プロに教わるお金のレッスン Lesson6
家族の未来をつくる
ライフプランニング (2)
結婚、出産、住宅購入など、ライフプランが大きく変わるタイミングが多い子育て世代。将来設計のためにライフプランニングはできていますか?
プロに教わるお金のレッスン6回目は、子育て世代に考えてほしい、ライフプランニングの考え方やメリットについてお伝えします。
Aさん一家の例:共働き、子ども1人、これから住宅購入予定
Bさん一家の例:片働き、持ち家、子どもが生まれる予定
家族の未来をつくるライフプランニング(1)
・「ライフプラン」って?
・今なぜ、ライフプランが必要なの?
・設定データ
ご家族構成 | 夫婦共働き(ご主人38歳、奥さま35歳、子ども(3歳)の3人家族 |
住宅 | ずっと賃貸でいく予定(現在は月15万円) |
貯金 | 500万円 |
年収 | ご主人700万円、奥さま500万円 |
月々の生活費 | 20万円(家賃は除く) 別途でそれぞれお小遣い3万円 |
教育プラン | 子どもは中学から都内の私立予定 |
夢プラン | 毎年、国内と海外それぞれ1回ずつ旅行に行きたい 家電代も10年ごとに50万円くらいかかる想定 |
*「0」のラインを下回ると資産残高がマイナスに
夫婦共働きということもあり、一見余裕がありそうなご家庭です。Aさん一家の改善ポイントは3つです。
【1】しっかりと貯蓄できる仕組みをつくる
お金が貯まらないご家庭によくあるのが、余ったお金を貯蓄に回すという考え方です。 つまり、収入―支出=貯蓄ということですが、これはその月によって支出も変動するため、思ったよりお金が貯まらない・・・というご家庭によくありがちなケースです。【2】住宅を購入することも視野の1つに
現在、住宅ローンの金利はかつてないほどの低金利になっています。【3】万が一のための保障づくり
Aさん一家の場合、ご夫婦に年収の差が少ないため、どちらか一方に万一のことがあった場合、このようなライフプランで立ちいかなくなるケースが考えられます。 そのため、死亡保障に関してはご主人片方ではなく、奥さまにも同じくらいの保障をもつ必要があります。・設定データ
ご家族構成 | ご主人40歳、奥さま40歳、もうすぐ子どもが生まれる予定の2人家族 |
住宅 | マイホーム(月々の返済額は約11万円)、ご主人38歳の時に購入 |
貯金 | 300万円 |
年収 | ご主人のみで800万円 |
月々の生活費 | 15万円(住宅ローンは除く) 別途でお小遣いがご主人3万円、奥さま1万円 |
教育プラン | 子どもは中学から都内の私立予定 |
夢プラン | 毎年、国内旅行に行きたい 車は70歳まで10年ごとに200万円くらいを買いたい 家電・リフォーム代も10年ごとに50万円くらいかかる想定 |
*「0」のラインを下回ると資産残高がマイナスに
ご主人が働き、奥さまは専業主婦のご家庭です。 貯金も少なく、奥さまも働いていないためカツカツかと思いますが、ご主人が定年までは安定して貯金ができていくご家庭です。Bさん一家の改善ポイントは3つです。
【1】しっかりと貯蓄できる仕組みをつくる
Aさん一家の例でも紹介しましたが、まずしっかりと明確に貯めるお金を決めることがポイントです。【2】住宅ローンは繰り上げ返済も考えましょう
Bさんのご家庭の場合、仮に定年を60歳と仮定した場合、38歳でローンを組んだので73歳までローンが残る計算となります。【3】奥さまの働くという選択肢を持ちましょう
現在、奥さまは専業主婦ですが、例えばパートで月々8万円くらいを目安に働いてみることを選択肢として考えてみましょう。 そうすると、月8万円が貯蓄に回せるので、それを仮に20年間貯蓄すると、それだけで1,200万円になります。子どもが産まれてすぐは難しいかもしれませんが、考えてみることをおすすめします。[大人気!!]FPの高田さんが活躍するマンガを掲載!
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