おすすめ妊娠・出産本、育児書、絵本の紹介

ワーキングマザー関連書籍

改訂版 さあ、育休後からはじめよう ~働くママへの応援歌~
 山口理栄+新田香織(著)労働調査会 2016

出産により「仕事が好きだった自分」をあきらめてきていた人。 「育休後」からはじめてみませんか。低空飛行でもいいのです。
働くママの仕事と生活の両立のヒントがここにはあります。
出産後に働くためのライフスタイルのあり方。そして育休後を支援する会社・社会のあり方を育休後コンサルタントの山口理栄さんがきめ細かく解説。また、社会保険労務士の新田香織さんから育休にともなう制度解説をしてくださいました。
育休についてママ向けの視点だけでなく、会社の視点から育休後社員が活躍できるポイントも収録。
人事や管理監督者の皆さんにもお読みいただける働く女性が安心できる充実の一冊。


4000人に聞きました ハッピー・ワーキングマザーBOOK
 ムギ畑 (著) 講談社 2006

仕事も大事、子どもも大事! だからどっちも、あきらめない!! 先輩ワーキングマザーたちの“本音”と“知恵”に学ぼう!!
ワーキングマザーは、子どものいない女性や専業主婦と比べたら、仕事も子育ても60%の力しか出せないかもしれません。でも、両方あわせたら120%です。1人の女性として考えたら、とても魅力のある生き方だといえるでしょう。なのに、いまだにマイノリティでしかないのは、とても残念なことです。今まで、孤立無援だと思いつつ頑張ってきた全国のワーキングマザーに、世の中にはこんなにもたくさんの仲間がいるのだと知ってもらい、働き続けるうえでの支えになれたら……。または、仕事か子どもかで悩み、ゆれている若い女性にとって、生き方の指針になれたら……。そんな願いをこめて、本書を送り出します。


育児は3E?子どもと共に育つ親になるために
 多賀 幹子著 日本放送出版協会 2005

子育ては3つのEだ! ・楽しむ「エンジョイ(Enjoy)」 ・心豊かにする「エンリッチ(Enrich)」 ・勇気を与える「エンカレッジ(Encourage)」
難病を克服して出産した女性、子育て支援を利用しながら資格取得・起業・復職をした母親、育児をきっかけにして自分の夢をかなえた女性、 子だくさんを選択した母親も・・・。子どもとの平凡に見える毎日にも発見がある。海外の子育て事情に学ぶことも多い。それぞれの挑戦をリポート。
NHK「すくすく子育て」テキストに2002年4月〜連載中のエッセイ「多賀幹子のこんな育児あんな子育て」から抜粋・改題し1冊にまとめました。


お仕事してても子は育つ 働くママの「後ろめたい症候群」
 メアリー・C・ヒッキー&S・サルマンズ著 柴門ふみ監訳 新潮社 2004

右手にカバン、左手にオムツ、働くママは忙しい。 いつも「後ろめたい」気持ちにとらわれてしまう。 仕事と育児の両立はムリなの?
家の中は散らかり放題、ゆっくり眠る時間もない。夫は当てにならないし、いつも時間に追われてる。それでも子供は可愛いし、仕事も辞められない。私はどうしたらいいの?そんなに「後ろめたい」思いをしなくてもいいんです。本書は、悩めるお母さんたちの気持ちを楽にするメッセージがいっぱいの爆笑エッセイです。自らも一男一女を育てながら仕事を続けた漫画家の柴門ふみさんが、アメリカの働くママたちの事情を、日本の私たち向けに優しく翻訳してくれました。大丈夫安心して、子供はすぐに大きくなるから。
著訳者紹介
Mary C. Hickey メアリー・C・ヒッキーはワシントンを中心に活躍中のフリーライターで、二児の母。マイアミ・ヘラルド紙、NBCニュースの記者を務めた経験を持つ。
Sandra Salmans サンドラ・サルマンズはフィラデルフィアを拠点とするフリーライターで、同じく二児の母。ニューズウィーク誌、ニューヨーク・タイムズの記者を経て、雑誌に記事を執筆中。


間違っていませんか?あなたの保育園選び?子育てパパが見た現代保育園事情の裏表
 中村 靖 (著) 自由現代社 ¥1,365-  2003

実際の子育てパパの目線からの取材・体験を元に、「どのようなところを選べば良いか」「よい保育園とは何か」という問題に真っ向から直面し、「こどもにとって一番良い環境とは何か?」を考えた一冊。
1 信じられますか?こんな保育園(子どもを見学させない『保育園』赤ちゃんを視野から離さない『保育園』 ほか)
2 保育園は発見の場所だった(散歩は野を越え山を越えお残りをしたがる子どもたち ほか)
3 間違っていませんか?あなたの保育園選び..など。


はじめての保育園?働くママ&パパのための
 保育園を考える親の会編 主婦と生活社発行

保育園に子どもを預けて働こうとしているWMに、ぜひ読んで欲しいのが、保育園を考える親の会編の「はじめての保育園」。
保育園って何?といった基本的な知識から、保育園生活ってどんな感じ? お迎えが間に合わないときどうする? 仕事と子育て両立のヒケツは? 保育園の種類、費用、時間、入園申請の方法などを、働いているお父さん、お母さんの体験談やアドバイスとともに紹介。保育園入園に必要なことはすべて網羅。
WMのバイブルとも言うべき一冊です。2006/11改訂版


仕事を持つのは悪い母親?
シルヴィアンヌ・ジャンピノ著/鳥取絹子訳 2002

この本のタイトルを見て「えっ、いまさら……」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。 でも、頭の中では振り払えていても、実生活でふと、心を重くする問いかけだったりしませんか。 働く母親の多くが、仕事と育児の重圧感で心身ともに憂鬱になって、イライラとした経験があると思います。父親からこの種の悩みは聞きません。 専業主婦として、家庭で育児をしている母親も、なぜかもやもやした焦燥感にとらわれていたりします。 母親を憂鬱にさせるのは、家事や育児を充分にやり切れていないという「罪悪感」です。この本は、そんな心の奥深くに巣くう「罪悪感」の正体を丁寧に分析しています。
そして次のことを心理学的な裏づけをもって教えてくれます。
1)子育て中に罪悪感を持ってしまうのは自然なこと(そういうふうにできている)。
2)でも、罪悪感を持つ必要はまったくないこと。
3)そして「独りで子育てしなくていい」と知って、実行すれば、子どもの成長にとってプラスになる環境が得られ、お母さん自身の気持ちも楽になり、好循環がはじまる、ということ。

働く母親に向けた本は、数多く出されていますが、“仕事と育児の両立のための方法”や、 “フェミニズムの視点から女性と育児を論じた社会論”がほとんどで、この母親を憂鬱にさせている「罪悪感」に心理学の立場から言及したものは見当たりません。


30代OLバイブル 幸せの見つけかた
長田渚左 著 文春ネスコ 2002

副題は「30代OLバイブル」。キャスターでもある長田さんが、4年前に同社から出版した『いつ産むか』という本のリニューアル。30代のOLたちが、仕事、結婚、出産、子どもというエポックメーキングな出来事を人生の中でどう位置づけ、それをクリアしていくか、7人の女性の体験がつづられています。番外編には漫画家の内田春菊さんのインタビューも。内田さんは3回結婚、子ども4人というバイタリティー溢れるワーキングマザーです。
人生の中で子どもを選択する人もいれば、しない人もいる。仕事も子どもも自由もいい暮らしも、みんなほしいという人もいる。生き方はいろいろです。仕事でもプライベートでも、華の30代!。肩ひじはらずに楽しみたいもの。最終章には、babycom きくちのコメントも載っています。


仕事と家庭と子育てと、私?働きつづける困難を乗り越えた女性たちの胸のうち
トライワークス編著本の泉社 2000

働きながら子育てをする女性18人のインタビューと、海外のワーキング・マザー事情や役にたつ情報が盛り込まれている。働きながらの子育ては、昔に比べれば保育園や勤務先の受け入れなど整備されてはきたけれど、やはり仕事と家庭の往復は時間的にもきつい。みんなどうやっているのだろう。ここに登場する女性たちはそれぞれに、仕事も子育てもそして自分自身も、楽しみつつ頑張っている。「ああ、みんな必死に生きているんだ。私も頑張ろう」っていう気分になってくる。元気を与えてくれる一冊。


ゆっくり大きくなればいい?こども医者診療日記
石橋涼子/著教育史料出版会

ワーキングマザーでもある著者は、小児科医として、また母親として、日々子どもを見つめている。赤ちゃんから3才児くらいまでのかかりやすい病気の紹介と、親として対応、手当ての仕方などのアドバイスがいっぱい。
かぜ、伝染病から予防接種の考え方、さらに育児、しつけ、母性の3才児神話など。自分の体験を通した文章は、母親にやさしく、説得力がある。


子どもを幸せにする101の方法
ヴィッキー・ランスキー/著 乃木りか/訳 河原まり子/絵 岩崎書店

「子どもが話しかけているときには、きちんを耳を傾けましょう」「子どものよいところリストをつくって額に飾ってみては?」「いくつになっても抱き締めて」「今日もなんてかわいいんでしょう!と言ってあげて」。かわいらしいイラストといっしょに、楽しいアイディアと言葉がいっぱいにちりばめられています。こんなことされたら、どんな子どもだって大喜び。自分が心から愛されている存在なのだということを実感するでしょう。たぶん、母親だって父親だっていっしょに幸せになってしまうことうけ合いです。


心に傷をもった子供とどう向き合うか?
マルセル・リュフォ/著 吉田良子/訳 KKベストセラーズ

フランスの小児精神科医の著者は、30年近く、白血病やガン、ウツ病など、病気をもつ子供たちに向き合ってきた。そうした子供たちは、病気と同時に、さまざまな心の問題を抱えていることが多い。大人を対象にした精神科医と同じように、著者は、子供たちとていねいに付き合ってきた。それは、ときには何年にも及ぶこともあった。「子供の病気は親のせい」と言われることが多い中で、著者は、「親のせいではない」ときっぱりと言う。子供には生まれもった性格と性質があって、その子供の独自性によって病気になるのだという。病気の子供のエピソードはそのまま、家族の話でもある。家族を考える上も読みごたえがある一冊。


未熟児
山内逸朗 著 岩波新書

日本ではじめて小児科医の立場から母乳哺育の推進に取り組んだ国立岡山病院名誉院長、山内先生の自伝的な本。
今は亡き先生は「母乳博士」として知られ、戦後日本の赤ちゃんたちが積極的に人工栄養(ミルク)で育てられるようになった時期に、母乳のよさを医師の立場から見直した人だ。
母乳に着目したきっかけは、未熟児とのつきあいだったという。50年近くも前に、全国に先駆けて未熟児の集中治療に取り組み、未熟児たちを見つめてきたひとりの医師の生き方と、そのまなざしに心が打たれる。


おすすめ妊娠・出産本、育児書、絵本の紹介

babycomがセレクトした妊娠・出産・育児関連の書籍です。ジャンルごとにまとめてありますので、ご利用ください。



TOP▲