| 妊娠・出産 | 育児・子育て | ワーキングマザー | 子育てと環境問題 |
妊娠・出産・育児babycom



わが子のペースで考える
離乳食レッスン

離乳食はいつから? 何を食べさせたらいいの? など、 乳児を育てるお母さんには、離乳食への疑問と悩みがいっぱいです。
母親向けの離乳食講座を20年以上開いてきた小野田レイさんが、 その豊富な経験をもとに、わが子のペースに合った離乳食のコツを 最新の知見とともに紹介します。




離乳食スタート5つのポイント

1.離乳準備のための白湯は
 与えない

2.わが子のペースに合わせて
 離乳を進めよう。人と比べない

3.初めて作る離乳食は根菜から
 始めよう

4.赤ちゃんは「おいしい」を
 知っている

5.薄味を付ける





離乳食レッスン
赤ちゃんbabycom 初めて作る離乳食は根菜から
スタートでつまずかないために




果汁だけではなく、白湯も必要ない?

離乳準備のための生後1〜2か月から与えるとされる果汁は糖分が高く、吸収されないまま大腸にいき、細菌によって分解されて下痢になる原因をつくります。また、糖分の多い物に慣れてしまうと、母乳やミルクを飲まなくなる可能性もあります。

白湯も同じ意味で、白湯でお腹がいっぱいになり授乳回数が減ってしまい、催乳リズムが崩れ、いずれは母乳率が下がります。「母乳栄養児には生後6か月間は、水、果汁、そのほかの飲み物は必要ない」とアメリカの小児科学会も声明を出しています。

私が主催している薬膳ランチ会でも、「お風呂上がりの水分補給のために、『お白湯を飲まさなくていいの?』と母(祖母)に聞かれるのですが、飲まなくて本当に大丈夫でしょうか?」とお母さんからよく質問を受けます。私が子育てをしていたころも、まだ白湯を与えていましたが、お風呂上がりで喉が渇いているはずなのに、赤ちゃんは咳き込むだけで全く飲まず、困った記憶があります。

赤ちゃんは妊娠5か月の胎児のころより、味を感じる器官である舌の味蕾が成熟し、羊水の味を楽しんでいます。お母さんが頻繁に食べたり飲んだりした物は生まれた後もよく覚えていて、それらをお母さんが多く食べると、いつもより多く母乳を飲むことが分かっています。

このように生まれたばかりの赤ちゃんでも、旨味、甘味、酸味、苦味を識別しています。塩味は生後2〜3か月経って分かるようになります。無味無臭である白湯は、そんな味にうるさい赤ちゃんにとって、いつもおいしい母乳を飲んでいることもあり、飲まないのは当然といえるでしょう。

私はお母さんたちにお風呂上がりでも授乳をすればいと勧めています。母乳は88%が水分ですので、水分補給には最適です。ゴムの乳首に慣れさせないためにも、ユニセフの「母乳育児を成功させるための10カ条」の一つにもある、欲しがるときは、欲しがるままの授乳を勧めています。





Contents Copyright(C)1996- babycom