年、転院してから、そこの医師を信頼している。治療方針、技術、信条、すべてに納得し信頼できるものがある。
・順を追って治療が進んでいるし、医師との信頼関係も確立しているし、他には方法がないということも各方面の知識で得ている為。
・充分な説明を受けたこと、妊娠したことで。
・医者にすべて任せようという気持ちにさせてもらえたので。
・信頼できる病院を見つけたので安心して専門の治療を受けている。
・自分で集めた情報(書籍など)で同じ症状の人が同じ治療法を受けているため。診察に関しては医者を信用している。
・私には抗精子抗体があり、顕微受精が一番の治療法であるため。
・治療の前に、本やインターネットで調べたり、友人から話を聞いたりして治療の進め方や内容をある程度理解していたから、医師の簡単な説明でも理解でき、治療の進め方や投薬に対して不安はない。疑問に思ったことも医師に尋ねると、ちゃんと答えてもらえるから。
・わからないことは、何度聞いても、図などを見せてくれながら説明してくれるので。


・これ以上手を加えると体力的にも精神的にも負担がかかりそうで怖い。まだ妊娠はできていないけれど、このぐらいでいいのかなと思う。でもまだ漢方を試したことがないので、機会があれば試してみたい。 ・不安でも医者に任せるしかないと思うから。素人じゃ何もわからない。専門家の言うことを信じるしかない。
・治療方法等自体は間違っていなかったと思うが、医師の態度には満足できなかった。1人目を妊娠した際の不妊治療を実施した医師は、親身な態度が全く無かったし、2人目の方は、40歳以上という年齢のため、最初から悲観的で、ドナーの卵子による体外受精を薦め続けてウンザリした。
・最初に受けた体外受精で、「内膜が薄すぎてどうしようもない」と言われました。そのため希望が持てず体外受精を中止し、数年間、タイミング法を続けました。結果的には7年後に他院で受けた体外受精で妊娠できたのですが、もっと早くセカンド・オピニオンを求めていれば良かったかも・・と思いました。 ・段階をふみステップ・アップしていったので、そのたびに心構えができた(といっても落ち込むことはあるが)。また、医師の説明でまるっきり不足している部分も、インターネットで自分で情報を集めて通院している。他の医師の説明も聞けるので、これはこれでいいと思っている。 
・まだ4ヶ月目、毎月体のリズムは良くなっているとじぶんでも感じられるので納得はしている、ただやはり1日も早く母になりたいのでこのままでいいのかという不安もあるが、最低半年は続けていくつもり。
・いろいろあったが、結果を得られたから
・今の状況がわからないので、何の治療しているのか、よくわからない。ただ、もう少し、卵を強くしてみましょう、確率を上げるために排卵誘発してみましょうと説明をうけるので、結局、その部分が不足で、原因なのかをはっきりと認識できない状態です。
・周りに治療をしている人がいないから、私の気持ち的に不安があるからかもしれません。
・必要最低限の言葉だけじゃなく、もっと詳しく教えて欲しい。専門用語も勉強してるから。


・将来、何の治療もしなかったことに対して後悔したくない、ということであまり期待もせずに治療を続けている。経済的に大変なので、思う存分治療が受けられない。
・治療がシステム化されすぎで、患者の個人差に注意を払わない。例えば排卵予定日一つとっても、体調により早い日遅い日があることを考慮してくれず、診察日が優先されることがあった。
・通院回数は増えていったが、検査の数は増えなかった。子宮卵管造影は行ったものの、それ以外の検査は6ヶ月通院してもなかった。タイミング指導のみで、物足りなかった。
・正確には、「まあまあ」と「あまり」の中間くらい。まだ治療開始して半年も経ってないのでこんなものかな?と思う。先生は「大丈夫、妊娠できます」と言って下さるが、まだ他に見つかっていない原因があるのではないか?という疑問がぬぐえない。でも先生との相性がとてもいいので、その点では満足して通っている。
・治療の結果必ず妊娠に至るという確証が無い為、治療を続けるべきか、常に悩んでいる状況
・タイミング日が病院の休みに重なることが多く、卵胞計測が中途半端のような気がしていた。
・不妊の原因がわからないまま、現状から先にすすめないため。
・事務的に行われていたような気がする。待ち時間が長く、じっくりと説明を聞くひまもなく、ただ治療を進められていたような気がする。
・メンタルな部分のケアをもっとすると、案外、妊娠率があがるのではと思います。そういう部分で残念ですが、いろいろな話をきく限り、いい病院であったとは思います。
・産科が専門のようで、不妊に関しての知識があるのかどうかも不明。十分な説明がないくせに、こちらで調べてきたことがらについての質問をすると不機嫌になるなど、信頼感が得られないため。


・排卵が安定していない原因を探ったりせず、いきなり排卵誘発剤の投薬とタイミング法を始めた。3ヶ月くらいで結果が出なければ、人工授精をすると言われた。2人の気持ちに関係なく、不妊治療のレールに乗せられたように感じた。
・治療をやめて転職したあとに自然妊娠したから。
・先が見えない。
・最初に通っていた病院は法外な料金を取られ(初診時に一式で20万円コースですと言われた)他を知らなかったので払ってしまい、治療を開始してしまった。十分な説明は得られなかった。
・たんたんと処理されてる感じがみえたから 。
・最初の病院も2回目に行った漢方の先生も大変有名なところでかなり体外受精には否定的であったため自分もそう思い込んでしまった。最初から体外受精を行う病院へ行っていればもしかしたら子供にめぐまれていたかもしれないと思うとくいが残る。
・最近このまま治療しても妊娠しないでしょうと医師から言われた。事務的に約5年間あまり説明も無いままAIDを40回以上行い、今になって治療は、意味が無いと一方的に言われた。体も心もボロボロになる前に言ってくれればよかったのに・・・
・3回流産したが不育症検査のことを聞いたがしなくてもよい、と言われたため。なぜ必要ないのか説明して欲しかった。
・それでも、妊娠していない。専門病院でないため、それ以上治療をしてもらえなかった。
・若いからといって、精密な検査さえしてくれなかった。


不妊アンケート集計分析結果 2006年


高齢出産、高齢妊娠、育児VOICE 高齢出産ボイス不妊の体験をシェア
高齢出産VOICE
「不妊」カテゴリーへ
コウノトリVOICEバックナンバー
不妊VOICE:きっと役立つ!みんなの体験…….
2003年〜2011年 11月までの投稿
養子制度について考える

養子制度について考える

不妊と多様な選択
インタビュー調査から見えてくるもの


医師の超高齢出産と第三者生殖技術に対する意識調査「報告」pdf

babycom 卵子提供・代理出産
卵子提供・代理出産

さまざまな方の経験を通し、卵子提供・代理出産を考える。制度や書籍、資料も紹介。


prematernity-babycom-
産むかもしれないあなたへ

 妊娠のための「女性のからだと仕組みと健康」


babycom 高齢妊娠・出産情報データ&ガイド 高齢出産という選択

リスクばかりが強調されがちだが、高齢出産でなければ得られないメリットもある。


おすすめの不妊本 不妊関連の書籍


『生殖技術』-不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか 『生殖技術』-不妊治療と再生医療は社会に何をもたらすか 柘植 あづみ (著)

生殖技術の問題と解決を照らし出す、画期的論考。



babycom おすすめ関連コンテンツ



TOP▲