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わが子のペースで考える
離乳食レッスン

離乳食はいつから? 何を食べさせたらいいの? など、 乳児を育てるお母さんには、離乳食への疑問と悩みがいっぱいです。
母親向けの離乳食講座を20年以上開いてきた小野田レイさんが、 その豊富な経験をもとに、わが子のペースに合った離乳食のコツを 最新の知見とともに紹介します。



*ポイント*

1.赤ちゃんが風邪をひいたら、先ずは症状をよく観察しましょう。

2.風邪のタイプを見きわめ、症状に合わせた物を食べさせましょう。

3.食事療法だけではなく、処方された薬はきちんと飲みましょう。

4.普段から五味と栄養バランスを考えた食生活を心がけましょう。







薬膳のエッセンスをプラス
風邪をひいたときは何を食べさせる?
風邪予防には毎日の養生が大切ですが、ひいてしまったら症状別のアプローチを。薬膳のエッセンスを離乳食づくりに取り入れてみませんか。

・風邪のタイプを見きわめよう
・風燥(ふうそう)タイプの風邪には
・風寒(ふうかん)タイプの風邪には
・風熱(ふうねつ)タイプの風邪には



風邪のタイプを見きわめよう

 秋になり、朝晩が肌寒くなったころ、急に小児科外来が混みだします。風邪の季節到来です。鼻を垂らし不機嫌な赤ちゃんが、長時間診療を待っているのを見ると気の毒になります。
 秋は肺が乾燥した空気の影響を受けやすく、口や鼻、喉が乾燥すると津液(リンパ液・汗・鼻水・唾などの体液)が損傷して、呼吸器系のトラブルが起こりやすくなります。

 中医学のアプローチでは、まずは症状をよく観察するところから始めます。風邪の漢方薬で症状の欄に「咳嗽(がいそう)」とよく書いてあります。主に咳のことで、「咳」は肺に音があり痰のない症状のことで、「嗽」は肺に音がなく痰がある症状のことを言います。「感冒」は主にインフルエンザや急性の呼吸器感染症のことをいいます。このように中医学では、症状をよく観察して細分化し、今、身体のどの部分にどの程度負担がかかっているのかを見極めます。私たち大人も薬だけに頼るのではなく、症状をよく観察して、身体の状態に合った食品を選んでいくと予防になったり、症状の緩和につながります。

 中医学による風邪の症状のタイプ別に、改善のためのアプローチ方法を紹介します。


風燥(ふうそう)タイプの風邪には

 秋に起こる呼吸器系のトラブルとして一番多いのは「空咳(からせき)」です。空気の乾燥から津液が消耗し、肺が乾燥して咳が出ます。身体が乾燥すると、草木が自然発火するのと同じように身体も発熱します。

●症状
 痰は少なく時に血痰、声がれ、鼻の乾燥、口の渇き、喉や胸の痛みを訴えます。 また、症状が長く続くと、夕方から夜にじわっと汗をかいたり、掌や足の裏が熱い、疲労感、寝汗をかくようになります。それは明らかに身体の津液が消耗している状態です。

●アプローチ
 水分をよく取り、身体を潤し清熱作用のある食物を食べます。
肺を潤す(津液を生む)食べ物は、クコの実、ゆり根、山芋、豚肉、松の実、山査子、白木耳、梨、蓮根、杏、いちじく、柿、バナナ、びわ、みかん、すだち、豆乳、豆腐、きゅうり、トマト、冬瓜、牛乳など。

 清熱作用のある食べ物は、トウチ、ハト麦、小麦、お麩、小豆、緑豆、おかひじき、菊花、きゅうり、金針菜、空心菜、香菜、ズッキーニ、セロリ、ナス、豆もやし、もやし、マコモタケ、レタス、あさり、しじみ、ひじき、もずく、昆布などです。

 肺の気力が落ちていると症状から抜け出せないので、気を補う穀物類や山芋、かぼちゃ、芋類、きのこ類、豚肉、鴨肉、チーズ、ヨーグルト、いか、牡蠣、ぶり、たこ、ナツメなどを食べましょう。
また、杏仁と麦門冬は肺を潤おし、咳を止める作用があり、桑葉(ハーブではマルベリーのこと)は清熱しながら、肺を潤します。



風邪に効く食べ物
左上から時計回りに、金銀花、桑葉麦門冬、菊花。









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