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育児と仕事で手いっぱい。でも、みんな頑張って時間をやくりくしています! そんなキャリア・カップルの「仕事と育児と家事とプライベートタイム」にせまる。

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三浦 牧子(みうらまきこ)さん
小学館 編集者 1965年 生まれ 東京

子ども:1998年生まれ 長女  2000年生まれ 長男
パートナーの職業:テレビ制作会社経営
産休・育休:社内規定は産休=産前8週、産後8週。
育児休業=1年。子どもが1才になってから次の3月まで、希望により延長可。
ひとり目のとき、産休のあとに育休を1年間とる。その育児休業の終わりに、ふたり目の妊娠がわかる。そのまま復帰すれば、ふたり目の産休に入るまでに4ケ月間あったが、育休を延長してふたり目の産休へ突入。ふたり目の育休は、保育室の入所にあわせて0歳の3月末日まで。通算、2年8ケ月間の休業
仕事時間:
定時は9時〜5時だが、定められた労働時間を個々にやりくりする繰替出勤制。
残業=月によってまちまち。原稿の締めきりが重なるときは月、70時間になることも。
休 暇 :週休2日(休日出勤することも)
パートナーとの育児分担:雨の日の保育園への車送迎。赤ちゃんの時期の入浴
パートナーとの家事分担:ゴミ出し。ときどき皿洗い
託児状況:保育室→保育
困ったときの育児のサポート:1年目はベビーシッターとご近所の方々。
2年目から祖父母


06:30
08:00
08:15
09:00
18:00
18:30

23:00
23:30
起床
家を出る
保育園送り
出社 だいたい9時ごろ
終業  特に決まっていないが、早い場合は18時頃
帰宅  早い場合、18時半頃
食事の用意→食事→かたずけもの→お風呂
子ども就寝(読み聞かせ)
就寝
ふたりの子育てで、通算2年8ケ月間の休業

大手出版社に勤務する三浦さんは、ふたりのお子さんを、ほぼ年子で出産。ひとり目の育児休業の最後に、偶然ふたり目を妊娠。そのまま産休に入り、さらにふたり目の育児休業をとったあとに復帰した。
「昔は妊娠したら職場をやめる人が多かった時代があり、そのあとに道を開いてきた先輩たちは産休、育休をとるのも大変だったと思います。今は産休、育休を2〜3回とってきた先輩がいるのでとりやすくなっていますし、職場の理解も得やすい。恵まれていると思いますね」と三浦さんは言います。

ふたり目の育休が終わり、2002年4月から職場復帰。子どもたちは、ふたりそろって保育室に入園した。 保育室というのは、世田谷区の独自の制度で、0才から2才までの子どもを預かっているプレ保育園。三浦さんの子どもたちが通った保育室は、保育者が3〜4人、園児が12人。こじんまりとした一軒家だった。近所の公園が園庭がわりで、毎日のように散歩に出かけていたという。
とはいえ、はじめのうちは子どもたちも環境の変化にとまどったのか、よく風邪をもらってきては、休むことが多かったとか。そのたびに会社に呼び出しの電話が。
「4月から6月くらいまでは、会社を休んだ日のほうが多かったくらいです」と三浦さんはその当時をふりかえる。自身も2年8ケ月ぶりの職場復帰で緊張している上に、休みが多くては、まとまった仕事を引き受けることもできない。
「久しぶりの職場で、私自身が仕事に慣れなければいけない時期に、いつ呼び出されるかわからない。仕事と育児の板挟みで、あせりはありましたね」


おばあちゃんおじいちゃんの、ありがたいヘルプ

保育室で1年間。子どもたちも保育室の環境に慣れ、三浦さんのほうも仕事と育児の両立が起動に乗ったころ、公立保育園に4月からふたりで入園することが決まった。
そのころ、さらに力強い助っ人、夫の両親が、家の近所に引っ越してきてくれることに。
「朝、私が保育園に送りに行き、帰りはおばあちゃんかおじいちゃん、どちらかがピックアップ。そのまま祖父母の家に行き、私が忙しいときには、おばあちゃんの手づくりの夕飯を食べさせてもらうことができるようになりました。安心ですし、時間のことをあまり気にせずに、残業もできるようになりました」
一方、テレビ業界という多忙な世界に身をおくパートナーは、帰宅は24時を過ぎることもめずらしくないという仕事人。そんな夫とのやりとりは、もっぱら携帯メールを使っているのだとか。保育園のこと、子どものこと、仕事のことなどをメールで話したり、互いの職場が近いので、たまにはランチをいっしょにとるなど、コミュニケーションを計っています。時間的に余裕がないので、夫の育児、家事参加は限られてしまいますが、その分、話を聞いてもらうことで支えてもらっていると言います。


仕事も育児も、両方充実

マスコミの世界で働く三浦さんは、子どもができるまで、昼ころ出社して、夜遅くまで働くという日常だったとか。そのころを彼女を知っている人たちは、朝早く出社していることを聞くと、とても驚くそうです。復帰して、また忙しい日々が戻ってきましたが、とても充実しているといいます。
「育児休暇をとっていたときは、家にいて煮詰まってしまうこともあって、幼児教室やベビースイミングに通っていました。ママ友達ができ、公園デビューを果たしたりして、こんな世界もあるの?と、けっこう楽しかったですね。それに、子どもと3人きりで過ごせるのもあと少しと思うからこそ、その時間をより愛しく思えていたような気がします」
とはいえ、やはりふたり続けて育休をとることにあせりもあった。そんなとき、会社の先輩の「体制さえ整えておけば大丈夫。子どもを生んだことを逆にバネにすればいいのよ」という言葉に助けられたとか。


三浦さんがかかわった本
子どもの「花」が育つとき
内藤寿七郎著
三浦さんの仕事は、健康や料理の本をつくる編集。
「それこそ、子どもを産んだことや育児の実体験を生かせる仕事。そうした意味でも、産んでよかったと思いますし、子どもと長くいっしょに過ごせたことも貴重な体験です。今は、子育てのストレスが仕事で癒され、仕事のストレスが子育てで癒される、そんな日々。両方の顔を持てて、よかったと実感しています」


2003年 2月 掲載

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