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| ★電磁波コラム
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●使用する鍋によって変わる電磁波の強さ IHクッキングヒーターは、加熱するため強い磁場を電気に変えているため、発生する磁場の強さが他の家電製品に比べて格段に大きい機器です。料理する人が機器の前に立って作業することになるので、ある程度以上の曝露を避けるわけにはいかない、という点も独特です。おそらく、業務用の大型のものも含めるとIHクッキングヒーターの普及台数は全国で累計500万台を超えていると推計できますので、「強さ×時間」でみたときの、全国民の低周波電磁界のトータルの曝露量を引き上げることに相当寄与しているのではないかと思われます。 では、最新のIHクッキングヒーターの電磁波の強さはどれくらいなのでしょうか?
結果はグラフ3に示したとおりです。実際の使用状況での人への曝露を考えると、距離0cmの位置が適当であると考えられますので、そのときの強さを表にしてみました(表1)。電磁波はマイクロテスラ(μT)という単位で測定されますが、今回測定した機器では、2μTから10μT近い値まで幅があるものの、他の家電製品に比べて、かなり大きい値となりました。 ■グラフ3:IHクッキングヒーターの電磁波の強さ(最大値) ![]() ■表1:調理台に最も近い位置での磁場の強さ[最大値](単位μT)
IHヒーターの径より小さい径の鍋を使った場合、電磁波の曝露の強さが大きくなることは以前からわかっていましたが、今回の測定では、メーカーによってかなり差があることに気づかされました。表1のデータでは、H社のものはM社の1.5倍〜2倍近い値となっています。他の家電に比べて磁界がかなり強いことに加え、調理機器という使用頻度が高いものであることを考えると、できるだけ電磁波を出さないような対策が必要であり、メーカーによって差があるべきでないと考えます。メーカーに改善を求めていきたいところです。 上田昌文(NPO法人市民科学研究室 代表)2008.12.29 ・このページのTOPに戻る ・電磁波コラム 「今必要な電磁波対策とは〜最新の動向と独自の調査から考える」TOP |
