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アメリカの不妊事情 TOP |
アメリカの不妊事情-7 不妊医療レポート「出生前診断と社会システム-3」 |
不妊情報をbabycomの視点で特集掲載 ![]() 2002.12月babycomはアメリカ3都市で不妊治療に関する取材を行った。 ![]() |
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★babycomプレマタニティ特集-4 ![]() 高齢出産VOICEの「不妊」カテゴリーへ ![]() |
第7回:不妊医療レポート ![]() ニューヨーク市立大学社会学教授 バーバラ・カッツ・ロスマン氏に聞く ▼出生前診断と揺れる母性 ▼女性のからだと社会システム ▼代理母.....妊娠はサービスか? ▼産むことと育てることは別な問題 ▼自分らしいチョイス 2004/2.05 ![]() |
![]() ベビーM事件についての論争で、ロスマン教授が各地を回っていたころ、養子斡旋の関係者に仕事先で会うことがよくあった。それが縁となり、ご自身がアフリカ系の赤ちゃんを養子にもらうことを決意。すでにそのときふたりの子どもがいたが、運命的な出会いだったという。 「産むということと育てることは別の問題です。子どもを育てることはすばらしい体験ですが、子育ては産まなければできないということではありません。赤ちゃんの中には、家のない子もいますし、親が育てることを拒否している場合もあります。そうした子どもには養ってくれる人が必要です。 私が3番目の子どもを連れていると、意地悪く『ほんとうのお母さんはだれなの?』と聞いてくる人がいます。でも私は『私よ』と言っています。世界中、国籍によらず、親子関係は血縁によって支えられるという考え方は、根強く残っています。けれど、子どもを育てるということと、血縁関係であることもまったく別のことです。 育てるということは、長い人生の中でともに歩むということ。たとえその子を産んでいなくても、血がつながっていなくても、養育する親は、充分よい親子関係を築くことができる。私はそれを信じています」 ![]() 今回のインタビューの中で、ロスマン教授は、女性の自由なチョイスについて提案してくれた。そのチョイスは、社会システムやまわりの見方に影響されることのない、自分らしい自分のためのチョイスである。 「多くの女性は、節目節目で自分なりのチョイスをして人生を歩んでいると考えています。けれど、それが実は社会システムやイデオロギーに知らないあいだに影響されていることがある。 また、ひとつのことを成し遂げることができないと、だれもそんなことは言っていないのに、自分ひとりで考えこんで『もう私にできることはないんだわ』と思いこんだり、可能性のある道がほかにあるのに、八方塞がりに感じてしまって『自分に価値はない』と思ってしまう傾向になることがあります。でも、世の中には自由に選べるという考え方が存在している。これは、とても大事なことです。 出生前診断の話に戻りますが、たくさんある検査の中から自分でいくつか選ぶ、あるいはその結果によって妊娠を継続するか、やめるかといった選択する道が私たちにはあります。でも、それ以外にも、検査を受けないという選択肢もある。不妊治療に ついても同じように言えます。さまざまな治療や方法があり、それをチョイスすることも、しないことできるし、養子縁組みという選択もある。 どんな身分の女性であっても、自分やその子どもの人生をよりよいものにしたい、搾取されたりしたりするのではなく、自分を尊重できるベストチョイスをしたいというのが、ほんとうの私たちの願いです。大事なことは、そういう自由なチョイスができるように社会を変えていくこと。ひとりひとりの女性は、それぞれ発揮する力を持っていると私は信じています」 |
