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わが子のペースで考える
離乳食レッスン

離乳食はいつから? 何を食べさせたらいいの? など、 乳児を育てるお母さんには、離乳食への疑問と悩みがいっぱいです。
母親向けの離乳食講座を20年以上開いてきた小野田レイさんが、 その豊富な経験をもとに、わが子のペースに合った離乳食のコツを 最新の知見とともに紹介します。



*ポイント*

1.・その季節にとれる農産物や水産物をバランス良く食べましょう。

2.秋は身体を潤す食物を、冬は身体を温める食物を食べましょう。

3.子どもが小さいうちは、好き嫌いは当たり前。無理強いしないで。



秋の薬膳エッセンス
●身体の潤いが減少する秋
●肺を潤す食べ物を

冬の薬膳エッセンス
●気血の運行や代謝が滞る冬
●腎の気を上げ、体を温めるものを




薬膳のエッセンスをプラス
季節の野菜を離乳食に!【秋〜冬編】
「薬膳」とは、季節の農産物や水産物を食し、病気にならないように普段から「養生」をすることで、旬のものを含めてバランス良く食すことです。妊婦さんや授乳中のお母さんはもちろん、赤ちゃんから大人まで老若男女、全ての方にお勧めしたい考え方です。




秋の薬膳エッセンス

身体の潤いが減少する秋

 薬膳では8月7日頃の立秋から11月7日頃の立冬までを「秋」とし、秋の旬の物を食します。「秋の日はつるべ落とし」というぐらい秋は日が短くなり、陽気が減って身体も急激に変化する季節です。夏の間は湿気が多く胃もなんとなく重く食欲がなかったのに比べ、徐々に乾燥して爽やかな空気になると胃の働きは快活になって食欲が出てきます。まさに食欲の秋到来です。
 その一方で肺は乾燥した空気の影響を受けやすく、口や鼻、喉が乾燥すると津液(リンパ液・汗・鼻水・唾などの体液)が損傷して、呼吸器系のトラブルが起こりやすくなります。また、身体の潤いが夏に比べて減少するので、肌や唇や髪がかさつきやすくなります。肺は嬌臓(きょうぞう)と呼ばれ、空気と直接触れている分、ほかの臓器に比べてひ弱な臓器です。
 秋も深まり空気が非常に乾燥するころには鼻や咽頭、気管支、肺、皮膚、腸などの粘膜も乾燥し、空咳や鼻づまり、喘息、肌荒れ、乾燥からの身体の痒み、鼻血、便秘、痔などさまざまな症状が出やすくなります。
 このことからもわかるように「肺」は、鼻や皮膚や大腸と連携していて、気・血・津液を身体に巡らせ、必要な部位に届ける役目をしています。また不要になった体の水分を汗や尿にするなど、排泄にもかかわっています。ですから風邪を引いて肺に熱が溜まり機能が落ちると、下痢や便秘になるお子さんが多いのです。


肺を潤す食べ物を

 秋になり空気が乾燥し始める前に、肺を潤すものを食べましょう。主に大根、山芋、カブ、ゆり根、山芋、杏仁、豆乳、蓮根など「白い食物」で、その他にオクラ、木耳(きくらげ)、白木耳、山査子(さんざし)、松の実、クコの実、銀杏、落花生、杏、いちじく、みかん、かぼす、すだち、バナナ、柿、りんごなどです。
 身体が乾燥しがちなので、水分を良く取ることはもちろんですが、小松菜、桑の実、梨、いか、白魚、すっぽん、かき、はまぐり、ぶり、豚肉、鴨肉、鶏卵、牛乳、チーズ、ヨーグルトなど、飲んだ水分を保つ作用のあるものも食べましょう。
 また、体表を開き、汗や不要物を発散させ、気や血の巡りを良くするために、春菊や大根のように「辛味」のある物も摂るとよいです。

 初秋はまだ気温が高く暑いので、身体を冷やしながら発散作用のある薄荷(ミント)や豆チ、葛、ウコン、ごぼう、ドクダミ茶、菊花茶などを取りましょう。
 秋が深まり寒くなってきましたら、身体を温めながら発散作用のある生姜、葱、シナモン、シソ、らっきょう、フェンネル(茴香)の種、からし菜、えごま、香菜(パクチー)、にんにくの芽、パセリ、よもぎ、金木犀茶などを取りましょう。 また、気を補う穀物類やきのこ類、豆類、芋類、肉類も取りましょう。
なお、乳製品や豆乳は乳腺が詰りやすくなるので、おっぱいが張りやすいお母さんは慎重に。

秋のメニューでよく見かける
「杏仁豆腐」

杏仁は肺を潤し咳を鎮めます。
便秘にも効果があります。
杏仁は、シアン(有毒)を含有するので、大量摂取は禁忌です。
乳児には慎重に。
上に飾るクコの実も体を潤す。腰痛や目の疲れによい食品です。






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