| |
|
|
babycom kitchen TOP |
![]() シーフードベジタリアンTOP | ![]() 家族の健康を預かるお母さんにとって、毎日の食卓には安全でおいしい料理を並べたいもの。レシピ指導は、長年自然食レストラン、オーガニックの分野で経験を積んできた花田美奈子先生。 babycom kitchen TOP |
|
7.シーフードで離乳食![]() 鉄分、DHAたっぷりのシーフード離乳食のすすめ赤ちゃんが母乳やミルク以外にはじめて口にする食べ物はどんなものがいいのでしょう? 離乳食の時期になった赤ちゃんがいるお母さんなら、みんな頭を悩ませていることと思います。 では、離乳食は何のために必要なのか? まずはそのことを知っておきたいと思います。そうすればおのずと何が必要なのかが見えてくることでしょう。 5、6ヶ月を迎えた赤ちゃんは、体重も身長も急激に増え始めるころ。骨や筋肉の材料となるたんぱく質がたくさん必要となります。また、赤ちゃんはお母さんのおなかのなかから、たくさんの鉄分をおみやげにもらって生まれてきますが、生まれて半年も経つと、その鉄も品切れに。新たに摂取することが必要となるのです。しかし、残念ながら母乳だけではたんぱく質も鉄分も不足してしまいがちなんですね。そのため、離乳食からこの二つの栄養素を補給することが欠かせなくなるというわけです。 つまり、離乳食はたんぱく質と鉄分を補給するという意味が大きいのです。しかも、未熟な赤ちゃんの消化器でも十分に栄養が吸収できる消化のよいものがいい。その条件にすべてあてはまるのが魚です。良質なたんぱく質、鉄分も豊富で消化よし。しかも、赤ちゃんの脳の発達に欠かせないDHAもたっぷり。理想的な離乳食の食材というわけです。 では、具体的に赤ちゃんの成長時期によって、どのように使いこなせばいいのかというお話を。 シーフード離乳食の第一歩
7、8ヶ月の中期になったらこれを一日2回、様子をみながら舌でつぶせるくらいの固さにします。毎回魚をゆでてすりつぶすのは大変!という人には、はんぺんがおすすめ。赤ちゃんの一口大に切ってだし汁で煮るだけでおいしい離乳食になります。この場合、1.5%くらいの塩分が含まれるので調味料は使わないようにしましょう。また、表示をよくみて添加物の発泡剤ではなく「やまいも」「やまいもでんぷん」とあるものを選ぶといいですね。 シーフード離乳食の作り方と要注意点初期から中期にかけての注意点としては、さば、さんま、いわしなどの赤身の魚は極力避けてほしいということ。というのも、これらの魚でじんましんのような症状を起こすことがあるからです。赤身の魚には「ヒスチジン」というアミノ酸が含まれていますが、魚の鮮度が悪くなるとこのヒスチジンを「ヒスタミン」という物質に変えてしまう菌がたくさん現れます。このヒスタミンがじんましん症状の原因に。解毒能力の低い赤ちゃんは大事をとって食べない方がいいでしょう。また、カジキ、キンメダイは、水銀が多く含まれている可能性が高いので、こちらも避けた方が無難です。 後期(9ヶ月〜11ヶ月)、完了期(1才〜1才半)に入れば、赤ちゃんの消化器も発達してくるので赤身の魚もそろそろOK。いわし、あじ、ぶりなどの赤身の魚にはDHAが豊富に含まれるので、ぜひメニューに加えてあげて下さい。骨が心配でしたらすりばちで練って団子にすれば、カルシウムたっぷりの離乳食に。ホイル焼きなんかも手早くできて栄養たっぷりのおすすめメニューです。皮と骨を取り除いた切り身に少量のだし汁としょうゆをふりかけ、下ゆでした野菜といっしょにホイルに包んでオーブンで5〜10分加熱します。 また、市販されているつみれやだて巻きならそのまま刻んでだし汁やスープで煮込むだけでOK。手間ひまなしの手軽さが魅力です。ツナ缶も原料はビンチョウマグロですからおすすめ。その場合、オイル漬缶よりスープ煮缶を使っているタイプがいいでしょう。また、最初から小さくほぐれているフレークタイプなら、手間がかからず便利。こちらもスープや野菜の煮物などに合わせて使えます。 お母さんの笑顔も赤ちゃんのごちそうですこんなふうに、いろいろと手間を省く工夫はたくさんあります。とはいえ、大人の食事に加えて一日2、3回の離乳食を毎日作り続けるのは大変なこと。食べやすくて栄養たっぷりにしなければ!とがんばりすぎてヘトヘトに疲れてしまっているお母さんは多いように思えます。それがストレスになるのは、母子双方にとっていいことではないでしょう。栄養なら一日単位で考え、ちょっと野菜が足りなかったかなと思ったら次の食事で補う、くらいの考えでいいと思います。毎回の栄養を完璧に整えなくても、一日単位、2、3日単位でバランスをとればいいのです。 また、食べてくれない赤ちゃんに悩むお母さんも多いと思いますが、それならミルクを多めに足していいでしょう。ミルクや母乳の栄養バランスは完璧ですから、もっと頼っていいんです。一生ミルクを飲む人はいない、と考えて気長に様子を見てほしいと思います。 いずれにしてもあまり離乳食作りにストレスを感じないようにしてほしいと思います。お母さんがリラックスして食事を一緒にとる、というのもこの時期の大切なことですから。離乳食は赤ちゃんのこれからの食生活の基盤づくりでもあります。この時期に覚えた味は大人になっても忘れないとはよく言われますが、食事の雰囲気もそうでしょう。食事は楽しいもの、家族で笑顔で食卓を囲むもの。そんな食生活の根幹を赤ちゃんに最初に印象づけてあげたいものですね。 |
