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育児と仕事で手いっぱい。でも、みんな頑張って時間をやくりくしています! そんなキャリア・カップルの「仕事と育児と家事とプライベートタイム」にせまる。

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上山 仁子(うえやまひとこ)さん
グラフィック・デザイナー 1964年生まれ ニューヨーク在住

子ども:1999年生まれ 長男  2001年生まれ 二男
パートナーの職業:フリーランサー(就職斡旋業)
産休・育休:一般的には産休=産前2週、産後8週。
ひとり目は妊娠8ケ月で早産。未熟児だったので、産後は3ケ月とる。ふたり目は、妊娠6ケ月で安静が必要になり、産後は3ケ月。復帰後、週3回オフィスワーク、週2回の在宅勤務に
仕事時間:定時=10時30分〜18時30分。残業=なし
休 暇 :週休2日
パートナーとの育児分担:おむつ替え、ミルクなど
パートナーとの家事分担:夫が休日の時には、洗濯、掃除を分担。食事も作る
託児状況:自宅でベビーシッター
困ったときの育児のサポート:実家の母が東京からNYに。年間、半年ほど滞在


06:30
08:30
09:30
10:30
18:30
19:30
20:30


24:00
起床
ベビーシッター到着
家を出る
出社
定時終業
帰宅
子ども就寝(読み聞かせ)
自分のご飯(子どもの食事はベビーシッターが担当)
 →かたずけもの→お風呂→就寝
就寝
週2回の在宅ワークで子どもとの時間を

ニューヨーク在住の上山仁子さんは、アメリカ人のご主人とのあいだにふたりのお子さんがいるワーキング・マザー。職業は、マンハッタンの会社へ勤めるグラフィック・デザイナーです。ほかにも、ニューヨークに関するエッセイ本を出版したり、新聞や雑誌に記事を書いたり、自らのウェッブサイトをつくるなど、忙しい毎日を送っています。

アメリカでは、日本の幼稚園にあたるキンダーガーテンに通うまで、子どものケアはナーサリースクールへ送り出すか、ベビーシッターが家まで来てみてもらうというのが一般的。
「ひとり目のときは、2人のベビーシッターに1日交替でみてもらっていました。子どもの昼食、夕食もつくってくれ、私の帰りが7時半になるので、夕飯を食べさせ、お風呂にも入れてくれます」
食事の世話を頼むので、離乳食などのことを考えて日本人の人を頼んでいるのだとか。現在は、週2回の在宅勤務になりベビーシッターはひとり。日本から上山さんのお母さんが渡米しているときには、2人の子の世話を頼んでいます。
「ベビーシッターを探すのは、やはり大変ですね。私は自分でみつけましたが、こちらではテレビなどで、ベビーシッターが子どもを虐待している報道などをよく見かけます。だから最初はとても神経質になりました。いくらプロとはいえ自宅で見てもらうわけですから、その人柄をよく理解してからお願いするようにしています」

ベビーシッターの費用は、家庭によって様々ですが、1時間10ドルと交通費というのが平均。経済的に余裕のあるときには、ボーナスを支給しているそうです。

ふたり目を出産後は、週2回の在宅勤務の希望を職場に提出。
「自宅のコンピューターで、オフィスのサーヴァーにアクセスできるようにしているので、職場から書類をもってくる必要はありませんし、子ども中心に時間をやりくりできます。やはり子どもが小さいときは、できるだけそばにいたいので」

アメリカの夫たちの育児や家事への参加率は、日本に比べて高いのでは?と上山さんは言います。彼女の夫も、日頃からおむつ替えやボトル授乳を手伝いますし、自分の食事もまめにつくるのだそう。休みの日は、洗濯、掃除も分担。


子育てには人生のキャリアも必要

上山さんがアメリカに来たのは27才のとき。それまでは東京で、グラフィック・デザイナーとして6年間勤務していました。ときはバブルがはじけたころ。離婚を経験し、キャリアを積むために、アメリカを目指したといいます。そのころは、子どもを産むことはまったく考えていなかったといいます。今のご主人と結婚して、3年目に子どもを出産。34才のときです。
「アメリカは日本以上にキャリア思考が強いので、高齢出産の人は大勢います。キャリアを積んで目的をもっているときは、なかなか子どものことは考えにくいですね。でも、あれもこれも終えてからと、スケジュール調整をしようと思っても、なかなか子どもを産むきっかけがつかめなくなってしまうご夫婦もいるようです。私自身は、結果的に34才での出産になりましたが、あるていど年齢を積んでからの子育てのほうが、経済的にも精神的にも親になるゆとりが生まれるように思います」


2002年の9月11日に発売されたエッセイ『I still love NY マンハッタン生活風景』には、ニューヨークでの上山さんのワーキングマザーぶりや、ふたり目の妊娠、出産を迎えるまでのエピソードがつづられています。

育児体験をつづった『アメリカーンな子育てはお好き?』というメールマガジンも発行中。


2003年 1月 掲載

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