味覚の一歩を育てる離乳食レシピ

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味覚の一歩を育てる離乳食

きほんのレシピ帳

離乳食づくりは、あまり難しく考えないで。
赤ちゃんがよろこんで食べてくれる
カンタンで栄養満点のレシピを紹介します。

レシピ/小野田レイ 栄養学監修/久保田洋子(NPO法人みんなの食育)


きほんのレシピ3カブの煮物

きほんのレシピ
初めての離乳食でも喜んで食べてくれる
カブの煮物

カブの煮物は食感がよいのか、多くの赤ちゃんは初めての離乳食でも喜んで食べてくれます。薄くくし切りにしたカブを、赤ちゃんの手に渡してみましょう! 中医薬膳でいうと、カブは身体を温め胃の働きを良くする働きがあります。また、乾燥に弱い肺を潤すため、風邪予防にもなります。

材料
カブ:2個 昆布出汁:400cc 塩:小さじ3分の1


作り方

1. カブは皮をむき、
 5mmのくし切りにする



カブは皮をむき

2. 昆布出汁に1のカブを入れて、
 柔らかくなるまで煮込。


※昆布出汁のレシピを見る >>


柔らかくなるまで煮込む

3. 最後に塩を少々入れて味を整える


最後に塩を入れて味を整える



離乳食栄養コラム
栄養コラム
カブは赤ちゃんに欠かせない野菜
久保田洋子(NPO法人みんなの食育 管理栄養士)

アフガニスタンや中海沿岸が原産地といわれるカブですが、日本には弥生時代に中国から伝わり、江戸時代には飢餓を備えて全国で栽培されるようになりました。栽培が比較的容易で、短期間で収穫ができ、旬は春と秋の2回です。

カブは大根と同様に、ジアスターゼというデンプンを分解する消化酵素が豊富なので、胃腸の調子を整えて水分の代謝を促し、食欲を増進させます。また、造血のビタミンといわれる葉酸も多く含んでおり、これから血液を作る赤ちゃんには欠かせない野菜です。

また、カブに含まれる辛味成分のイソチオシアネートには、がんになる前の異常化した細胞の増殖を抑え、発がんを抑制する作用があります。ビタミンCも豊富なので、大人も積極的に食べましょう。

[参考文献]
・日本中医食養生学会 “分類別食物一覧(野菜類)” 現代の食卓に生かす「食物性味表」.改訂版.東京,燎原書店,2009,40.
・橋本紀代子 “この野菜が効く!” 食べものはくすり. 東京.本の泉社.2005
・青野治朗ほか監修.“食べものの栄養を知る野菜編” 最新体にいい栄養と食べもの事典.東京.主婦の友社.2006




きほんのレシピ1
昆布の出汁

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カブの煮物

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