乳幼児の誤飲にご用心!
子どもの誤飲は、とくに0〜2才の時に多く起きています。
家庭で起こる誤飲の原因は不注意(とくに後始末の悪さ)によると言われています。
誤飲から子どもを守るために、子どもの手の届く範囲に、危険なものを置かないように気をつけましょう。しかし、忙しい毎日、もしものときのために、危険性の高いものをあげて、対処方法を紹介します。
- ★★★吐かせてはいけない! すぐ病院へ!!
- POINT:飲んだ成分と量をチェックして、すぐ病院へ!
<一刻を争う症状> 声をかけたり、たたいたりしても反応が鈍い。反応がない/顔色が青白い/ぐったりしている/呼吸が苦しそう/何を飲んだかわからない/口の周囲がただれている/どんどん具合が悪くなる/よだれをダラダラと流す/ケイレンを起こしている。
1)一刻も早く病院へ。できれば飲んだものの容器などを持参する。
2)吐かせてはいけないものは、強酸性、強アルカリ、揮発性の液体、石油製品。吐かせたときに、気化した成分を気管のほうに吸い込んでしまい、気管や粘膜を傷つけてしまう危険性がある。肺に入ると、胃の中よりも毒性が強くなるものがある。
- ★★★吐かせて! すぐ病院へ!!
- POINT:水を飲ませてから、吐かせる。
<一刻を争う症状> 声をかけたり、たたいたりしても反応が鈍い。反応がない/顔色が青白い/ぐったりしている/吐かせることができない/吐いたあと、具合が悪くなる。
1)口を開けさせ、何を飲んだのか観察する。残ったものは指でかき出す。
2)コップ1〜2杯の水を飲ませる。飲まないときは、鼻をつまんで口を開かせ、その合間に飲ませる。
3)口の中に指をつっこみ、舌を下に押すようにして吐かせる。脇に抱いて頭を下げるようにして、一方の手で胃のあたりを押してもよい。
4)飲んだものの見本をもって、すぐ病院へ。
- ★★★こんなとき、どうする!?
- 何もせず(吐かせてはいけない)すぐ病院へ!
マニキュア、除光液、灯油、ガソリン、シンナー、接着剤、揮発剤、エンジンオイル、トイレ用洗剤、排水パイプ用洗剤、靴クリーム、殺虫剤、ピレスロイド系(フマキラーAなど)、有機リン系(スミチオン系など)、液体電気蚊とり、ボタン電池
※無理に水を飲ませると、吐き気を誘い、かえって危険なことがあります。
水か牛乳を飲ませて(吐かせない)すぐ病院へ!
ワックス、住宅用洗剤、漂白剤、浴室用洗剤、トイレ用脱臭剤(有機酸系)、食器洗い機用洗剤、合成樹脂塗料、油性塗料、アンモニア
※水や牛乳で、飲んだものの毒性を薄める。
水か牛乳を飲ませて吐かせたあと、すぐ病院へ!
洗濯用洗剤、柔軟仕上げ剤、台所用洗剤、せっけん、シャンプー、リンス、化粧品、香水、オーデコロン、ヘアトニック、ヘアリキッド、乾燥剤、携帯燃料、花火、ほう酸だんご
水を飲ませて(牛乳はダメ)吐かせたあと、すぐ病院へ!
衣類用防虫剤(パラジクロロベンゼン系)、トイレ用消臭剤(パラジクロロベンゼン系)、ナフタリン、しょうのう
※牛乳を飲ませると、吸収がよくなり、むしろ危険です
少量なら、口に入れても心配のないもの クレンザー、ベビーシャンプー、クレヨン、体温計の水銀
※これらは2〜3日様子を見ても大丈夫。ただし、飲んだ量が多いようなら、水か牛乳を飲ませて、吐かせてから、念のため病院へ。
(from マナだより 塩川)
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